スペシャライズド TURBO LEVO SL

【世界一軽量なeMTB】スペシャライズドTURBO LEVO SLを検討したけどやめた話

こんにちは。ぼっちバイカーです。

僕は1年半前からYAMAHAのeMTBである YPJ-XCに乗っています。

eMTBについてはアンテナを張っていたのですが、先日「eMTB界隈のゲームチェンジャー」とも言えるバイクがスペシャライズドから世界同時に発表されました。それが「TURBO LEVO SL(ターボ リーヴォ エスエル)」です。

スペシャライズド TURBO LEVO SL
スペシャライズド TURBO LEVO SL(ターボ リーヴォ エスエル)

Turbo Levo SLに悩み、結局やめた話

僕はTurbo Levo SLが日本でも購入できることを知って少し(かなーり!)心を鷲掴みされました。物欲がふつふつと沸き、調べれば調べるほど「これは欲しい・・・」と日中ずっと頭から離れないほどでした。

どのくらい離れなかったかというと、仕事帰りにSpecializedのショップに寄ってしまうほど()

営業日確認しないでいったら休日だったので翌日リベンジした涙
営業日確認しないでいったら休日だったので翌日リベンジした涙
ロードバイクもカッコええ・・・
ロードバイクもカッコええ・・・

でで。

中の人にお話を聞いたりと情報を集めていくことで僕は、最終的に購入することをやめました。

この記事ではスペシャライズドTURBO LEBO SLの特徴、そしてなぜ購入をやめたのかを書きます。

TURBO LEVO SLってどんなeMTB?

そもそもTurbo LEVO SLってどんなバイクでしょうか?それを3分でわかるよう紹介します。

LEVO SLの良い点は世界一軽いeMTB

2020年現在、フルサスeMTBでは20kg超えがざらで20kg未満だと「驚異の軽さ!」なんて謳われます。なのにLEVO SLの最上級モデルは17.3kgでこれは普通のダウンヒルバイクや古いエンデューロバイクと同じくらいの重さ。モーターもたったの1.7kgと驚異の軽さだし軽量で容量も少なめな内蔵式バッテリ等、極限まで軽く作られています。

eMTBと一口で言っても用途は様々です。大きな荷物を積載するようなeMTBもあれば、ダウンヒルに特化したようなeMTBもあります。そんな中で「とにかく軽いeMTBが欲しい」という人は現時点ではこのLEVO SL一択です。他の選択肢はありません。

LEVO SLの悪い点はアシストが弱い

軽量化に伴いEVO SLはかなり割り切った作りをしています。それが「パワーダウンとバッテリ容量ダウン」です。”ダウン“と書くと語弊がありますが、LEVO SLは一般的なeMTBと比べてパワーが弱めで容量も少ない。

CPUで例えるなら従来のeMTBは「クロックス周波数が高くパフォーマンスが高いけどバッテリ食うCPU」なのに対し、LEVO SLは「低クロック周波数な代わりに省エネ・熱を持ちにくいCPU」というような感じ(伝われ)

分かりづらいのでモーターとバッテリについてLEVO SLと僕のYPJ-XCで比較してみました。

Turbo LEVO SL YPJ-XC
最大出力 240W 240W
最大トルク 35Nm 80Nm
バッテリ容量 320Wh 480Wh

僕のYPJ-XCと比較するとLEVO SLは半分のトルクしかないしバッテリ容量も3/4程度。その分航続距離は短いのかと思いきやモーターのパワーデリバリーの効率化や軽量化によって改良されており、航続距離は700Whバッテリーの兄弟eMTB「LEVO」とほぼ同じなんだそうです。

これも最初は驚きましたが、最大トルクが抑えられている分バッテリ消費が少ないって考えれば納得。LEVO SLは”謎の技術”で軽くなったわけではなく取捨選択の末にこの軽さにたどり着いた面もあるはず。

これらは全て「eMTBは重くて取り回せ無いやん」っていう既存のMTB乗りに真っ向から挑むためにスペシャライズドが出した一つの結論なのだと思います。

デリバリーは今年の春から

今予約すればデリバリーは春ごろ。二ヶ月後にはゲットできちゃうかもです。まじか。

世界250台限定のリミテッドエディション(170万円)
世界250台限定のリミテッドエディション(170万円)

動画は非常にエモーショナルで心に訴えるじ。特に2:00の「ビューリフォー・・・」でなんか笑ってしまいました。

僕がTURBO LEVO SLをやめた3つの理由

正直言ってeMTBに新たな時代がきた。というか今まで様子見していた人たちがいよいよ興味を持ってくる時期にきたと思っています。操作感などは乗ってみ無いと分かりませんがペーパー上ではeMTBの弱点である重さは改善しつつあるからです。

でで!お話を聞いたりした結果、僕がLEVO SLを選ばなかった理由は3つです。

理由1.ウォークアシスト機能がない

海外ではeMTBにはウォークアシスト機能が基本的についています。ボタンを押せば時速6kmで動くこの機能は、急斜面すぎて乗って上ことが不可能な場面で押し上げるときなどに重宝します。でも日本では公道走行可能なeMTBはこの機能がNGなんです。自走してしまったらそれは原付バイクになってしまうので保安部品が必要になるのです。

詳しくは以下記事で書いてます。

【何故】日本のeMTBでは実装されない「ウォークアシスタンス機能」がめちゃくちゃ羨ましい件

重いeMTBを押し上げるのは大変。従来のeMTBと比べてLEVO SLは軽いですが、機能が日本だけオミットされている抵抗感がありますし、トレイルで担ぐ時に毎回後悔しそうで嫌だなって。

理由2.比較対象が少なすぎる!

冒頭でも書きましたがこのバイクはパワーを犠牲にして軽さに全振りした新しいジャンルのマシンです。

でもね?

2019年にeMTBを発表したメーカーは沢山あります。。となるとこの先、LEVO SLのようなeMTBが出てくるはず。「このeMTBで時代を先取りしたい!」という人以外だと、比較対象が少なすぎてまだ早いかなぁと。価格も高いのか安いのかよくわからないです。焦らなくとも今後は17kg台のeMTBは増えてくるはず。

理由3.パワーが物足りない(スペック上)

実際のフィーリングは乗ってみないと分かりませんが、ペーパー上はLEVO SLのパワー(トルク)は弱いです。つまり登り坂でも多分結構きついんじゃないかなって予測します。

勘違いする人も多いのですが、eMTBって脚力がないと力強いアシストが得られないんです。時速10kmまでは脚力の二倍パワーが得られますが、それ以降はデクレッシェンド的な感じでアシストパワーが減ってきます。つまりその分人間が頑張らないといけないってこと。

僕が乗っているYPJ-XCですら「もっとパワーが欲しい」と感じているので多分僕にはLEVO SLは向かないかも。。。

「パワーを犠牲に軽量化したeMTB」のフィーリングが気になるので僕は様子見です。パワーイズエブリスィング!!!

eMTBを選ぶのは結構難しい

eMTBって万能感がありますがモーターやバッテリ、サスペンション、フレームの構成次第で向き不向きなフィールドが結構存在します。今回のLEVO SLはアシスト弱めで下りのフィーリング重視ですが、どこで乗るのが楽しめるのでしょうか?

「下り激しめのトレイル」がまず思い浮かびます。次に専用コースって感じでしょうか。でもコースって場所によってはリフトがあったり送迎サービスがある場所もありますし、35Nmのパワーでどのくらい登れるのかは気になります。

コンセプトが世界初。しかも軽さという分かりやすいメリットがあるのでおそらく売れるはず。でもeMTB界隈としては現在まだまだ色々な方向性を探っている段階だと思います。

ただ少なくとも「パワーはあるほど良い。重さはアシストで乗り切る」というパワー至上主義から、「あえて出力やバッテリ容量を落として軽量さでカバーする」新たなジャンルがeMTBにできたことが嬉しい。

今年もeMTBのスタンダードを決める覇権争いは激アツの予感しかしませんね!!

まとめ

スペシャライズドのTURBO LEVO SLがリリースされかなり物欲を刺激されましたが、実際にお店にいって話を聞いたり、ネットでスペックやどんな特徴があるのかを確認して「僕にとって必要か?」を考えた結果、見送ることにしました。

eMTBは今各メーカーがどしどしアップデートをしてくるので買い時がいつなのか見定めるのは大変ですね。。。欲しい時が買い時、と言いつつ100万円超えますしリセールバリューもよくわからないので失敗したくないならもう少し待つべきです。

もちろんLEVO SLは軽さに関して素晴らしいバイクだと思っていますし、eMTBの歴史を動かしたマイルストーンであることま間違いありません。このビッグウェーブに乗って即決できる人が羨ましいです。知り合いで買ったらぜひ乗らせてくださいね!!

こんな感じ。

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スペシャライズド TURBO LEVO SL
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