こんにちは。ぼっちバイカーです。
「学校からPCが配布されたけど使いずらい。特に漢字学習や絵を描く時に書きずらい」と感じていないですか?
タッチペンを買うことでかなり改善されるのでお勧めしたいです。
タッチパネル式のChromebookはタッチペン買うことでかなり快適になる
記事タイトルの通りなのですが、まずは現在の小中学生のPC配布について少しだけおさらい。
2021年4月に小中学生対象に“子供1人にPC1台を配布する”施策が行われた
僕には小学2年生の息子がいます。
で2021年3月。僕が家で仕事をしていると「ただいま~パソコンもらってきたよ~」と自慢げに息子が帰ってきました。
息子「ただいま〜パソコンもらってきたよ〜」
僕「ほーん(図工でパソコンみたいなの作ったのかな?)」
息子「はい」
僕「え?マジモンのChrimebookやん…」 pic.twitter.com/3PalLL6jbr— ぼっちバイカー (@botti_bk) March 8, 2021
誤字ってます。Chromebookね。。。。
これは文科省の“子供1人にPC1台”施策「GIGAスクール構想」によるもの。
学校から全員へPC配布。ネットでも話題になっていましたよね。アイリスオーヤマが発表した低スペックPCがどうとか。
個人的にはインターネット契約をしていない自宅もまだまだ多くITリテラシーが低い人間が多い現時点でのPC配布はやや時期早々なような気がしていますが、IT関連の仕事をしている僕としては息子とPC関連の話ができる良い機会だと思っています。
息子の学校ではNECのChromebook Y2が配布された
学校によってなのか、エリアによってなのか、詳細は把握していないのですが息子の小学校ではNECのChromebook Y2(PC-YAE11X21A4J2)が配布されました。

このPCの特徴を列挙するとこんな感じ。
CPU/メモリ/Disk容量 | CPU:intel Celeron N4020(1コア4スレッド) メモリ:1GB Disk:32GB(eMMC) |
OS | Chrome OS(Chromium OS) |
液晶 | 11.6型ワイドTFTカラーIPS方式液晶(HD:1,366×768) |
タッチパネル | 10点マルチタッチ対応タッチパネル(静電容量方式) |
重さ | 約1.276kg |
USB端子 | USB 3.0(左×1、右×1)、 USB 3.0 Type-C |
一言でマジモンのロースペックパソコンですね。Webブラウジングくらいしかできないです。
特筆すべきはタッチパネル付きっていう点。多分、今の子供が最初に触る端末ってスマホかタブレット(例:iPhoneかiPad)だと思うんです。つまりタッチパネル方式のデバイスですね。タッチパネルがついていることで操作の難易度は大幅に下がります。今や入力デバイスのメジャーはタッチパネルであってマウスキーボードではないのですね~。信じられん。
で、GIGAスクール構想自体、以下のように書かれています。「個人の端末と学校の高速ネットワークを整備する」こと自体はこれで実現できますね。
GIGAスクール構想とは、「Society5.0時代を生きる子供たちに相応しい、誰一人取り残すことのない公正に個別最適化され、創造性を育む学びを実現するため、『1人1台端末』と学校における高速通信ネットワークを整備する。」国の政策のこと。
「GIGAスクール構想とは(3) ICTを活用した「学びの中身」はどうするのか」より引用

これを使って何をやっていくのか、正直これからなのかなって思っています。
息子の学校では「ミライシード」という学習ソフトが使われることに
ようやく本題ですが、息子の学校では「ミライシード」というタブレット向けの学習ソフトを使用していくようです。調べたらベネッセのツールですね。


まだこれからですが、おそらくは授業中にミライシードを使って学習支援の教材にしたり、グループワークのツールとして機能したり、するのでしょうね。
Chromebookでミライシードで学習したところ、指では限界があった
GWの宿題として「ミライシードのドリルパークで個別学習する」が出ていました。ドリルパークはいわゆる「ドリル」をPC上でやるページで国語や算数の問題を解くわけです。
ということで、ドリルパークをする息子の姿を遠目で観察してみました。
見ていて気付いたのは、国語で漢字の読み書きがかなり「やりずらそう」ということでした。

11インチの液晶だと漢字を書くスペースが小さい(大きくはできるけど表示が崩れるので毎回拡大縮小しないといけない)のです。これが結構ストレスで、漢字を正しく書いているのにタッチミスや力の入れ加減がうまくいかず、問題に対して不正解になることがちょくちょくあったのです。もちろん慣れである程度は改善すると思いますが、やっぱり漢字を書くならペンで書かないとだめじゃね?って強く感じました。
GIGAスクール構想用PCによってはスタイラス(とがった棒)がついている場合もあるようですが息子のChromebookにはついておらず、タッチパネルは静電容量方式なので専用のペンが必要になりました。
エレコムのえんぴつ型タッチペンを選択した
子供用のタッチペンにはいろいろあるようですが「子供が使い慣れたアナログのえんぴつと同じ形」が良いのではないかと思い、調査したとところ静電容量方式で六角えんぴつ型のタッチペンは実質一択でした。ということでエレコムのえんぴつ型タッチペンを購入しました。

金額は1250円なり。
静電容量方式のタッチペンは100均でも手に入りますが、僕の経験上、入力デバイスをケチるのってかなりコスパ悪いのでそこはこだわりました。かといってワコムの3000円レベルだと紛失した時のショックも大きいので1250円はちょうどよいです。

早速比較していきたいと思います。
エレコムのえんぴつ型タッチペンと普通の鉛筆を比較
えんぴつ型と書かれていますが、大きさはどうなのかな?と思い、比較しました。

はい。見ての通り普通の鉛筆と目視した限りでは同じでした。角の丸みの再現度も高く、実際に持ってみた限りでは大きな違いは感じませんでした。

重さについても普通の鉛筆と比べて重すぎも軽すぎもしない、本当に鉛筆を持っている感じ。息子の感想でも「えんぴつと同じ」と話していました。
持ってみた感じ違和感はなかったようなのでとりあえず狙い通りで一安心。早速Chromebookで使ってみます。
Chromebookでエレコムのえんぴつ型タッチペンを使ったら想像以上だった
タイトルの通り想像以上に改善されて親である僕の方が驚きました。
一番の違いは、線をまっすぐ引くことができたことです。
指で書いていた時は線が手振れやら指の部位によって抵抗が変わるのか、線がグラグラしていたのです。がこのタッチペンを使うとまっすぐ綺麗に線を引けていました。これが明らかで、そのおかげもあって書いた漢字が幾分か上手に見えました。息子としても書きたいとおり線が出るので「ちゃんと書いたのに×になった」ということが減って喜んでいましたね。
iPadと違ってタッチパネルを押す強さによって線の太さが変わることはありません。なので繊細な入力によるメリットはそんなにないと思っていたのですが、やはり使い慣れたえんぴつ型の入力デバイスを使った方が良いようです。おなじ鉛筆なので書いた感覚も似ているはずだし、記憶定着の面でも若干よくなることも期待しています。
なお、レビューを読んでいると耐久性に難ありのようなのでしばらく使っていきたいと思っています。
エレコムのえんぴつ型タッチペン買うなら急いだ方が良いかもしれない
現状「えんぴつ型のタッチペン」で1000円台で買えるのはエレコムのえんぴつ型タッチペンしかありません。
まだみんな子供用PCで本格的に学習していないので気づいていない人も多そうですが、漢字の読み書きをPCでやるならタッチペンは必須だと僕は感じました。
ここからは僕の予測ですが、いずれ「タブレットPCで漢字書くのが大変問題」が浮上する気がしています。ニュースにでもなろうものならみんな大慌てで買い求めるようになり、僕と同じくえんぴつ型のタッチペンが買い求められるはず。在庫がどうなるかは知りませんが、売り切れるくらい人気がでると転売ヤーが湧いてくるのが常ですので当分手に入らないかも。エレコムさんの在庫次第ですが…。
なので上記で書いた通り静電容量方式のタッチペンは100均でも買えますが、えんぴつ型が欲しいのであれば早めに買っておいた方が良いかもしれません。1000円なので紛失した時用に僕はもう一本購入しておきました。
まとめ
息子のChromebook用にエレコムのえんぴつ型タッチペンを購入したら想像以上に良かった話でした。
今回のタッチペンの問題?は個人的には結構大事かなって思ったので記事にしましたが、これ以外にも細かい問題は今後も発生する気がします。
子供にPC配布はまだまだ始まったばかりですがせっかく配布されたのですから有効活用していきたいですね。
こんな感じ。