こんにちは。ぼっちバイカーです。
今回の記事はEDR降りる宣言したあとなので何を書いていいかわからず…箸休め的な記事です。本当どんな記事を書けばいいのか…。EXCの納車は楽しみではあるのですが未だEDRお別れの方が気持ち的には大きいです。
ということでバイクは全然関係ないのですが、平日の夜である6/8に僕の母に誘われてスティングのライブに行って来ました。
Sting(スティング)ってダレ?
僕もそんなに詳しくないのでドヤ顔で書くことが出来ませんが、さらっと。
いわゆるプログレッシグロックってやつですかね。80-90年代で流行ったシンガーソングライターです。
うちの母はちょうどドンピシャな世代だったようで、僕が小学生中学生の頃よく家で流れてました。
母によると、いわゆるワールドミュージックを取り入れているので色々な曲風が楽しめるとのこと。年齢は65歳。もうおじいちゃんの域ですよ。
好きな曲は?
個人的に一番好きな曲は超有名ですがイングリッシュマン イン ニューヨーク(あえてカタカナなのは英語のタイトルだと妙にしっくり来ないから。この和製英語?がしっくりくるのです)です。
ニューヨークということでブルーノート的なジャズでオシャレです。
サウンドはいかにもな90年代ですね。シンセやワールドミュージックを取り入れたりと色々な試行が行われた時代。個人的には音楽で一番好きな時代でもあります。多感な時期だったから、ね?
ライブどうだった?
えー、開始後1時間でスティングは一曲しか歌いませんでした。(悲しみ)
オープニングの曲が始まり、イかれたメンバー紹介かと思いきや、紹介したのは、息子!
スティングは退場してソロで息子がアコギ片手に歌うのですがなかなかの美声。スティングの声にも似てて上手でした。
歌唱力を見せつけながら一曲目終了。観客は沸いてます!さすがスティングの息子っ!しかも日本語も上手!会場も湧きます。
そして二曲目が!
この曲の途中からスティングが入って来てゲキアツ親子デュエットとか胸熱だ!
…二曲目も特にスティングは来ず終了。
3曲目!…も特に何もなく歌い切る息子。息子うまいけど、もういいかな?…日本大好き日本語練習してるのすごいけど、そろそろ…パパを出してください!(届かぬ想い)
4曲目。何やら曲の入りが違います。そして影でギターやドラムがステンバーイ。いよいよか!と思いきや、現れたのは若い五人組のバンド。フォークテイストのロックって感じですかね。曲が終わると息子、ようやく退場!お疲れ!
…ここでいよいよスティングが!!
…来ないみたいですね(困惑)
謎の五人組バンドがオリジナル曲を披露します。うん、上手!テイストが変わったことで盛り上がる会場。
曲が終わると…2曲目始まった/(^o^)\
いや、うまいんだと思いますよ。上手いんだけど、客が求めるものはいい音楽でなくスティングなの!
スターバックスでホットチョコレートを注文したのに「甘いドリンクならなんちゃらフラペチーノの方が美味しくて新しいですのでサービスで変更しておきました!」なんてされたら悲しいでしょう?
顧客が本当に必要だったもの
2曲目が終わり3曲目、4曲目、5曲目、6曲目とバンドのテンションが徐々に上がりヘッドバンドキメたりジャンプしたりと大盛り上がり!会場はそれに反比例するようにどんどん困惑ムード。最後の方は、新しい曲が始まるたびに(まだやるの?)という声が聞こえたり…頼む。スティング先輩早く出て来てくださいなんでもしますから!
…バンドがようやく終わると会場は大盛り上がり!いよいよだ!いよいよスティングが来るぞ!!
アナウンス「ただいまからしばらくの間、休憩時間とさせて頂きます(オーバーキル)」
結局、名前も知らないバンドマン達へ拍手をしながら困惑したムードのまま休憩時間となったのでした。
開口一番に「スティング出て来ないんだけどドユコト?」という会話がそこら中で聞こえたインターミッション
とりあえず母とはスティングの息子が似てたね、という話をしながら早く再開することを祈るのでした…。
・・・
ここまで書いてから知ったのですが、前座というやつだそうです。ライブ慣れしていないので前座について知識がなかっただけだったのか…でも僕の周りでは「スティングは?」という声が多かったのでみんながみんな知っているというわけではなさそう。
ちなみにスティングと共演していたのが”THE LAST BANDOLEROS”(ザ・ラスト・バンドレロス)というバンド。
“ポップなハーモニーと超一流のミュージシャンシップがキラリと光る、カントリーとテックス・メックスを融合させたロックンロールを奏でる、サン・アントニオを拠点に活躍する4人組
だそうです。
そしてスティングの息子!がJOE SUMNER(ジョー・サムナー)。彼もまた歌手との事。
親子ともイケメンじゃないか…
スティングの歌はやっぱりすごい
サウナの後のコーヒー牛乳。体育の後の水道水。結婚式披露宴の長い挨拶の後の乾杯したシャンパン。サンサンと照りつける太陽を浴びて走るツーリングのあとの冷たいシャワー。早朝から昼までぶっ通しでバイクで走った後のお昼ご飯。。。
後半からようやく始まったスティングの歌声はまさにこれでした。
CDとは違う抑揚やアレンジ、曲のエッセンスから再構築された構成も素晴らしかったですが、スティングの声が聞けた。これだけでもう十分。
知ってる曲も多く、ニワカな僕でも十分楽しめるライブでした。年齢層も高いのでみんな座ってしっとり楽しむ感じでした。好きなイングリッシュマンインニューヨークも歌ってました。
前座(?)で出演していたスティングの息子やそのお友達バンドもシェイカーやタンバリン、バックコーラスでずっといる感じなのが気になりましたね。
客席が光ってるのはみんなスマホのライトを点灯させているから。僕はライブ久しぶりだったのですが最近はスマホで光らせるのが主流なのですかね?
アンコールも二回あったし終わってみればお腹いっぱいの濃いライブでした。何でもデビッドボウイの曲のアレンジもあったとか?
スティングは水を飲まない
ずっと気になってたのですが、スティング、水を飲まない!これ見よがしにステージには大きなグラスに満たされた水と白い陶磁器のデキャンタが置いてあるのですが、一切飲まない。飲まないのです。
曲と曲の間の暗くなるところやトーク中な飲んでるんじゃない?と思うのですが、この人そもそも曲と曲の間が短い。具体的には2秒くらい。しかもトークは一切ない。曲中は声が高いのに曲が終わると「アリガトうございます…」とハスキーな声のみ。
メドレーかなってほどストイックに有名な曲やわ惜しみもなく披露し続けるスティングはすごい。トークなんていらないぜ、思う存分客を聞いてくれや。俺は曲でしかオーディエンスとコミュニケーションできないんだ。だって俺はシンガーソングライターだから…。
そんな声が聞こえた気がします。トークとか甘え!最後まで水は一切飲んでなかったように見えました。これがプロ!水飲むアーティストは甘え!!
個人的にスティングで好きなTED動画
TEDという番組を知ってますか?なんだかこれを見ると頭が良くなったような気がして好き←なのですが、このTEDでスティング回がありました。
実はスティングは歌の着想が長い間浮かばなくなる長期のスランプがあったそうです。
「神々が見捨てる程の どんなひどい冒涜をしたというんだ? 作曲の才能は与えられた時のように あっさりと奪われてしまったのだろうか?」
という言葉をさらっと言えて違和感がないのがまず凄い。
そんなところからどうやって不死鳥のごとく復活できたのかを歌を交えながら語ります。これを見ると頑張ろう、って思えるのでお勧めです。
???「スティング?随分古いアーティストだね?」
実は僕は今、英会話教室に通っており、ティーチャーはイギリス出身の先生なのです。
ライブに行ってきたことを話すと、スティングとはまた古いアーティストだね。と話してました。その方は音楽が趣味なので伝わりましたが、UKの若い人たちはスティングなんて知らないと思うよ。とのこと。曲は有名ですが「90年代ベストヒット曲」の一つとして認知されてるくらいでこの曲のアーティストが誰か、まではわかってない人が多い、との事。
今回のライブについて調べるとシンガポールなどアジアのみで行われているツアー。妙にナットクしてしまうのでした。
2017/06/13追記
公式ページによると世界各国をめぐるツアーだそうです。僕のみたサイトはなんだったんだ…
勿論UKだけでなく全世界レベルでも有名なアーティストでいろいろな活動をされているとは思います。でも観客はホットというよりは昔を懐かしむ方が多いのかな、という印象はあります。なんにせよ、昔からCDで聴いていたスティングをライブで見ることができて嬉しかったし、楽しめましたよってことで。
この記事を書いた後に他のレポートでも調べるか!と思って見てみたら…
スティング @日本武道館2017.06.07 洋楽ライブレポート|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
音楽を専門にしているレビューはすごい。今回はここまで書いてしまったのでアップしたけどやっぱり知識無いのに記事書くのはダメ!明日からはまたバイクの記事を書きます!
こんな感じ。
- アーティスト: スティング
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2001/06/11
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