こんにちは。ぼっちバイカーです。
二ヶ月前に4歳の息子へ自転車をプレゼントした話を書きました。
色々と悩んだ結果、軽くてカッコよくて品質が良くてマイナーなヨツバサイクルにしたのです。
そしてあれから3回目の練習で自転車に乗れるようになったのでした。
今日はコツというか実体験として感じたことを書こうと思います。
4歳で自転車に乗れるようになる方法
自転車屋さんに聞くと、昔は自転車に乗れるようになるのは5-9才くらいだったけど最近は4歳くらいから乗る子も多い。更に、3歳でも乗れる子もいるよ、とのこと。
最近の子がなんでこんなに早く乗れるのかというと、、、
ストライダーの影響が大きいです!
ランニングバイク経験者はすぐ乗れるようになる
早く乗れるようになった一番の理由は、ストライダーブームでしょう。
自転車に乗るのには「スピード・ハンドリング・バランス感覚・漕ぐ力・ブレーキング」と沢山の力が必要なのです。
初めて自転車に乗る子はこれら全てが出来ないと乗れるようにはなりませんし、つまずくポイントはどこかしら出てきます。
更に、恐怖心もあります。失敗して転ぶと身体が痛いし怖いです。やめたい。となっても不思議じゃない。
でも、ストライダー(ランニングバイク)は足こぎバイクなので転ぶことが少なく、かつスピードやハンドリング、バランス感覚を養うことができるのです。
なのでランニングバイク経験者は自転車に初めて乗せても「漕ぐ力・バランス感覚・ブレーキング」だけできるようになればすぐ乗れるようになるのです。
もちろん補助輪なんてつかいません。
これは僕も知識としては知っていましたが、うちの息子も同じだった時は驚きました。
うちの息子もランニングバイク経験者
僕もランニングバイクを息子が2歳の頃にプレゼントしました。
その時の記事も書いています。あえてストライダーは買わなかったのです。
ランニングバイクは軽いしクローズドな公園で遊ぶにはとてもよいアクティビティの一つでしたし、今二歳児でストライダーを買うか迷っているママパパがいたら、買った方が良いと声を大にして伝えたいです。
といっても3歳になるまでは力も無いしバランス感覚もまだまだなのでスイスイと走ったりできるようになったのは3歳を過ぎてからっていう印象でしたね。自転車を買い与える前は、加速してそのスピードのまま両足を地面から長時間離して惰性でスイスイ走ったりできるようになっていました。
じゃあ、ランニングバイクから自転車へスイッチしたらすぐに乗れるようになったの?
と聞かれると答えはNoでした
そんなに簡単でもなかった
自転車屋さんで
「ストライダー経験者ならすぐ乗れますよ」
と聞いたママパパは
「なんだ。苦労せず乗れるのか」
も思うかもしれません。が、少なくとも僕の坊やからするとそんなに簡単ではなかったです。
補助輪を外したら、泣いた!
自転車屋さんからは「補助輪あり」で納車されました。
店員さんにハンドルポジションをセッティングしてもらっている坊や
本人としてはペダルが付いてベルもついてブレーキも付いている自転車は完全にストライダーの上位互換。嬉しそうでした。
その日は雨だった為、後日トラックがある広場まで自転車練習しに行くことに。
まずは補助輪ありで数周走行させます。問題なく乗れました。ヨツバサイクルの補助輪はやや地面から離れているのでバンクさせることも若干は可能。ただストライダーの感覚でバンクさせようとして数回転んでました。
で戻ってきたら、
補助輪を外します(無慈悲)
補助輪を外す時、ネジを緩めたりするのを息子も手伝ってくれたのですが、外した状態で「乗ってみ?」と手渡した瞬間、泣いてしまいました!!
4歳となりだんだん話やロジックについても理解できるようになってきた為、あの手この手で交渉。なんとか理解してもらい自転車に乗ってもらいます。
結果・・・
Oh…
僕が背中をおさえながら数周しましたが息子はグラグラするのが怖いようでペダルをしっかり漕げず、両足をバタバタ。そしてビビってブレーキして転びそうになったりと走る以前の問題って感じ。
最後は「補助輪ないと乗らない」と交渉してきました。
…
ここで補助輪をつけたら外す時に余計に辛くなるのでここは我慢。
「外したものはつけられない」
と伝えてその日は練習終わり。他のブログとかだとすぐ乗れるようになった〜とか書かれていたのですがうちの子はそこまで運動神経はよくなかった模様。無念です。
ビビってしまったのでグッズでカバーした
翌週だったかな?また自転車にチャレンジ!!!
・・・と思ったのですが息子はどうやらビビってしまった模様。
「補助輪ないんだよね・・・やだなぁ」と話していました。
そこで僕はこんなアイテムを購入。
ででん!
カラーは息子の好きな緑を選びました。
この鍵は子供向けの鍵で、数字の代わりに絵が書かれているのです。
魚とか可愛い
これのおかげでやる気が出てようで、自分のパターンを作って「早く自転車のりたい」と言うように・・・
やったぜ
ということで早速二回目の練習に向かったのでした。
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2回目もダメダメだった
専用の鍵をゲットしたことでモチベーションが高く、ノリノリでいざ出発!
・・・・・・
・・・
・・
・
ただ前回ほどは嫌がらないというか、僕が息子の肩を支えながら並走している分には恐怖心は感じないようです。僕の腰を犠牲にすれば割と楽しめているようでした。時折手を離してみますが不安定でビビってブレーキをかけてこける。という感じ。
これ本当に乗れるのか・・・
本人自体は自転車は好きなようで移動する時はちゃんと自分で押していたりするのでモチベーションは高い模様。早く乗れるといいなぁ。
これはしばらくかかるね、と嫁と話しながら帰路に着いたのでした。。。
モチベーションを高めるカスタムパーツ!!
モチベーションは高いものの、なかなか乗れず自転車をバタバタ倒す息子。
嫁から
「スタンドがないんだけれども?」
とついに突っ込まれてしまう。突っ込まれたら仕方ない。
女児用自転車ホーンであるプカプカホーンでおなじみのGIZA Productsから出ている自転車スタンド。自転車屋さんのオススメ品です。
息子も自分の自転車がカスタムされたことで愛着がわいたらしく、得意げにスタンドを出したりしまったりしていました。オフ車はこかしてなんぼなんだからスタンドなんて重いだけだしいらないでしょ、と思っていたけどそんなことなかったね。
3回目で急に乗れるようになった
で3回目。
千葉の広い公園へ連れて行ったのですが、そこでいつものように肩を掴みながら発車。安定していると感じたのでパッと手を話したらそのまま漕ぎ続けることができておりハンドル操作も不安定ながらもなんとかバランスを取っているようでした。10秒くらい持ちこたえたかな?
その後も転びそうなところで肩をおさえてバランス修正のフォローをしつつ100mくらい走ることができるようになりました。
親としては「あれ、これいけるんじゃね?でも信頼して転んだら痛そう・・・」という感じ。スピードもいい感じでした。
その日の帰りには15秒くらいフォローなしでこげるようになっており、
「のれたよ〜」
と嬉しそうにしながら自転車をこぐ息子を見た時は感極まるものがありました。
でその帰り、信頼して並走(僕は走る)していたところ急にバランスを崩して金網に引っかかりクラッシュ!コンクリートに顎をぶつけ、顎から血が出て大泣き。やっぱりまだまだフォローは必要でした。。。
本人にやめる?と聞くと本人は泣きながら「のる」と答えたのでそのまま車まで自転車に乗って向かったのでした。
4回目でマスターした
その次の練習でも漕ぎ出しまでサポートすればトラックを一人で一周して戻ってこれるようになっていました。
「漕ぎ出し」は自転車でも難しいパートの1つ。足で地面を蹴って助走をつけながら素早くペダルに足を載せて漕ぎ出す必要があります。
これは言葉で「ケンケンして素早くこぐ!」と魔法の言葉を何回も唱えさせたところ一人でできるようになりました。
ここは正直まだ安定していないですが漕ぎ出してしまえば安定して走れるようになりました。もちろんブレーキもかけられるので一応自転車初級はマスターといったところでしょうか。
コツはなんだったんだろう
こうやって思い返すとコツはいくつかあったと思います。
子供のモチベーションありき
まずこれです。冒頭でも書いた通り、自転車は怖いし痛い。本人がやりたいという気持ちがなければまずのることができないと僕は思いました。
うちの息子はもともと自転車に興味があったし、購入する過程から一緒に見に行ったし色も選ばせてあげたので愛着がすごい。そういう自転車だとモチベーションは高いです。好きこそもののってやつですね!
なので乗りたくないなら無理に乗せない。って決めていました。
なお、一度乗れるようになると本当に楽しいようでずっと乗っています。それこそ転んで顎から血を流しながらも乗りたいというくらいには楽しいし嬉しいようです。自転車。
モチベーションアップの方法としては上記で紹介した通り、自転車グッズをプレゼントしたり自転車をカスタムするとモチベーションが上がってくれると感じました。自転車の鍵しかりスタンドしかり。
フォローは子供の体を支えるだけ
初めの頃は親がフォローすると思いますが「自転車ではなく子供の体を支えましょう」。
理由は、親が自転車のハンドルやサドルを持ってしまうと子供はバランスを取る必要がなくなるのでバランス感覚が鍛えられない為です。子供の体に手を軽く添えておき、大きくバランスを崩したら支えてあげる。くらいで良いです。
もちろん最初はバランスを崩しまくりなので支えるってレベルじゃないです。最初はしっかりおさえてあげながら徐々に力を抜いていってあげるのが良いのかなって思っています。
慣れてくると、5秒に一回くらいちょっと支えるだけで良いので親も楽ですよ。
補助輪は取ってしまう。足つきは大事!
自転車に乗れるようにしたいのなら、無慈悲ですが早々に取ってしまいましょう。補助輪があるとバランス感覚は養えないしバンクさせることができないので意味がないです。
あと自転車はなるべく足つきが良いものをおすすめします。バランスを崩したときにとっさに足がつけるということを教えると恐怖心がだいぶ緩和されるはず。子供の成長は早いですが「体にあったサイズ選び」は非常に大事だと感じました。
僕は4歳の子供に14インチホイールの自転車を選びましたが、16インチにしなくて本当によかったと思っています。
さらに言うと軽い自転車は良いです。子供でも扱えるので自分で持ち運びしますし、転んでも引き起こせます。さらに、バランスを崩した時もとっさに足が出ても、自転車が軽いので足で支えることができるのです。
その点でヨツバサイクルは「サドル位置が低くて軽い」という重要な要素を満たしているのでおすすめしたいですね。
ヨツバサイクルのページ
ランニングバイク効果はすごい!
さすがに1日では自転車に乗れるようにはなりませんでしたが、練習3回で乗れるようになったのはひとえにランニングバイク(ストライダー)のおかげです。やはりバランス感覚やスピード、ハンドリングに慣れていることは重要だと実感しました。
むしろ、ヨツバサイクル12インチを買って、ペダルを外してランニングバイクがわりにすれば3歳でも自転車に乗れるようになるな?と感じましたね。
まとめ
4歳児の子供が自転車に乗れるようになったので記事を書きました。
自転車に乗れるようになるほほうなんていろいろありますがうちの幼稚園だとまだまだ自転車に乗れる子は少ないようで本人も自信が持てたようです。一番大事なのは子供が自転車にのりたい気落ちだと思うのでこれから子供に自転車を買い与えるママパパはまず「子供が自転車にのりたがっているか」を観察してあげてみたほうが良いと思います。交通公園などが近くにあれば自転車も借りれるのでそこでお試ししてみるのも良いかと思います。
まだ2歳児くらいだったらペダルなしの自転車かストライダーのようなランニングバイクで練習させておくと比較的スムーズ(楽とは言ってない)に自転車にも乗れるようになるかなと思います。
こんな感じ。