こんにちは。ぼっちバイカーです。
東海汽船で往復4000円という激安なプランが出ていたのでeBikeであるYPJ-XCで週末行ってきましたよ!
前編はこちら
伊豆大島二日目の記事をダイジェストで思い出を残していきます。
大島の元町のナイトライフを楽しんだ
二日目、の前に伊豆大島の夜の楽しみ方も紹介。あ、ナイトライフって言ってもエッチなやつじゃなくただ夜を楽しんだだけです。
具体的には、居酒屋へ行き現地の美味しい海鮮や肉料理に舌鼓を打ちまくったり、お店で出会ったローカルな人たちと人生について話し込んだり、星空を見上げたり、宿BookTeaBedに戻って漫画を大量に部屋に持ち込んで、読みながら寝落ちしたり。
普段家族がいて、飲み屋にも立ち寄らずに規則正しく生活している僕からしたら夢のような時間でした・・・!
居酒屋に一人で凸するのもたまには楽しい!!
話を聞くと、防犯的な意味合いよりも隣の海による潮の被害のほうが気にする人が多いんだとか。確かに、この島でYPJ-XCを盗んだら即ばれますし船で運び出すのも難しいですしね。
でで、翌日です!
二日目の目標は三原山チャレンジと温泉
三原山という伊豆大島で一番高い活火山にヒルクライムするのが今日のメイン。あと温泉も入りたいなって。
がその前に大事なのが「どちらの港に船が来るのか確認すること」です。
伊豆大島は朝、どちらの港なのかが決まる
伊豆大島では港が二つあり東京行きのフェリーがどちらに到着するかは当日の朝決まります。
現地の人曰く、船はいつもというか基本的にはは元町港が多いそうです。
朝目覚めたらシャワーを浴びて、部屋から10歩歩いたところにあるカフェでモーニングを頂きます。
朝食を頂きながら店員さんに今日は船がどちらの港なのか確認すると「元町」とのこと。つまりここから自転車で坂を3分下れば港です。やったぜ!
荷物があってもeBikeなので大丈夫ですがせっかくなので不要な荷物は全て置かせていただくことに。身軽な状態で二日目スタートです!
三原山ヒルクライムにeBikeでチャレンジ
YPJ-XCのバッテリはもちろん満タン。三原山のヒルクライムにレッツチャレンジです!
普通の自転車でもそこそこきつめの道らしいのですがeBikeでどこまで行けるのか。そしてバッテリの持ちを検証したいなって思ってたのです。この地形ならバッテリ切れを起こしても山を下ってくれば宿に帰ってこれるのです。
挑戦してみた結果は・・・チャレンジ成功!!
三原山まで登り切った時はeBikeですがかなりの達成感があり、心の中でガッツポーズ!
「eBikeなんだから当たり前だろ!」とか言われそうですが、こちとら自転車で10km以上と走ったことが数回しかない赤ちゃんなので勘弁してください。経験値獲得中なのです。
今回はペダルを回す回転数である”ケイデンス”を75rpm維持。アシストパワーをエクストラパワーモード(最強)でどこまで楽に登れてバッテリ消費はどのくらいなのかをテストしてみました。その結果は以下記事で書いていますので興味ある方はぜひチェックしてみてください!
勿論ちょっとした坂道はアシストのおかげで楽勝ですが「ずっと登りが続く道」は普通にしんどい等、色々学べました。
普段長距離や高いケイデンスで維持して走ることがなくペダルを漕ぐ力もない僕でも登れたのは間違いなくYPJ-XCのおかげ。決して楽じゃなかったですが楽しく走り切ることができたんです!やったね!
三原山の火口を間近でみれる登山もやってきた
自転車で行けるゴール地点に到着したので、「さて、坂を下っておいしいソフトクリームでも食べに行くかなぁ」と思っていましたが調べると三原山の火口の周りを一周歩け、間近でみることができるスポットということがわかりました。
で、せっかくなので歩いてみることに・・・・
っと気軽に歩き始めたのは本当に失敗でした。そんな失敗話はとてもこの記事では書ききれないので別記事でまとめました。
念のためですが、三原山の火口一周遊歩道は本当によかったですよ!晴れていたこともあり最高でしたし、眺めは100の言葉を持ってしても伝えられそうにありません!晴れていたなら絶対行くべき!と声を大にして伝えたい。
人生観が変わる人もいるくらいすごいジオスポットだった。
自転車載せる人は出港1時間前集合
「船のコンテナに自転車を乗せる(輪行以外)人は出港1時間前には港について受付をするように」
これは、大島に到着して最初に聞いた言葉でした。
この日は14:00出港だったので13:00には到着して自転車を預ける必要があります。
で、登山から帰ってくるとすでに11:00過ぎ。あと二時間しかないじゃん!とここで慌てました。
元町までは下りだし、30分かからずに帰れそう。でもお昼ご飯も食べたいしお土産も買いたい、あと温泉も入りたい。とやりたいことはまだまだ沢山あって残り時間はわずかな状況。
とりあえず、何をするにもまずは宿に帰ることにしました。最速で。そのためにはGoogleマップが最強です。これで勝った!!
・・・そう思っていた時期が僕にもありました。
Googleマップに騙されてひどい道を案内された
Googleで最短ルートをセットして三原山をサァーっと降ります。これが本当に気持ち良くて、ロードレーサーの人たちが峠をひーコラ言いながら登っている理由が少しわかった気がしました。
で、なんやかんやでGoogle先生に案内されたのがこんなところ・・・
延々と下っていくのですが、下る時間に比例して「もしこれが行き止まりだったらどうしよう・・・」という気持ちも強くなりました。
でで、よくわからない道をなんとか抜け出し、舗装路に帰ってきました。
思わぬタイムロスで宿に到着したのが12:00過ぎ。あと一時間で船がきてしまいます。急がなきゃ!!
愛ランドセンター御神火温泉はがっかりだった
ご飯の前にお風呂は入りたい。ということで本町で一番近い温泉である「愛ランドセンター御神火温泉」にやってきました。レビュー高いし~
写真を撮影する余裕すらなかったのですが、端的に言うと露天風呂がなく室内のみだったのでがっかり温泉でした。プールなんかもあるそうで、どちらかというとローカルの人が嬉しい施設なのかも。レストランは大盛況でした。
もう時間もないのでゆっくりは諦めて体をほぐしつつ最低限でさっとでます。
もうお腹が空いたし何よりも元町港出発で人が集まるってことは周辺の飲食店はどこもごった返すってことなのです。。。
最悪カップラーメンかなぁと思いつつ、温泉を後にしました。
磯ラーメンが食べられる「かあちゃん」に入店!
温泉から最短で見つけたお店がここ。海鮮系のお店
看板に「磯ラーメン」と書かれており、そういえば磯ラーメン的なの食べたことないなぁと思ったので入店してみました。
店内はほぼ満席でしたがちょうど一人がお会計したのでスルッと座れました。一人だとこういう時に楽でいいよなぁ。。。
でで。
正直、元町港付近の店はどこもぼったくりというか観光地価格だと思っていたんですよね。例えば伊豆とか箱根とか、どこでもそうですが観光地、特に交通のハブとなる駅や港のレストランって価格が以上に高くて質はそこそこなお店が本当に多いんです。(あくまで僕の経験)
なのでここも磯ラーメンとか言って、海苔とかエビとか海鮮系が入ってて1500円くらいするんでしょう?って諦めていました。プライスレスだよなぁって。
で、メニューをみてびっくり。
1800円かと何度も確認しちゃいましたよ。だって他のお客さんをみると丼も結構大きいし、具はかなり大きかったんです。
この時点で12:15頃だったので慌てて磯ラーメンを注文。お店のピーク時でかつ店員さんも二人で全然回っておらず25分くらいしてようやくやってきました。
写真だとわかりずらいですがちょうどいいサイズ感でエビもかなり立派です!
このサザエだけでも浜焼き屋さんとかで買えば400円くらいしそうです。商売っけなさ過ぎて心配なレベルです。
空腹だったこともあり、もうぺろり。麺はちょっと太めなので食べ応えあるし具の量も多く、海鮮系のスープもここでしか食べられない感を演出してくれています。
足りるか不安でしたが、食べ終わってみるとお腹いっぱい。
よし、あとは船に乗って帰るだけだ!
自転車を預ける
予定より10分ほど早く港に到着!
パッキングしている荷物を全て外し、eBikeだけを道路を挟んだ向かいの青い建物に持っていき、荷物に載せていただく手続きをお願いします。帰りももちろん1500円でした。
係の人が「これもしかして電動?どう?いい感じ?」と食い気味に質問してきて嬉しかった()
渡されたタグを自転車に結び、指示された港のコンテナまで自転車に乗って移動。コンテナ付近にいるおじさんに「東京行き」であることを伝えつつお願いします。
これで安心!あとはフェリー出港時間まで港で過ごし、船がきたら乗り込んで東京に帰るだけです!!
伊豆大島にくる自転車乗りは女性も多かった!
暇なので人間観察ボォっと眺めていると、自転車乗りの人って多い。
大半がロードバイクで、一部ミニベロ?的な折り畳み自転車って感じ。MTBは確認した限りでは僕だけでした。あと気づいたのは、ロードバイク乗りは女性が予想していたよりも多いってこと。(あと綺麗な人も多かった!)
彼氏や旦那さんの付き添いって感じの人も多かったですが、中には女性一人できている人や、6人くらいの女性グループもいましたよ。このてのスポーツバイクって男の趣味、と思っていたので色々な意味で驚きました。
みなさんいそいそと輪行袋に自転車を入れていましたが、結構苦戦している人もいたりで、慣れないと輪行も大変出し嵩張るeMTBは荷物として預けてよかった・・・という感想しか少ない。
そういえばみんな宿泊ではないのかな?荷物がバックパック一つだけの人が多くてすっごく気になったぞ。宿泊なのでそこまでパッキングするテクニックを教えて欲しいです。。。
さよなら大島!またいつか!
そんな感じで過ごしているといよいよ船が到着です。
船に向かって歩くこの非日常的な感じもなんだか楽しい。
チケットを見せて船に乗ったら席を確認。荷物沖スペースも空いていたのでまるっと使わせていただきました。
あとはスマホで延々とアニメや映画をみていたら気づいたら東京に到着。横浜に到着してから2時間くらい時間調整とかで泊まり予定の20:00を1時間すぎた21:00に竹芝桟橋に到着したのでした。
日曜日の静かなナイトライド!
ここで普通なら終わりですが、自転車で自走なのでここから家までナイトライドが待っています。家に帰るまでが伊豆大島ツーリング!!
11月にしては結構肌寒く、島にいたときの方が暖かったなぁ、、、島は良かったなぁ・・・とか妄想していたらあっという間に自宅に到着。
伊豆大島での走行まとめ
今回のYPJ-XCで行く伊豆大島旅行では自宅出発から帰宅まででおおよそ130km走ったようです。
オートバイだと500km走ったくらいの疲労感でしたがたったの130kmとは・・・自転車で一日数百キロ走る人たちの異常性がまたよくわかりました()
流石に遅くなってしまったので家族は寝てる。洗濯物を対応しつつお風呂で体をほぐし温め、スマートフォンの写真を眺めながらお布団に入り気絶。翌日は体に程よい筋肉痛を感じながら子供たちにたたき起こされ、そしてお土産を買い忘れていたことを思い出しつつ家族に大島の土産話をし、会社に行くのでした…
伊豆大島をeBikeで走った全体的な感想は別記事で。それが最後の大島記事となる予定です!
こんな感じ。