KTM250EXCの補助スプリングを「赤」に変更してみた話

こんにちは。ぼっちバイカーです。

KTM 250EXCの2サイクルエンジン特性は凶暴、じゃじゃ馬と呼ばれます。

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??「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」

今回はそんなじゃじゃ馬な250EXCのエンジン特性を調整したお話です。

エンジン特性!?

僕も勉強中なのでざっくりな説明になってしまいますが、4サイクルエンジンと違い2サイクルエンジンは吸排気バルブというものが無いようで、代わりに排気デバイスという部分でパワー特性を調整できるようです。この排気デバイスが2ストのピーキーさや乗りにくさをよしなにしてくれるのです。

ユーザー側でも調整可能

エンジン特性を変えるのはユーザー側でお手軽にできます。具体的には「補助スプリング」というスプリングを変えることで実現できます。

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ユーザーマニュアル

250EXCではスプリングは「緑・黄色・赤」色の3種類。それぞれの違いは

  • 緑色: ソフト
  • 黄色:緑よりアグレッシブ
  • 赤色:アグレッシブ

で、どのくらい違いがあるの?

ここでキャブのパフォーマンスパーツメーカーJD Jetting kitのレポートを見ると…

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結構違いがある

補助スプリングを赤に変更

手元ツールボックスには緑と赤のスプリングが。

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緑と赤!

つまり今250EXCには黄色のスプリングがついている事になります。今回は黄色から赤へ変えてみることにしました。ドキドキ!

ということで久しぶりの整備記事書くぞ!

スプリング変更方法

交換したいスプリングが決まったら、バイクを左へ45傾けてエンジン右側を見やすくします。

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チャンバーガードを外したらチャンバーは綺麗だった

早速、スプリングを止めているデバイスを外します。6mmソケットだったかな?

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外しました

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引っこ抜くとOリングとスプリングが離れ離れに

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スプリングは出てこなかった

スプリングをフックで釣りあげるとこんな感じ

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ばねが二つ重なってる!!(調整スプリングと補助スプリング)

ぬめっとしててオイルまみれです。これミッションオイル?2ストオイル?

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こんな感じの構成

スプリングインサートを外し、新しい補助スプリング「赤」をスプリングインサートに取り付けます

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簡単についた・・・

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わかりずらいけど比較

スプリングを手で触った感じの大きな違いは感じられなかったですが、同じ順番で元に戻し、ロックタイトを塗布して4Nmで取り付け!ラクショーでした。

プチインプレ

ちょっとだけ街中をお散歩してきましたのでインプレ。

結果、グラフの通りパワーバンドが来るのが明らかに早くなりました。

今までは

ぐーわー…グゥワあぁぁぁぁぁああああん!?

だったのが

ぐー…グゥワあぁぁぁぁぁああああん!?

って感じ。

今まで通りで走ってるとパワーバンドがすぐに来るので乗りにくい!でもこれダートで加速レーンが十分にないヒルクライムだと瞬間的にパワーがでてくれるのでいいのかも!?

乗ったことないけどこれぞ2ストって感じ。

ダートでの印象はだいぶ変わりそうなので、次のダート走った時にまたレポします。

まとめ

KTM 250EXCの補助スプリングを黄色から赤へ変更しました。

作業自体はとっても簡単でお気軽に変更できます。合わなかったら次はマイルドになる緑を試してみるのもあり?レーサーは標準でこういうパーツがついてくるので楽しいですね!

これで今までで一番じゃじゃ馬なEXC君になりました。乗りこなせることは…できるのか?!

こんな感じ。

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