こんにちは。ぼっちバイカーです。
タイトルの通り、日本のクロスカントリーの大御所、JNCC(Japan National Cross-Country )のメディアスタッフになりました。
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え!?
2017年12月某日のこと…
確かいつもお世話になっているKTMディーラーさんのところへパーツを受け取りに行く道でした。
携帯電話に知らない番号から着信が。。。
僕の個人情報はダダ漏れのようで、良く不動産投資関連の電話がかかってくるのです。今回もそれだと思いつつ出てみることに。
僕「(名乗らずに)…もしもし?」
??「(本名)さんでしょうか?」
僕「そうですけど?(やっぱり不動産だな?)」
??「初めまして。JNCCの星野と申します」
僕「じぇ…えぇ?!」
・・・
…JNCCの星野さんといえば星野 正美さんしかいないです。いわゆるJNCC代表の人です。
JNCCやWEXでスタートの旗を降ってる人、偉い人だったのか!!
僕「(うわー、JNCCのサイトについてあの記事でdisったし、きっと怒られるやつや・・・)」
星「ブログを拝見しまして~」
僕「(やっぱり・・・涙 先手必勝で謝っとこ…)」
僕「…お読みいただきありがとうございます!失礼な事を沢山書いておりすみませんでしたーー!」
星「いえいえ!むしろ感謝しています」
僕「ファ!?」
星「初心者の方の意見は我々は気づけないことが多く勉強させて頂きました」
僕「(感謝された?!)」
といういう感じで、僕がWEXに初めてエントリーした記事を読んでくださったようでした。まさか中の人に読んでいただけるとは…ブログ、書いてみるものです。
JNCCメディアスタッフになった
電話の内容を一言で言うと、JNCCのメディアスタッフとしてレースに出たら記事を書いてほしい。とのこと。
去年3回WEXに出場し、それぞれレース奮闘記は記事を書いてます。
なので特に特別な事をする必要はなく、今まで通りレースに出たらこのブログで書くだけ。
「僕なんてレースでの走りは下の下だしトップライダーの人に任せた方がいいのでは?」
と星野さんにも伝えましたが、「初心者目線ならではな記事をお願いしたい」とのこと。
確かにWEXって僕がトレールバイク(KTM 690ENDURO R)で出場しても楽しめたし、もっと多くの人がトライしたりしたら良いのになぁと思っていたのです。
あと、参加者が増えて規模が大きくなればエントリーフィーが安くなったり、待遇がよくなるかも!?何より、称号ってかっこいい。更に僕が書いた記事をJNCCに紹介してもらうことで僕のブログもアクセス数アップ間違いなし!(下心)
ハイパーメディアクリエーターに僕はなる!!!(なりません)
一つだけ条件
引き受ける代わりに一つだけ条件というか、確認をしました。
思ったことはそのまま書かせてほしいってこと。
もちろん内部事情とか本来この役に就かなかったら知り得なかったことは書きませんが、一参加者として感じたはいいことも悪かったこともちゃんと書きたい。
この辺は雑誌riderの三上さんじゃないですが、本音で書かないとだれも共感しないし書いてて疲れる、と思ったのです。
それも了承頂けたので、引き受けることに。
JNCCについて思う事があったら教えてほしい
僕はJNCCの中の人になったわけではないので何もできないかもですが、もしJNCCやWEXについて思うことや、わからないことがあったら聞いてください。僕なりに咀嚼して、中の人へ直接伝えることくらいはできると思います。
JNCC Banquet(バンケット)へ行ってきた
タイトルの通り、JNCC Banquet(バンケット)へ行ってきました。バンケットは日本語で言うところの「宴」。
内容としては「JNCCとWEXで去年1年間の成績優秀者の表彰をする」という内容。うん、僕には縁もゆかりもないイベントだw
でもブログネタになるかなぁと思い、出席させて頂くこととしたのでした。
・・・その結果・・・
完全にアウェーでした()
はい。当然ですが1年間の激戦で成績を出し続けたいわゆるガチ勢の集まりに僕の知り合いはいない。アウェーでした()
こんな場所。ホテル ニューオータニのGUN-SHIP(ガンシップ)というお店
名乗るときも、本名を伝えても「誰?」って感じで「ぼっちバイカーのブログをやってます…」と伝えてやっと反応してもらえる感じ。
知り合いいないなぁと思いつつ、特にやることも無いので逆にマイペースに見学してきました。
まさにぼっちバイカーです。
会場では初めて星野さんともご挨拶。星野さんはなんていうか、僕の高校の頃の部活の顧問の先生みたいでした。独自の世界観を持っていて求心力が高い。オフロードバイクというマイナーなバイクでさらにレースというニッチなジャンルで、レース団体の代表をやるにはこのくらい自分の世界観が無いと続けていけないんだろうなぁ。
予想より10倍くらい腰が低くて優しそうな方で安心。
・・・褒めてますが、お金はもらってないですからね?w
会場の雰囲気を断片的にお伝え!
星野さんからは「今日は楽しんで行ってください!」とだけ言われたのでマイペースに楽しむことに。
歴代のチャンピオンの名前が!(鈴木健二さんと小池田さんしかいねぇ・・・)
…この方の話はすごくよかった。
バイク業界ニュースで50ccバイクが売れてないので「バイク業界は衰退している」と言われてるけど、実は20代の若い人でバイクを購入する人は増えているし、「移動の足としてではなく趣味としてのバイク」は決して衰退していないという見解。
最後に「表彰台に上がる人たちこそ若い人や初心者が入りやすい環境やサポート・育成をしてあげてほしい」とのことでした。
僕もTwitterでバイク乗りのフォロワーは1500人を超えてますし、バイク乗りは基本フォローバックしており、その時にどのような人なのかを見ていますが、体感として「6割が20代。3割が40歳オーバー。1割が残り」って感じ。僕は31歳ですが同年代は少ないです。
なのでこの方の話は納得でした。
来期JNCCレースクィーン(仮)の早川里香さん(女性の名前は覚えるタイプ)
WEXに参加すれば彼女に会える!!
阿部 佑哉選手は今年の「RANDY HAWKINS AWARD」という賞を授与。サラブレッド(モトクロス上がり)でなく生粋のエンデューロ育ちでAA昇格したことに対する評価だそう。今まで「エンデューロは中途半端だから勝つならモトクロスかトライアルをやらないとダメ」と思っていたので驚いた。
メディア アワード。右の人がジャンキー稲垣さん。ネットではよく見かける方ですが予想とちょっと違った感じだった
メディカルの方も参加されており、会場のみなさんが口々に「お世話になってます(敬意)」という感じ。レースやってるといろいろな人にお世話になるんだなぁとしみじみと感じたのでした。
お世話に、なりたくないですねぇ・・・
「バイク人口は減っているけど趣味として楽しんでいる人が減っているとは思わない。人口が減った分別の部分でプラスにすることでこれからも盛り上げていきたい」とのこと。
宴もたけなわという感じで美奈話し足りないっていう名残惜しさを残しつつ、バンケットは終了したのでした。
動画!
JNCCの中の方が動画を作成されていたのでご紹介。
僕のブログよりわかりやすいです
思ったことなど
JNCCのバンケットという名の年間表彰式へ参加してきました。
実はバンケットは初めての試みらしい
星野さんに聞いたところ、今まで年間表彰式はレース会場でレース後に行われていたとのこと。なので今回のように東京で正装で盛大なパーティを行うのは初めてとのことでした。
確かに、会場でも「みんなオフロードジャージやヘルメットで判別してるから誰が誰だかわからないw」という声が何回も聞こえましたし、このイベントは思ったよりも挑戦的だったんだなぁって。
2018/1/22追記
数年前もホテルで表彰式をやっていたようです…
表彰式?なにそれ美味しいの?
実はですが、このイベントに参加するまでは「表彰式を高級ホテルでやるなんてバブリーw そのお金でエントリーフィーを安くしてくれたらなぁ(本音)」と思っていました。
でもね?
レースってやっぱり成績が全てだし、厳しい世界。そんな厳しい世界で勝ち上がるためにいろいろなものを犠牲にしてようやく立てたのが年間表彰台なんだと思います。だって、まず全戦戦うだけで8回遠征しないといけません。ほぼ毎月遠出してレースするだけでもハード。さらに毎回実力を出し切ってその上で勝ち上がれたのがこの人達。
そして今回のイベントは豪華で「少しでもこの栄誉を讃えたい」という想いから企画されたイベントだと節々で感じ取れました。
その人たちが今後もモチベーションを高く持ってレースを続けることはバイク業界でも大事だし、レースで勝つモチベーションとしてこういうイベントは1つの解なんだなぁと。
お手伝い!
昨年出たJEC Litesや日野ハードエンデューロで実況をされていた女性の楽さん。僕も存在はなんとなく知ってましたが面識がなかったのです。で今回、楽さんが司会進行をされており、ご挨拶できました。
で、JNCCのライブ配信をやってほしいとスマフォを渡され、動画撮影・配信をお手伝い。
JNCC公式facebookでライブ配信。画面みてたけどリアルタイム視聴者は4人(涙)
facebookのJNCCアカウントでチェック!
参加賞が豪華だった!
YAMAHAとKTMなどスポンサー企業から提供されたグッズ。これらはビンゴの景品でしたが参加者より多かったので全員1つは当たる計算。
小池田選手の去年使ったメットとウェアもあった。
なお僕はスタッフなので景品はないです。KTMカレンダーほしいめう。
なおスケジュールが押してビンゴは中止。全員に何かしらが配布されていました。
参加者7000人超え。クロスカントリーは流行ってる?
モトクロスなどで人口が減っているとどこかで聞いたことがありますが、JNCCとWEXで去年は7000人エントリーを超えたらしいです。これは世界でも2位の規模らしい。1位はGNCC(アメリカのクロスカントリーで1周40km(!?)のレース。JNCCはGNCCを参考に作られたのかな?)です。
今年はサウスという九州四国のWEXも始まるし今年はより一層クロスカントリーが広がるのかなぁと思ってます。
去年半年間でいろいろなレースに出てきましたが、ハードエンデューロのようなレースも楽しかったしそれとは違うベクトルでクロスカントリーも楽しかった!個人的に両方とも今年もチャレンジしていきたいし、人気も出てきてる。
ウェーブきてますよウェーブ。
まとめ
WEXのエントリー記事を書いたことでまさかのメディアスタッフになってしまいました。
はっきり言って僕からすると雲の上の存在ばかりで楽しめと言われてもなかなか難しい部分もありましたが、いろいろな方とお話することでJNCCのことを多面的に見ることができ非常に良い機会でした。招待してくださった星野さん、本当にありがとうございました!!
僕は中の人になるつもりはないですし一個人としてオフロードを楽しんでいきます。
でも、同時にオフロードバイクの楽しさを伝えたいと思ってますし、楽しさの1つに「(オンロードより)気軽にレースに出れる」ということがあるのです。
入門としてのエンデューロレースであるクロスカントリーWEXは本当にオススメですし今年一年はできる限り参加してクロスカントリーを楽しんでいきたいと思ってます。
オフロードバイクを楽しんでいて新しいことにチャレンジしたい、と思っている人はぜひ一緒にWEXに挑戦しませんか?
このブログや、LINE@、あとTwitterなどで参戦するレースについて連絡するつもりですので機会があったらぜひ楽しみましょう!
こんな感じ。