こんにちは。ぼっちバイカーです。
「OFFROAD FUN RIDE FESTIVAL 2019(オフロードファンライドフェスティバル2019)」に参加してきました!!
体験記はすでに書いてます。
結論としては楽しかったのですが色々感じたのでこの記事では「ファンフェスってそもそもなんなの?」ということを実際に参加してわかったことをベースに紹介!
ファンフェスって何をやるのかが全く分からなかった
この記事のタイトルからも伝わるかもしれませんが、実は「ファンフェスってどんなイベントなの?」というのがイベントが始まる直前まで分かりませんでした。

Fun Ride Festival 2019
だってまず、Webサイトが無いんです。
情報が早く多いのはFacebook。Twitterは拡散用って感じ。
主催の人と仲の良い人は色々な情報を持ってて、公式にメール問い合わせするより仲のいい人に聞いた方がすぐに返事が帰ってくる感じでした。
Facebookでも、「有名な人のスクールがあるよ」「出店はここんな企業がでるよ」「こんなイベントがあるよ」「夜はナイトフェスがあるよ」「景色がいいよ」「楽しいよ」「現地はこんな感じだよ」みたいに情報が断片的な印象でした。
こういう具体的な内容はパラパラと流れてくるので把握できますが、これらって全部サブ的な情報なんですよね。
僕は「ファンフェスって結局何やるイベントなんだろう」と思いながら会場に到着しました。いや、本当に!!
じゃあなぜファンフェスに参加したの?
どんなイベントかわからないのに1万円近く支払い、片道5時間以上車を走らせて新潟県糸魚川市のイベントに参加した理由は何でしょうか。
僕は以下二つでした。
オフロードバイク仲間達にあえる!!
なによりもコレ。
オフロードバイクを降りて何が一番つらいって、お高いバイクを倒しても笑いあえる価値観が頭おかC(ほめてます!)人たちと会えなくなったことでした。
レースも楽しいけど、レース前後で皆でワイワイ話すのが面白かった。
ファンフェスはそんな人たちと二日間ノーストレスでバイクに乗ったりだべったりハァハァしたりできる。
これでいい、むしろこれがしたかった。つまり、オフ会というか同窓会的な感じで参加するき満々だったのです。
シーサイドバレーをファンライドしたかった!
僕は過去に二回、ここシーサイドバレーに来たことがありました。
一回目はKTM 690ENDURO Rというトレールバイクの時に参加したオフロードバイクパーティ。これもオフパと同じファンライドベント。最高でした。
そして2回目は、JNCCが主催する週末ライダー向けのクロスカントリーレースであるWEX。こっちはつらかった!
上記記事でも書いていますが、「シーサイドバレーはファンライドが楽しい」と僕はずっと思っていたのです。
なので「シーサイドバレーでファインライドイベントがある」と聞いただけで絶対楽しい。って。
つまり、僕は
「仲のいい人たちと絶景でノーストレスなシーサイドバレーでオフロードバイクをファンライドして、夜もワイワイする」
ためにファンフェスに参加したといっても過言ではない
だから概要がわからないけどファンフェスに参加したのです。もし仲の良い知り合いが誰もいないなら僕は多分参加することはなかったと思います。
でもね?
参加した今ならファンフェスの概要やコンセプトがわかるのです。
来年「ファンフェスって結局なんなの?」って思った方のためにしっかり書いておこうと思い筆(?)をとりました
ファンフェスはシーサイドバレーをファンライドするものだった!
「・・・何言ってんだ?」
って思った方。正直僕も思いますが、こうとしか表現できないんです。
シーサイドバレーでファンライドがメインコンテンツなんです。
イベントって普通、目的が明確だよね
普通バイクに限らず、イベントって「目的(メインコンテンツ)があってそれをやるために参加する」感じですよね?
例えば、、、ツーリングイベントなら企画した人のルートでツーリングが目的する。オフ会ならスタッフが指示してバイクを並べて写真を撮影する。スクールならスタッフや講師の指示に従って練習する。バイクレースなら主催が指定したコースをレギュレーションに沿って走る。そういう「目的」が明確なんです。
ファンライドってなんだろう(哲学)
じゃあファンフェスは?
というか、そもそもファンライドって何だろう?(哲学)
だって「楽しく走る」って人それぞれなんです。
・最高の景色を見ながらコーヒーをのむ
・仲間たちとちょっと難しいセクションにチャレンジして楽しむ
・スクールを受けて圧倒的成長を感じる
・最高のロケーションで最高の写真を撮る
・バイクを見ながら語り、ちょっと乗る
・(安全確認をしたうえで)スピードを楽しむ
・気になるバイクを試乗する
・同じバイク乗りの知り合いを見つける
ファンフェスは、シーサイドバレーというコースは決まっているけどそのコースで何をすればいいのかは一切指定されない。だから僕は目的、というかメインコンテンツが最後まで分からなかったんだと思います。
運営の方の話を聞いて納得した
1日目の最初にミーティングがあり、そこでこのイベントを企画運営した二人からファンフェスを企画した理由について言及されていました。
「僕たちは数年前にここシーサイドバレーにレース会場として来ました。でもこの絶景やコースを走ってて”なんでレースしているんだろう?”と感じた。ここでファンライドしたら絶対に楽しいと思ったんです」
というようなことをきき、ようやく「ファンフェスとは何か」の納得できた。
なんてことない話。難しいゴールや目的、”やるべきこと”は一切なく「シーサイドバレーを参加者が各々自分のペースで走ったら楽しくね?」っていうシンプルで純粋な想いが形になっただけだったのです。なのでメインコンテンツは「シーサイドバレーを自分なりにファンライドする」こと。
冒頭に書いた通り、僕は「価値観が近い人たちとワイワイ走る」「シーサイドバレーを走る」だけでもう目的は完了していて、結局それが”僕のファンライド”だったんです。
間違いなく楽しいよ
「本当にファンライドできるの??」
と疑問に思うかもしれませんがそこは保証します。絶対楽しいです!!(ハレレバ)
だって、シーサイドバレーをバイクで走るだけで楽しいから。
とはいえ、いくら”シーサイドバレー楽しいよ”って言われても2日間ひたすら走っていたら飽きます。なので飽きないようにスクールを受けてみたり試乗してみたり、疲れたら無理せずに仲間とだべったり出展ブースを覗いてみるるもオツですね。
色々な人の”ファンライド”に対応できるように用意されたコンテンツもあるんです。

地獄が見たいか?

スキルアップがしたいか?

ビッグオフでハードエンデューロしたいか?

未経験者をオフロード経験させるか?
ガッツリスクールを受けるのもまたファンライドですし、あえてバイクに乗らずに贅沢に時間を過ごすのもまたファンライド。
そういうノーストレスで自由な空間こそがファンフェスなんです。少なくとも僕はこのイベントに参加してそう感じました。
初心者やトレールでで参加しても大丈夫!むしろおすすめ!
危険がないと言ったらうそになりますが、ヘタクソでもゆっくりなら十分走れるコースですし怖かったら代走もお願いできる雰囲気、ありました。

カメラマンを探してこんな写真を取ってもらえるかも!?photo:Rising-D”Yusuke Origuchi”
マーシャルというバイクめちゃウマなスタッフさんが沢山グルグル見回ってくれているので困ったら相談できる空気感でした。
スクールも初心者向けでもためになるものもありましたし、トレールバイクでも全然楽しめる。なんて言ったって公式が「早く走らないで景色を楽しんでください」って言っているイベントなんですから。
周りはレーサーが多いかもしれませんが全く気負う必要はないし、マイペースに楽しむことができるイベントです。
試乗できる雰囲気なので色々なバイクに乗ってレーサーの雰囲気を味わってみるのもありですね。
アドバイスとしては、最初の一周は絶対に無理しない。できれば上手い人と回ろう。ってところでしょうか。
知り合いが沢山いたからより楽しめた
ファンフェス自体は一人で参加しても楽しめると思います。

気のしれた人たちと大好きなバイクの話をしたりして盛り上がる。ただそれだけ!
でも知り合いがいたほうがスクールでもフリーライドでもナイトパーティでも楽しめます。
僕のブログを始めてからの付き合いの人たちから、去年一緒にレースで走った人たち、山遊びで出会った人たち、あったことないけどTwitterでたまに絡む人たち、ブログを読んでくれて話しかけてくれた人たち等等知り合いが沢山いたので楽しめた部分が大きかった。
週末ライダーの僕らは別にプロになることを目指しているわけじゃないし、うまくなりたいけどそれ以上に楽しい時間を過ごしたい人ばかりだと思うのです。

ツーリング気分でわいわいするだけで楽しいよ!
そういう人たちと一緒に大好きなバイクに乗ってマイペースに楽しむ。こんなイベントが楽しくないわけがないんですよね。
楽しかったしか発言できなくなる
ファンフェスが終わってから、ツイッターを眺めていましたがみんな楽しかったしか書かないんですw
僕もそんな感じで、イベント終わって一週間ほどはぼ~っとしてました。なお僕は久しぶりのオフロードバイクで全身が信じられないくらいの筋肉痛に襲われました。
ファンフェス楽しかった〜と思ってTL眺めてるんだけど誰一人筋肉痛で苦しんでないことに気がついた。僕は全身ゴリッゴリに筋肉痛で階段が降りれない…
— ぼっちバイカー (@botti_bk) 2019年6月3日
参加した人はみんな楽しかった・・・と話してるくらいやばいのでぜひ体験してみてほしい。こればっかりは文字では伝えられないのです。
ファンフェスは(スピードだす以外なら)楽しめる!
ファンフェスでのメインコンテンツは与えられるものではなく、自分が何をしたいか、に忠実にしたがって二日間楽しめばOKなイベントということが伝わりましたか?
正直、エントリー後のやり取りをメールでやらないといけないとか信じられないし、仲間内でもスクールが予定と違ったり、そもそもなかったことになっていたりと色々あったようですし、イベントが始まる前までは「なんでこんなに情報統制されてるの?」っと疑問でしたが、僕がファンフェスの意味をわかっていなかっただけでした。
バイクと装備、あと好きなドリンクを持参してシーサイドバレーで過ごす。
細かいことは気にせずにここだけ間違えなければ楽しいイベントになるはずです!
ファンフェスはまだ今年が2回目。来年開催はまだ決まってないみたいですがぜひ開催してほしいですね!
こんな感じ。