【サイコン不要】eBike・eMTBと相性の良いスマートウォッチはこれだ【2020年】

こんにちは。ぼっちバイカーです。
eMTBやeBike向けのスマートウォッチ記事がなかったので「eBike・eMTBと相性の良いスマートウォッチ」をまとめました。価格帯は1万円台のエントリーモデルから6万円超えないミドルグレードまで。
この記事を書いたのは、
「よし!自転車用のスマートウォッチを買うぞい!」
と思ってネットで調べてもどの商品がどこまで自転車対応なのかがイマイチわかりずらく、”自転車にどこまで対応しているか“をスペック表からいちいち確認しないといけなかったのがちょっと、と言うかかなりめんどくさかったのです。
と言うことで自分が調べたついでに自転車向け、特に”eBikeと相性が良いスマートウォッチ“をまとめます。

eBike、eMTBと相性の良いスマートウォッチの条件は?

eBikeやeMTBにはサイコンよりもスマートウォッチの方が相性が良いと言えます。なんならサイコンを買わなくともリアルタイムなデータは純正ディスプレイで見れるし、データの記録はスマートウォッチに任せれば良いのです。スマートウォッチなら自転車以外の時間も健康管理できるメリットもついてきます。
eBikeやeMTB乗りはサイコンよりもスマートウォッチを買うのが正解だと思う理由
でで、人によって求めるレベルは異なりますが概ね以下を満たしていたら相性の良いスマートウォッチと言えます。

  1. 自転車乗り向けの記録モードがある
  2. GPSログで走ったルートを残せる
  3. センサーの無線を受信し記録を残せる(速度・ケイデンス・ペダルパワー等)
  4. 高度ログを残せる

上記以外にもナビ機能やラップ測定など色々な機能が各社から出ていますが、まずは上の条件を指標として紹介します。

eBike・eMTBと相性の良いスマートウォッチはこれ

今回は安いモデルからミドルクラス(6万円超えない)くらいまでで紹介します。
紹介する順番は価格順。下にいくほど高級なスマートウォッチとなります。

HUAWEI WATCH GT(ハーウェイ ウォッチGT)

HUAWEI WATCH GT
HUAWEI WATCH GT

HUAWEIはスポーツ用品メーカーではなく家電メーカーですがこのモデルはかなりアウトドア寄りの商品。光学式心拍センサーで心拍も取れるしサイクリングモードが用意されています。さらに気圧高度計による高度データも取得できます。重さも46 g(ベルト含まず)なので決して重くはないですし、2万円をきる価格としてはかなり多機能、つまりコスパ高いです。バッテリは46mmシリーズなら普通に使って14日間。GPS使用しても22時間使えますので標準レベル。注意点としては通信規格はBluetooth® 4.2 BLEのみですのでANT+では使えないこと。あとは公式ページだとケイデンス対応などは書かれていないので、eBikeやセンサーからデータ取得できるのかは人柱を探しましょう。

Garmin vívoactive® J HR(ガーミン ビボアクティブ J HR)

vívoactive® J HR
vívoactive® J HR

このモデルはガーミンのスマートウォッチでも人気のエントリーモデルでサイクリストでも定番のようです。3万円を切る安価なモデルにもかかわらず、GPSはもちろんサイクルモードが用意されており、高度の値は気圧高度計を搭載しています。Bluethooth smartに加えてANT+にも対応しておりスピードとケイデンスデータを取得できます。バッテリもGPS使用で14時間。ウォッチモードで1週間持つので十分と言えますね。必要十分でコスパ高いです。

Garmin Instinct(ガーミン インスティンクト)

Garmin Instinct
Garmin Instinct

またまたガーミンですがこのInstinct(インスティンクト)は「アウトドア向け」として売られているもので登山用途で宣伝されています。アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠なので耐水性や耐久性は間違いなしですし、バッテリもウォッチモードなら14日間使えGPSを使ったアクティビティは14時間使えます。52 gと気持ち重めですが気圧高度計に対応しているので高度データが取得できますし、eBikeやセンサーからスピードとケイデンスのデータをBluetooth, ANT+で取得できます。さらに、アクティビティのモードに「MTB」があるのも何気にポイント高いです。画面が白黒と割り切ったデザインなのでここは好みが別れるところですが無骨で欲しい機能満載の一台です。

Suunto 5 (スント5)

Suunto 5
Suunto 5

有名なSuunto(スント)のスマートウォッチでミドルグレードです。もちろん心拍センサー内臓でGPSもGLONASS、GALILEO、QZSSと多くの衛生のサポートがあるので精度が高いです。バッテリの持ちも時計表示なら14日。GPSを使うアクティビティは20-40時間と標準以上のバッテリ持ちです。サイクリング機能もあり速度・ケイデンスに加えて上位モデルでは取得可能なペダルパワーのデータも取得可能。ラップ機能もサポートしています。気になったのは高度データは気圧高度計ではなくGPS高度な点。あとセンサーの無線はBluetooth SmartのみでANT+には対応していないようです。重さも60gを超えるので手にとってみた方が良いかもしれません。ミドルグレードにしては自転車むきの機能が多いので検討に値する一台です。

POLAR VANTAGE V(ポーラー バンテージV)

POLAR VANTAGE M
POLAR VANTAGE V

POLARもランニングでは有名なメーカー。このメーカーのVANTAGEシリーズはどれも自転車向けの速度・ケイデンスメーターデータ取得に対応していますが、POLAR VANTAGE Vでは高度も気圧高度計なので正確です。44g(リストバンド除く)と軽量な部類ですしミドルグレードなだけあって多機能です。気になるのはバッテリ。トレーニングで最大20時間ですがウォッチモードでも7日間と他社製品と比べてやや短め。(AppleWatchのように毎日充電、ってほどではないですが・・・)金額的にはやや高めですが、気圧計だけ妥協できるなら下位モデルのVANTAGE Mも安価でおすすめです。

Garmin ForeAthlete 935(ガーミン フォーアスリート935)

Garmin ForeAthlete 935
Garmin ForeAthlete 935

ガーミンで自転車対応モデルで一番高機能かつ一番安いモデルがForeAthlete 935です。ForeAthleteシリーズは主にランナー向けでグレードが上がるほど対応するアクティビティが増えてきます。このモデルはForeAthleteシリーズでは上から二番目のモデルなので必要な機能は全て入っており速度・ケイデンスそしてパワーセンサー(ANT+のみ)も対応しています。そして重さも49gと軽量ですし、FTP(機能的体力閾値)やStrava機能などかなり多機能。なお、音楽を入れて再生しながら走りたいなら上位モデルの”945″もあり。
ミドルクラスで選ぶならこのForeAthlete 935は手堅いと言えます。

まとめ

eBikeやeMTBと相性の良いミドルグレードのスマートウォッチをまとめました。
上記の通り、気圧計対応していると自転車機能が弱かったりとなかなか全部を網羅する機種がないのがメーカーのうまい戦略だと感じましたね。さらに上位のモデルになるとゴルフ、スキー、トライアスロンなど少しマニアックなアクティビティも計測できるようになりますが10万円代とかなりお高くなりますし、自転車だけを考えたらミドルグレードで十分です。
もっと細かくデータを全て残したいならサイコンの方が幸せになれますが、それ以外の機能と言う意味でスマートウォッチはありだと断言できますのでぜひ参考にしてみてください。
こんな感じ。

↓ちなみに僕は Garmin Instinct行きました!

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