こんにちは。ぼっちバイカーです。
三宅島でエンデューロレースできる、「WERIDE三宅島」に参加してきました。
実際に参加して分かったことを中心に、5つの魅力としてご紹介しようと思います。これを読んで参加してみたい!となった方はぜひ来年に向けて準備を進めてください。
三宅島エンデューロの魅力って何?
三宅島エンデューロについては以下記事で説明していますので割愛。
実際に参加してきてわかった、三宅島エンデューロの魅力を5つご紹介します!!!
魅力1.コスパ高い!
エンデューロレースに出られている方の感覚だと「エントリーフィーは1万円前後」が相場というか高いけど出るか…という閾値だと思います。1.5万円だと出るのはかなり悩むところ。
そういう意味では今回の三宅島EDは3.5万円は高い。と僕は最初感じました。
でもね?
普通はレースエントリーフィー以外にこんなものがかかります。
・現地までの高速代とガソリン代
・現地入りしてからの食事代
・場合によっては宿代や温泉など施設利用料
これらを加味すると大体3万円前後。トランポを毎回レンタルしている僕は5万円くらいかかることになります。。。
その点で、この三宅島円エンデューロは
・竹芝から三宅島までのバイク・荷物・人間の移動費
・集合から解散までの5食
・レースエントリーフィー
・宿泊代
・オフロードレーサーが当たる抽選券
・スポンサーからのグッズ抽選券
・パーティー参加費用
と全部込みで3.5万円。これに「普段走ることができない三宅島を走れる」という付加価値が付くのだから決して高くない、というかこの内容でこの値段はコストパフォーマンス高いです。
集合して船に乗ってからもお金を使う機会は「船内での飲食」「現地宿でのドリンク代」「お土産代」これだけ。飲み物とかも出航前に自分で買っておけば「三宅島で0円生活」もできちゃいます。
魅力2.後世に語れる!
大げさでもなんでもないです。
いつか「三宅島ってあるでしょ?火山がある・・・そう。あの火山帯でバイクレースしたことがあるんだよ」という話を子供や知人にできるのです。すごくない?僕は子供にいつか話せる日が来るのを楽しみにしています。その時はこのブログを読ますかな(無理)
三宅島の美しい山の中にいて、遠くには海、島が見える。そんな海外みたいなロケーションでバイクで走れる。これは本当にオフローダーなら絶対経験しておいた方がいいと思います。オンロードバイク勢はこんなところ走れないんだよ?僕たちオフローダーだけが楽しめる世界。それを見ないなんて本当にもったいない!!
ちょっと言いすぎたかな?でも僕はそのくらい、それこそ後世に語り継ぎたいほどの衝撃がありました。
魅了3.ワイワイ要素が盛りだくさん!
これはメリットととるかデメリットととるかは人それぞれですが、僕はメリットだと感じました。
オフロードバイクレースでの楽しみの一つに「前夜の宴会」があります。普段バイクに乗るからお酒飲めない相手ともレース会場でならお酒を飲んで話せる。話すネタは大好きなオフロードバイクについて。絶対に楽しいです。
この三宅島エンデューロツアーではその最高な時間が初めから終わりまで(レース前後を除き)ずっとあります。これはお酒、とかじゃなくて仲間とワイワイとバイクに乗らないで話す時間がたくさんあるということです。
たとえるならば、学生時代の修学旅行。いや、社員旅行って感じかな。皆で移動して三宅島の自然を見たりご飯を食べたりレースしたり…
ワイワイできる仲間がいるならこの三宅島エンデューロを間違いなく楽しめるはず。
逆にこれが苦痛になる人「おしゃべりはいいからバイク乗りたい」「団体行動が苦手」「レース終わったら家に帰りたい」というような人だとあまり楽しめないかもしれません。
支援・サポート・協賛してくださる方が多いイベントなので、「まるまるさんの挨拶。次はバツバツさんの挨拶」みたいな感じでお偉い方の挨拶が結構あります。そういうのが苦手な人はやめた方がいいかも。あと団体で動くのでそういうのが苦手な人もやめた方がいいですね・・・あとバイクに乗るのは正味3時間くらい。あとの30時間くらいは観光・移動時間です。知り合いとワイワイしてればあっという間ですが知り合いいなかったりすると結構大変かも?
魅力4.エンジョイ勢も問題なし!
これは”エンデューロレース”です。賞金もかかっているので本気で勝ちに行く人も多いです。
エントリーリストを見たときに知らない人やチーム名ばかりで「これはリザルトはドベも覚悟しないとだめかも・・・」というくらい緊張しました。
しかし、いざレースしてみると半数くらいは僕と同じ「エンジョイ勢」でした。
レース中に休憩して写真撮影している人もいましたし、「数周走ったらパドックにバイクを置いて写真撮影する」みたいな方もちらほら。
コースの難易度は僕個人としては「CGCさわやかクラス >> 三宅島ED = WEX 120ミニッツ 」と感じました。WEX120ミニッツレベルの難所はあるので決して「初心者でも大丈夫!」とは言い切れないですが、適度な難易度で攻略する楽しさもあると感じます。
レースの雰囲気は僕の今まで経験したレースでいうとCGCのさわやかクラスのような感じ?中には「コース一周することを目標にしている」という方もいました。や、三宅島エンデューロは決してハードエンデューロではないですよ?
でも、「グルグル回るだけがレースじゃない」と感じているエントラントは多かったと思います。「レースで勝つ」「一周めざす!」「周回しつついい写真を撮る!」「レース?ツーリングだよ?」等人によって楽しみ方はそれぞれ。それを許容するレースだったと感じました。
エンジョイな雰囲気である理由の一つとして、女性が参加者の1割を占めている(10人いたら一人は女子)点があると思います。決してエンデューロでバリバリトップ争いする、という感じでなく三宅島を楽しく走りたい!という方が多いように感じましたし、そういう方がスタックしてたら助ける空気もありました。
どちらかというと楽しんだもの勝ち!と言う「レースエンジョイ勢」のほうが多いと感じた面白いレースでした。
魅力5.「レース+観光」
普通はレース、あとは宴会が主目的でレースされてる方は多いと思います。
三宅島エンデューロはレースだけでなくその前後のほうがむしろ長くてメインといえるくらいボリューム満点な時間を過ごせます。
特にレース翌日の午前中は好きに過ごしてよいので「釣り竿持参で釣り」「レンタルバイクで三宅島を一周」「レンタカーで観光名所を仲間内でワイワイ」「ツアーガイドさん案内でジオツアーに参加」「宿でゆっくりする」など好きに過ごせます。
こういった時間もバイク仲間と過ごせるので「バイク仲間と旅行しつつレースする」という経験ができる。
これは三宅島エンデューロならではです。
あと、参加するとわかるのですが、リピーターが結構多いです。
自己紹介で「三宅島はN回目の参加ですが~」みたいな方も割といました。
こんなにリピーターがいる理由はもちろん「参加して楽しかったから」です。実際僕がもし来年もバイク乗れるなら絶対に参加したいレースの一つです。
まとめ
三宅島エンデューロの魅力について、実際に参加して感じたことを紹介しました。
「レースもするけど観光も楽しみたい!!ゆっくりしたい!!」と言うバカンス的な感じが楽しめる人に向いています。
ので仲のいい人たちとレース以外の時間も共有してリラックスしたい。これを一言で表現すると”ご褒美レース”となるのかな、とこれを書いていて感じたのでした。
興味ある方は仲間と誘い合わせの上、ワイワイ参加してみてはいかがでしょうか?とってもお勧めです!
こんな感じ。