IBIS RIPMO AF

【初めてのフルサス】IBIS Ripmo AFファーストレビュー

こんにちは。ぼっちバイカーです。

IBIS RIpmo AFがやってきてはや数週間。COVID-19は依然落ち着く様子はありませんが山の中なら都内よりは3密もマシ。途中で寄り道しない、人が少ない早い時間帯にサクッと走る、怪我は絶対しないよう安全マージン多め、といったことに意識をしつつシェイクダウンしてきました。ファーストレビューです。

IBIS RIPMO AF
IBIS RIPMO AF

と言っても、IBIS Ripmo AFが初めてのフルサスペンションのマウンテンバイクなのでどちらかと言うとフルサスのレビューになるかも?さらに言うなら、eMTBしか経験がないので電気アシストがないMTBのレビュー、と言った方が良いかもです。(eMTBとの比較についてはもう少し経ってから書こうと思っています)

IBIS Ripmo AFのファーストレビュー

人生初めてのフルサスのMTBとしてIBIS Ripmo AFを選んだわけですが、一言で言い表すと「想像していたよりもずっと辛くなかった!」です。

フルサスだけど想像以上にグイグイ登ってくれた

「フルサスペンションの自転車は全然進まないけどその分下りが楽しい」

僕がMTBを探したり検討していた頃に色々な人から聞いたり、色々なWebサイトで見かけた言葉です。

知り合いのハードテールを貸してもらったこともあって、ハードテールですら登りをキツイと感じた僕は、この時点である種の覚悟というか、くだりに特化したフルサスでひたすら辛い登りも受け入れる決意をしてRipmo AF君を購入しました。

ところが・・・

トレイルに入るまでのアスファルトの登りも想像の半分くらいしか辛さは感じなかったし、むしろ踏み込んだ時にリアサスペンションが縮み、伸びる時の反動で前に押し進めてくれているようにも感じました。なんならハードテールより楽じゃない?って。

フルサスMTBにも「ダウンヒル・エンデューロ・トレイル・クロスカントリー」とあって、右に行くほど登りも楽になるようです。Ripmo AF君はエンデューロMTBなので、くだり重視で”ダウンヒルよりは多少マシ“くらいだと思っていた。なので走ってみて想像以上に登ってくれて安心しました。本当に。

エンデューロバイクなのに一番最初に書く内容が登り、というのもおかしな話ですが、実際それが一番印象として残っているんです。

下りの恐怖感がない!楽しい!!

今回走った道は別にサスペンションがなくても走れる道でしたが、ハードテールと比べてフルサスの方が圧倒的に下りでの恐怖感や不安定さを感じなかったです。まぁ当たり前と言えば当たり前なんですが、なんていうか楽しかったんです。フルサス。

ネット(広義)で調べたりしていると「日本のトレイル遊びではハードテールで十分」「フルサスは性能を生かしきれない」「フルサスだと簡単すぎて面白くない」などの意見が多い印象です。実際、トレイルでも出会う人のほとんどはハードテールでした。

僕もフルサスのRipmo君を買う時に、「ハードテールならお値段はかなり安く済むし、走破性が高いバイクで十分なのでは?メンテ代もかかるし・・・」と悩んだこともありましたし、「フルサスだとトレイル遊びだと身の丈に合わないのかな?」とも思っていました。

でもそんなことは杞憂でしたね。フルサスにはフルサスでしか味わえない楽しさはあって、木の根がリアタイヤに乗り上げてさすがグッと動く感触が気持ち良かったり、ちょっとした段差もサスペンションが仕事をしてくれているおかげでスムーズに走れる。

確かに走破性は上がったと思いますが、走破性云々よりも僕のような初心者としては安心して走れることがとっても良かったです。なんだろう、頑張らなくていいというか、自転車がガタガタするのに耐えなくて良いというか、もっと気持ちよく下れるようになりたい!って思える感じ。

Ripmo AF君は下り性能も高い部類なのでもっとうまく走れるようになって気持ち良くなりたいです!!

押しは普通に辛かったw

なんかいい感じに書いてますが、斜度が急な登り坂でMTBを押して登るシチュエーションでは普通に辛かったです。e-MTBよりは軽いので死ぬほど辛いわけではないですがやっぱり辛いものは辛い。心肺機能も筋肉も圧倒的に不足していると感じました。

ただ、今まではeMTBという負い目があったので押すのも辛かったですが、フルサスMTBなのでみんな辛い、って考えたらがんばれます。なんか精神論ですがそういう感じはありますねwスポ根w

ネットで調べるとIBIS Ripmo AFの車重はおおよそ15kgくらい。決して軽いMTBではないですが、アルミフレームなので仕方ないです。お兄さんのRipmo(カーボンフレーム)と比べると1.5kgくらい違うみたい。

特に後半では押す際に足に力が入らなくて小鹿のようにプルプル震えそうになりましたw

ブレーキは効かない印象ある

ブレーキはSramのGuide Tというブレーキなのですが、eMTBであるYPJ-XCについているシマノSLXのブレーキの方が制動力があるように感じました。

sram Guide T
sram Guide T

メーカーによって味付け(?)もあるようで、そういった違いということもあるのでしょうがこのブレーキはまだ慣れないです。

具体的には握った瞬間にグッとこないでじわじわかかってくる感じ。とはいえブレーキが聞かなくて困った!ということでもないのでこのブレーキをしばらくは使っていきたいですね。

ドロッパーシートポストのリモートレバーが押しづらい!

「IBIS Ripmo AFを買ったら最初に変えたいパーツは?」と聞かれたら、僕なら「リモートレバーを変えよう(提案)」と答えます。

そのくらいリモートレバーは押し辛いです。

IBIS Ripmo AF純正リモートレバー
IBIS Ripmo AF純正リモートレバー
レバーを押している時
レバーを押している時

具体的には押す時に親指の自然な軌道にあっていないと感じます。文章で書くと難しいのですが親指は巻き込むように左に曲がっていくのに対して、このレバーはまっすぐ入力する必要がある。

なので指だけじゃなく手首も回転させて押し込む事になる。ライディング中にドロッパーを操作する時に毎回これになるので早いうちに交換したいです。

お尻は痛くならなかった

純正シートはお尻が痛くなりがちなんだそうです。

シートはWTB
シートはWTBのSILVARADO(シルバラード)

調べてみるとMTBよりはロードレーサーとかで選ばれることが多いようです。コストカット?

今のところそんなに不満はないのでお尻が痛くなったりポジションが気になったりしてきたら交換を考えてみます。基本的にお尻は強い方です(AF的な意味はないからね?)

ペダルが地面に当たって靴が巻き込まれる!

モダンなフレームジオメトリのサイドエフェクトなのかもしれませんが、ペダルが地面とかなり近く、ちょっとしたコブを超える時にペダル位置が悪いとペダルが地面にヒットしてバランスを崩しそうになったり、V字の溝みたいな場所を走る時にペダルが当たったり、たまに靴の爪先が地面に接触してペダルと地面の間に巻き込まれたりもしました。

これはもしかしたらライディングでカバーするべきなのかもですが、気になったので書いておきます。

まとめ

IBIS Ripmo AFのファーストレビューでした。

書き忘れましたが、IBIS Ripmo AF、かっこいいです!(自画自賛) このオレンジ(Red Savina)はオフロードの中で映えますし、悩んだけどこのカラーを選んで正解でした。くどいかな?と思ったけど選んだDMRのアルマイトオレンジなペダルも良いアクセントになってます。

初めてのフルサスということであまり比較はできていないですが、やっぱりハードテールとは別の楽しさがありますね!もちろんeMTBとも。

登りが楽!といってるけど、舗装路の登りでロードレーサー?の人にガチ抜きされたし、辛いものは辛いです。でもそれ含めて楽しいし体力が持たないからこそ短時間で仕上がって(満足感を得て)さっと帰って家で家族と過ごすこともできるというメリットにもなります。(え)

今は自粛期間で大手を降って人が集まるコースにはいけませんが、落ち着いてきたらRipmo AF君ともっともっと色々な場所に行ってみたいですね!!楽しみ!!

こんな感じ。

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