電動バイク サーロンをお迎えして1ヶ月経過したので感想を書く

こんにちは。ぼっちバイカーです。

我が家にサーロン Light Bee L1jがやってきて早いもので1ヶ月が経過しました。

SUR-RON L1j MY2021

走行距離はメーター読みで80km。お仕事やら育児やらが忙しかった割にはまぁまぁ走った方では?

1ヶ月経過して「電動バイクを所有する事ってこんな感じなんだな!」というのが見えてきたので共有しようと思います。

電動バイクってどうなの?サーロンの不具合はあった?

まず、サーロンや僕が所有しているLight Bee L1jについては前の記事で文字数たくさん使って書いているのでまだ読んでいない人はまずはこれを読んでほしい。

「”SUR-RON(サーロン)”をご存知か?」Light Bee L1Jってどんなバイク?

 

サーロン Light Beeがどんなバイクなのか少しはわかりました?

L1jは”e”の完全な下位互換

この記事で書きたいことはこれ。

上記記事でも書いてますがサーロン Light Beeシリーズの公道走行可能モデルは「L1j」と「L1e」のふたつある。jが50cc相当でeは125cc相当。

で、一言で説明すると「jはeの下位互換」。

モーターユニットのワット数だけでなくタイヤサイズ、ブレーキ、サス、そしてバッテリー容量の全てにおいて “e”よりも性能が低い。唯一勝っているのは値段と軽さ、あと排気量の違いによる重量税くらい?詳細スペックは上記記事に書いています。

“j”に乗って気づいたのは何度目をつむっても頭の片隅から決して離れない「eの存在」。頭の中だけでなくインターネットというワールドワイドウェブでもおんなじです。

Light Bee L1jのオーナーって僕以外にいる?

世の中に存在、していますか?

え?

・・・

ガチでいないです。僕以外、オーナーなんて存在していないのでは?

そのくらい”j”の情報はネットにありません。お店の記事で出てくるくらいしか情報がないんです。

逆説的に売れていないからこそ僕はL1jに当選できたのでしょうね。因果応報というか鶏が先か卵が先かというか、、、

jじゃなくてeを買おう!

情報が無いのは勿論みんな上位互換のL1eを選ぶから。

Sur-Ron Light Bee L1e

20万円弱高いけどオフロード遊びするならホイールはでかいほうがよいし、サスも長いほうが良い。パワーもあったほうが良いし、バッテリーも大容量のほうが良いのです。

12kgほど重くて125ccの原付二種になって金額は少し上がるデメリットと比べると余りあるメリットがeにはあります。

L1jじゃなくてL1eを買うことをおすすめするぞ。(現Light Bee L1jのオーナーより)

もしかしたらレースやるならjはありかも?!

L1jを所有して気づいた”jの良さ”が一つありました。

それは「eのバッテリの半額近くで買える」ということ。

サーロンの予備バッテリ

 

容量は約1.7倍違うのに対して価格は約2倍。つまり容量単価は”j”の方がコスパ高いってことなんです()

L1eのほうが車格が上ですがあえてそこに目をつむるなら、jは予備バッテリに手が出しやすいのでバッテリ交換前提の長さのレースに挑戦するなら敷居が低いと言えなくもないなと。

サーロンで公道を走ってみてどうだった?

僕のL1jは定常出力600Wなので区分は50ccのバイク、いわゆる原付一種です。

今まで50ccのバイクに乗る機会が無かったので忘れていたのですが、30km/h制限。二段階右折という謎ルールと向き合わないといけません。

このルール考えた人、頭悪すぎなのでは?きょうび30km/hってチャリよりも遅いんですけど!

一般車が60km/hで走っている中で30km/hで走るの、メンタルが試されすぎますわ。

あっという間に50km/h出るのでスピード違反しないように自意識が大事

河川敷で試した時の話。サーロン L1jは30km/hまではあっという間。僕は体重83kgあるのですが50km/h前後が限界かな?という感じでした。

なおストックだと30km/hで制限がかかります。これを解除するのにはリミッターをカットしないといけないのですが、この緑色の配線をカットするだけ。

輪っかになっている緑の線がリミッター(少なくとも2021モデルは)

なので捕まる覚悟があれば、流れが早すぎない公道なら割と快適に走れそう。”e”だと1.6倍くらい出力があるので70km/hくらいは出そうなのでやはり素直にeを買うのが無難かな。

公道で50km/hで捕まったら20km/hオーバー。1.5万円と2点減点とかなり痛い。あと車体が軽い分、万が一事故したらただでは済まない感じ、ありますね。

パワーや加速感は2ストの50ccバイク並

加速感はさすが電動バイクって感じ。

50ccの2ストモトクロッサーみたいなパワーです。50cc相当だと油断してアクセルをひねると体が後ろに持っていかれますし、ちょっとボディアクションというか後ろに座るだけで前輪浮きます。

とにかく軽い車体でアクセル開ければすぐに最大トルク220N・Mが出てくるので乗っていて楽しい!レスポンスも良いし、何よりバイク自体が軽いのでコントロールしてる感がすっごい。

反面、反応がクイックすぎて疲れる

バイクのレスポンスが良いのは楽しい!けどその反面、公道などを一定の速度で流すのはちょっと疲れる。

唐突にアクセルを少し緩めると「ガクッ!」と体が前のめりそうになるほど減速がかかり、アクセルを軽くひねると「ググっ!」と体が後ろに持っていかれます。(ちょっと大げさに書いてる)

この感覚はKTM 250EXCで公道を走った時に似てます。

クローズドなコースだとこのレスポンスの良さが秒ごとに状況が変わるオフロードコースで役立つのですが、公道だったらもう少しマイルドでもよいかなぁと思います。

このあたりは自分の体の慣れもあると思う。あとギアレシオをいじることで改善はできそう。ずっと気になるようなら今後カスタムしていきたいと思ってます。

そもそもクローズドコースで運用するのが正解だなぁ

上の感想にもつながってきますがサーロンのLight Beeは公道走行はあくまでボーナス。やっぱりメインはクローズドコースかなぁと。

サーロンのコンセプトはオフロードタイプの電動バイクだし、オフロードを楽しく走れるような設計思想をひしひしと感じる。

ただオフロードコースに行くならタイヤ大きくてサス長くてパワーある”L1e”が余計に欲しくなってしまいます。

一回くらいサーロンでコースを走ってみたいのですが、オフロードバイクから離れすぎてて怖いという気持ちのほうが強いのが正直なところ。

ハンドルのキレ角が狭いのは問題なかった

僕のサーロン(L1j)はL1eと比べてハンドル切れ角が狭いんです。見た目が自転車みたいな事もあって、想像よりもだいぶ手前でハンドルがコツンと止まります。

ただ、これ自体は大した問題ではなかったです。

実際に所有してから感じたのは「ハンドルキレ角が狭い?持ち上げればよくない?(物理)」でした。

都内の狭い駐輪場でも持ち上げればなんの問題もない

サーロンは本当に軽いので「あ、ハンドルキレ角が足りないな」ってなったらアクセルひねってフロントアップするか、ハンドルごとよいしょって持ち上げればピボット移動できちゃう。

オフロードレースとかだとそんなこと行ってらんないのかもですが、都内やちょっとしたバイク取り回しだけなら全く気にならないですね。

人々の目線が突き刺さりまくって体に穴が空いてしまいそう!

珍しいバイクで走っている時。歩行者が「チラッ!」ってバイクを二度見されたりすることってありません?

ちょっと誇らしいというか注目された気恥ずかしさみたいなもの、あるよね?!

・・・

サーロンに乗ると、老若男女色々な人が振り返ったり「電動バイクだ!」って声が聞こえたり、とにかく注目を浴びます。

理由はひとえにモーター音。

ブラシレスモーターとドライブベルトが掻き鳴らす「キィーン!!」というあの音!!!

このバイクはモーターで動く!!

この音は2023年現在ではまだまだ目新しくて聞き慣れない未来の音。

街中でサーロンに乗ると目立ちまくります。いや、本当に。

注目されるので安全運転大事!

このバイクに乗って走ると嫌でも注目を浴びてしまいます。ので覚悟をしたほうが良い。

・・・もっと具体的に言うと「危険運転とかすると一発で特定されてトラブルになる」って事。

電動バイク自体がまだまだ目新しいからこそ紳士な運転で一般の人に恐怖を与えないようにしないとな、と思って日々運転しています。

・・・

・・・でもちょっとだけ、本当に少しだけ本音を書くと、、、

 

通行人に注目されて悪い気はしない(素直)

L1jのバッテリの持たなさは異常

異常と書いたら誇張しすぎか。正常なのですがバッテリの容量が少ないのです。

バッテリはここにある

違いはこんな感じ。

モデル 容量
Light Bee L1j 20.3Ah
Light Bee L1k 34.9Ah

“e”は約1.7倍走ります。仮にjが100km走ったとしたらeは170km走れるということ。

・・・

??「もう兄弟車との比較はいいから、j単体で見たときにバッテリ持ちはどんな感じなの?」

僕「1分に1%。みるみるバッテリ容量が減っていくよ!」

下手したら1分持たないかも。例えばバイクで片道10分くらいの場所まで買い物に行ってきたのですが、96%だったサーロンは帰宅したら75%でした。20分で20%減る。

パールハーバーよろしく”帰路”を考えずに走った場合片道で50分くらいしか走れない。坂道が多い場合、多分片道40分くらいで電池切れじゃないかな?

カタログスペック「最大70km走れるやで!

・・・ただし20km/hで走行した場合に限る(小声)

時速30kmですら遅いのに時速20kmてwww

充電の儀式は正直めんどくさい

あくまで街乗りでしか使っていないので最大走行為距離は全く問題ないのですが、シンプルに充電頻度が多くてめんどくさい。バッテリがどんどん減っていくのを見ているのが怖い。そんな感じです。

充電、ちょっと面倒です

とにかく時間がかかるのでずっと気にしていないといけないし、ずっと充電しているとバッテリにもよろしくないので不安。

このあたりは充電器で90%超えたら電機供給を止めたりするものがあるはず。というかこのサーロン純正は本当に100%でも充電し続けるのか確認していないのでそのうちチェックしましょうかね。

僕はバッテリを外さずに充電していますが、ここからさらにバッテリを毎回外して室内で充電ってなると面倒くささはさらに増しそうです。ガソリンスタンドでサクッと5分くらいで終わらせたい!!

サーロンで不具合はあった?

まだ80kmくらいなのでアレですが、今の所このバイクで問題や異常な挙動は出ていません。

むしろガソリンバイクと違って暖気とかも不要で乗りたいときに自転車感覚で街乗り出来ます。

不具合ではないのですが、ストックのブロックタイヤはかなり滑りやすいです。万が一飛び出しとかあった時の急制動で止まらない予感しかしない。

まだまだ新車なのでもっと乗り込んでいって不具合や気になる点を紹介出来たらなぁと思ってます。

まとめ

50cc相当の電動バイク、サーロン Light Bee L1jの一ヶ月レビューでした。

無料で頂いたのもあってまだモチベーションが追いついていないのが現状です。この記事で書いたとおりjじゃなくてeなら・・・という場面が多すぎる。

ただこれについてはやりたいことや今後どうしていくのかがようやく見えてきたのでそのあたりは今後ブログで紹介していくつもりです。

こんな感じ。

 

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