こんにちは。ぼっちバイカーです。
タイトルの通り、KTM 250EXCで福島へアドベンチャーツーリングしてきました。ここでいうアドベンチャーとは「自走で舗装路や未舗装道路を走る宿泊をロングツーリング」という意味で使っています。
今回は一泊二日で福島へ行ってきました。
長いので前編後編ならぬ「オンロード編」「オフロード編」の2パートに分けてブログを書いてみます!
ということで今回はオンロード編。僕のブログではここ最近オフロードメインだったこともありかなり久しぶりのいわゆる「ツーリング記事」ですよ!
福島はもう一度走っておきたい場所だった
実は二年前に一度、KTM 690 ENDURO Rでツーリングした場所が福島でした。
僕は今年12月でバイクを降りることに決めたので、バイクに関して心残りはなるべくつぶしていきたい。
バイクの楽しみなんて人それぞれだしツーリング先はそれこそ無限にあるのですが福島はまた行きたいとずっと思っていたのでした。
今年どこかで…と思いつつ福島って寒いので夏過ぎたらもうやばい。レースやイベントも考えると7月に行かないともういけないことが分かったのでした。
きっかけは唐揚げさん
唐揚げ (id:karaagekuitaiyahoocojp)さんという唐揚げが好きなオフロード乗りはてなブロガーさんがいます。
juicy-fried-chicken.hatenablog.com
唐揚げさんが林道ツーリング企画をされており、土曜日だったのでトランポで現地入りするつもりで参加表明していたのです。トランポで行くつもりで予約もしていました。
思考のチェーンリアクション()
…ここで「素晴らしい福島を250EXCで走ったら最っ高に気持ちいいんじゃないか!?」というある種の煩悩が脳裏をかすめたのです。
「林道ツーの前日金曜日に走れば車も少ないだろうし最高じゃない?!」と。
「オンロードもオフロードもEXCで楽しめたら最高じゃない!?」と。
そして、
「トランポ代の2万円を考えたら自走で行ってホテル代、あとおいしいもの食べてもおつり来る!という子は実質無料どころか実質バイク乗ってお金もらえる労働!!!!」と。
もうトランポと高速代でお財布が寂しくなって「お金ないから…」と現地のセブンイレブンでパンやおにぎり食べるの嫌なんや!普通のバイカーさんみたいに現地のおいしいもの食べたいんじゃ!!
そんな気持ちがどんどんあふれてきて、極めつけに「オフロードレーサーしかも2ストのキャブレター車でアドベンチャーツーリングしたらブログ的にもおいしいんじゃ…」と考えてしまったらもうおしまい。
あとは無意識にレンタカーショップへキャンセル連絡をしてGoogleマップでルート検索している僕がいたのでした。
・・・
自走がつらい?タイヤがもったいない?エンジンがもったいない?信頼性?燃費?混合給油が大変?荷物積載が大変?怪我とか故障とか万が一の時??キャブレターで高地は走れない?有給残数?会社の仕事?家族マイレージ?
・・・
僕「うるせェ!!!いこう!!!!(ドンッ)」
(ワンピース読んだことない僕)
前夜準備
ツーリングの準備はほぼ何もしておらず、出発前夜にエンデュリスタンのブリザードバッグとXSベースパックに荷物をパッキング。
DAY1はオンロードツーなのでオフ装備一式はパッキング。Tシャツに長袖のアウター、下はGパン、ブーツはオフブーツ。というスタイルで行くことにします。
ので大きく分けて「2ストオイルボトル(1L)」「DAY1のお風呂グッズ(タオル、夜用の服)」「サンダル」「DAY2オフロード装備一式」「オフロード後の着替え」「その他日用品」をブリザードバッグへ。XSベースパックに「林道用に持っていくグッズ(予備ガソリンや工具、空気入れ、緊急対応グッズ)」を入れました。予備バッテリとか2ストオイルとかハイドレーションバッグなどツーリング中使いそうなものはバックパックに入れ、準備完了。
要領悪い僕ですが慣れもあり2時間かからずにすべてパッキングしてバイクに取り付けまで完了しました!
出発は9時ごろに…
福島なので早朝に出発したかったのですが、ヨッメとの交渉で「朝ごはんまでは一緒に食べる」という条件で何とか出撃許可を獲得。
ということで子供たちとあさごはんとはみがきをして、出発です!
都内の道路は進まない
今回はオール下道
ロングツーリングならフロントスプロケットは14Tにしたかったのですが、DAY2の林道でどんな激しいアタックになるのか想像がつかなかったので13Tのままとしました。(オフロード走行だとフロント13Tが基本。ハード系の時は12T)
となると時速80kmを維持するとやや開け気味での走行となり、それで高速道路をひた走るのは燃費的にもエンジン的にも不安がありました。なんせ燃費は約10km/Lのバイクでガソリンタンクは9.5L。100kmはギリギリ走れるかどうか、という感じ。高速だと航続距離100kmないともしかしたら途中で止まる可能性もあります。
という事でオール下道で行くことに。
僕「バイクって目的地に行くまでも楽しめるものだし、高速道路みたいに同じ道を走ってるのって楽しいの?下道で景色が変わっていくのを楽しむのこそがバイクでしょう?時間をお金で買うって何それおいしいの?(オタク特有の早口)」
聡明な読者の皆様なら勿論すでにお気づきだと思うが、念のため言っておく。「断じてEXC君にETCをつけていないとかお金がもったいないとかそんなチャチな理由ではない」と。いいね?
下道は案外軽快だった
出発すると都内はやや遅めのペースでしたが、15分ほど走って都心を抜けると平日ということもありそこまで大きな渋滞もなく全体的に”ちょうどいいペース”で流れていました。
きもちぃぃー!!!
大体50-70km/hくらいで流れているので「6速パワーバンド手前のデデデデ」を維持しつつ、たまにギアを落として中の未燃焼オイルやガスを燃やすことをイメージしながら走りました。
メインは国道4号という道を走っていったのですが、ガソリンスタンドもたくさんあるので安心。でも2ストオイルの混合の儀式がめんどくさいため、「まだ大丈夫。次のGSで入れよう…」っとついつい後回しにしてしまいます。そうやって走った結果、燃料を入れようと思ったあたりからぱたりとGSが出てこなくて結局残り1L(10km走れる)くらいまで出てこなくて真顔になったりもしました。この現象に誰か名前を付けてくれ…。物欲センサー?
ちょっと早めのおひるごはん(マクドナルドで平日ランチメニュー)
燃費16km/L超えたんですけど
燃料満タンで100km走ればOKという気持ちで走らせていましたが、気が付くと100kmを超えて130km程走っていました。
10km/Lだと思っていたので約1.6倍も走ってくれました。これはすごい事です。この後も走行距離と給油量を計測していましたが「6速パワーバンド手前」を維持すればコンスタントに16km/Lでてました。
燃費16km/Lを出したときのセッティング
この時のギア比とキャブセッティング、混合比をメモしておきます。※当たり前ですがセッティングは自己責任で!
- ギア比:F13T:R45T
- キャブ:IDLE 25,NEEDLEJET S-4,NEEDLE 75,CLIP 2,MAIN 450
- 混合比:80:1
WEX爺が岳では90Cで29位になるマシンがそのまま公道でも140km程走ってくるんです。すごい!!
(なおTwitterのフォロワーさんによるとキャブセッティング次第で25km/lとかにもなるそうです…)
福島についた!
そんな感じで5時間くらいだらだら走っていたら福島に到着です!!
KTM 690ENDURO Rでも来たこの場所は感慨深い。まさか250EXCでこれるとは…。
2年前
前回はここで感動して一眼レフでパシャパシャやってましたが今回は時間があまりない。メインはスカイラインなのですぐにバイクにまたがります。
ここからは楽しい楽しい峠タイム!ゆっくり走るよ!
今までは燃費運転でしたがここならたとえリッター10kmになってもガソリン補給できるのも地図で把握済み!パインパインしてきます!!
なにこの直線!!!
もちろん法定速度でしたがEXC君はこういう道もとっても楽しい!!
そして前回も思った事ですが、福島のこういう道は一般乗用車がみんな道を譲ってくれます。のでストレスは一切感じずに楽しく気持ちよく走ることができました。
オンロードツーはやっぱり一人がいい
「バイク楽しいよ~」と走っているとあっという間に猪苗代湖に到着しました。
猪苗代!!
時間はすでに13:00でしたがマクドナルドのおかげでまだおなかはあまり減っていない。何よりバイクが楽しいので停まる気になりません。
都内と比べてとても涼しく、まぶしい太陽の日差しすらも心地よく感じます。
「自分が今東京から離れた福島にいる」と認識するだけでなんだか普段とは違うというか、少しだけ誇らしい自分になれている気がしたのです。
僕「あぁ、タイヤがもったいないーとかエンジンガーとか家族マイレージガーとか気にしないで来てよかった…」
ぼっちバイカーという名前なのにここ1年、一人でバイクに乗ることがほぼ0だった(オフロード走行はソロはとっても危険ダゾ!)のです。
そんなこともあり、”誰か”が決めたスケジュールやルール、皆の気持ち・空気・都合とかを全く気にしないで自分の好きなように走れる良さを再確認できました。
オフロードは自由だと思ったけど案外束縛されていたんだなぁとちょっと思ったりも。まぁでもオフは一人でやってても多分楽しくない。皆でやるから楽しい気もするので同じバイクなのにオンとオフではずいぶん違う乗り物なんだと感じましたね。
個人的にはオンロードツーは一人で走って、たまに休憩スポットで出会った人と触れ合ったり、道で一緒になった人と緩くつながったりするくらいがいい気がします。
そう考えると本質的に僕はやっぱり”ぼっちバイカー”なんだなって。ちょっとポエムですがそんなことを思ったりしたのでした。
…人間、旅をするとポエムが湧くのか?
お勧めスポットめぐり
実は事前に、Twitterで「猪苗代湖周辺でお勧めのランチスポット教えてください」といかにもTwitterらしいことをして、優しい方々からお勧めのお店を教えて頂き、それらをGoogle My Mapにプロットしました。せっかくなので共有します。
みんなも使ってくれよな!あと編集も可能にしているので何かお勧めあればぜひ追加してみてくれ!
超有名店はすでに間に合わないとあきらめつつ、「おおほり」というそばと天ぷらがおいしいお店に行ってみたく、行ってみました。
が、しかし・・・
ネットでは営業時間17時までと書かれていたのに15:00ごろにはすでに閉まっていました…かなしみ・・・
かなしみに打ちひしがれながらも幸いおなかグーグーというほどではないので近くの甘味を頂くことに。
普段”めちゃめちゃ高そうなごはんをTwitterで飯テロしてるとある方”がお勧めの甘味処らしく行くしかないでしょ!!トランポ代が浮いた今の僕はセレブだぜ!
・・・到着しました!「宝来堂製菓」さんに!!
・・・・・・・・
どうみても近所にある野菜屋さんみたいな店構え。名前は一致してるけど別の場所なのか?とか思いつつお店を見てみると確かに、だんごがある。笹団子。
でで。
写真を撮り忘れたのですが、今まで食べてきた笹団子の中で一番おいしかった。
僕、ささだんごって苦かったり渋かったりして別に好きではなかったのですがここのは本当に甘くておいしい!!しかも甘いのにベタベタしてなくてもっちりな感じ(伝われ)
公式写真
福島にきたときはぜひ寄ってみてほしい。見た目どこにでもありそうなお店だけど味は一級品という「ザ・質実剛健」なお店でしたよん。
有限会社宝来堂製菓|磐梯銘菓|笹団子|和菓子|製造|販売|卸業|福島県耶麻郡
さて、小腹も満たしたし次はいよいよメインの磐梯吾妻スカイラインです!
磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイラインは福島をバイクで走るならぜひ行きたい場所かと思います。有名です。
690の時も来ましたが感動で涙が出たほどだったし、もう一度走りたいなって思ったのです。
あれ?先まで晴れてた気がしたんだけど・・・?
・・・で、到着しました!!!
下はパキッと晴天だったのにここだけは霧に覆われており、10メートル先が見えません…
スカイラインを走る前あたりから空が曇りになり、登れば上るほどきりが濃くなっていったのです…/(^o^)\ナンテコッタイ
残念ながら絶景は拝めませんでしたが道は封鎖されていないので気を付けつつEXC君で堪能してきます!!
250EXCで峠って楽しいかも!
2サイクルエンジンは構造上、エンブレがかなり弱い。という特徴があります。なのでスロットルを戻してもNに入っているかのようにすーっと進みます。
これが峠だと楽しい!
カーブはスロットルをスーッと戻しつつやや開けておき、直線では2ストの加速を楽しむ。でコーナー前にはしっかり減速というメリハリのある走りが簡単にできました。車体も軽いしブレーキは良く効くブレンボ先生なので加減速も楽しい。
コーナーリングは未だ苦手
4ストの頃はカーブ中にエンブレのせいでぎくしゃくしてしまっていた(のでいつもクラッチ切ってた)のですが2ストだと邪魔なエンブレがないのでスルーっと走れます
タイヤとか燃費とか一切気にしないで峠を走るのってすっごく楽しい。タイヤはFIMでないブロックタイヤなのでグリップは信じないでかなり安全マージンとっていますが「これモタード化したらかなり楽しいんじゃ…」と一瞬悪い考えが脳裏を掠めました。
僕は運転がかなり下手だし峠を走ったのなんて1年ぶりでしたがEXC君だと恐怖感もなく走れて楽しかったです!
(ただ限られた時間を峠やオンロードで使うのはもったいないかな。楽しいけどやっぱりオフロードの何があるかわからない感じや乗り越えたときの脳汁を経験してしまうと…。公道で脳汁を感じるという状況は1ミスで多分大怪我か死直結。峠は”コントロールできて楽しい”くらいが下手な僕にはちょうどいい気がしてます)
霧の浄土平ビジターセンター
浄土平ビジターセンターにつきました。
なんてやってから駐車場に止めると、隣にアフリカツインの方が!!
今日一度もバイク乗りの方と絡んでいなかったのでつい話しかけてしまいました。というのもある共通点があったから。
僕「こんにちは。エンデュリスタン使われてるんですね!お揃いです!」
??「はい。これいいですよね!」
アフリカツイン乗りだともはやテンプレというべきアルミパニアケースですが、この方はあえてソフトラゲッジでした。珍しい。
タイヤを見るからにオンロードメインなのでオフの話は一切せずにアドベンチャーモードなキャラ(?)で話します。こういう会話、めちゃめちゃ久しぶりだw
彼も関東住まいで僕と同じく今日福島までしかも下道できたということで割と話が弾みました。「林道行ってみるべきなのでしょうがなかなか一人だといけないんですよね~」という話を聞いて「アフリカツインで林道は変態なのでフラット以外は本当にやめたほうがいい」と僕が体験してきたデメリットの部分を強調して伝えておきました。行くなら軽いオフ車がいいよ。いろいろあとに引き返せなくなる(真顔)
後半、僕が「写真を撮影してもいいですか?ブログで使いたいのです」と聞くと、
??「全然OKです!ブログ名はなんていうのですか?」
僕「ぼ、ぼっちバイカーのブログ という名前です(この名前、口に出すと恥ずかしい///)」
??「あ!そのブログ昔よく読んでました!」
僕「(ありがてぇぇ!)」
なんと読者さんだった模様。こういうの本当うれしい。
僕「このバイク、まだ買って一年なんですよ…」
??「え?中古で、ですか?」
僕「新 車 で す (真顔) 」
その後もちょこちょこ話しつつお別れ。うーん、こういうのいいな!!
ええ・・・
帰りは下りなのでさらに注意しつつ、シューっと下山。霧は最後までかかったままでしたが、これはこれで思い出深い記憶となったのでした。
福島は車が道を譲ってくれるので快適に過ごせる!!!
インター食堂の罠にかかる
上記のお勧め食事処マップにもあるインター食堂で夕ご飯をとることにしました。宿は郡山市のホテルでしたがこの日結局現地のごはんらしいご飯を食べることができなかったからです。
インター食堂さんは何と言っても福島のラーメンである「喜多方ラーメン」が食べれるお店。
僕は結構おなかがすいていたので、ラーメン+唐揚げ+半ライスの定食を注文しました。
その結果・・・
値段と写真的に想像していたものの1.5倍くらいすごいのが出てきました。
GoPro Session君と比較してみて下さい。”半ライス”がもはや普通のお茶碗の大もり。”唐揚げ”もケンタッキー・フライド・チキンのオリジナルチキン2個って感じ。ラーメンも普通のラーメンです。
これが880円とかコスパ高すぎ!!ですが明らかにやばいやつ。
僕は宗教上「絶対に食べ物を残すな。米一粒でも残すと目がつぶれるぞ」という強迫概念に脅されているので食べる前に深呼吸。一気にぺろりと平らげました。
インプレとしては、喜多方ラーメンはとってもおいしいしチキンは骨が無くてスパイシーで食べ応え十分!個人的にはチキン1つだったらちょうどいい感じだったかな。
結果的に全部食べれたしおいしかったしおなか一杯になって最高だった!!!
温泉で旅の疲れを癒す
バイクのロングツーリングといえば温泉は欠かせません。
悩みましたが二年前にも訪れた「天然温泉 極楽湯 福島郡山店」にきました。なお宿も前回と同じ場所を選びました。…僕、自分では新しいものが好きだと思っていましたが案外、昔と同じほうが安心できる、失敗したくないタイプだったようです。正直前回満足したので失敗したくない感じ。
チェーン店ならではな安心感を感じつつ、今日は東京に帰らなくてもいいという事実をかみしめつつ、ぼぉーと夜空を見ながら温泉を満喫しました。
翌日の準備とプチ郡山徘徊
お風呂のあとは手慣れた感じで宿にチェックインして、バイクを駐輪スペース(50円)に停め、翌日の準備をします。
相変わらず安い。22:00-06:00まではバイクを取り出せません
明日は天気予報は雨。集合場所までオフ装備で向かうのでこんな感じ
体に疲れは感じるもののまだ寝るには早いかなとなり、せっかくなので郡山の街を探索。キャッチの多さに驚きつつ「町は花金!!」って感じで欲望やお金を郡山が飲み込むような印象を感じましたね。プチ新宿って感じ。
ちょっとだけ飲みつつ、明日は林道ツーリングで体力勝負なのと腕がまたインターセクション症候群でギシギシいってて痛いので湿布を張りつつホテルに帰還。
あっという間の1日でしたが、250EXCでも普通にツーリングできた。おしりも言うほど痛くなかった。怪我も事故もしなかった。最高の一日でした。
やりきったことに満足しつつ翌朝は5時起きでタイマーをセット。慣れないベッドにて沈むように眠りに落ちたのでした・・・
…後編の林道ツーリング編に続く。