こんにちは。ぼっちバイカーです。
先週にEICMA(ミラノショー)があり、バイク関連の情報がいろいろ発表されました。僕はKTM贔屓なのでそっち関連で興味あるオンロードバイクが発表されましたのでブログで紹介したいと思います。
KTMの790ツインエンジン登場!
KTMのオンロードモデルは「ネイキッド、スーパースポーツ、アドベンチャー」といろいろなバイクがありますが、実はエンジンが共通しているものが多いのです。僕の勝手な認識ですがほとんどのオンロードもでるはDukeシリーズが基準となっています。
いまだと「125,200,250,390,690,1290」ですね!僕が過去に乗っていた690 ENDURO Rも元は690Dukeのエンジンを元にしたバイクでした。
なのでDukeシリーズに搭載されるエンジンがKTMの最先端です。
そして今回、前からうわさにはなっていた790Dukeがついに登場したのです。
790Duke グレー
790Duke オレンジ
去年発表されたコンセプトモデルがこれ。
デデン!
コンセプトモデルは筋肉質なチーターって感じでしたが保安部品などつくとやっぱりややもっさりしてしまいますね。でもそれでもかなりシュッとしてます。
バイクは曲線で作られているのにナンバープレートホルダーだけいかにも異質というか直線で作られているせいか「納車したら即フェンダーレスにしてね!」といわんばかりですねぇ。マフラーも野暮ったいのでコンセプトモデルのような細身の物に変えたらかなりイメージ変わりそう!
このネイキッドバイクは4サイクル並列二気筒といういわゆるパラレルツイン。重さはなんと169 kgで出力は77kW(105馬力)だそうです。パワーウエイトレシオは1.6Kg/PS。いつもの化け物ですね。2018年からなので来年の夏過ぎ頃には来る?
速報サイトではないのでまぁこんなところで・・・
僕がうれしかったのはこっちです!
KTM 790 ADVENTURE R
新しい790Dukeのエンジンを使ったアドベンチャーモデルが出たのです。
KTM 790 ADVENTURE R
待ってたぜ。この瞬間(時)をよぉ!
デデドン!
名前はアドベンチャーですがほかのアドベンチャーシリーズと比べると毛色が違う。イメージは既存のアドベンチャーではなくパリダカ的なラリーです。
かなりド派手
最初に情報を聞いたときは「KTM 690 ENDURO Rのフレームとか使っているのかな?」と思いましたがそれは無いようです。ガソリンタンクがリアでなくフロントにあるのです。
690の給油口
690と比較したらカウルも大きいですしエンジンも大きく重くなるので690よりもアドベンチャーよりになるのでしょうが、かなりやる気の感じるデザインです。
と思ったら、こんな動画が。
うぉぉぉ、重いバイクでとんでもないことやってる・・・
ソーイッ!
やっぱりビッグオフ乗りっていうか、圧倒的なパワーで地面をガシガシ削って走るライディングってかっこいい。
今までのKTMアドベンチャーバイクだと1000ccを超えていましたがこれならそこまで重くないのでこういったこともやりやすいかも?
なおこれはまだコンセプトモデルだそう。コンセプトとはいえPVを作るレベルにはなっているのでそこまで大きく変わらないのかなって思います。
今まではKTM 690 ENDURO Rを50万円ほどかけてアドベンチャー化していた人たちはうれしいでしょうね!
コンセプトは?
このバイクはラリーレプリカっていうイメージかな
本物のラリーバイクはこれ。
KTM 450 Rally
確か去年売られてて390万円くらいだったはず。上記動画で一緒に走っているバイクがきっと450 Rally。
なので上記動画の排気音がかっこいい!と思っても実は450の音だった、なんてオチがありそうです。
ライバルは?
790のパラツインのオフロードバイクでライバルは誰でしょうか。
BMW
日本での外車リッター未満のアドベンチャーといえば
BMW F800GS
今年のEICMAで新しいモデルが発表されました。
F850GS
50cc増えた!!!F800GSの上位互換って感じ?電子制御ももりもりのようです。スポークが外側にでていてかっこいい。
でもやっぱり「従来のアドベンチャーバイク」って感じですね。
Triumph
あとは、TriumphのTiger800も発表されました。
デデン
これも大きなちがいはなく、アップデートって感じでしょうか。調べるとエンジンとシャーシで200以上のアップデートがあるとか。
でもやっぱり従来のアドベンチャーの枠ですね。
本命のライバルはこいつ
本命のライバルとなるのはおそらくこいつです。
YAMAHA Ténéré700
Ténéré(テネレ)というアドベンチャーバイクがあります。YamahaのMT-07シリーズのエンジンを使ったラリーレプリカって感じで去年「T7」というコンセプトモデルが発表されていました。それがいよいよプロトタイプとして発表ってわけです。
かっこいいー!
これはアドベンチャーバイクよりラリー。
これが発売されればKTM 790 Adventure Rと比較されることになると思います。pvもありました。
かっこいいのですが、ショーの写真を見ると・・・
あれ?あんまりかっこよくないような気が・・・
きっと気のせい気のせい。
個人的にYamahaのMTエンジンを別ジャンルのバイクに流用する戦略はKTMと同じ感じで好きです。乗り手は特別なエンジンよりも安く自分が好きなジャンルのバイクに乗れたほうが幸せな人も多いと思いますし。
このかっこいいプロトタイプデザインを崩さないようそのまま発売してくれるとうれしいですね。MT-07が65万円くらいなので75万円くらいで売られたらかなり売れるでしょうがどうかな・・
アフリカツインがアップデート?
残念ながらsuzukiとkawasakiはオフ車情報はなかった。hondaはアフリカツインがアップデートしたようです。
アップデートしたと聞いて、真っ先にこれが出たのだと思いました。
去年コンセプトとして発表されたアフリカツイン エンデューロ
かっこいい・・・
と思ったのですがどうやらそっちではなく、重くして快適に遠くへいけるようになったようです。
CRF1000L Africa Twin Adventure Sports
カラーリングら昔を踏襲。タンクが大きくなってマイナーアップデートがあったようです。アフリカツインオーナーさんからはよくタンクが小さいと聞いていたのでより使いやすくなったというイメージですね!
でもこれはアドベンチャー枠。
2019年はラリーがくる?
今回発表されたラリーバイクコンセプトが2台ありました。KTM 790 Adventure RとYAMAHA TENERE700です。
どちらも来年2018年には発売されないようですので発売は早くても2019年でしょうか。
ワクワク!!
今年2017年はスモールアドベンチャーの年だと個人的には思っており、Honda 250 Rally、Suzuki Vストローム250, Kawasaki VERSYS-X 250と250ccのアドベンチャー系が出てきました。軽いバイクで燃費もいいのでなかなかの評判だと聞いています。
来年もラリー系が流行ってくれれば次の年には「ミドル大排気量ラリー」というコンセプトがウケるかも!
オフロードバイクは250ccのトレールが去年でことごとく生産終了されている状況ですし、これからはトレールよりラリーやアドベンチャーが盛り上がっていくのかな。トレールバイクで走れる林道も減ってきていますしほとんどの道は舗装路なのです。舗装路をトレールバイクよりも快適に走ってダートも程よく楽しむならラリーバイクはとてもよい選択肢になるのかと思います。
僕も二台持ちするなら790 Adventure Rのようなバイクがいいなぁ。ラリー系の意味わからないかっこよさは憧れます。まだ行ったことがない北海道とか四国とか九州とか行ってみたい・・・どれも一泊程度じゃあ楽しめないのでこれはいつか宝くじが当たったら系の願望にはなってしまいますが、欲しいなぁって。
…物欲はとまらないですが、ミラノショーではそんなことを思ったのでした。
こんな感じ。