こんにちは。ぼっちバイカーです。
バイク界隈におけるアクションカムの2強を挙げるなら、この二社です。
GoPro HERO6 Black 4K
Sony X3000R
アクションカムを検討していて予算内でこれらのカメラを買う事ができなら、僕は声を大にして言いたい。
「GoProはいいぞ(僕遣ったことないけどSonyもいいぞ)」
でもね?
「“思い出”に3万円-5万円もかけたくない」
「“安価”で”それなり”の動画でいいのでもっと安くしてほしい」
こう思う人も多いと思います。そんな時は「格安アクションカム」の出番。
ハイスペック中華アクションカムを入手した話
僕は既にGoPro Session(無印)を持っており、既に2年以上愛用してきました。
が、いよいよバッテリがヘタってきたこともあり一日中使う事が難しくなってきました。そこでサブ機として中華アクションカムを購入してみることにしたのです。
…というのも、GearBestから一通のメールが届いたから。
GearBest?
GearBest(ギアーベスト)というサイトをご存知でしょうか?
いわゆる中国版AmazonでメインはITガジェットのECサイト。僕は昔ITガジェット好きだったのでこのサイトは知っていました。周辺機器とか充電器とか”ITガジェット”を買うならAmazonよりもお安いので利用したことがありました。
でで!そんなGearBest社から連絡があったのです。「特価にするからGearBeatの事を紹介してほしい」との事。
丁度アクションカムが気になっていたので “ハイスペック中華アクションカム” をテストしてみることに。
ということでステマではなくダイレクトマーケティング記事です。雑記ブログは色々かけていいです。
格安アクションカムを買うならGearBestがいいぞ
日本のAmazonでアクションカムを調べていると、MGCOOLという会社から5000円-1万円くらいのアイテムが出てきます。
1万円切ってる…
2万円切ってる…
これでも安いと思ってる人は甘いです。
この商品をGearBestで見ると…
クッソ安いw 半額以上!!!
中華アクションカムを買い求める人の殆どは「安いから」だと思います。そういう理由で選ぶなら、Amazonよりも中国GearBestで買えば「安くて新しいモデル」が買えちゃうってワケ。アメリカ製品ならアメリカで買えば安いし、ヨーロッパで流通してる商品は現地のECサイトの方が安いのと同じ。
…別に今回のGearBest社からの依頼が無くてもこの結論は変わらないです。
日本にはない最新モデルも!
安いだけではなく、日本では取り扱っていない最新モデルも買う事が出来ます。
MGCOOL社のページ (http://www.mgcool.cc/)
先ほど挙げたMGCOOL社のアクションカム。Amazonで一番新しい(スペックが高い)のが「Explorer Pro (17,583円)」ですが、ラインナップを調べてみると…
アクションカムのラインナップ
“Explorer Pro “は一番古くて安価なモデルじゃん。。。今は3世代目の「Explorer Pro 3」が最新モデルとなってます。
いくら格安アクションカムだとしても、同じ値段払うならスペックが高い方がいいし、安い方がいいですよね
MGCOOL Explorer 3ゲットしたった
という事で日本では買えない、MGCOOLの最新モデルであるMGCOOL Explorer 3を注文しました。特別価格は伏せますが10209円で買えます。
商品の特徴をば
中華アクションカムとはいえ結構力入れて作られてるように感じます。
MGCOOL Explorer 3
右が本体で左は防水ケースに入れた状態。もちろんケースは付属します。
なお基本スペックはこんな感じ。
- ビデオ解像度: 4K@30fps, 1080P@60fps, 720P@120fps
- 画像解像度: 14MP
- アングル: 170°
- 活動限界時間: 約75分(4K@30fp), 約120分(1080P@60fps)
- 手ぶれ補正
- タッチスクリーン
- コーデック:H.264+
- デュアルステレオ録音
- 防水:30M(ケース有)
スペックだけ見たら、GoPro Hero 5と同じくらい?
SoC(チップセット)もこだわりがありそうです(詳しくは知らない)
裏面は液晶。しかもタッチパネル!!GoPro5並!
イメージセンサーはパナソニック34112。わかんないけど「何言ってんのドク。メイドインジャパンは最高だよ?」ってマーティ・マクフライが言ってた
7枚のレンズが組み合わさっており、暗所でも明るい映像が期待できそう
スローモーション・タイムラプス・バーストモードもサポート
デュアルチャネルマイク。臨場感がでるのかな?
カバーを付ければ深度30Mまで防水
専用アプリでリモートコントロールや設定可能
これだけ見ると本当にGoPro5をベンチマークとして作られています。スペック的には僕が遣っているGoPro Session君よりもハイスペックだし、手振れ補正もついてるしで「サブ機とは(哲学)」状態です。
ふふふ
みせてもらおうか。ハイスペック中華アクションカムの力とやらを!!
トドイタゾー
発送連絡があってから1週間かからずに届きました。
なお、さっそく中華アルアルで、見た目はかっこいいのですが蓋と箱のクリアランスがキツキツで開けるのがクッソ大変だったw
まぁ蓋なんて一回開けたらもう使わないのでどうでもいいです。でもこういうダメな感じは相変わらずな中華製品だなぁと感じます。
MGCOOLを選んでくれてありがとな!(“Designed by Apple in California. Assembled in China.” とでも書かれてそうです)
特に追加購入しないですぐにマウント出来るようになっています。こういうところは太っ腹ですき。
想像したのとちがうなーと思ったら、初めから防水ケースに入っているだけでした
エロオヤジみたいな顔にも見えるけどMicroSDホルダー、USB-mini(!)、Micro-HDMI (!!)のポート
最近はUSB-microが普通なのかなと思ってましたのでちょっと驚き、更にmicro-HDMIでテレビ上映まで出来るなんて太っ腹ですね(僕端子いらないからオーディオ端子つけてほしかった)
とりあえずこれで準備OK。専用アプリはApple/それ以外にも対応してます。今回はインストールしないでまずは本体タッチパネルで設定します。
ハイスペック中華アクションカムとGoPro Sessionとで比較してみた
待たせたな。
実は、先のはてなブログツーリングではこのアクションカムを使ってみたのです。
撮影した動画の殆どが渋滞にはまっている間抜けな絵となってしまったのが本当に残念ですが、撮影した動画を見てください。なお午前中にGoPro。午後はハイスペック中華アクションカムで撮影しました。どちらも1080p 60FPSで撮影。
最後にGoPro Sessionで撮影した動画も入れています。
やっぱりGoPro独自のコントラストに見慣れているせいか、中華アクションカムはやや色味が薄く感じてしまいます。でも比較しなければわからないレベル。
使ってみて気になった部分を書いてみます
録画開始がやや癖がある
MGCOOLはボタンが二つあり、一度電源を入れてから録画ボタンを押さないといけません。
具体的には「右の赤いボタンを1秒程長押し→カメラ起動2秒くらい→録画ボタン」となります。
ちょっとした瞬間にカメラを回したい、と思ってもすぐに録画開始できないのでちょっとストレスが溜まりました。
バッテリのもちは頑張ってる方?
中華アクションカムで良く聞くのがバッテリ問題。知り合いの多くはバッテリのもちがすこぶる悪いと話しており、中にはバッテリを5個持ち歩いている人も…
今回、1080p 60fpsとやや高負荷がかかる設定で試してみました。公式では120minと謳われてますが、もちろんそんなの誰も信じないよね?
個人的には、1時間持てば十分かな?と思っていました。
しかし、結果は1.5時間は持ってくれたので十分合格点。
この時は手振れ補正もOnにしていたので更にバッテリを食っていたはず。その他機能をOffにして720pとかにすればもっと長く撮影出来そうです。
僕のGoPro Session君も1.5時間くらいしか持たなくなっているのでレース用に3時間持つアクションカムが欲しいところです…。
タッチパネルは使い難い…
カメラタッチパネル自体の反応は良いのですがUIが控えめに言って糞でちょっと前の日本家電を彷彿とさせる多機能UI。直下的ではなく色々触って覚える感じ。
矢印(“<<“ってやつ)をタップするんです…
別の矢印をタップすると…
この製品は多機能なのでモード切り替えにもかかわらず使いづらいのでなかなか操作する気になりません。その点ではやや不親切。利用者が操作方法を覚えないといけません。
ということで設定や操作方法を確認したものの、いざ使うときに毎回戸惑ってしまいます。使いこなせればタイムラプスとかも撮影できるのですが、僕の使用頻度だとなかなかそこまで行けません。
マウントはGoProのベースがそのまま使えた
このあたりは流石です。参入障壁を作るのではなく他社の製品をパクくとの親和性を深めることはユーザーが求めている事。
GoProマウントがなくても、ヘルメットマウントならこれだけでできちゃいます
GoProのマウントシステムは業界基準として規格化してほしいです。
バイクの走行音が欲しい人には向いてない
これは結構致命的なのですが、このカメラだと走行音は期待できそうにないです。
「デュアルチャネルステレオレコーディング」なんて聞こえはいいですが、ようするにマイクが二つあるだけ。GoPro Session君のように「前のマイクが風切音を検知したら後ろの風がならないマイクに切り替える」みたいな賢いことはしてくれません。走行風がサラウンドしまくりんぐでした
外付けマイクも使えない為、どうしても音が欲しい場合には別途オーディオレコーダーを用意しないといけません。これは現実的ではないですね。
Session君のデュアルマイクもある程度速度が出ると風切音はしますが、Session5なら外付けマイクが使えるので対策はしようがあります。
手振れ補正はなかなか良い
僕のSessionは手振れ補正がついていない初期型なので、今回の手振れ補正の力は気になっていました。
動画を見ると若干滑らかになってますが、僕自身が視点をきょろきょろしてしまっているので意味が無い感じw
でもGoProと比較すると安定感があると感じられたので有用。なによりこの価格で手振れ補正がついているのはかなり良いです。
ハイスペック中華アクションカムは買い?
今回はMGCOOLの”MGCOOL Explorer 3″をお安くゲットできたので使ってみました。
結果としてはこんな人には向いているかな。
- 使い勝手が多少悪くとも機能充実(タッチパネル液晶、手振れ補正、4K、防水、タイムラプス、バースト、スローモーション)なアクションカムが欲しい
- 安いアクションカムが欲しいけど予算は1万円まで出せる
- バッテリが即死しないそこそこ安定したアクションカムが欲しい
- 音は気にしないので高画質で防水のアクションカムが欲しい
こんな感じ。安いものならもっと安いものがあるし、プラス1万円も出せばGoProが買える。”安物買いの銭失い”の代名詞のような気もしますが、価格面を抑えつつ機能面を充実させたいなら選択肢としてはありだと感じました。
基本的に大雑把で「撮影できてそこそこのクオリティでいいよ」っていう僕みたいな人ならアリかと思います。
ただ「安心感を得たい」「メーカーサポートを受けたい」「失敗したくない」「細かいあらが気になる」という方は絶対にGoProやSony等有名メーカーのアクションカムを買いましょう。たぶん後悔することになります。
最後にGearBestをちょっと紹介
ダイレクトマーケティングなのでここは無視してくれてもOK。
サイトはここ↓
これ知っておけば大丈夫!って事
海外のサイトですが、最低限知っておけば後はAmazonと同じです(いいすぎ)
アクションカム関連やキャンペーンを見てみると面白いですよ
- GearBestで取り扱われてるアクションカム
Action Camera: Best Actioncam and Sports Camera for Sale Online | GearBest.com - クーポンを利用しよう
The Gearbest free coupons and online coupons website
ただ、残念ながらバイク用品はあまりないのですよね。。。
UIを日本語化できる
日本語でショッピングできるので不自由はほとんどないです。
トップページでもどこでもいいのですが、上部メニューで言語を変更できます。
ここをクリックして…
日本語を選択
日本語化された
Google翻訳なので誤訳もありますが、規約とか送料とか情報を読む時にOnにすれば8割理解できます。
支払いはペイパル
海外通販をやるなら何よりも先にペイパルに登録しましょう。どこでも使えますし一番セキュアだと思ってます。中国のサイトでクレカ情報入れるのは怖い!なんてこともペイパル経由ならありません。
ペイパルでクレジットカード登録しておけば、後は対応してるショップでペイパル支払を選ぶだけ。贈り先の住所もペイパル参照してくれる場合もあります。GearBestはペイパル決済にすると住所も入れなくていいので本当に楽でした
詳しくはここを見よう。スーパーイージーです。
送料は高くない
海外通販で気になるのが送料。
GearBestでは送料はカートにつっこんで会計画面に行くまでわからないです。
ショッピングカートに入れた内容によって送料は変わってきますので、欲しいものがあったらまずはカートにつっこんで送料を確認しましょう。
MGCOOLのアクションカムを買った時の送料はこんな感じ。
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デデン
- Unregistered Air Mail:トラッキング無し。送りっぱなし空港便。15-28日かかる。無料
- Registered Air Mail:トラッキング有り。15-28日かかる。一部無料
- Priority Line:トラッキング有り。5-9日かかる。”Japan Direct Air Line”はたったの114円なのでオススメ!
- Expedited Shipping:いわゆる宅急便。高いけど一番手厚い。3-8日で届く。1000円弱くらい
何もなければ、Priority Lineの”Japan Direct Air Line”を選べば間違いなし。小さいものなら安くて1週間前後で届きますし安心です。
ここまでダイレクトマーケティング
でも実際中華製品ならAmazonで買わずにこっちで買うのをオススメします。
まとめ
ハイスペック中華アクションカム “MGCOOL Explorer 3 “を中国のGearBestで購入し使ってみました。結果、予想以上にちゃんと使え、多機能。そして1万円くらいとコスパ良いです。
日本国内でも格安中華アクションカムは多いですが、せっかく格安を求めるなら中国のECサイトを移用すればもっと安くて最新モデルもあるよ。GearBestは怪しいサイトじゃないので使ってみて!という話でした。送料はわずかなのでぜひ怖がらずにチャレンジしてみてください。
こんな感じ。