こんにちは。ぼっちバイカーです。
先日、電動バイク「SUR-RON(サーロン)」が納車されました。
自宅に帰り、とりあえずパシャリ・・・
かっこいーーー!!!!!
こういう乗り物、男の子で嫌いな人いる!?・・・いねえよなぁ!?(圧)
といいつつ、実はまだちゃんとサーロンについて知らない僕。
オーナーになってからようやくですが、サーロンそして僕の所有している「Light Bee L1J」というモデルについて調べました。
今回の記事は「サーロンって何?」という僕みたいな人向けの内容です。
サーロンって何?電動オフロードバイク?いつから流行ってるの?
サーロンは中国の電動バイクです。調べたら2014年創業だそうな。ペダル付き電動バイクやスクーター、ガストの配膳ロボットなどなど、最近の家電ガジェットの覇権は中国ですね。
で、日本正規代理店は「KOHAKU JAPAN」という電気アシスト自転車(eBike)の輸入代理店さん。取り扱い店舗一覧を見るとわかりますが、意外と多くのバイク屋さんで販売されているようです。
電動バイクにも色々なタイプがありますが、サーロンはオフロードバイクタイプの電動バイクです。
ちなみに電動バイクのオフロードバイクと言えば、僕が初めて観て触ったのは2015年のKTMのフリーライドE-XC。
近い未来にオフロードバイク復帰するときはこれかなぁって思ってたけど海外ニュースばかりで日本ではあまり話題になっていない印象です。
サーロンをフリーライドE-XCと比較したときの一番の特徴は「サーロンのほうがコンパクトでライトウェイト」という点。E-XCは92.5 kg(!)に対して僕のサーロン Light Bee L1Jはたったの52kg。うっそでしょ?電動オフロードバイクのジャンルの中でも、痛快なほど軽くて乗りやすいおもちゃのような乗り物。それがサーロンのLightBeeという乗り物のようです。
サーロンはYoutubeで調べると4年前くらいの動画あったので2018年位には存在していたみたい。レビュー動画なども色々みましたが大半はLight Beeだったので2023年2月時点では「サーロン≒LightBeeシリーズ」という理解で良いと思います。
4年前ってまだまだ最近ですが、電動バイク自体ようやく話題になってきたのがここ4年位。なので電動バイクメーカーとしては意外と老舗というかちゃんとしたメーカーになるのかも。少なくとも日本でもちゃんと合法で乗れるのは安心。
Light Bee(ライトビー)シリーズの違いを徹底解説
サーロンといえばLight Beeですが、実はLight Beeシリーズは2023年現在、4種類のモデルがあります。
大きく分けると「レースモデルか公道モデルか」そして「ハイパワーかローパワーか」の2軸。
- レースモデル
- Light Bee X:125cc相当
- Light Bee S:50cc相当
- 公道走行可能モデル
- Ligfht Bee L1E:125cc相当
- Light Bee L1J:50cc相当(これ)
レースモデルと公道走行モデルでの一番の違いは保安部品(ライトとかナンバーとか)の有無。余計な部品がない分軽いのでその分遠くにそして速く走れる。軽さは正義です。他の違いとして、ハンドル周りのメーターやパーツが違うようです。サーロンをオフロードバイクとして遊ぶならクローズドコースになるだろうし、ナンバーはいらないのかも。ただリセールを考えると公道走行できたほうが何かとよさそう。
カタログスペック的にはサスペンションストロークやバッテリのスペックはレースモデルも公道モデルも同じに見えますね。
「レースモデルか公道モデルか」よりも出力ごとの違いを見た方がわかりやすいです。
モデル | Light Bee X Ligfht Bee L1E |
Light Bee S Ligfht Bee L1J |
出力 | 最大5kW →125cc相当 |
最大3kW →50cc相当 |
重さ | 58kg 62kg |
48kg 52kg |
ホイール(前後) | 19インチ | 17インチ |
バッテリ | 57.6V / 34.9Ah | 50.4V / 20.3Ah |
フロントサス | 200mm | 150mm |
リアサス | 87/210mm | 75/177mm |
航続距離(@20km/h) | 100km | 70km |
価格 | 約56万円 | 約36万円(S) 約46万円(L1J) |
ホイールサイズが違うので車高も違うだろうし、乗り味はEとJで結構変わるのでは?あと何よりバッテリ容量も結構違うのも気になります。
カタログスペック以外にもハンドルまわり、ブレーキも種類が違う模様。このアタリは実物見ないとわからないスネ。
Sur-Ron L1Jは公道では50ccの原付一種になる
50ccの原付バイクを僕は初めて所有したのですが、以下特殊ルールがあります。
- 公道は時速30kmまで
- 二車線以上では左車線(第一通行帯)しか走れない
- 3車線以上の交差点では二段階右折
どれも知らない情報すぎて驚きました。時速30kmって、逆に車に轢き殺されない?そこらの自転車よりも遅いけど大丈夫?!¥
二段階右折はよくわからない(専用標識があったり車線数も右折レーン含むのかとかもよくわからない)のでサーロンに乗る時は左折だけしかしないようにしようと思います。捕まりたくないので。。。
Sur-Ron Light Bee L1Jの最高速は50km/hくらい
クローズドな場所で限界速度を調べてみたところ、最高速は時速50kmでした。
ただこれは乗り手の僕の体重が関係しているかも・・・。身長185cm、体重82kgの大柄な人間が乗ると50km/hですが、小柄な人ならもう少し出るかな?
もちろんこのバイクで公道を走る場合には時速30kmが上限なので十分すぎますが。。
普通に125cc相当のモデルが欲しいのだが?
・・・うーん。調べれば調べるほど「Light Bee L1J買うメリットってあります?」ってなる。
パワーはないしオフロード走るならタイヤも小さいのはデメリットです。サスストロークも言わずもがな。バッテリの違いで航続距離が30kmも違うのも手痛い。街乗りで使うとしても充電回数が増えるのでめんどくさいし寿命も短くなりそう。公道走行する場合時速30km制限と二段階右折付き。乗り物にのるってレベルじゃない。
メリットは価格がお求めやすいのと原付き一種の免許で乗れる事。あとは軽さですかねぇ。
メリットが少なすぎるのと海外ではラインナップに存在しないこともあり、とにかく情報が少ない!
・・・差額払うから”J”ではなく”E”がほしかった(本音)
Sur-Ron Light Beeはマウンテンバイク寄りの設計思想
KTM FREERIDE E-XCと比較するとサーロンはたったの52kg。とにかく軽いのです。実物を見るとどうしてそこまで重さが違うのかが納得できます。
サーロン Light Beeシリーズは「オートバイを電動化した」のではなく「マウンテンバイクを電動化した」と感じます。なによりもパーツの殆どはMTBパーツであったり、パーツメーカーはMTBのパーツも出しているメーカーがほとんど。
例えばこんなところがマウンテンバイクライクだなと感じます
- サスペンションのメーカーはDNM社(ダウンヒルバイクのサスも作ってる)
- ブレーキ周りのコンポーネントはMTB用のものに見える
- ハンドルやクランプもMTBのものに見える
- リアサスの構造がもろダウンヒルバイクのそれ
- とにかく軽さ追求した設計思想
ということでLight Beeはパーツや設計思想は明らかにマウンテンバイク、特にダウンヒルバイクのエッセンスを感じます。
のでカスタムするならダウンヒルMTBのカスタムを参考にするとイメージがマッチして良いかもしれませんね。お金持ちはFOX40のサスにMagraのMT7のブレーキ入れたりするのかな。
サーロンは駐輪場にコンセントが無くても充電できる
サーロンという電動バイクはガソリンがいらない代わりに電気を充電しないといけません。めちゃめちゃでかいスマホみたいなもの。ご家庭の100Vコンセントで充電できるので安心ですね。
充電方法は2つ。
- 電源コンセントから直接バイクに充電する
- バッテリを外して自宅内で充電する
バイクガレージやバイク置き場にコンセントが有る場合にはラッキーですが、もしない場合にもバッテリだけを抜き出して充電できます。バッテリだけで11kgありますが、両手で持てば子供や女性でも問題なく運べる。
自宅外にコンセントがあるならバッテリを外さずに移動することができます。
充電は約4時間で完了するようです。
サーロン L1Jまとめ
サーロン L1Jはこんなバイクです。
- 公道走行できる。区分は原付一種
- 車重はったの52kg。エンデューロレーサーの約半分!
- 金額は46万円とお安い
- 兄弟のL1Eと比べてすべて小さい(ホイール、バッテリ容量、最高速度、サス)
- パーツはマウンテンバイクのコンポーネントがメイン
- バッテリ取り外しできるのでどこでも充電可能
兄弟車(L1E)と比べると下位互換感が否めないので日本でも所有しているオーナーさんはかなり少ないのでは?
じゃあ実際ダメなバイクなの?ってところや、実際に乗ってみてどうなのかはまた次の記事で書こうと思います。
こんな感じ。