こんにちは。ぼっちバイカーです。
先月納車されたIbis Ripmo AFですが、とっても楽しいです。

登りもそんなに苦しくない(ような気がする)し下りもいい感じ。
なのですが、MTBに詳しい仲間の方からこんなツッコミが。
「ブログで書いていたサスの空気圧、マニュアルとかけ離れていない?」
正直サスの事とかよくわからないしMTB専門ショップでセットアップしてもらったのだから間違っているはずはないはず・・・がツッコミの内容がかなり具体的だったのでマニュアルとにらめっこ。その結果、確かにマニュアルの推奨値から大きく違っていました。
え?そんなことあるの?!
今日はそういう記事です。
納車時の初期セットアップがおかしかったことに気づいた
この記事は別にショップをDisる目的ではないです。人間誰しもミスはあるし、大きな損失とか怪我とかしない限りは僕は笑って許してあげたいと思うタイプだからです。でも僕と同じ状況になったときに気づかずに怪我したりバイクを壊したりしないよう「こういうこともあるんだよ」っていうのを知ってもらいたく記事を書きました
納車の記事で書いていますが納車時にサグだしという僕の体重や体格に合わせたサスペンションセッティングをしてもらいました。自転車に乗った時の初期のサスの沈みを調整することで初めて自転車に正しく乗ることができるのです。調整する際に大事なのがサスペンションのエア圧。
サグだしの結果、僕の前後サスペンションのエア圧は以下でした。説明を受けたものの絶対忘れるのでマニュアルに数値を書いて頂きました。
フロント リア 185 PSI 170PSI
で、上記値をみてMTB仲間の方が「あれ?」と気づいて下さったのです。
サスペンションのエア圧や設定には推奨値がある
僕はサスペンションについて素人ですが、調べたところ体重からおおよその空気圧や各種機能の推奨値が決まっています。推奨値はサスのドキュメントに書かれています。Ripmo AFについているサスペンションはフロントが「DVO Diamond」リアが「DVO Topaz」なのでその名前を入れれば日本語のマニュアルページがヒットするはず。
念のためマニュアルページのリンクを残します。※リンク先はPDFで”ギガ”を食うので注意!
DVO Diamond
http://tech.dvosuspension.com/wp-content/uploads/2016/12/DVO-Suspension-Diamond-Owners-Manual-Japanese.pdf
どちらも日本語です。
でで、マニュアルをみるとこんな感じで体重ごとのセッティング推奨値が書かれています。


僕は体重82-83kgなのでエア圧はフロントは125-130psi、リアは200-210psiだなってなるわけです。

初期設定してもらった値とマニュアルの推奨値を比較すると・・・
フロント | リア | |
初期設定 | 185psi | 170psi |
推奨値 | 125-130psi | 200-210psi |
ショップに確認してみたらやっぱり間違っていた
ということで自転車屋さんへ確認。「フロントは85psiだったのを書き間違えたかも」「リアのエア圧はフレームのリンク構造で変わる」と返信がきたものの、結局どうすれば良いのかわからず、お店に持って行きました。
再度サグだしを行った結果、以下エア圧に落ち着きました。
フロント | リア | |
初期設定 | 185psi | 170psi |
推奨値 | 125-130psi | 200-210psi |
再設定後 | 125psi | 190psi |
それ以外にもいくつか・・・
サス以外でも気になることが。


僕が増し締めしていればよかったのでしょうが、まさかたったの数回でここまで緩むなんて・・・オフ車と比べてもかなりパーツが緩むのが早いし、初期整備で増し締め不足してる気が・・・しなくもなくもなくもなくも無い気がする。
MTBって自己責任感を強く持たないといけないのかもしれない
マウンテンバイクを最初調べていたとき「自転車はネットで買って自分で組み立てる人もいるけどちゃんと整備できていなかったりちゃんとセッティングが出ないから自転車屋さんで購入すべき」と声高らかに叫ぶ自転車屋が非常に多く、それを信じてお店で買いました。が、任せっきりでも自分が勉強不足だとこういうことになるよ。というお話でした。
今回お店はたまたまミスだったのだと思いますが、やっぱりモチベーションは下がるし、正直もう作業をお願いするのが怖い。またこうなる前に納車後は増し締め確認をしたり、エア圧やセッティングが本当に正しいか確認したりと、お店の対応を疑ってかかるくらいでないといけないのかなって。