年賀状の返信を全てLINEで返してみたら正月が暇になりすぎた話

明けましておめでとうございます。ぼっちバイカーです。

2020年になりましたがみなさまはどんな正月を過ごしていますか?僕はずっと家族でまったりと過ごしています。

そしてタイトルの通り今年から年賀状を書くのを辞めました。その結果、正月ゆっくりと過ごす事ができた、というかやる事が無いくらい楽になりました。

年賀状を辞めたら正月ゆっくり過ごせるようになった

タイトルの通り、年賀状を辞めたら正月の大仕事が減ってゆっくり過ごせるようになりました。これが想像以上に楽だったのと、想像以上に辞めてよかったと思ったのです。

もともと”年賀状がきたら返信するスタイル”だった

「年賀状を書くのを辞める」と書きましたが僕はここ10年くらい、届いた年賀状にだけ返信するスタイルでした。(結婚と第一子が生まれたときだけは関係者に高画質な写真付きで送りつけた事はありましたが)で、余裕があれば12月のうちにデザインを決めて前回出した枚数プラスアルファを印刷業者へ依頼し、年賀状が届いた人にだけそこから一言コメントを書いて返信していましたし、余裕がなくても正月に葉書を買って家でプリントアウトして一言コメントを添えて返信していました。

いまいち気の利いたコメントがかけなくて悩んだり宛先の漢字が難しかったり、自分の字の汚さで自己嫌悪になったりとこの年賀状を書くのが苦痛だったのですが「みんなやってるし・・・」と我慢してやっていました。

年賀状返すのを辞めてみた感想

そんな感じで惰性で続けてきた年賀状でしたがついに今年は妻と話して年賀状を返さない事にしました。その結果、タイトルの通り時間がかなりできたのですがそれだけじゃなかったのです!

1.意思決定のストレスがなくなった!

年賀状を書くのがストレス、と書いてどのくらいの人に伝わるか分かりませんが、僕にとっては毎年この作業はストレスでした。

まずデザイン考えるのも大変だし、自分で作る場合プリンターのインクが切れていたり、調子が悪かったり、印刷方向間違えて無駄にしたりと印刷するところまででも相当ストレスなんですよね。デザインとか慣れている人は良いですが普段やらない事は本当に疲れます。手間はかけずに業者に出したこともありましたが、年賀状のために3000円以上(一度急ぎで近所の写真屋さんで依頼したら5000円超えたことも…)支払っているのもなんかアホくさい・・・

作業自体は決まっていればそこまで大変ではないですが、とにかく意思決定の回数が多かったり、作業自体が好きじゃなかったので苦痛でした。それがなくなっただけで本当にストレスフリーでゆっくりと過ごす事ができました。

2.「私も来年は辞めたい」という反応も多かった

年賀状の返信の代わりにLINEで個別に連絡してみました。

これは実際に送信したLINE。上記画像の通り年賀状と違って文字数制限もないし、一方的なコメントで終わることもないので具体的に次の話に繋がることも多かったです。そして相手方もそこまで気にしている様子もなかった、というか「来年は私も書くのやめようかなぁ」という反応の方が多かった。もしかしたらみんな辞めるタイミングを見極めているのかもしれません。

3.年賀状の無駄さに気づいた

もともとストレスでしかなかった年賀状。関わるのを思い切って辞めて気づいたのは、僕にとって年賀状はかなり無駄だったという事でした。

まず「相手に挨拶するだけなのにお金がかかる」って事。今時ならLINEで伝えればパケット代だけで済みます。僕はLINEモバイルなのでパケット消費対象ですらない。だったらそのお金でラインスタンプでも送ってあげたりする方が絶対相手も嬉しいでしょ!かかるのは年賀状だけでなくプリンタのインク代もかかる。ズボラにお店で頼もうと思ったら子供へのお年玉よりも高い金額がかかります。

そして「手間や意識が持っていかれる」のも無駄でした。正月が近づくと、”年賀状どうする?”という妻からの意思決定を仰ぐ質問に答えるのですら疲れます。年賀状出すかどうかを決めたら誰に出すのかをリストアップし、枚数を数えて予測を立て年賀状を購入。デザインで使う写真を選んだり配置で悩んだりして、印刷。この作業も慣れてないので今まで一発ストレートでうまくできた試しがありません。この作業に毎回意識が持っていかれてなかなか休んでいる気がしなかった。それがないだけでストレスを感じないんです。

何より無駄なのが「ここまでやって別に伝えたいメッセージなわけでもない」ってこと。僕に年賀状を送ってくる人は”1.デザインとかするの好きな人、2.今までの慣習で事務的に出している人、3.コメントすらなくテンプレを送りつけてくる人”の三種類。そのうちほとんどが2と3でした。この人たちに別に年賀状で伝えたいメッセージはないのでLINEで十分なのです。ストレスのある作業をした結果、大半の人は求めていないことほど悲しいものはありません。

振り返ってみると本当に無駄だったなぁ、というくらいしか感想がありません。辞めてよかった・・・

4.世界でもこんな風習は日本だけらしい

年賀状について調べてみましたが世界ではこのような風習はないようです。(クリスマスカード出したりはするみたいですが)

世界ではやってなくて日本独自の文化、と考えることもできますが僕は特に魅力を感じていないのはすでにブーブー書いてきている通りです。

年賀状自体衰退傾向にある

年間の年賀状発行部数はこんな感じで下がっています。


引用元:年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(最新)

高齢化社会とはいえ「ペーパーレス」が良しとされている現代ではこれが回復するのはまずありえないと思います。

僕もSNSで「#年賀状スルー」は結構見かけました

もちろん年賀状という習慣自体なくならないですし、こういうの好きな人はこれからも出し続けるでしょう。僕も字がもっとうまくてデザインも得意だったらきっと年賀状やっていたと思います。でも嫌な人までそれに付き合う必要はない時代になってきたってこと。

まとめ

年賀状を思い切って辞めてみたら「なんでもっと早く辞める決断をしなかったんだろう?」と軽く後悔するくらい無駄だったと思った話でした。

もちろん年賀状には「ビジネスの潤滑油」的な意味合いとか「感謝を伝えるいい機会」とか「紙ならではな良さ」というのはあると思います。でも少なくとも僕のように文字が下手でデザインもできない人間で苦痛に感じているなら思考停止して無理して年賀状をやり続ける前に一度、「紙の年賀状は辞める」という選択肢も検討してみては?というお話でした。

・・・どうしても紙で出さなきゃダメですか?

こんな感じ。今年もよろしく!!

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