こんにちは。ぼっちバイカーです。
うちの長男は来月から小学1年生になります。今乗っている自転車は3才の誕生日にプレゼントしたヨツバサイクル の14インチモデル。
ヨツバサイクルはちょっと高めですが軽くて長持ちだし本当に買ってよかったです。良かったのですが、流石に小学生手前の息子にはサイズが小さく、一緒に走っていると物凄い勢いでペダルを回して走っており、そろそろエージアウトかなという感じ。
ということで小学生を前にする息子の為に新しい自転車を購入することにしました。息子が出した条件は「オフロードも走れる・かっこいい・変速機がついている」です。
調べてみました。
小学生低学年向けのかっこいいマウンテンバイクを調べてみた!
僕は現在MTB(マウンテンバイク)に乗っており、子供とも一緒に走ったりしてみたい!となりました。
最終的に決めるのは息子ですがパパとしてはマウンテンバイクに乗って欲しい。ということで小学生低学年でも乗れるマウンテンバイクを調べました。
キッズ自転車は「ホイールサイズ」で選ぶ
まずは自転車を選ぶ時の注意点。
同じ小学生低学年でも体格差は当然あります。なので大人はフレームサイズで選びますが、子供の自転車のサイズは「ホイールサイズ」で選びます。ホイールサイズは身長によって決まるので、お子さんの身長がわかれば大体のサイズがわかります。
小学生低学年だと以下3つのホイールサイズから選ぶことになると思います。
- 18インチ:103-125cm(4-8才)
- 20インチ:111-140cm(5-9才)
- 22インチ:116-145cm(6-11才)
ブリジストン「自転車のサイズと子どもの適正身長・年齢(目安)」を参照
海外ブランドの20インチは国内ブランドの22インチ相当
全てではありませんが、今回紹介する海外ブランドの20インチモデルは日本の想定する上記サイズよりも大きいです。
子供自転車に詳しいショップでお話を聞いたところ以下傾向とのこと。
- 日本の20インチ自転車:110cm-
- 海外の20インチ自転車:120cm-
確かに息子に跨がらせたりして感じたのは海外ブランドの20インチ自転車はやや高いってこと。海外ブランドの自転車ってそもそも試乗できる場所が少ないですが可能な限り試乗をした方が安心です。
サドルの一番下で足がべったり着くのが適性
上記でおおよその適性サイズがわかりますが、ちゃんと知りたいのなら「サドルを一番下まで落とした時に足がべったり着くか」をチェックしましょう。これが適性サイズです。
なお自転車メーカーによってインチ数と身長や年齢は変わってくるので購入するメーカーの適性身長をチェックします。理由は同じ20インチタイヤでもメーによって足つきが良かったり悪かったりするから。
メーカーページに適正年齢や適性身長を明記してくれている場合もありますが、可能であれば実際に跨って足つきをチェックした方が安心ですね。
低学年向け自転車にサスペンションはあった方がいい?変速機は?
サイズについてわかりました?次に気になるのが「サスペンションは必要なのか」そして「ギア(変速機)は必要なのか」も軽く触れます。
結論から書くと「サスなしギアなしでも街乗り・公園遊び・山遊び、全部問題ない」です。むしろ余計なパーツが無いので軽い。子供にとって1kgの違いは大きいし軽いほど引き起こしや取り扱いが楽なので乗りやすいのは重要です。あとパーツが少ないので価格も安い(超重要)
どちらかというと子供の満足感の方が大事かも。ギアでガチャガチャするのは子供なら憧れますし、サスがついている自転車の特別感は他では替えられないです。レースとかガチでやるなら細かいメリットデメリットはありますが、街乗りメインで楽しむならお子様のマストな項目も確認してみるといいかも。
お子様のこだわりが特に無いならサスペンションなし、ギアなしで軽さ一点集中が幸せになれるよ!(経験談)
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選ぶん前提についてなんとなく見えてきたら、どんなバイクがあるのかみてみましょう!
サスペンション無しの低学年向けマウンテンバイク
マウンテンバイクというとサスペンションってイメージがあるかもしれませんが、子供向けならむしろサスペンションがなくても持ち前の体幹や体力でカバーできますし、サスが必要な場面は多分滅多に無いはず。要するに「若いのに楽すんな!」ってことですね(違う)
パーツ点数も少ないので価格が安い、あるいはサスペンションアリのモデルより良いパーツがつくはず。こだわりがなければここから選ぶのが幸せになれると思います。なお、変速機付きメインですが一部変速機なし(シングルスピード)のモデルも紹介してます。
GT Stomper Ace 20/ Prime 20
GT(ジーティー)というアメリカの自転車メーカーでBMXやマウンテンバイクはもちろん、ロードバイクなども作っている大手メーカーです。
で、子供むけの「Stomper Prime(ストンパー・プライム) 20 」または「Stomper Ace(ストンパー・エース) 20 」があります。
Stomerの車重はほぼ10kgと軽量。ブレーキはVブレーキで子供には十分な制動力を得られます。サイドスタンドがついているので街乗りで使うこともちゃんと考えられています。なお変速機はグリップを捻って回すタイプ(Shimano Revo Twist Shifter For Small Hands)です。
Stomperシリーズの上位モデルAce(エース)とPrimeとの一番の違いはカラーリング、もですが「リアのスプロケット関連パーツ」が大きな違い。具体的にはギアが7速(上位)か6速(スタンダード)で上位モデルはシマノのスプロケットが使われています。
価格はAceが36,800円でPrimeが31,800円と5000円の差。
「軽くてカッコ良くて変速機がついているモデル」では定番の自転車のようです。僕は上記写真のシルバーがかっこいい・・・と感じましたが、レッドやブルーもあります。
なお適正身長は122-135cmとやや高め。国内の22インチと同じくらいです。
Giant XTC JR 20 LITE
コスパ最高といえば台湾のGiant。このGiant XTC JR 20 LITEは
車重は11.0kgでVブレーキ、サイドスタンドもついています。ギアチェンジを行うシフターはシマノの握り込んでギアチェンジするタイプ(SHIMANO TOURNEY レボシフター 7S)です。リアのスプリケットはSURACE Freewheel 7Sで、変速は7速です。
価格は32,000円(税抜き)です。細かい違いはありますが、GTとほぼ似たようなスペックで値段は8000円近く違うので”コスパ高い“と言えると思います。
カラーリングは蛍光レッドのみですがこれが気にいるのならあり!
なおGT XTC JR 20 LITEの適正サイズは115-135cmです。
KONA MAKENA
Kona(コナ)はカナダ・ノースショアのMTBブランドで、KONA MAKENA (マケナ)というバイクが20インチモデルです。
KONA MAKENAはVブレーキで変速機関連は全てシマノで7速。ギアチェンジはグリップをひねるタイプ(Shimano 7spd Revo)。他と比べるとドリンクホルダーの穴がついているのとサイドスタンドがついていませんね!車重は書かれていませんでしたが軽いようです。
価格は47,000円(税抜き)と今まで紹介した中ではお高いバイクですが、パーツも良いものが使われているのでこだわって作られた本格的な一台といえます。なお適正身長は明記されていませんでした。
ヨツバサイクル YOTSUBA Zero 20
ヨツバサイクルの20インチ自転車です。これは変速機がないのですが候補としてかなり悩んだのでピックアップ!
ヨツバサイクルはダートフリークが真面目に開発した子供用の自転車で、冒頭で買いた通り息子は14インチモデルと一緒に成長してきました。3年近く使用してもまだまだ乗れますし、軽くて運転しやすいこの自転車に不満はありません。
8.1kgという驚異的な軽さに、Vブレーキ、太めのタイヤ、そしてブラックアウトリムやフレームの綺麗なカラーリング。価格は変速機なしで33,000円とやや高めですがその分、足つきや安全までちゃんと考えられているフレーム設計。良い自転車だと思います。ただ変速機が無いので息子からするとやや物足りないのと、現在ヨツバサイクル12インチモデルに乗っているのでまたヨツバサイクルだと変化が無いのでちょっと面白くないみたいです。
HARO FLIGHTLINE 20 PLUS
BMXの名門ブランドであるHARO(ハロ)のLIGHTLINE(ファイトライン) 20 PLUSです。こちらも変速機が無いモデルです。
プラスとはプラスタイヤのこと。プラスタイヤとは普通の20インチのタイヤよりも太いってこと。太いことで走行中は安定するしちょっとした凸凹の道もエアーボリュームで安定して走れます。その分重さもあるのでやや漕ぐのは大変かもしれません。お店で聞いてきたところ足つきは国産自転車比で10cmほど足つきは悪くなるみたいです。
価格は税込39,380円と決して安くは無いモデルですがHAROがコリコリに拘った本格的な一台です。
Trek Precaliber(プレカリバー) 20
Trek(トレック)はアメリカの有名な大手自転車ブランドの一つ。
冒頭で「サスペンションは高いので無いモデルから選ぶ」と書きましたが、このモデルは他の自転車と同じ価格帯でフロントサスがついており、購入検討もありだったので紹介です。
2020年モデルになって大幅にアップデートされたようで、フレームやタイヤが今時です。
また男の子用と女の子用があり、カラーリングが選べます。
ペダルまでカラーが合わせてあっていいですね!
サスペンションがついた分他のパーツはややコストを下げざるを得ないようですが、「予算が限られている!サスペンションがついているものが良い!」ということならプレカリバー、ありだと思います。Trekという看板のモデルですしゴミで全く使い物にならないような自転車というわけではないはず!重さは10.90kg。
気になる価格は37,000円(税抜き)。決して安くはないですがこの値段でサスペンションがついているちゃんとしたメーカーのモデルはないはずです。
スペシャライズド ホットロック20
アメリカの巨大自転車企業SpecializedからもHOTROCK(ホットロック) 20という本格的なMTBが出ています。デザインは個人的には一番かっこいいですね。シンプルって感じ。
価格も3万5000円と上記と比べてやや安価。どちらかというとカラー展開が多く大人がみてもかっこいいデザインだなっとなりますね。重さも11.2kgです。
GIOS GENOVA(ジオス ジェノア)
イタリアンなGIOSからは本格的なMTBモデルであるジェノアというモデル。プレカリバー同様、フロントにサスペンションがついています。
20,22,24インチがあり20インチで37,800円(税抜き)。プレカリバーの有力なライバル。ただ重さに関してはこちらは11.7kgなので1kgほどプレカリバーよりも重いです。代わりにリアだけでなくフロントも変速できるのでガチャガチャシフトチェンジしたいキッズには最高ですね!
ブリヂストン クロスファイヤー ジュニア
ブリジストンの子供用自転車。Googleで「小学生 自転車」で調べたときに一番上にきた自転車メーカーがここでした。
6速の変速機がついているのはもちろん、前かごや泥除け、ライトも標準装備でチェーンの巻き込み防止カバーが付いており安全。大人は選びにくいですが統一感のあるカラーは子供に人気。
重さは15kgと上記で紹介した自転車と比べるとやや重いですが、その分装備が付いていますし、ブリヂストンなので作りもちゃんとしてるだろうし安心感があります。
価格は28,800円。機能数や安心感でみると他の自転車メーカーよりも安価で多機能ですし、自転車屋さんでこれを選ぶ子供は多いはず。街中でもよく見かけます。
適性身長は112cm ~ 131cmです。
ノーブランド(?)なマウンテンバイク
ぶっちゃけ、ブランドや細かいことを気にしなければこんな自転車もありです。近所のasahiさんでも似たようなモデルがありますし、安く済ませられます。
マジでこれで全然よいんですよね。キッズもこれでも絶対満足する。ただ、上で紹介したモデルと比べるとどうしても「あと数万円出せば・・・」という悪魔のささやきが聞こえてくるのです。
親心って難しい!!
まとめ
小学生低学年向けのマウンテンバイクで価格帯3-4万円くらいのモデルを調べてみました。
調べた結果、20インチの自転車メーカーの子供用マウンテンバイクはどれも同じような構成でした。なのでサスペンション無しならデザインや価格で選ぶのが一番子供にとっては幸せな最適解と言えそう。さらにサスペンションがついたTrekのマウンテンバイクもあったりするのでまだまだ悩みそうですね。
子供の成長は早く、あっという間にエージアウトしてしまう小学生低学年むけの自転車ですが、せっかく自転車が好きなら市販の一般的な自転車(2万円くらい)からもうちょっと頑張って良いマウンテンバイクを選ぶ選択肢もありだよなぁと感じたで記事を書きました。
うちの場合、二人目の子も男の子なので『お下がりシステム』と称して良い物を長く乗れることになるのでよりお得感が増す気がしています。
とはいえ、Twitterでフォロワーさんから「小学生低学年のうちは足並み揃えて無難な持ち物にしないと浮いたり僻みの対象になってしまうかも?」というアドバイスもあったりしたので、僕はあくまで可能性を調べそれを妻と共有しつつ、最終的には子供が欲しいと感じた思いをできる限り尊重してあげたいなぁと思うのでした。
こんな感じ。
追記
悩んだ結果、ヨツバサイクル 20インチモデルを購入しました!!