こんにちは。ぼっちバイカーです。
突然ですが、バイクがメインの漫画やアニメって皆さんは知ってますか?決して多くは無いけどちょこちょこありますよね。なんとか伝説とか動物の名前とか。
あと、ばくおん。
よさ…
でもね?
僕「オフロードバイクの漫画とかアニメとかないの?」
??「あるよ(ドヤァ)」
僕「え!?」
はてなブロガーのMOS (id:Rustyman)さんから教えて頂いたオフロードバイクをの漫画を読んだらまさに僕得だったのでブログで紹介させてください。
オフロードバイク漫画「凸凹 DEKOBOKO」!
オフロードバイクの漫画のタイトルは「凸凹 DEKOBOKO」です。
Amazonの紹介分を読むと・・・
三原勇希、中学1年生女子。関西在住で子供の頃から趣味のオフロードバイクに乗ってます。父の転勤で関東に引っ越すことが決まった彼女は地元で最後のレースに臨む。幼馴染でライバルでもある伊藤清志に淡い恋心を抱き戸惑う彼女は「このレースであいつに勝ったら好きって言おう」と秘かに決意するが。「赤灯えれじい」「ケッチン」で丁寧な人物描写と恋愛模様を描いたきらたかしが送る青春バイク&恋愛ストーリー!
「オフロードバイク × 恋愛」
オフロードバイク乗ってる僕としてはとっても気になる!
しかもね?
著者は きら たかし 先生!
きら たかしって誰?
僕も名前は覚えていなかったのですが、絵をみて一発でわかりました。
この絵!!
『単車野郎』『赤灯えれじい』『ケッチン』『ハイポジ』などが有名な漫画家で、やさしい臆病な主人公とグイグイくる女の子的な感じで、生々しい青春って感じな漫画が多い気がします。そして大事なのが、バイク大好きなのです。なので作中はバイクメインなのでは?と思えるくらいよくバイクシーンが出てきます。あとちょっとえっち。
この人の漫画大好きだったので勝手に運命的な「おぉ!」っていうのがありましたね。
作者も連載当初はこんなコメントを残していた模様。
「完全に自分の趣味を、連載で描かせてもらうことになりました(笑。
バイクに興味のない読者の方にも、オフロードバイクレースの魅力が伝わるように頑張ります!!」(きらたかし)
なお単行本は上下2巻で完結です。
…なんて読むの?
「凸凹 DEKOBOKO」
一文字目の文字が英数字どれでもありません。記号漢字です…
ちなみに「凸凹(でこぼこ)」「凹凸(おうとつ)」と読み方が違います。この漫画の正式な読み方は「凸凹 DEKOBOKO(デコボコ)」ですかね。
昨今のライトノベルだと「俺のKTM250EXCのMIKUNIのキャブレターがダメなハズは断じてない。」みたいな長いタイトルが乱発している中、非常にカッティングエッジなネーミングセンスですねぇ。
・・・褒めるのはこのくらいでいい?
そもそも読めない時点で検索性も悪いし、なんでこんなタイトルにしたんや・・・だから打ち切りにry
まさかのJNCC!まさかの爺ヶ岳!!
僕は昨年、JNCCという日本のクロスカントリー大会 の週末ライダー向けレースであるWEX(WeekEnd Crosscountry )に3回出場しました。
楽しかった・・・
120分を走るというレースは大変ですが非常にやりがいのあるレースでした。
でね?
なんとこの漫画の舞台はJNCCのレース!作中には爺ヶ岳のレースシーンもあったりするのです!あと僕はいったことがないけどプラザ坂下や今は亡きデコボコランドも出てきます。
JNCC(WEX)のレースに出たことがある僕はこの漫画を読んで
「わかる…わかる…」
とワクワクしながらあっという間に読んでしました。
試し読みできる
ここでログイン不要で一話分が見れるのでぜひ読んでみてください!
絵はちょっと癖がありますが僕はすきです。
キンドル版をダウンロードした
試し読みしたら面白かったのでAmazonでキンドルとしてダウンロードしてしまいました。…実はキンドル使うの初めてで、iPhoneにKindleアプリ入れるところから。
内容はどうだった?(ネタバレ無し)
で、全巻読んだ感想としては
「ストーリーはあまりないですね(正直)」
バイク漫画と見せかけた恋愛漫画と言ってもいいかも?いわゆるコースにいる「キッズ」の男女間の恋愛なのですがわりとサクッと読み終える感じでした。
主人公の二人は小さい時からバイクやっているので速いです。これ漫画だからじゃなくて実際WEX行くと大人
よりも「キッズ」の方がガリガリ走っていたりするので「あるある~」って感じで違和感はなかったですね。
でもストーリーはありきたりというかそこまで「良かった!」という感じではないかな。
でもね・・?
バイクやレース描写はすごい!
取材とかそういうレベルじゃねーぞ!ってくらい描写はマニアック。
レース前に「空気圧はフロント0.6、リアは0.5だな」とかやってるし、トラクションがーとかスタート前の暖気運転でキックスタートができないーとかといういうマニアックな描写がとってもリアル。
爺ヶ岳のレースでは、ロックンロールリバーとか出てくるし、鈴木健二塾長とか渡辺学選手とかも出てきます。本当にマニアック過ぎて笑いつつ、さらっと読めてしまいました。
マディなコースでツルツルすべる話とかあるあるすぎて膝を叩くレベルでしたし、これ確実に先生もエンデューロやられてます。
ゲロマディで渋滞が起きる所での絶望感のシーンでは思わずCGCの悪夢の渋滞が脳裏を横切りました。
うっ、頭が・・・
そんな感じでJNCCのクロスカントリーレースが舞台の漫画が読めるだけでも価値があるなぁと感じました。
これで次のコミケのコスプレで、「凸凹 DEKOBOKO」でゲロマディの主人公のコスプレができますねぇ(したり顔)
オフロードバイクやクロカンに興味がある人にはオススメ!
オフ車が好きで、JNCCやWEXのようなクロスカントリーに興味がある人はぜひ読んでみるといいよ!
ストーリーが刺さるかは人を選びそうですが、描写はとても良い感じです。Amazoonでもコミックは中古しかないし、2巻だけなので電子版がお手軽です。
・・・
しかしこうやって漫画という第三者の目で見ると、このオフロードバイクのレースって本当にマイナーでマニアックなんだなぁと実感しますね。やれば楽しいのですがあまりにも敷居が高くてお金がかかるのです。だからこそ楽しいのですが。。
簡単ですが、漫画のレビューでした。
こんな感じ。