こんにちは。ぼっちバイカーです。
皆さんはハンドルのグリップ交換をやったことがありますか?
通常は「古いグリップをカッターなどで切ってパーツクリーナーなどで剥がしてハンドルバーをきれいにし、新しいグリップの内側に専用ボンドを塗りたくってハンドルにぶっさす。必要であればワイヤーでワイヤリング」だと思います。
が最近のKTMオフロードレーサーではボルトオンでサクッと交換できてしまう。そんな素敵なグリップであるロックオングリップを交換作業がてらご紹介!(ステマじゃないです)
ロックオングリップて何さ
ハンドルグリップは名前の通りハンドルバーやスロットルコーン自体にグリップがくっついています。でで、普通のグリップの場合、それらからグリップを剥がして新しいグリップを取り付けます。
ロックオングリップだとどうなの?
ざっくり説明すると「ロックオングリップシステムは「スロットルコーンとグリップが初めからくっついている商品」です。つまり、グリップを交換するのではなく「グリップと根本のプラスチックを交換する」のです。なお、左側(普通はハンドルバーに直接取り付けるやつ)も「グリップ+根本のプラスチック」となっています。

エコな考え方ではないですが、レース中にハンドルグリップを交換する際などはボンドをのんきに塗って待っている余裕はないですし、そういう時に活躍するのかもしれません。(レース中にハンドル交換する選手がいるのか知りませんが・・・)
ロックオングリップのメリットとデメリット
ロックオングリップと普通のグリップの違いは何でしょうか?
ロックオングリップのメリットは、
- グリップ交換が楽
- グリップボンドが乾くのを待つ必要がない
- ワイヤリングも必要ない
- ちゃんとグリップとして機能する
逆にロックオングリップのデメリットは
- お値段が少しだけ高い
- 適合するバイク情報を気にする必要がある
- グリップの素材や形状のバリエーションは少なめ
といったところです。
ロックオングリップは商標?
“ロックオングリップ”で調べると上位には1メーカーしかでてきません。
これは商標登録してるからかな?このロックオングリップ方式の最初の開発メーカーはGrip ODI(オージーアイ)社というアメリカのグリップメーカーが出てきます。
なおハンドルバーでおなじみPROTAPER社からも同じような方式で”クランプオングリップ”という名前で出ますね。

最近のKTMレーサーには標準装備
僕が乗っているKTMの250EXC(2017年式)ではこのロックオングリップが標準装備となっています。

標準ロックオングリップはクローズタイプだった
なお僕は今年の春にアクセル側だけグリップ交換をしたのですが、自分のバイクがロックオングリップだったなんて知らずに普通のグリップ交換作業を実施。見事にグリップ交換失敗となってしまいました。
初カキコ…ども…
俺みたいな中3でロックオングリップ標準装備なのを知らずに普通のグリップ交換してしまった腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは
あれから半年。交換したZetaのグリップが赤ちゃんの肌並みにすべすべになってきたため、満を期しての「ロックオングリップ交換」いっちゃいます!!
ロックオングリップを交換してみた
とういうことで、ロックオングリップ交換を行います。

lock-on grip set [79002923000]
これはKTMパワーパーツのロックオングリップセット。標準は真っ黒なグリップですが、このパワーパーツはオレンジのアクセント付き。僕のバイクは250EXCスタンダード(Sixdaysじゃない)なので黒パーツが多いし、ハンドル周りは絶対に黒のほうがかっこいいのはわかっているのですが、ついオレンジパーツを購入してしまいました(病気)
形状はオープン(エンド部分が初めから穴あいてる)でハーフワッフルタイプ。セットなので左右両方ともリフレッシュしちゃいます!!
最初に書いておくと、ものすごく簡単です。スーパーイージー。僕みたいな整備ヘタクソ野郎でも子供を幼稚園に送迎後に出社までの暇な数十分の間に交換できたので多分みんななら10分そこらでできるんじゃないかな。
ハンドルグリップを外す
ハンドガードがクローズドな人は先にハンドガードを外しましょう。
現在のグリップはそれぞれこんな感じ。

クラッチ側。純正を1.5年間ずっと使っていますが未だ使えるかな
古いグリップを外す
今が20世紀なら「えーではここでグリップを剥がします。カッターナイフなどで切れ込みを入れてがんばりましょう(爆)」とか書きますが、今は21世紀なので・・・
「クラッチ側はボルト1本、アクセル側は2本外すとグリップが取れます」でおわりです。
ボルトを緩めたらロックオングリップをスーッと抜きます。力はいりません。
続いて、アクセル側もボルト2本を外し、スロットル部分のパーツを外します

外したパーツたち(右のでかいボルトなどはハンドガードのもの)
このパーツが外せばあとはスロットルコーンがすーっと抜けます。
これで古いグリップ外しは終わりです。オープンエンドハンドガード使いなら2分あればできます。
新しいロックオングリップを取り付け
そのまま新しいロックオングリップをつけましょう。
まずパッケージを開けると、こんなカムが3種類付属していました。
このカムはアクセル側のグリップで使います。このカムにスロットルワイヤーを引っ掛けるのです。
で、カムは車種によって使い分けるそうです。僕のKTM 250EXC(2017モデル)は以下番号のカムが使えます。
古いロックオングリップを外したら同じカムが付いていました。使いまわしてもいいですが付属品なので贅沢に使いまわしてしまいましょう!!
ほんで…
ハンドルバーをパーツクリーナーできれいに洗浄後、スロットル側だけ薄くにシリコンスプレーを吹き、新しいロックオングリップを差し込み、ワイヤーをセットしてボルト二本を規定トルクでセットするだけでした。21世紀ですね。実質1分くらいで終わります。
そしてクラッチ側も「規定トルクでボルトを1本締める」だけ。
一応トルクレンチで締めつつも、グリップが回転したらしゃれではないので気持ち強めに”増し締め”しておきました。こっちは30秒ですかね。
完成!
という事で待ち時間なく、グリップ交換が完了しました!!
グリップ交換自体は左右で5分。清掃とかその他のチェックをしているので時間はもう少しかかりましたが間違いなくスーパーイージーでした。
パワーパーツのロックオングリップはどう?
バイクには乗っていませんが、軽くバイクを取り廻してみたりした感じだと、以前使っていたZetaのグリップと比べて硬目で凹凸もの高さは控えめでした。
柔らかさについてですが、手にくっつく感はZetaの方がありましたね。
これは好みですが、やっこいグリップは寿命が短いん(半年ですべすべになった)のと、持った感じも硬いほうが好きなので個人的にはこの片目な感じが戻ってうれしい。
なにより整備大っ嫌いな僕としては「グリップ交換で古いゴムを外したりボンドを塗ったくらなくてよい」という”買ってきてぽん付け感”や”ボルトオン感”が最高です!!
MXで使うと回る?!
ロックオングリップについてTwitterで紹介したところ、MX(モトクロス)選手でこのグリップが緩んで回ってしまったので増し締め大事!と教えて頂きました。
緩み注意!毎回チェック必須!
(全日本MX決勝で緩んだライダー居るからね) https://t.co/4GaOHiOUGy— morjun@横滑りマン (@MGM_morjun) 2018年10月9日
いざというときにぐるっと回ったら怖いですね‥‥ただこれはボンドでも同じ。完全はないのでバイクレース前にはおまじないで緩みチェックするといいかもしれませんね。
なお僕はこのロックオングリップで1.5年間エンデューロからツーリングから愛用して走ってきましたが、多分1年間くらいは増し締めしていないので「絶対緩む」ということはなさそう。これは乗り方も関係してきそうですね。僕もレース前には念のためチェックするようにしようかな。
まとめ
ハンドルグリップ交換として、通常のグリップ交換ではなくロックオングリップで楽々交換してみました。
やってみると本当に楽だしすぐにバイク乗れるし、もう普通のグリップ交換には戻りたくない!
くらいには快適でした。ボルトオンでグリップ交換できるロックオングリップ、お勧めです!!!
こんな感じ。