20年前と同じシアターで映画「マトリックス」を観たら記憶が一気に蘇ってきたので自分語りする

こんにちは。ぼっちバイカーです。
皆さんは映画「マトリックス」をご存知ですか?
僕は日本中の誰もが観たことがあると思って生きていたのですが知り合いでも観たことがない人が多くてジェネレーションギャップのようなものを感じました。
ということで、Twitterでも話題になっていましたが、2019/9/6から二週間限定で映画「マトリックス」が劇場で観ることができます。)(あと一週間!)
マトリックス 劇場情報
僕は先日マトリックスを劇場で観てきたのですがとにかく「20年前とは思えない」「今見てもチープに感じない近代SF」だったと再認識できた映画でした!!!思い出補正なんじゃないかな、とも思います。ええ。

僕とマトリックスの20年前の出会い

昔の話をさせてください。
映画マトリックスは20年前、つまり1999年に劇場公開されました。僕はその頃中学1年生で、海外映画(と言ってもハリウッド映画)にはまっており近所のレンタルビデオ屋さんによく通っていました。
ある日そこで「無料レンタル」というコーナーに映画マトリックスの宣伝ビデオ(当時はまだDVDじゃなかった)が置いてありました。
無料なら・・・と借りて見てみたところ、映画全体のハイライト的なシーンが核心的なネタバレなしでまとまっていました。
当時テレビCMでも「マトリックスってなんだ?自分の目で確かめろ!」みたいな宣伝だっと思いますが、このビデオをみて「マトリックスってなんなんだ・・・!?」という疑問が頭の中から消えず、父親に頼み込んで映画館に連れて行ってもらうことになったのでした!

一日に3回もマトリックスを観たのにマトリックスがなんなのかわからず、無事厨二病へ

父と来たのは池袋のシネマサンシャイン。今でも覚えています。
朝一番の上映時間ギリギリに到着するとすでに映画館の非常階段4階分くらいの列が出来ており、挙句席は満席で立ち見。しかも並んでいたせいでシアターに入る前に始まってしまっていました(当時はネット予約も席予約システムもなかった)
途中から観たこともあって全然理解できなかった僕は父に「もう一回みたい」と頼み込み、二回目の上映も鑑賞したのです(当時は入れ替え制じゃなかったので一回入れば映画見放題だった)
そして2回観てもまだ理解できず「もう一回だけ観たい」とお願いし、空腹のまま計3回も同じ映画を観たことを今でも覚えています。
なお三回観ても結局マトリックスがなんだったのか、おバカな中学生だった僕には理解できませんでした。なんで最後ネオが生き返ったのかとか、エージェント・スミスが話している内容の意味も字幕を見ても理解できなかった。それでもアクションシーンが最高にクールだったし、例の体をそらして銃弾を避けるシーンを見た興奮は数週間経っても冷めなかったくらいハマりました。
中学生であの映画にはまった結果、アパレルはロングトレンチコート、サングラス、ハイカットブーツに憧れ、趣味はエアーガン(タミヤのデザートイーグルを買った)、音楽はマリリンマンソンやリンキンパーク⇨JPOPを馬鹿にするようになる理想的な厨二病になりました。今でも恥ずかしいけど懐かしいよ・・・(遠い目)

WhatIsTheMatrix.comで英語を勉強?した

マトリックスにどっぷりとハマってしまい当時はまだ従量課金制だったPCのインターネットで情報を探し、日本のコンテンツに飽き足らず海外のサイトも廻るようになりました。英語もわからないのによくやってたよ・・・
そこでたどり着いたのが、「WhatIsTheMatrix.com」というWebサイト。海外のマトリックス公式サイトですが、とにかく情報量がえぐい。リンクは貼っていないのはこのサーバーは2009年に既に停止されてしまったから。
・・・が、調べていたらアーカイブを発見したんです!
http://web.archive.org/web/20051228123727/http://whatisthematrix.warnerbros.com/
アクセスすると・・・

whatisthematrix.comのトップページ

ぐおおおお懐かしすぎる!!!ちなみにHIGH BANDWIDTH(ネット回線が太い)をクリックしたらフラッシュプレイヤーを入れろと言われましたw
LOW BANDWITHへアクセスすると・・・

マトリックス関連の情報が沢山

時代を感じるサイトですね。

「UI?UX?なにそれ個性無さすぎじゃない?」と言わんばかりのコリコリにこだわって作り込まれたWebサイト。こういうサイトも最近は全く見ないですね。
なんて言っても、この白い画像の文字全部にハイパーリンクが仕込まれてます。誤クリックしないよう、今時のエロサイト並みの慎重さが求められます!

当時僕もこのサイトを見てはアングラな気持ちになりつつ英語辞書片手に色々なコンテンツを見て愉悦に浸っていました。。。恥ずかしい過去です。

マトリックスは世界観が広かった

映画のマトリックスは3部作ですが、外伝というか映画以外の横展開されたコンテンツも魅力的でした。
Matrix Onlineとか日本ではプレイできなかったものもありましたが、アニマトリックスという3DCGアニメや二次元のアニメで構成されるマトリックスのアニメ外伝は今でも覚えてる。日本のアニメ制作会社である

Studio4℃やMadhouseなども参加していたので変な感覚でしたね。

あとはPS2の「ENTER THE MATRIX」もたくさんプレイした。今でこそこのての映画ってありますが、当時はサイバーパンクという言葉がはやるきっかけとなった映画でした。
なんの話だっけ・・・・すみません・・・興奮して思わず自分語りが止まらなかったです・・・まとめると、思えば青春時代はマトリックスと共に過ごしたと言っても過言ではない。そんな僕が20年ぶりに劇場でマトリックスを観るのです。ワクワクしないはずがないですよね!?

映画「マトリックス 4Dx」を観てきた!

20年前にマトリックスを観たシネマサンシャインは潰れ、2019年に新しく「グランドシネマサンシャイン」へ生まれ変わりました。

グランドシネマサンシャイン

あれから20年間も経過したのか・・・」となんだか感慨深くなりつつ、あのマトリックスをまた映画館で見れることに興奮が隠しきれません!
ということで・・・

ということで、ようやく映画のレビューです!!

20年経った今観ても破錠してないストーリー!

20年前の映画だと、今では当たり前のことがSFになっているくらいテクノロジーが変わっています。そんな中、この映画は今見ても違和感が全くない、むしろ今になってようやく理解できる人の方が多いんじゃないかなって感じました。
例えばAI。ここ数年で「仕事を奪われるのか?」みたいなキャッチコピーで急速に広まりましたが、20年前の時点でAIが発達して一つの生命体になったとか、この発想に至るのがすごい。2019年の今だって寝て起きたら実はマトリックスの中でした、って言われてもおかしくないんです。
この作品は日本の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の強い影響を受けているので、昔の日本のアニメすげぇ・・・とも言えますね。

小物から何からセンスありすぎ!

当時はあまり気にしませんでしたが、出てくる全てがセンスあるんですよね・・・
服装も今見ても時代遅れとは思えない、というか”マトリックススタイル”だし何気ない椅子があのネイビーチェアだったり。。。あと音楽もかなりマニアックだった。日本で社会現象になった映画の主題歌がマリリンマンソンってやばくない?当時僕は普通に受け入れていたけど、親の立場からしたら中学一年生のピネガキがマリリンマンソンをリピート再生してたらちょっと話し合うと思うw
時代の流行じゃなくて映画としてのスタイルがガチッと決まってて本当センスあるなぁと映画を見ながら終始感じました・・・
このトレーラーは例のDVDに収録されており、目が腐る程みました。特に1:33からの流れが最高。音楽で鳥肌が立って調べたらドイツのEnigma(エニグマ)というミュージシャンに辿り着いたのですが、本編では使われていないんですよねこれ。

映画館で見るとやっぱり昔の映画だった!

映画が始まってすぐに気づいたのは暗いシーンでのノイズ。
いくら綺麗にリマスターしているとは言えやっぱり昔の映画なんだよなあ、と解像度不足のような物を感じました。
ただ音は最高でした!当時と同じなのかもしれませんが映画館で見るマトリックのガンアクションは最高にテンションが上がり、思わずモデルガンを収集したくなるほどでしたよ!!
映画の内容については今見ても楽しめますが、画質はやっぱり機材の進歩を感じざるを得ません。そして映像がクリアだったら映画が良いわけではないことも改めて理解出来ました。

4DXだと集中できなかった

初めての4Dxでしたが、個人的にはなくていいかなぁと感じることが多かった。

マトリックスはセリフも出てくるほど観ているということもあったのかもしれませんが、椅子の動きに集中力が奪われていると感じる瞬間が割とあって・・・アクションシーンでたまに動きがマッチすると確かにテンションが上がるし没入感が増えますが、アンマッチの時の違和感がすごかった!!
椅子の動きよりも空気とか匂いで演出してもらう方が好きかな〜僕は。

1999年の空気って何か勢いや希望を感じた

マトリックスの公開年は1999年ですが、この1999ってかっこいいなぁって改めて感じました。
なんか、カンストしているみたいですし、2000年が始まれば何か新しいスタートが待っている、そんな勢いを感じる年だなぁとエンドクレジットを眺めながら思いました。
この映画は非常に野心的で、マトリックスというコンセプトに新しい技術や試行を才能あるクリエータ達がコリコリにこだわって作り上げた作品なんです。例のWebサイト一つとってもそう。1999年のこの勢いは合理的ではない非常に泥臭い中から生まれ、スタイルまで昇華している非常に勢いのある作品なんだと改めて実感しました。
撮影手法やストーリーだけなく、この世界観を作り上げたスタッフに20年遅れになりますが改めて感謝したい。最高の映画を作ってくれてありがとう!!

マトリックスの監督達が作った最新海外ドラマ「Sense8(センスエイト)」を見逃すな!

もしマトリックスが好きだったらぜひ観て欲しいのが、現在Netflixで観ることができるオリジナルドラマ「Sense8(センスエイト)」です。

マトリックスはウォシャウスキー兄弟(現在はトランスジェンダーで姉妹?️‍?)が監督でしたが、そんな二人組が製作した海外ドラマ。現代のSFであんまり怖くなくて多様性とか宗教観とかそういうマトリックスのような「ふわっとしてるけど革新的でセンスがある」作品です。
スロースターターなので3-4話まで頑張れば一気に引き込まれるはず!!ぜひチェックしてみてください!

懐古厨と呼ばれてもいい。ぜひ劇場で観よう!

僕は間違いなくマトリックスのファンだった一人としては本当に今回の劇場公開は嬉しかった!僕と同じマトリックスファンだった方は昔を思い出すこと間違いなし!
そして「マトリックス、有名だけどみたことがない」というかたは今みても全然楽しめるのでぜひ!!懐古厨と呼ばれようとも、この映画は間違いなくマスターピースだと思います!
2020年(2022年?)には完全新作の映画マトリックス4が公開されると聞いています。これを期にマトリックスをキャッチアップしてみてはいかがでしょうか?なお、4DXじゃなくても十分楽しめると思いますし、Netflixでも1-3まで観ることが出来ますよ!

こんな感じ。

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