こんにちは。ぼっちバイカーです。
サーロンについてちょっとマニアックだったり具体的な疑問やカスタムを調べようとすると、英語の方が情報があることに気が付きます。
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今回は、サーロンの情報をネットで調べる時に知っていると良いことを3つ紹介。僕もまだ全て調べたわけではないのですが海外の情報を調べる際に活用してみてください。
サーロンの情報を英語で調べるときに知っておきたいこと
サーロンと書いていますがここでは主にLight Beeに話を絞ります。2023年3月時点では「Sur-ron」と英語検索すると8割がLight Beeの情報なので。
サーロン Light Beeは海外ではどんなモデルが売られているの?
一口で「海外」といっても世界には沢山の国があるので調べきれません。
ただワールドワイドで販売されているサーロンは「Light Bee X」のみのようです。
sur-ron.comやSURRON USAを見てみましたがLight BeeシリーズはXのみ。
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僕「ん?Light Bee Xって公道走行NGなのでは?」
実際、カリフォルニアのモトブロガー達は当たり前のようにナンバーなし・ノーヘルで公道でウィリーしながら歩道や公園を爆走したりとやりたい放題の模様。ハリウッドの有名な観光スポット、チャイニーズシアターを日中サーロンで走るというGTA5みたいなキッズ動画であふれており、観ていてひっくり返りそうになりました(褒めてる)。アメリカの電動バイクの区分をよくわかっていないのですが、自転車と同じ感じでナンバーが無いから罰金も無いのでしょうね。罰則はなくとも社会的制裁を加えられてもおかしくないのに逆に企業からのスポンサーがついていたりと日本とは文化が異なりすぎるようです。
そして家電製品のレビューのように自宅にでかい箱が届き、開梱、組み上げてそのまま乗り出すという動画も沢山出てきます。
ただイタリアのサーロンのWebサイトだと公道走行可能なモデルも販売されていたりするので「Light Bee Xを各国ごとに公道走行許可できる場合はする」というようなスタンスのようです。
そういう意味では日本では公道走行可能モデルがきちんとラインナップになっており、がんばってくれたのだなぁと感じますね。実際、クローズドコースオンリーだったらここまで人気にはならなかったはずです。
Light Bee Sも一部地域では売られていた!
もう少し調べて見たところLight Bee Xだけではなく、国によってはスモールバージョンであるLight Bee Sのモデルも取り扱いがあるようです。僕の乗っているL1jはSを公道走行できるようにしたモデルです。
例えばカナダだとLight Bee Sもラインナップとして加えられていました。
Light Bee S – Surron USA & Canada
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金額は$4,100 CADなのでおおよそ40万円。Xは$5,999 CADで57万円くらいですかね。
ただ日本同様、あえてこのスモールバージョンのサーロンを購入する人は少ないようで調べてもLight Bee Sの情報自体が少ない印象。むう。
セグウェイがサーロンのOEM出している!
あの有名な”セグウェイ“が電動オフロードバイクをラインナップしているんです。
まぁ、みてくれ。
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僕「君…サーロンだよね?」
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セグウェイはAmazon.comで普通に売られており、ポチッとするとでかいダンボールが家に届くんだとか。大人のおもちゃすぎる!!!今調べたら出てこないのですが人気で売り切れているのかな?
X160はLight Bee Sとほぼ同じだと思われる
セグウェイのX160価格も安く、ちょっとした家電みたいな扱いなのもあって割と売れているようです。
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実際、ネットでX160について調べると情報が沢山ありますし、Youtubeでもx160のレビューは多いです。
全てが同じではないもののLight Bee SやL1jの情報はX160で調べると色々ありそうな感じですかね。
サーロンLight Bee SとセグウェイX160を比較してみた
スペック表からざっくり比較してみました。
Light Bee S | X160 | |
車体サイズ | 1820x735x1020mm | 1820x735x1020mm |
車重(バッテリーあり) | 48kg | 48kg |
最高速度 | 60km/h | 50 km/h |
最大モーターパワー | 3kW | 3kW |
バッテリー | 50.4V / 20.3Ah | 48V / 20Ah |
前後タイヤ | 70/100-17 | 70/100-17 |
フロントショック | 150mm | 不明 |
リアショック | 75/177mm | 75/177mm |
うん。ほぼ同じだわ。
違いとして気になったのはバッテリー。キャパシティはほぼ同じだけど電圧は50.4Vと48Vと誤差とは言えないくらい違う。電圧が高いとその分パワーが出るはずなので、電圧の違いが最高速度の違いに影響しているのだと思われます。
セグウェイのモデルには専用アプリがあったり、速度メーターなどのインターフェイスは違いますが、基本骨子というかコア部分のパーツは同じで同じ工場で作られているだけなんでしょうね。
ということで、Light Bee SやL1jオーナーさんは海外でパーツを探す時はX160というワードで調べるとより選択肢が増えて幸せになりそうですね。勿論Light Bee XのオーナーさんはX260と調べればOK。
そもそもLight Bee XとSはほぼ同じパーツが使えるとは思うのですが、まぁ細かい部分も同じというのは嬉しいものです。
セグウェイだけじゃないかも
セグウェイ以外にもTALARIA(テラリア)というブランドでもサーロンにかなり似ているEバイクが出ています。
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僕「L1E?どこかで聞いた名前だなぁ?」
スイングアーム部分はかなりサーロンに似ていますね。パーツ構成も似ているのですが、こういったサーロンの亜種みたいなモデルは世界で探すと色々あるのかもしれません。
海外のサーロン情報はフォーラムに沢山ある
フォーラムは2ちゃんと同じで誰がどんな投稿をしても良い。というのは大前提として、海外の情報収集するならフォーラムを活用するのはありです。
いくつか調べてみましたが、サーロンで昔から濃い情報やナレッジが溜まっていると感じたのは「Ebike Forum(Electricbike.com)」でした。
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上の画像は冒頭で紹介したLUNA Cycleの方と思われる方が作成してくれた、ナレッジベースページ。
サーロンのモデルごとのパーツやマニュアル、各種ドキュメント、トラブルシューティング方法、カスタマイズの際に必要な情報がここにあります。
これ以外だと電動バイクだけじゃないですがRedditのr/Sur_Ronも割と活発な印象。
あとはFBにもグループがあるようですがちょっと敷居高いかな。
サーロンに限らないですがこうやって情報をオープンにしてくれる文化って日本だと本当無いですよね。飯の種。ということや責任問題など色々あるのでしょうが、こうやってユーザーが自由に情報にアクセスできるのは羨ましいなぁと感じます。まぁこういうことはもっとユーザーが増えてから言えやって感じですかね。
まとめ
サーロンLight Bee関連で海外の情報を探すなら知っておきたい事を3つ、紹介しました。
- 海外ではLight Bee Xが主流で一部地域ではSや公道走行モデルも販売されている
- セグウェイなどSur-RonのOEM版電動バイクが存在する
- 海外フォーラムには有益な情報が多くある
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僕がただ単に検索するのが下手なだけかもしれませんが、日本語だとサーロンの情報が少なすぎてヒットするのは薄っぺらいレビューや提灯記事がほとんど。(だからこそ代理店やバイクショップの方が書かれている具体的な記事は有用で本当にありがたい!)
サーロンは勿論ですがセグウェイにもOEMモデルが出ていることから海外のほうが情報は沢山あると感じます。代理店がナレッジを公開してくれていたりもするので日本版との違いは考慮する必要はありますが、一読してみるとまた新たな発見があるかもしれません。
こんな感じ。