サーロンLight Bee L1Jのバッテリーをパワーアップする方法

こんにちは。ぼっちバイカーです。

僕が乗っている サーロン Light Bee L1Jですが、やっぱりパワーと航続距離が気になって仕方ないのです。

そこでもし僕のL1Jをパワーアップするならどういう方法があるのかを調べてみました。

サーロンLight Bee L1Jをパワーアップする方法

Light Bee L1Jのパワーや航続距離をアップグレードする方法は3つ。

  1. L1E用のバッテリを購入する
  2. L1Eに乗り換える
  3. 海外からバッテリを個人輸入する

今回の記事ではこの3つの方法と費用をまとめます。

最初からL1Jを買えばよいのでは?」はなし。だって僕はL1Jを懸賞キャンペーンでゲットしたのですから…

電動バイク「サーロン」でバイクリターンすることになった話

なんとかL1Jを強くしたい!

1. L1E用のバッテリー購入する

一番手軽な方法が、兄者であるL1Eのバッテリーを装備することです。

でもね?

知ってる?サーロンLight Beeのバッテリはかなりお高いことを。

車種 バッテリ本体 チャージャー
L1E 198,000円(税込み) 44,000円(税込み)
L1J 104,500円(税込み) 27,500円(税込み)

L1Eのユーザーがバッテリを買い足すだけでも20万円。僕みたいにL1Jオーナーが買う場合にはチャージャーも必要なので242,000 円。ほぼ25万円(!)

レースやってる人は予備バッテリーがどうこうって言ってるけどお金持ちすぎるだろ…

L1JとL1eのバッテリは何が違うの?

モデルごとのバッテリスペックをみてみよう。

モデル 電圧 容量
L1E 60V 34Ah
L1J 50V 20Ah

電気について詳しくない僕が解説と以下です。(違ったら誰か代わりに説明して!)

  • V(ボルト):電圧。大きいほど最大パワーが大きい
  • Ah(アンペアアワー):容量。「1時間にどのくらい電気を流せるのか」はこれで決まる。なので多いほど長距離を走れる

つまりL1Eのバッテリーは理論上は

  • L1Jよりも1.2倍パワーある!
  • L1Jより1.7倍遠くへ走れる!

ということ。

電動バイクの性能は「バッテリ」「コントローラー」「モーター」で決まる

繰り返しですが僕は電気の素人です。最近子供と科学館に行って「電磁誘導」の意味をようやく実感として理解したくらい素人です。

素人の僕が勉強して理解している「バッテリ」「コントローラー」「モーター」の役割を説明すると・・・

  • バッテリ:ソースオブパワー
  • コントローラー:アクセル操作に合わせてバッテリーからモーターへ電力を流す
  • モーター:電力に応じて回転する

一番わかりづらいのがコントローラーですが要するにキャブレターみたいなもの。アクセル開度に合わせてエンジンにどのくらい混合気を供給するのかを決めているのと似てますな。

バッテリ、コントローラー、モーターが三位一体となって初めて電動バイクは動くのです。

パワーアップするなら互換性を考える

パーツをアップグレードする場合、以下の様な事が起きます

  1. 電圧が強いバッテリにアップグレード(チャリン!)
  2. コントローラーが強い電圧に対応していないのでエラー
  3. 強い電圧対応コントローラーにアップグレード(チャリン!)
  4. 想定以上の電力でモーターが耐えられなくて焼けた
  5. 高電圧対応のモーターにアップグレード(チャリン!)

逆にモーターだけを変えても電圧が低ければパフォーマンス出ないし、コントローラーだけ変えても同じ。全部変えないと基本的にはだめなのです。

つまり、コントローラーとモーターが対応できる電圧と容量のバッテリなら問題なく動くのです。

つまりL1JにL1Eのバッテリを装備すればパワーと距離が伸びる

L1Jのコントローラーとモーター。見た目は全く同じなんですよね。だってL1JはLightBee Sという競技車両がベースなのに、コントローラーには「Sur-Ron X」って書かれている。モーターも同じにみえる。

これがサーロンのコントローラー

パーツリストを調べたけどSのリストが見つからず断念。でもコントローラー側は60Vならいけるのでは?

ぐぐったら色々でてきた

どうやらLight BeeS/Xのコントローラーには48Vと50Vと60Vの受け口?があるようなのです。単に60Vのリミッタなのかな?とも思いつつ、とにかく対応しているという記事をフォーラムで見かけました。

コントローラーが受け入れてくれるのであれば、あとはモーター側。勿論60Vで動いているモーターなので問題ないはずだし、仮にLBS専用モーターだとしても60Vくらいならバッファあるでしょ。

そう思ってYoutubeで調べたらビンゴ。

L1J相当(あちらは更に小さい48Vバッテリ)の「セグウェイX160」にLight Bee Xの60Vバッテリをつけたところパワーが増えてしかも航続距離も増えたとのこと。アメリカではLight Bee Xが人気でなかなか手に入らず、セグウェイのX160を買って中古のLightBeeXのバッテリにスワップする人も割といる模様。なるほどな(?)

結論?:Light Bee L1Jのコントローラー・モーターでも60Vバッテリで動く。多分。きっと。頼む。。。!

のの君のL1EのバッテリをL1Jに乗せてみた

上記仮説?を元に「万が一バッテリが死んだら責任持って弁償します」という宣言の元、友人でありサーロン師匠でもあるのの君のL1Eのバッテリをお借りしてL1Jに取り付けてみました。

画像なくてごめん。深夜に職質を受けたりで疲れてて写真撮影する余裕が無かったんや…。

その結果・・・。

まず普通に起動できた。普段スピードメーターの電圧は54Vくらいなのに、60v以上の電圧表示を確認。そしてスロットルを開けると当然のように普通に走行できる。そして10kmほど走行してみた。

走った印象としては体感もパワー上がってる。そしてバッテリの減りも(体感での比較ですが)緩やかになっているように感じる。

セグウェイのx160の動画と同じような印象。成功!!

ということでL1Eのバッテリ買えばL1Jが強くなる

で間違いないです。

しかもしかも、電圧が上がることでパワーが上がるなら定格出力も上がったと言えるはず。定格出力が1KWなら原付二種免許の区分になる。ボアアップ申請通るのでは!?

なんにせよ、25万課金すればL1Jが強くなる。間違いない。

2. L1Eに乗り換える

もうめんどくさいことしないでL1Eに乗り換えたら良いのでは?

L1Jと比べてL1Eはサスも長いしホイールもデカイしオフ性能高い。電池だけ買うのも馬鹿らしいし。

お前もL1Eを買わないか? L1Jを売ってL1Eを買おう杏寿郎!

実際一番間違いないんよな。

Light Bee L1C ¥691,900(税込み)

L1Eはカタログ落ちたのでL1Cですな。70まんえん。

L1Jを売ったとして25-30万円くらい?なので70万円から25引いて45万円!!もう30足してウルトラビー!!!!

3. 海外バッテリー輸入

youtube観てると絶対出てくるのがアフターマーケットバッテリー。

GLADIATOR 60 ENDURANCE – 60AH SUR-RON BATTERY/ChiBatterySystems

大きく72Vと60Vのバッテリがあります。72Vはサーロン純正コントローラーだと動かないので社外コントローラーを用意しないとダメなやつ。60Vでも大容量60Ah(!)なバッテリーも売られています。上の画像のやつは純正コントローラーでも動くと書かれていますな。

72Vのやつは一旦おいておいて、60Vのバッテリを購入するのは正直あり。L1Eの純正バッテリが約20万円で34Ahなのに対して、社外は1.9倍の容量で値段は為替考慮で1.5倍くらい。

クローズドコースで走るなら警察にも捕まらないしワンちゃんこれもありなのでは?

アリエクのこのバッテリが死ぬほど気になってた

アリエクにもでてるんですよ。このバッテリが。

URRON Light Bee X Battery Large Capacity Bluetooth 60V Direct Replacement Samsung Ant BMS Motorcycles Off-road Dirtbike SUR-RON

パナソニックのセルが使われてて60Vで55Ahで22万円くらい。

BMSはANT-300A。こいつとはBlueToothで通信できるのでスマホアプリインストールすればスピードメーターとして使える。

ANT BMS App

純正サーロンバッテリとほぼ同じ値段で容量は1.7倍くらい。

うーーーーん

そもそも海外のバッテリって個人輸入できる?

海外バッテリーって個人輸入するのは結構大変。

飛行機で輸送する場合リチウム電池は危険物になるらしく、業者から日本向けに「この製品を保証するよ!」という書類を用意してもらわないといけなかったり、配達する運送会社がそもそも対応してくれなかったり、その他僕が把握していない輸入手続きに関わる会社や役所全ての条件を把握して、クリアしないといけない。

そこまで調べることが僕には出来ないし、出来たとしても多分危険物を輸送するということもあって送料もエグそう。35万円くらいかかっても驚かない。そしてそこまでかけても35万円のガソリンバイクでよくね?ってなってしまったのです。

素人なので火事が怖い

低品質なバッテリって発火するじゃないですか。中国のニュースとかでたまに見かけるあれ。

もし僕が田舎に広い土地を持っててそこに住んでて、万が一夜中にサーロンが爆発した場合なら最悪家のガレージが燃えるくらいで住みます。でも現実として都内の狭い家に済んでいる僕の場合、被害は私有地だけじゃ収まらない。

サーロンの純正バッテリが発火しようものならコハクジャパンさんに相談することが出来ますが、海外の業者がどこまで対応してくれるのか不明。ましてやアリエクのノーブランドバッテリだったらどうなるか…。

数年間は良いけど5年後とか長い期間でどうなるのかが全くわからない。

そもそもリチウム電池がどういう原理で動いているのかすら知らない素人の僕には危険が危なすぎます。

ということでNG!

まとめ

サーロンLight Bee L1Jのパワーを上げる方法と金額をまとめます。

方法 金額 効果
L1Eのバッテリとチャージャーを買う 25万円 パワーと航続距離Up
L1J→L1Eへ乗り換え 45万円 ↑に加えてサスや社外も上位互換
海外バッテリー輸入 22〜35万円 L1Eを超えたパワーと航続距離!炎上リスク!!

端的に言ってどの道も茨の道って感じ。

そもそもL1Jは街乗りで十分なんだから25万円出すくらいなら別のスクーターに乗り換えたほうがコスパ高い。欲をかくな。L1Eのバッテリでも足りないって言い出すぞ僕!!

・・・

・・

ということで・・・

第4の選択肢:中古L1Eからパーツぶっこ抜く!

ということで僕はこの選択をしました。

バッテリーとバッテリーチャージャーとコントローラーとモーターネットで買ったら、中古サーロンがついてきたよ。やったね。

Sur-ROn Light Bee L1E納車!!

パーツを買ったら電動バイクが何故かついてきただけなのでこれは増車ではありませんヨ?

・・・

ということでなんか知らないけど今うちにはサーロンLightBeeが二台あります。馬鹿なの?

こんな感じ。

 

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