こんにちは。ぼっちバイカーです。
一戸建てに引っ越したことで、ずっっと欲しかったアイテムを購入しました。
それは「高圧洗浄機」!!!
近所のホームセンターでも販売されているので別に珍しものではないですが、マンション生活していたころはずっと欲しくて、でも買えないアイテムだったのでお迎えできて本当にうれしいのです。やったぜ!
高圧洗浄機は何を買えばいいの?
高圧洗浄機といっても実はいろいろなメーカーがあります。
ヒダカ・リョービ・アイリスオーヤマ・そしてKARCHER(ケルヒャー)!!
高圧洗浄機について調べると、そこそこ枯れた技術なのかな?洗浄力とか節水、自動給水(水たまりとかバケツから給水できる)、あとノズルの種類とか。電源取るタイプやガソリンで動くタイプなども。メーカーごとのそこまで大きな違いはないかなって感じ。お値段とか見た目でいいのかなと思います。
ケルヒャーを買った!
ケルヒャーは見た目が好きですし昔からのあこがれだった。あと保証(3年)もあるので故障しても安心。何より見た目が好きです(二回目)
ということでケルヒャーを買うことに。
が、ケルヒャーにはいろいろな種類があることがわかりました。
ケルヒャーの大まかな違い
ケルヒャーを買うぞ!と思ったものの、調べると実に色々あります。
いろいろ・・・
ケルヒャーではK2xxx,K3xxxx,K4xxx,K5xxxと数字がたくさんあります。違いをざっくり書くと、
- K2前半:小規模
- 2後半-K3:中規模
- K4-K5:大規模
という感じ。
公式では小規模レベルでもオートバイは洗えると書かれていますがこれはオンロードバイクや一般的な汚れレベルの話。マディを走ったあとのドロドロのオフ車を洗うなら中規模クラス以上を選ぶとよいかと思います。
ざっくり書くと
- 筐体が大きいほど静か
- 静音性を求めると高くなる
- 洗浄力(パワー)があるモデルほど高くなる
- アタッチメントがたくさんあると高くなる
なので「自分が洗いたいもの」「静音性が必要かどうか」「ケルヒャー本体の収納スペースはあるか」
あたりからモデルを決めるといいかと思います。
「ケルヒャー K3 サイレント ベランダ」を買った
僕は「ドロドロのオフロードバイクが洗いたい」「住宅街なので静音性が欲しい」「収納スペースはそこそこある」「ヨッメへ稟議を通すための口実が欲しい」「予算は2万円未満」という5つの条件からこのモデルを選びました。
ケルヒャー K3 サイレント ベランダ
K2後半とK3では同じ洗浄力でさらにK2のほうがややコンパクトだったのですが、筐体が大きくても静音性があるサイレントモデルを選びました。ケルヒャーの中の人に確認すると昔のサイレントモデルよりも今の新しいモデルのほうがより静音性が増しているとのことです。
K3のサイレントモデルでは”ノーマル”と”ベランダ”という2つがあり、ベランダには「デッキクリーナー PS 20」がついています。
デッキクリーナー PS 20 (7,106 円)
デッキクリーナー単品で買うと高い!!しかし、この無印とベランダの差額はたったの1000円!!ヨッメに稟議申請する際の文言にも「庭や地面、ベランダも洗浄できます」という一言を添えることができるのでベランダを選ばない理由は無いです。
価格コムでもランキング1位
調べると価格コムでもこのモデルがランキング1位でした!!
価格コム
まぁ間違いないよね。レビューもおおむね良いです。
そんな事で僕は(も)「ケルヒャーK3 サイレント ベランダ」を購入しました。関東と関西でヘルツが違うので注意です。
↓は関東(50Hz)用。
LABIの日本総本店で価格交渉しつつ引っ越しで家電を買ってたまっていたポイントが有り余っていたのでそれで実質無料。数百円の自宅への配送料をい支払ったら数日後に自動でケルヒャーが自宅に届いていました。やったね!
届いたぞー!
商品が届いたので開封の儀を執り行います。
やったぜ!
開けるとこんな感じ。
詳しい内容は商品ページを見てほしいのですが、欲しいアタッチメントはすべてそろっています。
・・・
水道ホース以外はな!!
えぇ…。
水道ホースがついていなかった…
LABIの販売員がいかにも商品知識なさそうな人だったのですが、「これを買えばすぐに家で使えますよ!」と調子よく説明していたのを疑いもせずに信じてしまいました。
で結果開梱したら水道ホースがついていなかったのです。くっそー。
初めての高圧洗浄だとどんな部品が必要なのかわからないのでこの辺見落としていましたね・・・
ケルヒャー公式ページの注意文。・・・総本店とは(哲学)
LABIにクレームしたらもしかしたらホースもつけてくれるかも?と思いましたがコミュ力がないので交渉苦手だし時間がもったいないのとAmazonで取扱いがあったのでポチ。すぐに届きました。
ただの水道ホースなので純正じゃなくても良いみたいです。でもこんな金具と先端のプラスチックがついていますし僕は水道について詳しくないのと試行錯誤したくなかったので高いのを承知でケルヒャー純正を購入しました。時間は金で買うものだから…(震え声)
水道に取り付けます
水道ホースの先っぽをケルヒャーへ接続!!
水道部分はこれで良し!!純正なので何も困らないです。
接続するにはそもそも何すれば?
順序が逆ですが、ケルヒャーはこんな感じで動きます。
図
水道からケルヒャーへ水を供給。電源コンセントからケルヒャーへ電気供給。ケルヒャーから専用ホースでケルヒャーのトリガーへ接続。トリガーに好きなノズルを接続。です。
ということで、ケルヒャーに専用ホースを接続!
ごちゃごちゃしてますが接続イメージはこんな感じ
ケーブルが長くてぐるぐるになっているので取り回しが大変や(雑)
これで準備OKです!!!
ドロドロバイクの洗車方法今昔
バイクを洗車する時のやり方を参考がてら書いておきます
バイク洗浄のやり方
先にバイクの洗車方法をおさらい。以下記事でめちゃめちゃ詳しく書きました
まとめると
- マフラープラグとエアクリカバーを取り付け
- 流水で大まかな泥を流しつつ全体的に湿らせる
- 洗剤を入れたバケツを作りウエスで手拭き(またはフォームガン)で泥を落とす
- ブラシで全体の汚れを落とす
- 高圧洗浄または流水で泥を流す
- 水分を拭き取って仕上げにワックスを塗る
ここまでできると最強ですね。とはいえここまでできない方は多いと思います。僕もめんどくさい時は
- 高圧洗浄で泥を吹き飛ばす
だけだったりします。
今まで洗車は本当に大変だった
今までは自宅で一人バケツリレーしながらやっていました。でも、バイクがドロドロだとバケツ10杯くらい使わないと泥が落ちないし手の届かないところはどう頑張っても無理でした。
バケツだけだと限界がある。ということでドロドロすぎるときは高圧洗浄するためにナンバーや灯火類を取り付けて洗車場まで自走で行き、エンジンを冷ましてから高圧洗浄。乾燥がてら帰宅ツーリングって感じ。ただ泥を落とすのに2-3時間かかっていたのです。
自宅に高圧洗浄機があることで無駄な時間を圧縮できる。そして浮いた時間を家族と過ごすのに使ったりほかのバイクいじりに使うことができるのです。しかも洗車場代もかからない。これで2万円は安い!!!
使ってみた
早速使ってみました。興奮しすぎて写真が無いのですが、期待以上に楽に洗車できました。
使い方自体は特にないので使ってみて感じたことを列挙していきます。
ノズルは3種類
付属するノズルは3種類
左からデッキクリーナー、無段階調整できるバリオスプレーランス、汚れを吹き飛ばすことに特化したサイクロンジェットノズル
ベランダブラシノズルは別名”家族マイレージノズル”なので、バイク洗浄では後ろ2つを使います。
個人的には無段階調整のバリオスプレーランスがよかった!!
バリオスプレーランスが優秀
無段階調整できるバリオスプレーランスはノズル先端をぐるぐる回すと水圧や水の出方を変えることができます。
バイクはベアリング類やサス関連など完全に密閉・シールされている部分も多く、KTMのバイクのマニュアルには「高圧洗浄禁止」と書かれています。
なので汚れがとんでもない場所や水圧をかけてもへーきな場所は「水圧強め」。水圧をかけたくない場所は「弱い流水」って感じで洗車していのです。で、このバリオスプレーランスはそれが簡単にできる。これでいい。これがいい。
あまり強い水圧はバイクを逆にいためたり壊したりする可能性があるのでほどほどに・・・っていうビビリにはピッタシのアイテムです。
完全に汚れを落とすならうなぢるも
水圧でおおよその泥や汚れは落とせますが、こびりついたり擦りこまれた土は落ち切りません。きれいにするならやはり洗剤・ケミカルは必要です。
僕は”うなぢる”というケミカルを使っています。
洗車としては、、
- 高圧洗浄で泥を飛ばす
- きれいにしたいところを重点的にうなぢるを拭いてごしばらく放置してからごしごし
- 流水程度の高圧洗浄で泥を落とす
という感じでやってます。やはり泥や油は高圧洗浄機だけでは難しいので本当にきれいにしたかったらケミカルは必要ですね。
自給ホースもついてる
このケルヒャーは水槽の水とかバケツの水から水を自給する事も出来ます。
自給ホースもついているので出先とかで水道が無くても使う事が出来ます。
なお、このホースにはフィルターを取り付ける必要がありますが、このフィルターは同梱されていません(真顔)
ケルヒャー フィルター 2642-794(1700円)
で、出先で使うには発電機も必要だし、今の僕には関係ないアイテムだから…(震え声)
オフジャーやブーツの掃除でも恩恵があった
これは盲点でしたがバイク以外のガジェットもきれいにできるのです。
具体的には、ヘルメット、グローブ、オフジャージ上下、プロテクター、オフブーツ、バックパック。
汗とか皮脂とかは難しいですが泥はケルヒャーでバシャーっとやればほぼ綺麗に落ちます。これ今までお風呂場でやっていたので本当に助かる(主に排水管詰まり)。
特にグローブは無限に泥水が出続けるので楽しいです←
基本的には
- 泥を落としたいものを軽く水をかける
- うなぢるを噴射して軽く揉み揉みして待機
- ケルヒャーで容赦なく泥を落とす
だけ。お風呂場で裸でオフロードグッズに囲まれるのも嫌いじゃないですがもうやりたくないなって。
これで安心してこんな感じでドロドロになれるぜ!
・・・
う、、、
頭が…
僕はいったい・・・
彗星かな? いや、違う……違うな。彗星はもっと、バァーって動くもんな…
予想していなかったデメリットも
使ってみて初めて気づいた、都内ならではネガティブな部分もありました。
結構うるさいかも
サイレントという名前なので静かなのかなぁと思いましたが、やっぱり音はします。
なお音がするのは本体というよりは発射された水が当たる反射音。これがうるさい。
特に水圧が強いノズルでバイクのフェンダーをバシャーっとやっていると「パラララララララ」っていうプラスチックのたわむ低音と水の反射音の高音の音が合わさったような音が聞こえます。
水圧を弱くすれば音も緩和されますので静かにやりたいときは高圧は控えるようにすればまず大丈夫。しかし、本体よりも水が当たった音がうるさいとは。。。
閑静な住宅街なので工事か何かと思われそうで怖い。近隣住民とは長い付き合いになるので騒音問題とかなく穏便に過ごしていきたいです
泥の処理に困った
どろっどろのバイクを洗車したのですがその際泥が際限なく出てきてちょっとドン引きしました。
さすがにこの量の土をそのまま流したら配水管が詰まる…という危機を感じたので、落ちた泥の大部分はビニール袋に詰めて別途処理しました。
下に大きな青いビニールを敷いて洗車してあげるとそこそこ回収できるので良いかと思います。
この辺、駐車場が広くて地面が土とかだったら気にしなくていいのでしょうが、都内のコンクリートジャングルでは土の処分すら困ります。
ということで家でも洗車できますがあまりにドロドロの場合には現地である程度泥を落としておきたい感じ。
特に今は引っ越したばかりなのできれいに使っていけるといいなぁ。
泥が周囲に飛ぶ
これは何となく予想していたのですが、高圧洗浄で泥を飛ばすとそれがお隣さんの家の壁に飛んだりしてしまいました・・・
さーっとその壁を洗浄しましたが、今後窓があいてて家に泥が入ったりしたら大変だし、できるだけ泥が飛ばないように配慮しないと。
高圧で飛ばしたい気持ちもありますが基本的には流水よりやや強いくらいの勢いにとどめて使うほうがよさそうだなって思いました(コナミ)
この辺も失敗したら本気で怒られ案件なので細心の注意を持っておきたいですね。
勢い良すぎてステッカーが飛ぶ
今までも気を付けていたのですが、やってしまいました・・・
間抜けになったのでこんな感じでいじってみました。
ツイッターでは近代アートとか言われたけど違和感はないよね?ね?
なおWEX後に家で見たら三角形が少し減ってた・・・三角がすべて落ちた時に初めてEXC君の真価が発揮されるのかもしれないので頑張ろうと思います←
収納はかわいいダストボックスにした
ケルヒャーの収納は結構悩みますよね。結構大きいです。
納屋とかガレージがある方なら問題ないですが僕みたいに屋根が無いバイク置き場の場合、ケルヒャーの保管に困ります。家電だし外に放置して雨ざらしはやだしなぁ・・・
悩んだ結果、僕はこれを購入しました。
ゴミ箱ですw
アメリカンでかわいい感じのものを探しており、本当はDALTONのダストボックスが欲しかったのですが高すぎて手が出ず、国産でデザインがマシなものを探し見つけたのです。
で、これにケルヒャーを入れることにしたのです。
他のモデルはわかりませんが、K3は問題なく入るので同じように置き場に悩んでいる方はいかがでしょうか。かわいいし、ゴロゴロ転がせるローラーついてるし水抜き穴もあるので結構便利です。なによりかわいい(二回目)
バイク洗車が確実に楽になった
今までバケツでやっていたのがあほくさになるほど楽ちんでした。もうケルヒャーなしの生活には戻れない・・・
うなぢる噴射してちょっと待って(必要に応じてゴシゴシ)バシャーってやるだけで油分や土が吹き飛びます
特に手が届かないエンジン回りとかねじ穴に詰まった土とかチェーン回りとか、あとブロックタイヤのブロック間や溝。このあたりの掃除が特に楽で思わず口元が緩みます
オフロードバイクの洗車はたまになら楽しいのですがほぼ毎回ドロドロになるのでただの作業。めんどくささしかない。そんな洗車が楽にできるだけで買った価値がありました。
ただ洗車時にバイクの破損とかもチェックしていたのでその辺はちゃんとチェックするようにしないといけませんね。ケルヒャーでとどめを刺した…なんて悲しすぎます。
まとめ
オフロードバイク乗りあこがれのアイテムである「ケルヒャー」をゲットしました。
一戸建てオフローダーなら「K3 サイレント ベランダ」がおすすめだぞ!と声を大にして言いたい。これがあればまず十分ですし音も水の反射音が気になるくらい静か。そして保証も3年あるので安心して長く使うことができると思います。
都内の狭い駐車場、かつコンクリートな駐車場だと制約や気にすることも多いですが、それでも気軽に高圧洗浄できるのは恩恵がありますし手が届かない部分やチェーン、ブロックタイヤの溝などの掃除は本当に楽でもう手放せないです。
ということでバイクをドロドロにしてしまうような人で電源と水道を確保できる人は間違いなく楽になるのでおすすめしたいよ。という話でした。
次はエアーツールで濡れたバイクの水分を飛ばしたくなってきましたねぇ(沼)
こんな感じ。