こんにちは。ぼっちバイカーです。
皆さんはヨツバサイクル をご存知でしょうか?
一言で書くと「見た目が可愛くて軽くて本格的な”絶対買って後悔しない子供用自転車”」です。
僕はヨツバサイクルが出てすぐの頃に4才になる息子の誕生日にプレゼントしました。「自転車、どれ買えばいいのか迷ってる」「ヨツバサイクルって何?特徴は?」っていう人はぜひ読んでみてください。ヨツバ以外との比較などかなりボリューム多めで書きました。
あれから二年。ヨツバサイクルは今どうなっているのかというと・・・
そう、ちょっと前に6才になったのですがまだまだヨツバサイクル14インチに乗ってくれているんです!二年間、本当に飽きることなく乗ってくれたので色々と思い出もできましたしこのヨツバサイクルがあったからこそ楽しめたことがたくさんありました。
ということでそろそろヨツバサイクル14インチの振り返り、というか2年間乗ってみてわかったことをレビューします。
ヨツバサイクル 14インチに2年間乗ったレビュー
冒頭で書いた通り、うちの息子は4才から6才まで二年間に渡り乗り続けてきました。
書きたいことや思い出はたくさんありますが、ここでは「二年間乗って気づいたよかったことと悪かったこと」を書きます。
1.ヨツバサイクルに二年間乗って気づいた良かったこと
まずは二年乗ってきて「ヨツバサイクルを買ってきて良かった!」と感じたことを紹介。
「初めての自転車」を探しているならヨツバサイクルは正解
4才の息子に初めての自転車としてヨツバサイクルをプレゼントした結果、運動神経があまり良くないうちの息子でも三日目で乗れるように!
全てはヨツバサイクルの「圧倒的に軽い」「足つきが良い」「カラーを選べる」という要素に集約されています。僕はこの二年間で「ヨツバサイクルを作った人は子供が自転車にどうやって乗れるようになるのかをよくわかっているなぁ」と感じることが多々ありました。
足つきの良さは子供の自転車への恐怖心を減らしますし、軽さは転んだり取り回したりする時に無駄に力を使わないので練習に集中できる、そしてカラーを自分で選ぶ事で愛着が沸き、自転車へのモチベーションが高く「もう一回トライする!」につながるのです。
初めての自転車にヨツバサイクルを検討している人へ
子供にとって初めての自転車としてヨツバサイクル を検討している方へのアドバイス。
「間違いなくヨツバサイクルで間違いないよ!」
購入する時はぜひ自転車のカラーを子供に選ばせてあげてください。ヨツバサイクルのカラーリングは「男の子向け、女の子向け」みたいなものはないのでどれを選んでも間違いなくお洒落です。ご安心ください。
他の人とかぶらない所有感がある!
ヨツバサイクルを購入してこの二年間、何回話しかけられた覚えていないくらいヨツバサイクルについて聞かれることが多かったです。「あの自転車かっこいい」「どこで買ったんです?」「うちもヨツバサイクル乗ってます」などなど・・・
カラーリングが素敵だし野暮ったくないデザイン、そしてうちの周りだとまだまだ乗っている人は少ないのです。パッと目を引くし、申し訳ないですが重そうな自転車に乗っている子を見ると「(ふふふ、ヨツバサイクルはいいぞ・・)」と頭の中で考えてしまうくらい所有感があります()
この所有感を息子本人も感じ取っているのか、飽きっぽい子の割にはいつも自転車を気にかけていますし大事に扱っています。
やっぱり自分が良いと思うモノは大事にする。逆にこだわりもなくなんとなく購入したものはすぐ飽きる。これに年齢はあまり関係ない気がします。
子供の自信につなげることができた!
うちの息子はかなり引っ込み思案ですが自転車については周りの友達よりも早期に乗れたことで自信を持っていたようです。
おかげで友達と遊ぶ時に自転車があると普段よりも自信を持って幼稚園のクラスメイトと過ごしているように見えました。
自転車は練習すれば基本的には誰でも乗れますが、「練習すると無理だと思ったことでもできるようになる」と言う成功体験を感じてくれたような気がしないでもありません。
雨ざらしで倒したり落としたりしても頑丈!!塗装劣化がむしろかっこいい!
残念ながらうちには自転車を屋内で保管するスペースがない為、ヨツバサイクル は普段から雨ざらし紫外線浴びっぱなしです。
ヨツバサイクルに限らず屋外保管した自転車は劣化し、塗装が薄れて”使用感”が当然出てきます。当初の鮮やかなラムネブルーや眩しいほど輝くオレンジカラーでしたが今は色が薄くなることで落ち着いてきました。
色が薄くなってくると普通は愛着が湧かなくなってきて最後は乗る気もなくなってしまいます。
でも、ヨツバサイクルはこの劣化したオレンジとブルーが”アリ”なんです!
ビビットな感じが薄くなったことで落ち着きが出たと言うか、そんな感じ。僕は正直、新品の頃のカラーよりも今の色合いの方が好きですね。
新品でかっこいいのは当たり前ですが、長く使うことで色味が落ちてきてからもオーナーのモチベーションが下がらない乗り物って好きです。二年経った今でもほぼ週に1-2回は乗れている理由は間違いなくこれ。
軽くて小さいので旅行先や出先にも持ち運べる!
自転車を買っても近所の公園だけだと物足りない、かと言って自走で片道数キロ走るのは心配だし、万が一帰りに本人が眠くなったらおしまい。そして何より公道走行は危険です。
ヨツバサイクルは軽いので車のトランクにポーンと投げ入れ、遠くの公園や旅行先に行く時も一緒に持っていけます。
自転車があると飽きた時も気分転換になるので最後の切り札として車に忍ばせています。
親子で自転車で走る夢が叶った!!!
僕は昔から自転車が好きだったわけではありません。でも親子で自転車で走ることは昔からの夢だったんです。最終的にはオートバイに親子で乗れたら最高ですが・・・どうかな。
息子にはガチすぎて引かれない程度に連れ出して遊んでいます。
親子で何がいいって妻が喜ぶし子供もやっぱり嬉しそうなこと。
一人で自転車で遊びに行くのは家族としては一緒に過ごせなくて悲しいですし僕としても心苦しい気持ちがあったので、この一点だけでも自転車を買ってあげてよかったと思っています。家族と一緒に時間を過ごしつつも自分の趣味の時間も充実させることができるのです。
良かったことはこんな感じ。
ヨツバサイクルに2年間乗って気づいた悪かったこと
悪いというか気になることももちろんありました。
ブレーキワイヤーが外れることがある
この黒い台座(ブラケット)の先っぽがなぜか曲がっており、数ヶ月に一回ワイヤーが外れたりしました。
自転車やさんにも何軒か言ってもあんまり改善されなくて、この部分を調整していると妻から「ヨツバサイクル以外でこんなこと聞いたことないけど大丈夫なの?」と心配されるほど。
近所で自転車に詳しくヨツバサイクルも取り扱いがあるジラフさんで診ていただいたところ「台座が変形しているのでちゃんと直すならブレーキーのASSY交換になる」と言われてしましました。(今回は”調整”で騙し騙し使えるようにしてもらった)
これ以降ワイヤーが外れることはなくなりましたがやっぱり不安。
そんなにハードな遊びはしてないはずだしブレーキは子供にとって本当に大事なのでここの部分はなんとかして欲しいと思っています。(すでに対策済みかも?)
この辺はちゃんと自転車屋さんで見てもらいしょう。命に値段はつけられません。
ヨツバサイクルのパッケージは素晴らしいですがこういう部分も、少なくとも僕のヨツバでは起きていたので注意してあげてください。うちは息子がそういうのにうるさいタイプだったので教えてくれましたが親が本来気づいてあげるべきでした。
リアのリムが削れる!?
ふと気づいたらリアのかっこいいブラックアウト・リムがこんな感じで削れていました。
最初は岩に当たって削れたのかと思っていたのですが、どうやら確認したところブレーキパッドがここだけ当たっていることが判明。リアを浮かして空転させると「シュッ…シュッ…」とリムが一部ブレーキパッドに擦れている音が聞こえるのです。。
リアホイール(リム?)が歪んでいるせい?それとも斜めに取り付けられているの?!
現在進行形で「自転車が重い」と息子は話しており、ブレーキパッドの間を調整すると今度は緩すぎて止まらないし・・・と色々と困っています。
まぁ多少重いくらいの方が本人のトレーニングにもなるやろ。ということで見て見ぬ振りをしています。
いつからこうだったのか記憶にないのですが気になる事項です。
タイヤの寿命が早い気がする
ヨツバサイクルは純正タイヤ単体もパーツとして売られています。
実際うちは二年間で2回タイヤ交換をしました。
まぁこれは息子がリアスライドターンをしたりして遊んでいるからなのですが、そんな感じでヤンチャな運転をしているとタイヤの消耗が激しいのは覚えておいてください。
値段はお安いのでバリバリ交換しましょう。タイヤ交換ついでにチューブも毎回変えています。14インチでは以下が適合しました。
息子が自転車がうまいと勘違いする
ヨツバサイクル は軽くてブレーキもしっかり効くせいか結構スピードを出したりもします。
この感覚のまま普通の子供用自転車に乗るとたいてい効かないブレーキや、重い車体で停止線をスルーっと超えることも。。
これが親目線ではかなり心配で特にブレーキが効かなくて止まれず事故、は怖いです。
実際、交通公園でレンタルの自転車を借りて爆走していたときにブレーキが効きが悪く、止まりきれずに他のお友達に突っ込んだことがありました。
うれしい悲鳴ですがいい自転車に乗るのはいいことばかりじゃないのかも?と思うこともあります。
ママはあんまり楽しそうじゃない?
上記の通り、タイヤ交換したりスピード出したり、オフロードを走ることについて、「普通」に自転車に乗ってくれれば良い妻としては色々心配なようです。
妻としては「普通子供用の自転車でタイヤ交換なんてしたことない」とか「メンテナンスなんてしなくて当然」というスタンスでいるので、僕が息子と一緒にメンテ(洗車したり注油したり)するのをみて疑問に思っている模様。
僕は「ママを”こっち”に呼び入れるためにはどうすればいいかなぁ」と息子と一緒真面目に話し合ったりしています。将来みんなで自転車で遊べたら一番楽しいのですが、道のりは険しそう・・・。
と思ったら、こんな商品が最近ヨツバサイクルから出ていました!!
YOTSUBA ZERO 27.5
今のMTBのスタンダードなホイールサイズである27.5インチのヨツバサイクルが2019年10月に出ていました。
身長は150cm以上、体重70kgまでです。僕は乗れませんが妻なら乗れるはず。
これで一緒に走る・・なんていう野望はまだ諦めていません!!!
まとめ
ヨツバサイクル 14インチに二年間乗ってきた息子を見て感じたレビューを書きました。
良いといころ、悪いところとそれぞれありますが、息子が自ら進んで二年間乗り続けてくれたことが全てだと思っていますし、「初めて自転車に乗るなら軽くて足つきが良いヨツバサイクル」と自転車のおすすめを聞かれるとまずこれを伝えるくらい僕もヨツバサイクルのファンです。
ここに二年間でヨツバサイクルの取り扱い店舗も増えていますし、Webだと少し安く買えるところも。
もっともっと売れるだろうなぁと予測します!!
こんな感じ。