こんにちは。ぼっちバイカーです。
僕のYPJ-XCですが流石に酷使しすぎたせいか「特定のギアだけ強く漕ぐとギア抜けする」挙動がひどくなってきました。そろそろ我慢の限界ということでYPJ-XCのリアスプロケット交換にチャレンジしました。
以前チェーンだけ交換したが改善しなかったのでスプロケットが原因だと思われます。これで改善するとよいのだけれども。
YPJ-XCのスプロケット交換に挑戦してみた話
前半は準備編。必要な工具やアイテムを紹介。後半は交換手順を書きます。
YPK-XCの純正スプロケットはCS-M7000-11
あ、今回は純正品の交換です。
YPJ-XC初期モデルの純正スプロケットはシマノの「SLX 11スピードMTBカセットスプロケット」です。型番はCS-M7000-11。42Tのモデルを購入しました。
金額は8000円くらいと想像下よりは安くて安心。特にeMTB用のスプロケットということではないようです。
何も考えずにこのプラパーツを外したところ、バラバラっとスプロケットが崩れてしましました。
え?スプロケットって一体型じゃなかったの!?(無知)
どうやらスプロケットにも「カセットフリー」と「ボスフリー」というタイプが有るようで今回のはカセットタイプ。ボスフリーの場合一体型なのでバラバラにならない模様。
スプロケットを外すために必要が専門工具2つ
リアスプロケット交換作業で必ず必要になる工具が2つあります。
工具1:センターロックリング外し
ブレーキローターの作業でも使いましたが、今回も使います。
僕のはHOZANのこれを買いました。
工具2. スプロケット抜き
自転車のスプロケットって進行方向の逆には無限に空転しますよね?僕、それのことをすっかり忘れてしまっており作業開始してしまいました。
その結果・・・
この前YPJ-XC のリアスプロケを交換しようと思ってなにも調べずに作業開始したらカセットフリー?が空転するのでネジ緩められない事に気づいた自転車整備レベル1 のワイ。専用工具使ったら一瞬だった。 pic.twitter.com/WmU3k5hJn6
— ぼっちバイカー (@botti_bk) March 17, 2023
あれ?スプロケット、緩められないんですけど?(無知)
作業当日に気づいて唖然としましたわ。
実は「スプロケット抜き」が必要だったんです。。。早速アマゾンでポチ。
数日後・・・
これを何に使うかというと・・・
安物だけどこれがあればちゃんと緩められるはず。
これで準備はOK。作業を開始しましょう。
YPJ-XCのスプロケット交換作業手順
作業開始です。
まず最初にYPJ-XCのリアホイールを外します。今回は割愛。
ホイールを外したらまずはスプロケチェック!
では古いスプロケットを外しましょ。
ロックリング自体はそこまで強いトルクはかかっていないので、専門工具でしっかり固定すればサクッと緩めることができる印象です。
汚い・・・錆びてる・・・なんか葉っぱ?が付いてる・・・。
特にギア飛びがひどいこのスプロケットは新品と比べるとだいぶ歯がやせ細っていました。これは滑るわけだ。
これは交換後が楽しみです。
カセットスプロケットを取り付ける方法
今回交換するスプロケットはカセットタイプ。バラバラのスプロケを順番に取り付けていく必要があります。
どこでも良いかというとそんなことは無く、中心の穴の形に合わせて入れていきます。
付属のスペーサーも使うのでなくさないように!
ロックリングの取り付けは楽勝でした。オーバートルクしないよう注意しましょ。
あとスペーサーの位置を間違えるとギアチェンジ時に特定のギアだけおかしくなってしまうので注意。横から目視で確認するだけでも自己は防げます。
なんとか取り付け完了!
自転車に取り付け・動作確認
スプロケット交換が終わったら自転車に取り付けましょう。外したときと逆の順番で取り付けます。
一通りギアチェンジを試しましょう。すべてのギアに前と同様くらいのスピードで入れることができたらOKです。
スプロケットを交換したらギア抜けがなくなった!
今回のスプロケット交換の一番のモチベーションは「スプロケットが摩耗しすぎて強めにペダルを踏むとギア飛びする」といったものでした。
今回スプロケット交換したら見事にこの減少も消えました。やったね!
ずっと悩んでいたもののなかなか重い腰が上がらずに放置していたのですが、今回交換して本当に良かったですしもっと早くチャレンジしておけばよかったです。
まとめ
YPJ-XCのリアスプロケット交換にチャレンジしてみました。
実際にやってみるまではむづかしい作業だと思っていたのですが、いざやってみたら簡単すぎてびっくりしました。専用工具があるので分かりづらいですがそこだけクリアできれば30分もあれば作業できちゃいます。
ギア抜けのような現象が起きるほどスプロケットが摩耗したのは、もともと電気アシストパワーで負荷が高い事に加えて【公道走行NG】YPJ-XCのスピード制限を解除する方法でアシストパワーが更に強くなった状態でクローズドコースを走った際に、ギア選択を間違えたせいだと思っています。
地味に気になっていた不具合だったので解消して本当スッキリ。作業は簡単なので同じような現象でやや悩んでいる人は思い切ってやってみるのもおすすめです。
こんな感じ。