こんにちは。ぼっちバイカーです。
自転車、特にMTBではドロドロな場所を走るので洗車の頻度は高めです。普通の自転車と比べてeMTB、というか電気アシスト付き自転車は洗車で注意すべきことがありますのでまとめます。

ぶっちゃけ、オフロードバイクに比べたら洗車が簡単だしやれば効果的に綺麗になるのでオフロードバイク時代よりも洗車が楽しいです。
洗車することで見た目はもちろんですが、マシンの破損や異変に気づけるメリットもあるので、ぜひeMTBのりの方はチェック!!
eMTBやeBikeを洗車する方法
「洗車」といっても洗車レベルは色々あります。軽い砂ぼこりやちょっとした汚れであれば、濡れたタオルでふき取ってあげるだけでも良いですが、ドロドロな自転車の場合にはそういうわけにはいきません。
この記事ではいわゆる本格的な洗車をするときにeBikeで注意すべき点を中心にまとめました。
洗車の大まかな流れ
eMTBに限らず自転車の泥を落としてがっつり洗車する場合、大まかに以下手順で行います。
- 車体の泥をシャワーなど流水で洗い落としつつ濡らす
- 水分が乾く前にケミカルを散布し、こびりついた泥や油汚れを浮かす
- 十分に濡らしたタオルでやブラシで優しく擦り泥を落とす
- シャワーなどの流水で浮いた泥を洗い流す
- 乾いたウエスやタオルで水分を吹き上げる
- ケミカルを使って仕上げ・注油
洗車する時も時間があれば上記フルコースですが、時間がない時はざっと泥をシャワーで洗い落としてケミカルを散布して泥を浮かせ、そのままシャワーで落としつつ注油するパターンもあります。
上記が大まかな流れですが、eMTBの場合さらに以下に注意する必要があります。
eMTbやeBikeのキモは電気パーツ
当たり前ですが、eMTBやeBikeの洗車で最も気を付けなければいけないのが電気パーツです。

意識すべきパーツは以下2か所。
- バッテリ接続部分
- ファンクションメーター
車種によって違いはあれど、2020年時点でのeBikeは「バッテリ接続部分」と「ハンドル周りの液晶画面」に注意すればOKです。
具体的にどのように注意すればよいかと言うと・・・
バッテリは取り外そう
バッテリは生活防水なので多少雨に振られても問題ないです。が、バケツの水をぶっかけたり水の中に入れたら多分ショートします。浸水の可能性を考えて、洗車時はバッテリを必ず外しましょう。バッテリを外せばその分きれいに洗車できます。

外したバッテリの泥は濡れたタオルでさっと泥や土をふき取っておきましょう!
バッテリ接続部分にウエスを置いて保護
バッテリを外しただけだと接続部分がもろ露出しています。

この接続部分はウエスを巻いて直接水がかからないようにします。

ちょっと雑ですが目的は「直接流水がかからないようにする」ことですのでこんな感じでOKでしょ!
車種にもよりますが基本的にはコーキングされているので多少雨や水がついても浸水することはないですが、直接シャワーを当てたりすると浸水のリスクが高まります。丁寧に濡れたタオルでふき取り、ウエスを巻いてあげましょう!
ファンクションメーターもタオルで保護
ハンドル周りについているファンクションメーターも同様です。
ある程度の雨などに対しては防水ですが、シャワーを直接勢いよくかけた場合に浸水するリスクがあります。メーターが故障するとアシストが切れたりすると聞いたことがあるのでたかがメーター、と舐めない方が良いです。

この部分だけタオルで保護します!

保護できればいいんですヨ。。。
モーター部分は気持ち控えめで
モーター部分についてはシールもしっかり使われていますし、よほどのことがなければ浸水しないと思います。が、ケルヒャーのような高圧洗浄機は想定されていない為、浸水したらヤバイモーター部分は気持ち控えめに流水をかけてあげます。
YPJ-XCではモーターのガードが付いているのですが、溝に土や石が溜まるので僕は洗車の時は外してあげるようにしています。
保護した後は普通にシャワーで泥を落とす!
電気的にあかん部分を保護したら後は普通にシャワーなどで全体的に付着した泥を濡らしつつ流します。

上記の通り、保護した部分やモーター部分は控えめにしつつ、濡れていない場所がないように満遍なく流水で濡らします。この時点で大きめの塊の泥は洗い流しちゃいましょう!
ブロックタイヤの溝や薄い汚れは「うなぢる」で落とす
MTBではブロックタイヤなのでブロックとブロックの溝にこびりついた泥洗うのがメンドクサイんですよね。あと、薄く擦りついているような泥。これもただ流水しただけだと全然落ちません。

タオルで擦るだけでも落ちますが、ここで泥を落とす専用ケミカルを使うと手でこする手間が多少省けるので楽です。僕はオフロードバイク時代から「うなぢる」というケミカルを使っています。これについては「うなぢる」「TK1」そして「Muc-Off」についても考察したこの記事を見てみてください。
うなぢるの濃度次第ですがケチらずつかうと、サイドウォールやリムはもちろん、ブロックの隙間もこんな感じできれいに油汚れと泥汚れが落ちますよ!

ケミカルだけでもだいぶ落ちますが、ウエスでで軽くごしごしするのが間違いない感じです。

チェーンは普通に洗浄してOK
せっかくなのでチェーン周りもきれいに洗浄しましょう!
自転車のチェーンやスプロケットの洗浄については沢山記事があるのでそれらを参照してください。eMTBだからといって変わる部分はないです。
泥を洗い落とし、拭き上げる!!
ケミカルで泥を浮かせつつごしごしと汚れを落としたら、乾く前に水で流します。水で流す際は、最初と同じでeMTBならではなパーツを保護しつつあらいましょう。

泥を洗い流したら、自転車を動かして水分を落としつつ、乾いた厚手のタオルでふき取ります。上記写真でも出てきていますが僕はAmazonで買ったタオルを使ってます。コストコでも買えます。分厚いし吸水性抜群なので愛用。
ワコーズのシリコンスプレーで仕上げる!
これは僕の好みですが、シリコンスプレーを仕上げに吹いてあげると泥のコーティングにもなるし綺麗に仕上がるのでお勧めです。「プレクサス」とかでもよいですが、プラスチックパーツならシリコンスプレーの方がしっとり感が復活するのでおすすめしたい。
あ、これらのケミカルを間違ってもブレーキディスクに塗布しないようにね!ブレーキが利かなくりますヨ
まとめ
eMTBやeBikeの洗車方法をまとめました。これらの手順は主に海外のeMTBオーナーさんのテクニックを真似していますので間違いはないと思います。
綺麗なMTBって気持ちいいし維持したい!綺麗にしたいのですが、あまり熱心に洗いすぎるとそして他のMTBと違って電気パーツ盛沢山で水没して使えなくなるぞー!って言うお話でした。
モーターやメーターを水没させると修理費用は高そうなので洗車のこだわりは程々に。。
こんな感じ。