こんにちは。ぼっちバイカーです。
タイトルの通り、ACERBIS(アチェルビス) のX-FACTORYハンドガードが割れてしました。
回らないと噂のアチェルビスは僕はダメだった
KTM 250EXCを購入したタイミングでハンドガードは割と色々と調べました。で、ようやく決めたのが ACERBIS(アチェルビス)のX-FACTORYハンドガードでした。
アチェルビスのハンドガードは特に、バーエンドアンカーが最強で全然回らないと聞いたので期待していたのです。
そして二回目の走行でちょっと派手にバイクを発射!すると、ハンドガードが45度程上に回転してしまいました。その後もちょっと転ぶとすぐにハンドルが上を向いてしまい、とても「回らない」とは言えない感じ。
2時間耐久レースWEXでも早々にハンドガードが回って困ったのを覚えています。
やりきった感を演出するのにはいいかも…
ハンドガード回りすぎぃぃぃ
…これはもしかしたら僕の取り付けミスだったのかもしれません。でも何回か付け直したりしてもすぐぐるっと回ってしまう感じは改善されなかったです。クランプが2ボルトなのでそれが原因という説もありますが解決は最後までしなかった。
回ることがダメなのか?
ハンドガードが回ることがダメなのかというと、実は衝撃をハンドルに行かずにガードが吸収してくれている、と判断する事もできます。
ハンドガードに対する考えは人それぞれなので一概に答えを出すのは難しいですが、僕はこのグルグル回るのは精神的にも良くないし、ケーブル類にまで影響が逝くのではないかとヒヤヒヤしてました。なので今回割れなくても交換したいなぁと思っていたパーツでした。
割れた
冒頭の通り、ついにハンドガードがぽっきり割れてしまいました。
X-FACTORYハンドガードは見た目はプラスチックのハンドガードかと思わせつつ、中にはアルミ実は心材がアルミじゃ無くてスチール出そうです(tacさん情報) のガードが入っています。
このアルミ鉄が折れた
折れた原因は僕が強く締めすぎていたのかもしれません。ちょっとしたぽてゴケしてバイクを引き起こしたらぶらーっと割れてしまったのでした。
有識者によるとこれは”金属疲労”だそうです。
金属材料に繰り返し、長時間、応力が加わると、降伏点より低い応力でも、応力が集中する局部に亀裂が生じ、それが進行して破壊に至ることがある。 この現象が金属疲労。 破壊面に独特の貝殻状波紋が見られるのが特徴。
えー、
「予備パーツ」もあるので修理することも考えました。でも元々X-FACTORYハンドガードに不満があったし~と1秒考えたのち、新たなハンドガードを購入する事に決めました。
おすすめハンドガードをツイッターできいてみた
正直自分の中で何が良いか決めかねていたため、ツイッターのアンケート機能で”統計的データ”を取ってみました()
アチェルビスのハンドガードのアルミ部分が折れてしまいました。。。オススメのハンドガードメーカーは?
オススメガードがあればリプライお願いします!
— ぼっちバイカー (@botti_bk) 2018年1月9日
205人もの人にアンケート回答頂けました。やったね!
意見を列挙すると今感じでした(全て個人の意見です)
- マウント(Uクランプ)はサイクラが良い
- ZETAのアルミは粗悪(柔らかい)
- ZETAバーにサイクラのクランプは良い
- アチェルビスのTRI FITは奨める人多かった
- バークバスターズもやや人気
- レーステックのガードは強い
- ステルスもやや人気
- HDBはコケテも頑丈
- KTMのパワーパーツのガードが手堅い
…見事な宗教戦争。人によって全然信じる神様が違ってて笑った。
特にアチェルビスのTRI FITは確かに使い勝手が良さそうでした。樹脂で軽くてしなるので折れない。更にパーツが分離できるのでオープンもクローズも選べる。ケーブルにも干渉しずらいオープンとクローズドのイイトコ取りって感じ。
ただ樹脂のガードはKTM 690ENDURO Rの時に転んでレバーが折れるというトラウマがあるのですよね・・・。
今回はアルミガードがいいな。
KTMパワーパーツのアルミハンドガードにした
アルミガードだとKTM 690ENDURO Rで約一年半耐えてくれたKTMパワーパーツのアルミハンドガードは実績がありました。
少なくとも回ったりすることもなく重いEDRのダメージを受け続けてくれたこともあり、割と信用できるかなぁと。
という事でKTMパワーパーツのハンドガードに決定!
KTM Aluminum Handguards
頑丈すぎるデメリット?
むしろハンドガードが頑丈すぎてハンドルのステーに衝撃が逝ってしまった、という考えもあります。
ハンドルマウントに衝撃がいってマウントがつぶれた
まぁ、やってみて考えよう(思考停止)
ハンドガード交換する
ハンドガードの取り付けの一番の肝はバーエンドグリップに穴をあけることです。
これはもう既に完了しているので、「旧ガードを外す」→「清掃」→「新ガードを取り付け」だけ。30分で終わるかな。
古いハンドガード外しが予想以上に大変だった
さて作業をしようかなっと・・・
ハンドガードのバーエンドの溝はすべて土で埋まってしまってる…
…という事でまずは洗車します。
洗車後色々チェックしていると・・・
あれ、チェンバーがラジエーターに当たってるんですがこれは・・・
みなかったふりしておうちへ帰艦。乾かしつつ夜まで放置します。
・・・夜になりました。
なお、古いバーエンドアンカーがガッツリハンドルにめり込んでましたが、奥にネジ頭を押し込んであげるとからんとパーツが分解されて外すことが出来ました。
パーツを外したら、せっかくなのでグリップを外して清掃。かなり砂が入り込んでいました。スロットルも前よりもスムーズになった気がします。
KTMアルミハンドガード取り付け
清掃が完了したら、アルミガードを取り付けます。
KTM MOUNTING KITとHand GUARD KIT
全部込みで1.2万円。普通のハンドガードよりやや安価?
バーエンドアンカーはこんな感じで取り付けます。
アチェルビスとアンカーの比較してみると・・・
アチェルビスの方がボルトも長くてアンカーは太いし、しっかりしているように見えますね。
そして、クランプも比較。
2ボルト留めなので同じですがKTMは3つのパーツで構成されています。
そして、取り付けると・・・
うん、ふつー。
デザインは圧倒的にアチェルビスの方がかっこいいです。
早速検証
その翌日に早速林道で評価テスト。
ハンドガードがアスファルトや岩、根っこにもヒットしましたがまったくズレる様子はありませんでした。とりあえずは安心して使えそうです。
なお、彼もちょうど新しいハンドガードに変更していたみたい。彼はオープンエンド派で、レンサルのインテリレバーっていう折れないやつとオープンエンドガードの組み合わせ。
話を聞くとハンドルのしなりとか色々いいらしいので、今のガードがダメになったら、TRI FITに切り替えてオープンエンドタイプを試してみるのもアリかなぁと思っています。
まとめ
アチェルビスのX-FACTORYハンドガードのアルミガードが折れてしまった為、悩んだ末にKTMのハンドガードを選びました。
オフ車のハンドガードのお話はほんとに宗教戦争なので、人のお話も参考にしつつも自分なりに仮説を立てて好みを見つけていきたいですね。
今度のガードは長持ちしてくれますように・・・
こんな感じ。
TRI FIT気になってます。利用者はインプレ教えてください。レバー折れない?