こんにちは。ぼっちバイカーです。
レコードを自宅で大事に保管しつつ、でも気軽にレコードプレイヤーで再生できる保管方法を色々と探ってきました。
今回は色々調べた結果、僕が良いと感じたレコード保管方法を紹介します。
レコードって美しくて大事に保管したくなる
レコードを購入し手元に届いて一番最初に感じることは、丁寧にビニールで保護された美しいジャケット。
美しいジャケットは封を開けずにそのまま飾って大事に保管したいくらい良い物です。実際、入手困難なレコードを入手した場合には一切封を開けずに保管する方も多いんだとか。
でもレコードは音楽を聴く物です。
再生するためにはビニールの封を開けて型紙のジャケットの横から中に入っているビニールまたは紙のレコード内袋に包まれたレコードを取り出してプレイヤーにセットするわけです。
レコードジャケットの中には歌詞カードとかおまけが入っていることもあり嬉しいのですがこのカードも当然傷つけないようにしないといけません。大事に使いたいので。
そして聴き終わったらまた内袋に入れて、ジャケットを傷つけないようにしまい、ビニール袋にそっと戻すのです。
物を大事にするのは良いことですが、15分間音楽を流すために毎回この動作をやるのは正直しんどい。。。
それにどんなに気をつけて作業しても何回もビニールを出し入れしていたら徐々にジャケットに傷がついていってしまうのは目に見えています。
・・・・
「再生用のレコードと保管用で2枚買えばいいんだよ」というお金持ちの人はここでお別れ。
ここでは1枚のレコードを大事に保管しつつ、でも上で書いたみたいな手術のような慎重な作業を毎回やらなくても良い方法を紹介します。
レコードを大事にしつつ聴きたい時に気軽に聴ける管理方法
最初に注意。この方法は別に僕が思いついたわけではありません。が色々な方法を試したなかでこの方法が一番だと感じたので紹介します。
その方法は「レコードとジャケットをバラバラで管理する」という方法。
あ、バラバラと言ってそんなに遠く離れ離れにはならないです。安心してください。
・・・まずは見てもらった方が早いかもしれないです。
これの何が特別かわかりますか?
よくみると、レコードの外側に保護用のビニールカバーが付いているのですがそれだけではないです。
これを裏返してみると・・・
真っ黒!
じつは黒いケースの中にはレコードが入っています。
つまり、ジャケットの中にはレコードを入れずに専用の黒い内袋を用意してあげるのが肝ってこと。
これが「レコードを大事にしつつも聴きたい時に気軽に聴ける管理方法」なのです。
ジャケットとレコードの役割を考える
上記方法の詳細は後で説明するとして、先にやりたいことを整理しましょう。
僕たちが考えることはおおむねこんな感じではないでしょうか。
- 大事なレコードやジャケットをなるべく綺麗に維持したい
- ジャケットにカバーをして暗所に保管する方法がベスト
- だけど保管すると聴きたい時に気軽に聴けなくなってしまう
- ジャケットも気軽に手に取って眺めたい
- 気軽にレコードを出し入れするとジャケットに傷がついていく・・・
これを解決するには、
- ジャケットはビニールでしっかり保護する(ジャケットの綺麗に維持)
- レコード本体はジャケットではなく紙製内袋に入れる(出し入れの傷を気にしなくて良い)
- 保護されたジャケットと紙製の内袋に入ったレコードを一緒に保管(利便性を損なわない)
これで解決します。
必要な物はこれ
今回の管理方法で必要なのは以下です。
- レコード本体
- ジャケット保護用のビニール(レコードに付属している場合は不要)。似たり寄ったりなので安いこれ買った
- レコード保管用の紙製内袋(おすすめはディスクユニオンの黒い内袋。かっこいい!)
- ビニールの内袋(レコード本体に付いていなかった場合)
- ジャケットとレコードをまとめて入れるアウタージャケット。ハードに使われるのでNAGAOKAのこれ買った。
5番のアウタージャケットはわからないですが、2と4の袋はネットでも安く買えます。ディスクユニオンやHMVでも売られてます。
では、実際にこのレコードでやってみましょう!
実際にやってみよう
まずはジャケットからレコードと内袋を出します。
レコードって黒だけだと思っていたけど色々な色があっておもろいです。
でで。
カードをしまって、帯も曲げたりしないよう注意します。
レコードに外袋が付いていないタイプの場合にはネットやショップで事前に用意しておきましょう。
これで汚れや埃から守ってくれるはず!
ジャケットはこれでおしまい。続いてレコードについてです。
こちらは汎用品のレコードを保護します。
購入したのはこれ。白色の方が普通ですが見た目が黒い方がジャケットもカッコよく見えるかなって思い、黒を選びました。
この紙製内袋はしっかりしているのでちょっとやそっとでは曲がらないし、レコード管理には当たり前ですがとても良い。1枚あたり100円なのでボロくなってきたら買い換えれば良いだけです(SDGsから真っ向勝負)
これでレコード側も完成です。
準備できたらあとは一緒に保管するだけ。
厚手の専用のアウタージャケットを用意します。色々調べましたが長く使えるよう定評のあるNAGAOKAのジャケットカバーを選びました。
このビニールにジャケットとレコードを入れます。まずはレコードから。
続いてジャケットwith型紙ケースを入れます。
これで完成!
ジャケットはいつでも眺めることができるし、レコードの出し入れではビニールをパリパリ剥がさなくて良いしジャケットがボロくなることもないので精神的な敷居がかなり下がりました!
デメリットと今回ダメだったこと
デメリットとしては、レコード一枚に対して紙製内袋とアウタージャケットで+200円くらいかかります。あと分厚くなるので収納スペースも増えると思うのでその辺りでしょうか。レコードを買うこと自体が無駄なのでこのくらいで文句を言うつもりはありません。
ただ、この方法だとダメだったのが、ジャケットが分厚いパターン。
シングルではなく2枚組レコードや、ジャケットが観音開き見たいになったりと分厚いパターンだとこの方法は無理でした。
僕はサウンドトラックのレコードが好きなのですが、サントラってたいてい2枚組なので悩んでいます。
アウタージャケットをもっと分厚いやつにすればいけそうな気もしていますが、この辺りはまた調べてみたいと思います。
まとめ
大事なシングルレコードを「傷つけずに保管しつつも、利便性を損なわないでレコード再生できる管理方法」を紹介しました。
レコードはやっぱりコレクター要素が強いので大事にしたいのですが、僕はちゃんとレコードとして音楽再生したい派なのでこの方法は画期的でした。
2枚組など分厚いジャケットにも対応できる方法はこれからも模索していきたいと思っています。
こんな感じ。