こんにちは。ぼっちバイカーです。
マウンテンバイクについてほぼ何も知らない友人をふじてんのマウンテンバイク遊びに誘ってみました。
せっかくなので感想や感じたことを紹介します。本人にもインタビューしてみましたよ!
一般人(?)をふじてんに誘いこんでみた
地元の友人でコロナの影響で暇している人がいたのでふじてんのマウンテンバイク遊びに誘ってみました。
名前がないと記事に面白味がないのでここでは”鈴木くん”ということにします。パーソナリティをもうちょっと追加すると、「海外旅行が好き」「スキューバダイビングを年に数回する」「道具は基本レンタルでこだわりはない」「暇な時間は本を読むのが好き」という感じ。地元が同じじゃなかったら絶対に一緒に遊ぶことがなかった、僕とは全く違う世界の住人です。
鈴木くんは当然マウンテンバイクは持っておらず、ヘルメットやグローブ、プロテクタなども含めて全部僕の持っているものを貸すことに。当日は僕が車で送迎するといういわゆる”接待ライド”でした。
人をMTBに誘って改めて気づいたこと
自分がマウンテンバイクをやっていると当たり前すぎて気づかなかった(忘れていた)ことが色々あったので紹介。
朝一からいくと言ったら驚かれた!
「当日は朝6時集合だよ」と連絡したところ「朝から行くの!?」と驚かれました。
僕は貧乏性なので、せっかくいくなら朝イチで行ってなるべく沢山乗ったり時間を過ごしたりしたいと思っていたのですが、彼としては午後あたりからちょろっと乗れれば良いみたい。みんなも行くなら朝早くからたっぷり遊びたいよね?ね?
必要な荷物はないのでスポーツする服装と靴だけ用意するように伝えておきました。
当日合流したら道路状況もスムーズだったのでふじてんに無事到着しました!
空気を抜き始めたら驚かれた!
現地入りしてマウンテンバイクの空気圧をチェックすしている時のワンシーン。
ぼ「空気圧はどうかな?」
鈴木くん「大丈夫!ちゃんと入ってるよ!」
ぼ「あ、空気パンパンだ!()」
マウンテンバイクでは空気圧を落とすことでトラクションを増やすのが当たり前だったので忘れていましたが、鈴木くんは「え!?空気抜くの?大丈夫なの?パンクしない?」と困惑してました。初めてだとこういうところも目新しいのですね。すっかり忘れていました。
鈴木くん「スタンディングって何?」
リフトに乗りつつ、鈴木くんに基本的にやった方がいいことを伝えます。
ぼ「スタンディングで乗るんだよ」
鈴木くん「スタンディングって何?」
ぼ「え」
鈴木くん「え」
いわゆる”立ち乗り”だよって伝えたのですが、「何故スタンディングの方がいいのか」最後まで上手く説明できなかった・・・人に教えるのって難しいです。お尻が痛くなるからだよっていうのが一番納得してましたね。
僕「怖かったらブレーキをかけちゃダメだよ!」
マウンテンバイクでは「スピードがあれば解決」することが多いです。
オフロードバイクでも「怖かったり不安定になったらアクセルをあけろ」って上手い人はよく言いますが、正常な人間は怖い時にブレーキをするものですし、怖いのにブレーキをしないのは人間の構造上おかしいと思っています。思っているのですが、砂利のスコリアが敷き詰められているバンクでビビってパニックブレーキをかけて転ぶ鈴木くんをみて僕は「ここはブレーキかけないで行っちゃった方が安全だよ!」とアドバイスしていました。。。そして鈴木くんは「いや、意味がわからん」って言ってました。うん。僕も最初はわからんかった。
筋肉痛が5日間続いたらしい
ふじてんから5日後、鈴木くんから「ようやく筋肉痛がなくなったわ」と連絡がありました。普段使わない筋肉ということもありかなり筋繊維がボロボロになってしまったようです。
僕は筋肉痛にならなかったのでやっぱり慣れってあるんだなぁって。
初めてマウンテンバイクに乗った感想
ということで鈴木くんにマウンテンバイクに初めてのった感想を聞いてみました。
マウンテンバイクに乗って楽しかったこと
ぼ「今日のマウンテンバイクで一番楽しかったのは?」
鈴「こけた時楽しかった」
ぼ「こけた時!?」
鈴「今までの人生で自転車で転ぶことがなかった。なので自転車が思い通り動かせなくて楽しい。できないことがあって楽しかった。次はうまく走れないかなとか考えちゃう」
ぼ「それな」
鈴「あとサスペンション?が凄かった!ママチャリだと衝撃がヤバすぎる根っことかジャンプとかあってもスッと走れるのには驚いた。ここはママチャリでは走りたくないなぁ。チャリとマウンテンバイクは別物なんだなって感じた」
ぼ「ふじてんはどうだった?」
鈴「想像以上に手軽だった。特にリフトを自転車を載せてくれたり下ろしてくれたりサービスは良いと感じた」
マウンテンバイク遊びで不便に感じたこと
ぼ「逆に不便に感じたことは?」
鈴「後ろから他のマウンテンバイク乗りがくるのが嫌だった。転んだ時に後ろが怖いし安心して転んだりできるコースが欲しかった」
ぼ「とってもわかる」
今後もチャンスがあれば行ってみたい?
ぼ「またチャンスがあればいきたい?」
鈴「楽しかったし、仲の良い人と過ごすならまた行きたいかな。知り合いと一緒じゃなかったらまず行かないw」
ぼ「また行こう!」
マウンテンバイクを買うほどではない
僕「じゃあマウンテンバイクを趣味としてやっていく可能性は?」
鈴「今のところは買うほどではないかなw」
僕「理由は?」
鈴「確かに楽しかったけどふじてん以外で走る場所がどのくらいあるのかがわからないし、そもそも趣味として続くかもわからない。たまにゲレンデを走るだけでも十分かな」
もし買うならいくらまでなら出す?
ぼ「もしマウンテンバイクを買うとしたらいくらくらいまでなら出す?」
鈴「10-15万円くらいかな」
僕「エントリー向けがそのくらいからだよ!」
初めてのふじてんは10段階評価でどのくらい?
ぼ「今日のアクティビティは10段階中何点?」
鈴「8.5 -9.5かな」
ぼ「…(内心は6-7点って感じかな)」
まとめ
マウンテンバイクについて無知な友人をふじてんに誘ってみました。
話していて感じるのはマウンテンバイクの趣味はお金がかかるってこと。アクティビティは楽しかったけど金額がきつすぎるって印象でした。
まぁ彼は道具にこだわりがない人なので想像通りの印象だったし、なんならマウンテンバイク自体は楽しんでもらえたので僕個人としては今回の接待ライドは大満足です。
今回のデータは「いつか来る妻へのプレゼンテーション」でうまく紹介するのに大いに役立つことでしょう。
ということで、マウンテンバイクについて無知な友人をふじてんに誘ってみたお話でした。
こんな感じ。