こんにちは。ぼっちバイカーです。
ある日のこと・・・
僕「チューブリスってどうっすか?」
??「あれはタブリスっていうんだよ^^;」
僕「タブリスってどうっすか?」
??「タブリスw チューブリスのことね^^;」
僕「…(正直どっちでもいい)」
音楽の巨匠 Johann Sebastian Bach。Bachと書いて読み方は”バッハ”ですがアメリカでは”バック”と発音するとか・・・。
(…バッハでもバックでもどっちでもいいわ)
そしてアメリカの”Vincent Bach”という超有名な楽器メーカーは日本では”バック”と呼ばれています。
メーカーロゴ
「チューブリスかタブリスか」は宗教戦争。日和主義の僕は「チューブリス?タブリス?を入れちゃいました!」と両方とも呼ぶようにする事にしました。
・・・でもブログでは発音しなくて済むので”Tubliss”と書くことにします。
という事で、「僕もついにKTM 250EXCにTublissをインストールしました!!」
Tublissってなに?
TublissとはNUETECH社の製品の商標。Tube(チューブ)とless(ない)をもじったのかな?
特徴は・・・言葉だとわかりにくいのでこいつ(画像)をみてくれ。
デデン
これがTubliss。なんだこれってなります。従来の大きいチューブは入っておらず、画像のようにタイヤの中に赤い小さいチューブが中に入ってます。
赤いチューブは100PSIでパンパン。そして実はもう一つ低気圧のチューブが隠れています。空気圧は0-10PSIで自由に調整できるし大気圧も可能!?
二つの空気圧の部屋がある
なおTublissは現在Gen2(第二世代)が出ており、今回買ったのもGen2.0です。
・・・
こんな形状でどうやって動くのか。…わかりやすい動画を見てくれ。
めっちゃいいやん・・・
Tublissとチューブの違いは?
タイヤの中に何を入れるのか、いくつか種類があるので軽く比較してみます。僕の感じた事なので違ったらごめんなさい。
- チューブレス
オンロードタイヤやセローのリアタイヤもチューブレス。チューブが無いのでパンクしないが、空気圧を落としすぎると空気が漏れて即ビードが落ちて走れなくなる可能性も。オフロード向きではない? - ノーマルチューブ
オンロードで使われる普通のチューブ。タイヤの中に入れて空気をいれるとチューブが膨張してタイヤがつぶれないように維持する。パンクしてもしばらくはビードが落ちない。くっそ安い。 - ハードチューブ
ノーマルよりも分厚いゴムのチューブ。分厚さからパンクしずらくなるが重い。空気圧を落とした時にチューブがタイヤの回転についていけずにバルブ根元からちぎれるのでその対策としてビードストッパーを入れたりしないといけない。やや安い。 - ムース
チューブでなくムースをタイヤの中に詰める。当然パンクもしないしビードが落ちることもない。空気圧(硬さ?)の調整はムースにドリルで穴をあける方式なので自由に上げ下げできなかったり、走るうちにムースが劣化してくる。何度も使えない。値段が高い。 - Tubliss
Tubliss Coreと呼ばれる100PSIのチューブが生きていればパンクする事は無いし空気圧は調整できる。ただ何もしてなくても空気が漏れたりする事もあるらしく、正しく取り付けないとダメ。慣れるとタイヤ交換は楽らしい。取り付けるためにはリムに穴をあけなければいけない。お値段は高め。
なお、公式が謳っているTublissのメリットを列挙すると、、、
- 空気圧を低くしても安心して走れる
- ヘビーチューブ不要なので軽い
- ビードストッパーも不要
- 取り付け簡単
- 耐久性がある
- トラクションがかかりやすくなるのでタイヤの寿命が延びる
こんな感じです。
今回導入を決めたのは?
チューブでも問題ないのですがハード系のレースだと空気圧を0.2とか大気圧に近いくらい落とすのでパンクのリスクが高くなります。実際僕は2回それでパンクを経験しました。パンクの心配から解放されたくて、今回Tublissを導入してみたのでした。
なお今回購入に踏み切ったのは、最近あまり会えてない、はてなブロガーのたいちゃさんがTublissをフロント・リアを購入したものの乗る時間が無くて「新品を安く譲るよ」と声掛けて頂いたから。感謝!!!
取り付けはお店にお願いした
時間が無かったのと自信が無かったので今回のTubliss取り付けはディーラーさんへお願いしちゃいました。ドリルで穴をあけるし、買ったばかりのTublissをゴミにしてしまう可能性もある。あとレース一週間切っていたというのもあります。
・・・ということで・・・
人にタイヤ交換をやってもらえると本当に楽ですね…お安く譲ってもらった差額なんて消し飛ぶ工賃を取られたのでお得感は無いですが今回の作業はミスすると痛かったのでしゃあなし。
バルブは赤と青があり、赤は100PSI入れているTubliss Coreのバルブこちらは100PSIを維持しましょう。青はいわゆる今までの空気圧を管理する用。0-10PSI(6.9bar)で運用します。
なおTublissは空気が自然にもれてしまうようなので走行前にはからなず空気圧チェックするようにとのことでした。100PSI入れる空気入れを毎回持ち歩くのはちょっとメンドクサイですね。(自転車用のポンプなら100PSIは入れられます)
初めて走るのはCGCです(真顔)
Tublissのシェイクダウンというか初めての走行はCGC雛祭りエンデューロです!!
コースマップ。こわE
でも、俺のTublissでライバルたちを出し抜いてやるぜ←
…念のためヘビーチューブは持っておこう・・・念のため・・・
これで一周できるはず。一周、するぞ!!!
こんな感じ。