こんにちは。ぼっちバイカーです。
タイトルの通り、ネスカフェの「ドルチェ グスト」というコーヒーメーカー(?)を購入しました。

ネスカフェ ドルチェ グスト
なぜこれを購入したのか、エスプレッソマシンと迷った話を長文早口でお届けします。
コーヒーメーカーが壊れた!何買おう?
結婚してからずっと使っていたパナソニックの全自動コーヒーメーカーのグラインダー部分が壊れたのです。

7年くらい長持ちしてくれた
豆を挽くことができないだけなので粉を買ってくれば飲める。あと修理もできるかもしれない。
けど長年使っているのでウォーターラインとかもだいぶカビとかでアレなんじゃね?って。
・・・ということで新しいコーヒーメーカーを買うことにしたんです。
世界にはドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーがあった
コーヒーについて調べて調べた結果、コーヒーのことを今まで全く理解していないことがわかりました笑
実はコーヒーにはメジャーどころで「ドリップコーヒー」と「エスプレッソコーヒー」の二種類があったんです。
ドリップコーヒー
日本でコーヒーと言ったらドリップコーヒーのことらしい。僕もこれがコーヒーだと思っていました。
挽いたコーヒー豆を紙フィルターにいれてお湯を上から注いで落とすスタイル。透過式とも呼ばれているようです。
調べてわかったのが、以下コーヒーはドリップコーヒーの一種なんだそうです。
- ブレンドコーヒー (色々な豆を混ぜたやつ)
- アメリカンコーヒー(浅く煎た豆。苦みやコクが少ないので飲みやすいやつ)
- カフェオレ(ミルクを足したやつ)
- ウィンナーコーヒー(ホイップクリームがのってる甘いやつ)
- フレーバーコーヒー(焙煎するときに匂いをつけたやつ)
スタバとかで見るのはブレンドやアメリカン、カフェオレですかね。
エスプレッソ
エスプレッソはざっくりかくと、ブレンドと比べて水が少ないので「濃い」コーヒー。成分を豆から引き出すために高気圧(9hPa)で急速に抽出するようです。(エスプレッソはイタリア語で急速の意味) 淹れる難易度はエスプレッソの方が高そうだし機材も高いです。
僕が知るエスプレッソは、「苦くて量が少ないイタリア人のおしゃれ飲み物」。たっぷり飲みたい僕には無縁だと思っていました。
・・・でも違ったんです!
カフェラテはエスプレッソだった!
僕は今まで、「ブレンド、アメリカン、カフェラテ、カプチーノ、ココア、エスプレッソ」は全て同列だと理解していたのですがそうではなかった。
・・・「何を言っているの?当たり前でしょ!」って人は飛ばしてください。

これ、全部エスプレッソなんだぜ・・・
カフェラテやカプチーノ、モカチーノは全部エスプレッソがベースだったんです!
ちなみにカフェラテとカフェオレの違いは?正解はカフェオレのベースはドリップコーヒー、ラテはエスプレッソなんだそう。
デロンギのエスプレッソマシンが欲しくなってきた
エスプレッソマシンって今まであの苦い少量のコーヒーを作る専用のマシンだと思ってた。けど違った!家でカフェラテが飲める!ドリップコーヒーなんて1000円くらいのドリッパーがあれば飲めるんだし、買うならエスプレッソ飲みたい!
ということで俄然エスプレッソマシンに興味が湧いてきた。
Twitterでも教えてもらったりしつつ、購入するとしたらこれだなってなりました。

デロンギ マグニフィカS
イタリアの家電メーカーであるデロンギのマグニフィカSという商品。
エスプレッソはもちろん、カフェ・ジャポーネという日本人が好きなドリップコーヒー的な味も楽しめたり、ミルクフロッサーもある。しかも全自動なので技術がなくても美味しい豆さえあれば作ってくれます。
全自動エスプレッソマシンは大抵10万円からの中、これは6-7万円なのでかなりコストパフォーマンスは良さそうでした。
カプセル式も気になってた
新しいコーヒーマシンを調べていたときに気になったのが「カプセル式」コーヒー。ネスカフェの「ドルチェ・グスト」という商品が有名です。
水を入れてコーヒーの粉が入っているカプセルを機械にセットして、ボタンを押せばコーヒーが出来上がる非常にインスタント。コーヒーを淹れる楽しさや準備などを全てぶち壊す、非常に合理的なシステムです。

ネスカフェ ドルチェ グスト
カプセルには種類があるのでドリップコーヒーからエスプレッソ、カプチーノのようなフォームミルクが使われた商品も楽しめます。

カプセルは色々な味が楽しめる
楽しそうでしょう?
さあ、どっち買うか。
エスプレッソマシン vs ドルチェグ スト
結論としてはドルチェ グストを購入しましたが、僕は最後までデロンギのマグニフィカSと悩みました。
味はどうなの?
味は大事です。
家庭用でもエスプレッソマシンはかなり本格的。レビューを見てもちゃんとしたコーヒーショップレベルの味が楽しめる、と書かれています。そして好きな豆、豆の挽き方、温度、淹れ方ができる。「セブンイレブンのコーヒーはもう飲めない」と言う人もいるようです。
その点、ドルチェ グストは「スタバと同じ程度、セブンコーヒーレベル」とのこと。
味はやはりエスプレッソマシンには叶わないのか!?
と思ったけど・・・
エスプレッソマシンのコーヒーは美味しいのは良い豆を使う前提
ここ、意外と盲点なのですがコーヒーの味は機械だけでは決まらないのでは!?
豆です。豆が良くなければ100万円のマシンを使っても美味しくない(はず)。ここが書かれていないサイトがほとんどでした。
豆の選定や保管できることがマストで、その上での全自動エスプレッソマシンなのです。
対してドルチェグストはカプセルを選ぶだけ。良い意味でも悪い意味でも誰がやっても味は同じで安定しています。
無難に安定したコーヒーが飲めるのがドルチェ グスト。ちゃんと豆をこだわればコーヒーショップばりの美味しいコーヒーが飲めるのがマグニフィカSとなります。
次!
色々なコストは?
コーヒーは日常的に飲むものなのでコスパ大事。高いとボディブローのようにじわじわと効いてきます。
比較するとこんな感じ。
本体代金の比較
デロンギ マグニフィカsは本体代がamazonで65000円程度。ドルチェグストの「ジュニオi」というモデルが1.1万円です。
デロンギの6.5万円はかなりビビりますねw
ドルチェ グスト ジュニオiは無料レンタルが間違いない
ネスカフェのドルチェ グストを便利に使うならジュニオiが良いのですが、本体代の約1万円を支払わずにレンタルする方法があることが判明。
借りるのは無料。返却時の送料だけ自分持ち。さらに色々な味が楽しめるカプセルセットも無料でついてきます。

これだけでかなり楽しめる
無料は怖い。と思って色々なサイトを調べましたが「日常的に多少飲む人ならレンタルが間違いない」模様。
条件は「二ヶ月に一回送られてくる定期お得便」を最低三回は利用するだけ。定期お得便は一回の注文が6箱以上ならカプセル代が10%割引、4箱でも5%割引。
カプセルがなければコーヒーが飲めないので「カプセルコーヒーはもう飲みたくない」と言う人でなければ利用して損しないはず。もちろん僕もレンタルサービスで無料でゲットしました。
なお紹介制度があるようで、僕の紹介経由でレンタルサービスを申し込むと「2000ポイント」がもらえるようです。レンタルサービス利用するよって人は是非に!!
https://nestle.jp/shop/cgmcp/entry/41foiczsh7lm
維持費比較
デロンギ マグニフィカSは一杯16円だそうです。(なおカルディの定番”マイルドカルディ(200g 496円)”だと一杯19円の計算です)
ドルチェグストは普通のコーヒーやカフェオレ系カプセルがおおよそ50円、ラテ系はおおよそ100円です。
コンビニの100円コーヒーが高く感じますねw
エスプレッソマシンは1912杯目からお得になる!
調べるまでもなく、初期コストはエスプレッソマシンであるマグニフィカSの方が高いです。
「じゃあ何回飲むとドルチェグストに追いつくの?」
・・・調べてみました。
今回は以下三種類で計算しました
- マグニフィカS:価格コムにて約6500円(16円/杯)
- ドルチェグスト:初期投資0円。(50円/杯)
- ドルチェグスト(ラテ系):初期投資0円。(100円/杯)
その結果、マグニフィカSは以下となりました!
- 774杯目でドルチェグストのラテ系よりお得
- 1912杯目でドルチェグストのコーヒーよりお得
グラフにしてみました。

損益分岐点
平均で一日2杯飲むとして、ラテ系ならおおよそ二年。コーヒーならおおよそ3年で元が取れるってわけ。割とすぐに元を取れそうです。
デロンギにシュミレータがあった・・・
上の図を頑張って作ってから気が付いたのですが、オンラインシュミレーターが!
ここで「一日何倍飲んで、豆はいくらで、カプセルはいくら・・・」みたな数字を入れることで何年飲めばお得になるのかがわかります。

コンビニのコーヒーもバカにならないすな
維持費は3-5年使えばデロンギの圧勝です!あとは機械が長く稼働してくれることを祈るしかない!!
手間は?
全自動エスプレッソマシンは淹れる工程こそ全自動ですが、それ以外で手間がかかります。
まずコーヒーの豆・粉を買わないといけない。どこのコーヒー豆を買うか決まっている人は問題ないですが僕のようによくわからない人には「どの店でどの豆をどうやって焙煎してもらった豆を買うのか」を決めるのかが結構めんどくさい。
そしてミルク。エスプレッソマシンでは無調整牛乳というややお高い牛乳を使うみたいです。スーパーで購入しておかないとフワッフワなカフェラテが飲めないのです。そしてミルクを使ったら基本的には一日一回、ミルクに関連する部分の洗浄が必要なんだそう。
使い終わったらコーヒー粉を捨てないといけません。粉が床に落ちないよう、垂れないよう、割と気を使うのですよね。マグニフィカSでは毎回捨てないで良いのでその点では魅力的。
一方カプセル式は選択肢が限られています。カプセルを定期的にネットなりコンビになりドラッグストアで購入するだけ。どこで買ってて味も同じ。使い終わったらカプセルを捨てたり、ちょっとした汚れを吹き上げるだけ。
カプセル式の方が圧倒的に手軽です。
所有感・デザイン
これは個人の感想ですが、国産コーヒーメーカーのようなダサさが一切ないかっこいい家電、という意味でデロンギの方が好きだし、実際所有感はかなりあると感じました。
ドルチェグストも決して悪くはないですがデザインはデロンギの方が好きかな。
嫁と会議
全自動エスプレッソマシンとカプセル式メーカーのどちらを買うか、一通り調べ他のでいよいよ嫁と相談です!
家電は僕よりも家にいる嫁の方が恩恵を受けるので、嫁も使ってくれないと勿体無い。
上記の違いを伝えたところ、「いきなり6万円超えのマシンを購入するのはちょっと・・・」「そもそもコーヒーやエスプレッソをガブガブ飲む習慣もない」「日々忙しいので手軽な方が良いのではないか」という印象。
その結果・・・
選ばれたのは、ドルチェ グストでした。
タイトルの通り、最終的にドルチェ グストを選びました。
正直、物欲を満たしてくれるデロンギが欲しかった僕ですが、妻の理解なしに6.5万円の家電を購入する勇気はなく・・・
あと僕も言うほどコーヒーを飲む習慣があるわけでもないのです。気が向いたり豆を買ったら積極的に飲む、という感じ。なのでもうちょっとコーヒーが好きになってからでも遅くないかなと。絶対使うなら良いものを買っても良いですがあまり使わなかったら悲劇です。家電は時間が立つほど老朽化していきます。
決め手はめんどくさくないこと
妻と話をしてお互いの共通認識として上がったのが「面倒なことは極力したくない」ってことでした。1工程でも少なくてさっとコーヒーが飲めることが優先度として高かったんです。時短ライフハックがしたい!
手入れもコーヒーを飲むのも後片付けでも時間や手間がかからない。それに「豆をどの店でどの種類をどのくらいの量買えばコスパ最強なのか」をいつも悩んだり考えたりすることがしたくなかった。
・・・ということが決め手でドルチェ グストに軍配が上がりました。
ドリップコーヒーは豆とドリッパー買えば良いじゃん(じゃん)
カプセル式のデメリットは「1杯あたりの単価が高い」「豆を自由に選べない」だと思います。
でも豆を買ってきてハンドドリップでコーヒーを飲むのは別にそこまでお金はかからない。ドリッパーは1000円あれば普通に購入できるしペーパーフィルターもどこでも売ってます。コーヒーミルも1500円くらいから出ています。
たっぷり飲みたいドリップコーヒーは普通に豆を買ってハンドドリップ。カプチーノや抹茶ラテ、チョコチーノ、アイスコーヒーなど手間や時間がかかるドリンクはカプセル式でサクッとやるのが良いのかなという結論となりました。
まとめ
長くなりましたが結論としては一言。「悩んだ結果、ネスカフェ ドルチェ グストを購入しました!」ということでしたw

ドルチェ グストはいいぞ・・・
今回は手間がかからないことを優先して購入しましたが、子育てが落ち着いてゆっくりできるようになったらエスプレッソマシンを買って飲み比べしたりして楽しみたいなぁと思っています。
ドルチェグスト、無料レンタルがかなりお得なので興味ある方はぜひ!!(紹介コードもよろしくね!)
ということで、次回は届いたドルチェグストの開封の儀を紹介しますよ!!
こんな感じ。
ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオアイ ホワイト MD9747S-WH
- 出版社/メーカー: ネスレ日本
- メディア: ホーム&キッチン
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