こんにちは。ぼっちバイカーです。
9/1はシネマズデー!ということで映画を見てきました。今回見てきたのは「きみの声をとどけたい」というマイナーな映画。これがとても良かったので紹介です。
この映画はどういう映画?
公式サイトはこれ。アニメ映画です。
あらすじは・・・まぁきになる人は上記サイトをチェックしてみてください。ただ僕は声を大にして言いたいのは「事前情報なしの頭からっぽでみた方がいいぞ」ってことです。
とりあえず女子高生がワイワイとしながらこんなんに立ち向かっていく話です(雑)
もともとこの映画をみようと思ったきっかけが、むつきちゃん (id:Mutsukichan)さんのこの記事。
ロケ場所は湘南だそうで、今年ナンバー1のおすすめらしい。ここまで書かれてると気になりますよね!
ここから軽いネタバレがあります。
映画見てみようと思う方はここで引き返した方が映画をより一層楽しめると思いますよ!
いいなと思った3つのこと
この映画でいいなぁと思った3つのことを紹介します。
1.嫁の出身高校が出てきた!
湘南ってほぼ行ったことがないので油断していたのですが、主人公たちが通う高校が嫁の高校 (女子校)でびっくりしました。
うちの嫁、高校の頃ラクロスをやっており全国大会常勝のガチ勢でした。今でもこの学校は好成績成績だったのでラクロスのガチ勢として参考にしたのでしょうね。
冒頭のラクロスのシーンがそれで一気に好印象でした。まぁこれは完全に誰得ですねw
2.主人公にとっても共感した!
このお話の根幹として「言霊(ことだま)」という概念があります。人間の声は魂があるので声に出さないと伝わらない、と。そして他人の悪口は自分に返ってくる。と。
これって僕は昔から思っていたことだったのでとても共感できた。31歳のおっさんだけど女子高生に共感できた!
ネット上、特にTwitterでやたらと言葉遣いが汚かったり他人をdisるつぶやきを見てモヤっとしたりしたのはこれだったんだなぁって。主人公とは世代も性別も違いますがとても共感できたのです。
主人公に共感できると感情移入しやすくって最後まで楽しむことができたのでした。泣いた!泣いた!
3. 最高のクオリティではないけど楽しめた!
この映画はあまりお金がかかっていないのかもしれません。
同時期に公開されている「打ち上げ花火 上から見るか」がどうしても目立ってしまい、この作品は霞んでしまいます。
この映画のキャラクターはふわっとしている手書きテイストなのもあり、「キャラクタークオリティ高い!」と素人の僕は感じられませんでした。しかし、背景や音楽がとても綺麗で綺麗で・・・。キャラクターのゆるさと背景の書き込み量の多さのギャップがうまく混ざって溶け込んでいるのです。最初こそ少しなれなかったですが慣れてしまえばどうということはなく楽しむことができましたね。
こんな感じ
真ん中のおとはちん良かった・・・
このテイストのアニメ、好きだなぁ。これでいい、いや。これがいい!
限られた予算で丁寧に作られた良作!
声優さん自体は新人さんだけで構成された作品だったようです。そいういうこともあるせいか「隙があるけど丁寧に作られてる」と感じました。お金かけまくってスゲーーーって感じではなく、素朴でもできる範囲でしっかり作る。という感じ。
突っ込みどころやおかしな点、無理やりな点も感じましたがそういうのを気にすることなく作品をアニメとして楽しめる良作だと感じました。
特に音楽が良いのでぜひ映画館で観てみて欲しいですね。劇場によってはだんだん公開終了している感じがあるのでぜひお早めに!
こんな感じ。