こんにちは。ぼっちバイカーです。
バイクにはオンロードとオフロードがあります。
オフロードバイク
「オフロードバイク?それってマニアックなモトクロスのやつでしょ?」
「オフ車について興味あるけど知り合いからは「やればわかる!」しか言ってくれない…」
「オフロードヘルメットかっこいい…」
…そんなちょっとわかりにくいジャンルであるオフロードバイク、通称オフ車についての実体について書いてみたいと思います。
今回は初回ということでオフ車をまったく知らない人向けにオフ車の楽しさや実際走る場合のアドバイスや注意点をさらっとお届け!
自己紹介?
オフロードバイクについて書く前に少しだけ自己紹介すると、僕はバイク歴5年でそのうちオフロードバイク歴は二年ほど。モットーは命を大事に。です。
ツーリングメインですが最近はファンレースなんかにも挑戦したりしてます。レースでは真ん中くらいのペーパーポジション。
ライディングテクニックはまだまだ初級者。ですが初心者なりに色々調べたり見聞きしてきた二年間でしたのでためになる話も多少はできるはず!
オフロードを始めてから楽しくて楽しくてもうどっぷりです。
オフ車で一番何が楽しいのかを一言で言うなら?
セオリーとしてはまずはオフ車ならではのバイク構造(サスペンションがよく動く、車高が高い、シートが細いなど)を紹介すべきなのでしょうが、そんなのを説明されても少なくとも僕は興味が湧かないです。
僕が質問するなら、「オフ車に乗っていて何が一番楽しいと感じるのさ」と聞きたいです。
そして僕が答える立場なら「オフ車は下手でも走ってるだけで楽しいんだよ」と答えます。
オフ車は下手でも走ってて楽しい!
オフ車ってマニアックで運転が上手な人が乗るイメージ。ありますよね?!
アクセルターンしたり…
フロントアップしたり…
ジャンプしたり…
たまにはこけたり…
でもね?
実際には最後のコケル以外が出来なくても全然楽しめちゃうのです!
むしろね?
土の上を走るだけでも楽しい!!こけても楽しい!!
ダートって舗装路に比べたら不安定なんです。土がまっすぐ平らになっていればいいのですがワダチと言って溝になっていたり、砂利で滑ったり、ドロドロの水たまりがあったりするのです。
だからこそダートを普通に走破出来るだけで楽しいし、達成感があるのです!それはスピードを出さなくても同じ!
後でもっと細かく紹介しますが、とにかく「オフ車は下手でも楽しめて達成感を感じられる」ということだけ覚えて帰ってください。
今回の記事はこれを伝えたいだけの記事でした。
ダートを走るのってかっこいい
これは完全に主観ですが、ダートを走るのってかっこよくないですか?
僕が一番好きなオフロードの動画をご紹介します。ただのスーパートリック動画なんかじゃないです。なんていうか、かっこいいんですよ!3分間なのでぜひ!
これはハスクバーナという北欧スウェーデンのメーカーの 701 ENDURO プロモーションビデオ。
写真を1枚パシャリしにいくだけの動画なのになんでこんなにカッコイイの!!でもね?勿論ライディングが上手なのですがこれが仮にまったり走っていたとしてもかっこいいはず。
オフロードをはじめればこんなことが出来ちゃうわけです。
かっこよくない?
オフローダーファッションってかっこよくない?
これ完全に主観なんですけど、オフローダーってかっこよくないですか?
女性向けのものも多少はある
なお、オフロードバイクのヘルメット(通称オフヘル)とゴーグルを組み合わせるのも楽しいのです。個人的にはゴーグルのレンズはミラーレンズがかっこいいです!なおクリアレンズの人がガチ勢って感じですかね。
僕はバイクのファッションならオフローダーファッションが好きですね(激寒自分語り)
オフロードジャージはハデハデなものが多く好みが分かれますが、自分が好きなジャージを着てバイクに乗っているととっても楽しいのです。
こういうファッションも楽しいのがオフロードバイクだと思っています。
僕はがちがちのオフローダーファッションでハロウィンナイトツーリングをしましたが結構ウケてましたよ(渋谷)
オフロードはどうやって走ればいいの?
舗装路しか走ったことが無い人はまずこれが疑問ですよね?
安心してください。地面が土というだけで舗装路と大きく変わることはないです。
(勿論スピードを出して走ったりするならオフロード用の走り方がありますが…)
イメージは雨の日の舗装路。
ゆっくり初心者が走るなら、急のつく動作(急加速・急停車)をしないでバイクをニーグリップして加速や減速をすればいけちゃいます。
つまりオンロードとそんなに変わらない!
ただ、地面が土なので急ブレーキするとザーと滑ってしまい転んだり、地面の凹凸をうまく処理できないとバランスを崩して転んでしまいます。オフロードで練習する場合はこういう加減速をうまくやる事とバイクが凹凸でグラグラした時にバランスを取る練習をすることが大事です。
なので最初はあまりダートだからと意識せず、走ってみましょう!
バイクはスポーツの要素が多く、更にオフロードは路面状況がコロコロ変わるので忙しい。経験値も非常に大事です。
最初に練習するならブレーキング!
僕は人に指南できるほどの経験値は無いですが、無責任におすすめするなら声を大にして言いたい。
ブレーキングを練習しよう!
ブレーキング大事!
加減速を練習しよう!特に減速。要するにブレーキ。
オフロード走行で僕が怖いと思ったのはスピードが出ると止まれない気がするということ。実際、フロントブレーキをぐっと握るとあっという間にニギリゴケします。さらにオフロードブーツって固くて細かい操作をするのが難しい。なのでラフにブレーキを踏んでしまうのです。
ブレーキを上手くできないと制動距離が長くなり、余計に怖くなる。
なので僕がおすすめなのはまずはブレーキ。上手く泊まれるようになると安心してスピードを出せるようになりますし、制動距離が短くなるので速く走れるようになります。
ブレーキをうまく出来るようになるには以下がいいかなぁと感じています。
- ブロックタイヤを履く
- リアタイヤに重心を置く
- ブレーキでタイヤをロック(ズサーってタイヤが固まる事)させない
詳しくはまた入門講座vol.2以降で書くつもりですが、とにかく初心者はブレーキを練習しよう。ダート走行での恐怖心が多少減りますよ!
どこにいけばダート遊びできるのさ?
これだけダートについて書いてきましたが、21世紀にもなって必要に迫られてダートを走行する機会はまずないと思います。田舎にお住いの方は違うのかもですがぼくは少なくともないです。
選択肢としては以下があります。
- クローズドコース
- 河川敷
- 林道
上に行くほど安全にスポーツ走行や練習ができます。詳しくは書かないですが、”オフロード コース”でググって最寄りのコースを探してみましょう。
河川敷はローカルルールやそもそも違法な場合もあるので自己責任で航空写真を眺めたりして探しましょう。
林道はツーリングマップルにも乗ってますし個人の方が林道をまとめてくださるサイトもあるので覗いてみましょう。舗装林道は名前の通り舗装されてるので、舗装されてない林道を探しましょう。
上記三つとも一人でいくのは敷居が高いですね。特に林道は万が一事故で崖落ちして身体が動かせなくなったら発見される可能性はカナリ低いです。その場合本当に死んでしまいます。
オフロードは誰かと一緒に遊ぼう
これはぼっちにはきついですが、オフロードバイク遊びをするなら必ず誰かと一緒に遊びましょう。
オフロードバイクの代名詞メーカーKTM 250EXCのマニュアルにはこんな項目があります。
“オフロードではお互いに助け合えるよう、2台で行動することをお勧めします。”
仲間の作り方は以下ページで書いてますので参考にしてみてください。
まとめ
今回はオフロードってそんなに難しいものではなく、敷居も低いんだよっていう事を書きました。
土の上を走るのってちょっと難しかったりするのでそれが出来るようになるのが楽しい。そして土の上を走れるのってかっこいいのです!(もろ主観)
オフ車については紹介したいことが沢山ありますが、まずは興味を持って貰えたらいいなぁと思います。
vol.1はこんな感じ。vol.2では「オフ車の楽しみ紹介・オススメのオフ車・オススメ装備」について書いてみようと思ってますのでお楽しみに!
こんな感じ。