こんにちは。ぼっちバイカーです。
この記事は「バイク Advent Calendar 2018」5日目の記事として書きます。
僕がバイクブログを初めてから3年間が経過しましたが結構真面目に、更新頻度も多めでやってきたと思います。ので実際やってみてわかったことを振り返って書いてみようかと。
どのくらい記事を書いてどのくらいアクセスされたの?
まずはここから。
僕は2015年10月2日に「ぼっちバイカーのブログ」としてブログを開設。三年ちょっとで450記事書きました。1記事に3時間として、、、1350時間。まぁ実際には動画編集したりとか、1万文字を余裕で超える記事を書いたりしてるので2000時間はブログに費やしてきたと思います。
アクセス数は本記事公開日である12/5には300万アクセス行くかいかないかくらいですかね。5199コメント。総スター数は2414となっています。
なおスタートからの月単位でのpv数はこんな感じ。

Google Analyticsのアクセスのpv数
「努力は人を裏切らない」ではないですがおおよそ右肩上がり。
2017年春からは「オフロードレーサーを購入してレース参戦」がメインとなったことでおそらくほとんどの人が興味ない内容になってきたにもかかわらず、定期的に遊びに来てくれるみなさんには感謝しかない。
(Webメディアを除く)趣味でやっているバイクブログでのアクセス数では多分、日本でも上位に入るくらいには頑張ったんじゃないかなと思います。ブログ村のランキングでもPV数は一位でした。
なお、昔から書いていますが「アクセス数が多い=面白いブログ」では必ずしもないと僕は思っています。月に1回くらいの更新ブログでも個人的に興味があれば面白いです。
まぁ現在アクセス数に関してはこんな感じ。
バイクブログを3年間真面目にやってわかった3つのこと
ここからが本題。
バイクブログを真面目にやってわかったことを3つ紹介します。
ネタがない?ブログを長続きする方法
僕がブログを初めた時、まずやったのが「はてなブログの”バイクグループ”で興味あるブロガーさんを読者登録する」ことでした。同じブログサービスを使っているし、はてなブログは他よりも「ブロガー同士のコミュニケーションがやりやすい」から。

はてなブログツーリングも3回ほど企画した!
しかしこの3年間でたくさんの人を読者登録してきましたが今でも(年一でも)定期的に記事を書いている人は肌感で十分の一程度。そのくらいバイクブログを継続して続けるのは難しいのです。
もちろんいろいろな理由があると思います。環境が変わって時間がなかったり、バイクを降りてしまったり、あとは「めんどくさくなった」というのも当然あると思います。ブログ書く時間あったら遊んだり休んだりしたいよって。わかる。
ただ僕はめんどくさくなることなくむしろブログ始めて半年くらいからは「記事を書かないとそわそわ・イライラする状態」になるくらいだったのです。
それでも悩みだったことが一つありました。それが「ネタがない」ことでした。
定期的にブログを書く習慣を身に着けたとしても、肝心のネタがなくなったらブログが書けない。長続きするにはやはりネタを定期的にブログで書く必要があります。
じゃあネタってなんだろうって。
Pay to Post
クソゲーのdisりとし「Pay to WIn」つまり課金すれば勝てるというものがあります。
で、ブログを長続きさせるためのネタをゲットする一番の方法はPay。つまり「カスタムをする」ことがブログネタになります。

カスタムしたバイクをブログで紹介するのは楽しい
というか、多分大半の方はブログをやるきっかけとして「自分のカスタムしたバイクを紹介したい」というのがあると思います。
カスタムをすればバイク愛着・性能が上がってさらにブログネタができる。そしてそのブログを読んだ読者さんのためにもなる。つまりカスタムは3度おいしいってワケ。
なのでもしブログネタがなければとにかく散財しましょう。バイクカスタムはやりきった?バイク用品・ラーゲージ・服装・カメラ・電子機器などもあるぞ!
これだけでもおそらく30記事はかける気がします。さらに「カスタムした直後のレビュー」「半年使ったので再レビュー」とか「1年使ってわかったこと」とか書けば掛け算ができます。この手のレビューはユーザーも一番欲しい情報ですよね。
あと最終奥義は「バイクの乗り換え・増車」です。いうまでもないですが・・・
Search to Post
??「改造したいんだけど お金がないんだ」
そういう人もいるでしょう。僕もそれ。
そういう人は「検索結果を自分なりにまとめる」というのもアリ。

アクションカム買うときもいろいろ調べるよね?
例えば「いつかインカムを買うときのために製品の違いをまとめてみた」みたいな記事。商品のインプレを調べて「〇〇らしい」という感じでもまとめてあると嬉しい読者は結構います。
興味ないのに調べるのは苦行ですが、自分が欲しかったり悩んだ商品っていろいろ調べますよね?その結果をまとめるだけ。
ググった時に「なんか情報がまとまりないな」とか「情報が少ない」と思ったらぜひこういう記事を書きましょう!!
「記事を書かない」のもあり
「ツーリングを企画する」「イベントを企画する」などネタを作るのもありですが、あえて「ネタがなければ書かない。できたら書く」というのも、ブログを長続きさせるうえではもちろんあり。
「毎日必ず投稿する」という自分ルールで頑張っているブロガーさんもがいます。継続するのはすごいし素晴らしいことですが、内容が少なかったりただのつぶやきだったり…情報が小出しすぎて意味ねぇ。。って感じが多いです。そのくらいならTwitterで書いたら?って思ってしまいます。
のでネタがまとまるまでは(たとえそれが年に数回程度だったとしても)書かない。というのもありです。ネタがどうこう書いてますが、一番大事なことは「ブログを続ける」ということだから。
「情報を発信したい」という時に場所があるというのはすごく大事なこと。それだけでいいのです。
情報発信にブログは今でもアリなのか
2018年現在、一般人が情報発信するのに仰々しくブログを開設しなくても、Twitter,Instagram,Facebook,mixiなどのSNS、Youtubeなどの動画配信サービスを利用すればすぐに情報発信することが可能です。
僕が経験した限りでの、各サービスでの情報発信について書いてみました。
ブログ
ブログと言うと日記を書く方は多いと思います。僕も半分はそう。でもブログってWeblogの略。Log(記録)なので日記以外にもプロジェクトの報告・小説やポエム・情報をまとめる・お知らせなど色々な使い方があります。
ブログの特徴はとにかく記事をストックするのに向いていること。
検索機能やタグ、カテゴリを使うことで情報がたまっていきます。昔からバイク情報を発信するのにも使われています。

はてなブログ
特に、はてなブログはアクセスにも強いし他のブロガーとのコミュニケーションも取りやすいのでおすすめです。
ログとして「ツーリング記録を残す」「スポットをまとめる」「バイクカスタム情報をまとめる」「日記を書く」「ポエムを書く」などいろいろな切り口がありますし、自分なりの方向性やキャラを持って情報発信することで”ブログのテイスト”が出てくると思います。
管理することも多くカスタムできる箇所も多い反面、記事を書いたり画像を用意したりするに時間もかかるし、モチベーションを高く持って継続するのは簡単ではないです。
3年前に「ブログも始めたし記事を拡散( バズる)して欲しいからTwitterも登録しよう」というアクセス目的で始めたTwitter。

ツイッター
Twitterはとにかく、情報発信した時の反応がとにかく早い。
特にバイクを絶景やタメになるカスタム情報などお役立ち情報、そしてみんな大好き納車ツイートはRT(リツイート)されることも多く、瞬く間に拡散され多くの人に情報を届けることが可能です。文字だけでなく画像や動画もアップできるのでTwitterはマイクロブログと呼ばれることもあり、実際そのような使い方をする人もいます。
拡散って炎上みたいな悪いイメージが多いですが、バイククラスタで3年間過ごした限り、ネガティブな炎上案件よりも役に立つ情報のほうがたくさん拡散されていました。僕の書いた記事でも「フラット林道詐欺」について書いた記事や最近だと「プロテクターがなぜ必要か」の記事拡散されたと思います。
あと若い(10-20代)バイク乗りが多いです。ので届けたい情報のターゲットが若い人ならTwitterで情報発信しているだけでもいいと思います。
Twitterの問題は文字数とストックされないこと
拡散スピードが高く情報発信するのに向いているTwitterですが、タイムラインなのであっという間に流れてしまいます。ので情報をストックしたりまとめて一覧するような使い方は工夫しないといけません。
あと文字数制限があるので長文やたくさんの写真を使う場合には苦しい。情報発信する上でこれが結構辛い。(逆に言えば写真も文字も少ないからこそ多くの人に読んでもらえるのですが)
「情報はストックしなくていいから、発信したい時に気軽に発信できて拡散して欲しい」と割り切るならTwitter一本で完結できると思います。
道の駅などに行くとわかると思いますが日本のバイク乗りの大半は40-60代のいわゆるおじさんです。Facebookはmixiから引っ越してきた人も多く、特にバイク乗りで調べると「おじさん」が多い印象。

フェイスブック
画像・動画も扱えますし、Twitterと違って文字数制限がないので情報発信や拡散性ではTwitterに近いです。がそのレンジはコミュニティ内を超えることは稀だと思われます。Facebookは基本、本名なので荒らしも少ないです。そしてコミュニティ機能が強いので「村感」が強いと感じました。本名ならではな「挨拶」「気遣い」が求められるシーンも多く「ソーシャル疲れする」という知り合いもいました。
オフロードの特にレース界隈だと本名で交流するのが普通なため、レース情報や裏話はFacebookの方が多くやりとりされている印象もあります。人口も多いので40-60代をメインターゲットにした情報発信ならFacebookがまちがいないですね。
Twitterよりはコミュニティ機能などで情報のストックが可能ですが、50歩100歩。Facebook一本だとやはり一時的な情報発信と割り切った方が良いです。
ごめんなさい。僕はあまり活用できていないので割愛。
初心者レベルの僕が感じたのが、文字ではなく画像で語る方が多く「完成したカスタム」「絶景を共有したい」等”他の人とは違う個性”を情報発信するならインスタグラムが一番相性がいいということ。情報発信について書いてますが情報取得する上でもインスタグラムはぶっとんだカスタムをしている人も多く、参考になりますね。動画の相性もいいのでぶっとんだライディング・シャレオツな動画もよく流れてきます。
#ただし#僕は#タグを#多用するのに#慣れない#あと#おしゃれ#な#画像#ない
Youtubeなど動画配信サービス
2018年現在でバイクの情報発信に一番適しているのがyoutubeなどの動画配信サービスだと僕は思っています。

ユーチューブ
チャンネル単位で情報をストックできるし、ブログの1万文字よりも1本の動画の方が伝わる情報が多い。
カスタムや整備の手順も動画の方が絶対に理解できますし、バイクやパーツのインプレも同じ。僕も文字で伝えられない部分は動画を入れたりしますし、レースの状況を伝えるうえでも動画がメインとなります。
拡散性はブログと同程度ですし情報の密度は動画の方が上。あと視聴者が「購読」するのでファンや交流など濃いやりとりもできます。有名人になれるかも?!最近の子は「バイク関連の情報はまずYoutubeで検索する」という人も多いようです。時代すな。
難点としては動画の中身が検索されないこと。あと、現在だといつでもどこでも動画を見れるネット環境はない。ので通勤通学時間帯など動画閲覧環境が無い時に見てもらえる機会を失う点があります。その点、隙間時間に読めるブログのほうが有利ですね。
僕は2015年の僕にアドバイスするなら「ブログじゃなくてYoutubeで動画配信しろ」っていいます。そしたらきっと今頃「”モトブロガーのぼっちバイカーさん”の動画みた。今作もマジカッケェ…センスやばすぎ!!」とか「ぼっちバイカーステッカーゲット!!ヘルメットに貼ります!」「ぼくもおおきくなったらぼっちさんみたいなかっこいいばいくのりになりたい!!」とかそういう反応をみながらニヤニヤしていた違いない()
ただ、最終的には本人もモチベーションに従った方がいいです。絶対に。動画もブログもやる気がないとまず継続できないことだけは断言します。自分が頑張って作った動画が再生数10とかまじで悲しいからね?ブログも、初めて1日100pv行った時は歓喜するくらい嬉しかった。
最近のモトブロガーさんの動画をみると編集もかなりこだわってるし多分相当時間かけてます。あと個性的な人も多いけど、自分が面白いと思ったものを継続して作っていけばきっと人気が出てくるはず!!・・・余談ですが女子のバイク乗りがでてると再生回数の桁が二つくらい違うのがずるい!絶望した!!(逆恨み)
つまり・・・
今、情報発信するならストックさせつつ発信するならYoutubeのような動画サービスか定番のブログ。バイク関連での情報発信ではどちらかというとYoutubeの方が向いてる。情報発信を定期的にしたいならSNSオンリーはモッタイナイのでブログなり動画なりで情報をストックしようといいたい。SNSでいくら”いいね”もらってもお金にはならないですがブログやYoutubeなら多少ですがお金も入ります。
ブログをやっていて嬉しかった瞬間ベスト3
ブログを3年間やっていたらいろいろあります。怒られたこともあったし・・・
3年間で嬉しかった瞬間を3つ紹介
感謝された時!
「知りたかった情報が見つかりました」
「そんな罠があったなんて・・・気をつけます」
「タメになりました!いつかやる時に参考にします」
「そんな商品があるのですね!知らなかった」
みたいなコメントや反応をもらえた時は本当に嬉しい、書いてよかった!!!ってなります。この辺の記事は「経験に基づく記事」「調べてわかったことをまとめた」という時が多かったですね。
影響を与えられた
「ぼっちさんのブログを見てレースに挑戦してみたくなりました」
「その場所に行ってきました」
「影響を受けてレーサー買いました」
と、僕が活動したことを記事にしてその記事を読んだ結果影響を何かしら与えることができた時は嬉しい。
僕は思ったことはそのまま買いているので、僕が楽しく遊んでる記事を見て「楽しそう」って思ってもらえるのは本当に嬉しいんですわ。
この前LINE@でこんなメッセージを頂いた時本当にうれしくて何度も読み返した
(掲載がまずかったら教えてください)
この二年間で僕の影響で何人くらいがオフロードレーサーを買ったのかな・・・買って後悔した人がいないといいんだけど・・・
実際に会った!
僕のブログなんて所詮「ネット上で誰かが書いた駄文」です。
でもそのブログにコメントしたり、ブログを読んでいてSNSでつながったり、たまたま現地で見かけて「ぼっちバイカーさんだ」となってくれたり。こう「ブログをきっかけに実際にあってお話できる」というのが嬉しい。
僕の最後のレースだったWEX GAIAでは「ブログつながり」な人が沢山集まって宴会やったり同じレースで走ったりできた。そこでも
「ぼっちさんのブログつながりでこんなに知り合いが増えた」
と聞いた時は嬉しかった。本来会うはずがなかった人が住まいも年齢も職業も違う人たちがブログのちょっとした影響で出会えた。そういう機会にこのブログが少しでも影響できたことは本当に誇らしいです。
嬉しかったのはこんな感じ。あ、忘れてた。アフィリエイト収入も嬉しいです(正直)。少額ですがやっぱりブログの成果がアクセス数以外で出るのはモチベーションにもつながります。
おまけ:バイクブログ3年説は本当?
最後にこれも。
いわゆるバイクブログって3年間で終わる人がすごく多いのです。ネタが尽きたり、ブログを書くこと自体がマンネリ化してきたり、バイクで走る場所もだんだん同じで書く必要がなくなってくるくらい・・・
僕はというと・・・3年感たったわけですがKTM 250EXCがあまりに「トラブルがない」「カスタムもする必要がない」のでネタがない状況となりました。
今はレース参戦レポートなど書いていますが、気づくこともだんだん減ってきた気もします。
アクセス数が1000増えても驚かないですし、下がっても同じ。
今後も新しいことを経験したら記事を書くのでしょうが、ある程度オフロードバイクの一般知識が身についてくるとその頻度はどんどん減っていく気がします。どちらかというと自分のスキルアップなど他の人と共有しづらい内容が増えてくると思うのです。
実際、例年よりも今年書いた記事数は50くらい少ない。
僕は別の理由でバイクを12月に降りてしまうのでいいのですがもしこのまま乗り続けていったとしたら、「レースイベントレポート」「ライディングテクニック」「オフロードコースやオフロード用品のインプレ」がメインで細々書くことがなくなる気がしています。細かい点では色々書けるのでしょうが・・・
そういう意味でもバイクブロガーが長生きするためには「イベント企画など新しいことをやり続ける」「バイク用品を買い続ける」「バイクを乗り換える」ということが求められるのかもしれませんね。
まとめ
バイクブログを真面目に3年間やってきた今思うことを書いてみました。
向き不向きはありますが、誰でも「あ、これ情報発信したい」って思う瞬間ってあると思います。
SNSでその場で発信するのももちろんありですが、ある程度長編になったり、今後も継続して発信していきたいとなったなら、思い切ってブログのような場所を作り、そこに情報をストックしていくのはありなんじゃないかなぁって。
僕って心の中では昔から結構アクティブだったんだけど周りの空気をヘタに読んで消極的で興味ないフリする性格だったのです。でも「ブログネタのため」という大義名分ができたこと、あと”ぼっちバイカー”という架空の自分ができたことでやりたいことはやりたいって発信できるようになったし、できる限りトライしてきた。勇気を出して新しいことを色々やってきたけどその多くはやってよかったと思えた。
今となってはブログがなかった自分を思い出せないくらいはまってるし、バイクは降りてもブログやライティングは趣味として続けていきたいなぁと思っています。そしてあわよくば人のためになったり人に影響を与えられる記事を書きたいのです。
オチは相変わらず弱いけど、こんな感じ。
あ、まだ「バイク Advent Calendar 2018」に空きがあるのでぜひブログをやっている人は(はてなブログ以外ももちろんOK)参加してください!せっかくなので25日全部埋めましょう!!ログインしてURLを張り付けるだけです!!
こんな感じ。