こんにちは。ぼっちバイカーです。
今回はE-MTBのお話。2018年9月に購入したヤマハのe-MTBである、YPJ-XC。気がついたら4年半以上経過していました。
が、流石に色々とパーツが壊れたり不具合が出始めてきているので消耗パーツの交換をそろそろするぞ!と重い腰を上げました。
予告:しばらくYPJ-XCのメンテ記事が続きます。
(今回はリアブレーキローターの交換です)
YPJ-XCのリアブレーキローターの交換のやり方
YPJ-XCはマウンテンバイクですが「実は初めてのMTBがYPJ-XCです!」という人、意外と多いのではないでしょうか。何を隠そう僕もその口。
なので実は今まで、YPJ-XCの消耗品交換はブレーキパッド交換とタイヤ交換しかやったことがありませんでした(照)
そんな僕が初心者向けにYPJ-XCのブレーキローターの交換方法や必要なパーツを紹介します。
YPJ-XCのブレーキローター交換に必要なアイテム
今回の方針はあくまでパーツのリフレッシュ。なのでパーツをアップグレードしたり安いパーツをつけたり、みたいなことはしません。
というのも4年半乗ってきて特にブレーキ性能で不満が出ることは無かった。むしろ4年使っても問題なく動きづつける信頼性すら感じている。なので純正パーツで揃えました。

2018年モデルのYPJ-XCではリアブレーキディスクローターはシマノ「SM-RT70-M」です。180mmのブレーキローターでセンターロックナット方式らしいです。
ローターの型番にはSやLというモデルもあるので間違えないようご注意を。
僕は楽天でこれ買った。
買うべきパーツはこれだけですが、ブレーキローターを交換するなら一緒にブレーキパッドも交換すると気持ちが良いかも。
ブレーキパッド交換手順は昔書いているので見てね。
ブレーキローターって滅多に交換しないパーツだしe-MTB用なので高いのかな?と思っていたけど金額は3-4000円とかなり安くて驚きました。
必要な工具はこれ
ホイールを外す以外でも、ブレーキローターを交換するために必要なパーツがあります。
それはセンターロックのロックリングを外す工具。

シマノからも出ていますが色々な種類があってよくわからないのでこちらを購入。工具の信頼性が高いHOZANが取り扱っているのだからダメなはずは無い!

自転車ではよく見かけるPARKTOOLの「FR-5.2GT」というアイテム。
豆知識としてシマノのロックリングにはいくつか種類があるのですが、このタイプは「内セレーションタイプ」という名称らしい。
これ買っておけばブレーキローターは勿論、スプロケのカセットも外せるので自分でメンテするなら買っておいて損はないパーツ。

届いた実物は結構重くて信頼感あります。あとちょっと臭かった。
YPJ-XCのリアブレーキローター交換手順
パーツと工具が揃ったら早速ブレーキディスクローターを交換していきましょう。
1. リアホイールを外す
まずはリアホイールを外します。

メンテナンススタンド持ってるけどめんどくさいので裏返しちゃいます。
自転車乗りならみんな持っているであろうヘックスでアクスルシャフトをはずし、ホイールを引き剥がします。

ホイールを外したら、

・・・そもそもなんでローター交換するの?って思いますよね?
実はタオルをローターの穴に入り込んでしまったまま力技でペダルを漕いでしまったのです。そのせいでローターがぐにゃっと曲がってしまいました。修正も試したのですがまっすぐに戻すことが出来ず、諦めて新品に交換することに相成ったというわけ。

ペンチで無理やり曲げたりひねったりしたのでひどい状況w
2. スピードセンサーを外す
このパーツはe-MTBならでは。真ん中についている黒いくるくる回るパーツがスピードセンサー。これを外します。

爪が2つ出てるので折らないように気をつけながら外します。力はいらないです。
その後、ロックリングの手前にあるスペーサー?を指で外します。

ここまではそんなに難しくないです。
3. ローターが付いているロックリングを外す
いよいよ例のパーツの出番です。

これを外すぞ・・・


ソケットでゴリッと緩めます。ソケット持ってない人はモンキーなどで固定して緩めればOKです。
念の為。シマノのロックリングを緩める時は反時計回りに回します。

工具の柄が短めだったこともあり結構硬かった。あまりに硬いのでもしかして反対周りかと思い焦ってググりました。w
反時計回りにふんっ!とやったら緩むので後は手でくるくる回せますよ。
4. ローター交換
ロックリングが外れたら後はただのパーツ交換。ローターを交換します。古いローターを手に持って普通に交換出来ます。

この時の注意点。
ディスクローターは尖っていることもあるので素手で持つ時は必ず内側の穴を持つようにします。怪我防止以外にも、制動パーツなのでパッドが当たる面は油分厳禁、つまり持っちゃダメ!です。

新品パーツはキラキラしてて気持ち良い!
それでは新品ローターを取り付けていきます。

上下天地は無いので適当にぽんと置いてOK。
5. ロックリング取り付け
ここまで終われば後は簡単。外した時の逆で、ロックリングを時計方向に回して取り付けます。

外したロックリングを再び取り付け!

ふつくしい新品のブレーキディスクローター最高!!
6. 外したリアホイールを戻す
終わったらホイールをフレームに取り付けましょう。

アクスルシャフトをしっかり締めたら取り付け完了!!
7. リアブレーキをニギニギして完了
最後に何度かリアブレーキレバーをニギニギしてブレーキの感触が感じられたら終了です。
近所をぐるっと走ってブレーキが効くかをチェックしましょう。
僕の場合はしばらくはブレーキ鳴りがひどかったですがそのうち収まりました。
まとめ
ブレーキディスクローターの交換でした。
今までホイールを外すたびに「ローターってどうやって交換するんだろう。お高いかな?」と不安になっていたのですがあっけないくらい作業も簡単で、金額も数千円レベルなのでもっと早くやればよかったなぁと。

作業自体はロックリングを外す工具と交換用のローターを買うだけとお手軽でした。ブレーキパーツは命に関わるので怖いですが、だからこそきっちり準備して作業したいですね。
こんな感じ。