こんにちは。ぼっちバイカーです。
僕はバイク雑誌を1つだけ定期購読しています。
それが、雑誌rider。
今回は読み終わった後にブログで面白かったことを紹介したい!と感じたので記事にしてみました。
riderってなに?
よくあるバイク雑誌って綺麗なツーリング写真やバイクの写真ドンって感じで、いい意味でも悪い意味でも安定している。それが僕にはオモシロクナイと感じてしまいました。いやもっと正確に書くのであれば内容やトピックが僕に刺さらなかっただけなのかも知れません。
情報はネットで調べれば手に入る。僕が知りたいのは情報ではないんだよなぁって。
兎に角、買いたいと思う本がなかなかなかったのです。
オフロード関連で一番有名なガルルという雑誌がありますね。あれもけっこう為になるのですが雑誌の内輪ノリ的な雰囲気が好きでなく(伝われ)、何回か購入したことはありましたが定期購読するほどではありませんでした。
…その点でriderはけっこう刺さりました。
普段雑誌を読まない僕。出会ったのはKTM 690 ENDURO R乗りでお世話になっているshinjiさんから690EDRの記事が扱われている、と教えてもらって試しに買ったことがきっかけでした。
この一年間、riderを読んだ感じではこのくらいの配分の雑誌だと思います。
- 林道・旅:15%
- エンデューロレース:15%
- レーサー・ビッグオフ情報:10%
- イベント情報:15%
- 広告兼バイクギアのインプレ:20%
- その他:15%
完全に個人の印象ですがこんな感じ。
特に外車テイストが強くKTMは常に話題の中心と言ってもいいくらい。国産バイクでよく出てくるのはアフリカツインでしょうか。このあたりは人によって好き好き別れると思いますが「どれも平等に」みたいなことがまったくないので好きな人はとことん楽しめるのですよね。
もうちょっと雑誌の特徴を
かくいう僕も、編集長の三上さんが 「KTM 690 ENDURO RでJECという日本のエンデューロレースに自走で出る」というチャレンジする企画があったことが雑誌を読んでいた大きな理由でした。
というか最初はこれが目的で雑誌を定期購読したと言っても過言ではありません。(なお今年からはハスキーのFE250で同じ取り組みを続けてる。やっぱりEDRでレースに出て結果を残すのは厳しかったんだなって)
でもね?
それ以外にも他の雑誌ではない「いいなぁ」って思う部分があるのですよね。
初心者向けの目線で書いてくれている
これってとっても難しい。
例えば僕が最近出たWEX。オフ歴が長い人ならWEXねーってわかるけど、知らない人からしたら知らない略称が出てきただけでストレスを感じるのです。
その点、この本は “初心者向けのクロスカントリーレースのWEX” みたいな感じで分からなくてもなんとなく理解できるようにかいてくれてる。雑誌って字数が決まっているからこれができるのはけっこう大変なんじゃないかなって思うのです。だからあまり知識が無くてもちゃんと読める。
たぶんガルルとかで感じた疎外感というか身内感の原因もこれだったんじゃないかなぁと。特にオフロードバイクってレースの敷居も低いせいか、レースの単語も沢山。バイクの専門用語も良く出てきたりしますよね。リエゾンって何?みたいな。
それらをなるべく使わないまたはわかりやすく説明するかが初心者向けだと思っています。そういう意味でriderは割と初心者にもやさしいです。でも情報は結構コアなので初心者でもコアなところまでさらっと舐めることが出来る。
…僕もなるべく初心者の人を配慮した記事を書くよう心掛けたいです
ダメなものはダメと書いてる
よくある雑誌で、スポンサーの関係から「あの子もこの子もいい」みたいな日和ってると感じてしまう事があります。
勿論嘘ではないのでしょうがもっと本音というか使ってみた生の声がききたいと思う事があります。
「法定速度を守らないライダーはカッコワルイ」とかドヤガオで書くバイク雑誌もあるらしいです(勿論法定速度は守るべきですがこうやって書くのは杓子定規的過ぎるというか…)
その点では下手したらクレーム入るんじゃないか?って思うほどギリギリな文面も入っていたりと”生の声”を読んでいる印象があるのです。rider。
勿論スポンサーはいるだろうしそれに対して致命的な悪いことは書かないのでしょうが、それでも(スポンサーを得ている雑誌編集者としての)三上さん本人が感じたことがそのまま書かれているように感じるのです。
僕も過去に「ダブルテイクミラーが最高」「21世紀にキック・・・」とかでいろいろ怒られたりもしてるので発言する難しさというか読者を気にしてしまう気持ちはわかるつもりですが、それでもこれからも思ったことを書いてくれる雑誌であってほしいと思います。
バイクギアのセンスがいい!
人のバイクギアの選択を評価できるほどのセンスを持っているわけではないのですし、なんならバイクにリスを付けている僕ですが、読んでいて欲しいな。って思う商品が多いのです。
ただ機能的なだけじゃなくてオシャレだったり斬新だったりおもしろかったり。僕は「安くて1つのアイテムでいろいろ出来るけど脆い」よりも「1つの機能しかないけど確実に長く使えてスマート」という方が好みなのですが、riderで紹介されるアイテムがまさにこれ。僕の琴線に触れることが多い。
スポンサーの関係もあるのでしょうが、かっこよくて使い勝手がいい商品が多く物欲が加速しますw
僕がバイクの積載についていろいろ調べた結果購入したエンデュリスタンのバッグ。実は三上さんは使われており雑誌でも大絶賛されててすごくうれしかったなぁ。
ラーメンに例えると、相手が好きだというラーメンショップが自分も好きだったということが何度もある人。この人のオススメするラーメンは絶対自分もおいしい。ってわかってくるのですよね。これと同じ現象で、riderで紹介されているアイテムもこんな感じの現象が起きています。
今月号のriderが良かった
タイトルにもありますが、今月号のriderは読み終わってよかったなぁ。と強く感じたのです。
タイトルはハスクバーナの2018モデルのTE250かな?
2 STROKE NEVER DIEってすごくいい。
内容をそのままアップしたらきっと怒られてしまうと思うので極力配慮しつつ、紹介!
ガエルネ G-REACTってどうなん?
gaerne(ガエルネ)というイタリアのブーツブランドがあり、日本人の足に合わせて作られていると評判が高い一品。
今回のは完全に広告記事だったのですが、G-REACTという新しい商品に関わる内容でした。
記事の中でガエルネのFASTBACK(ファストバック)という日本のエンデューロだと定番のブーツがあったそうで、それが生産終了となりその後続モデルとしてこのG-REACTが出たんだそうです。
なお知り合いで何人かがFASTBACKを買いだめしていましたね。G-REACTはあまりよくないのかな?
僕も初心者向けとしてアルパインスターズのTech3を買いもうすぐ2年。ブーツはまだまだ使えますがそろそろブーツの情報も仕入れていきたいと思う所存です。
やっぱりキックよりセルですね
こんな見出しが
これはhondaのモトクロッサー2018モデル紹介記事ですがいよいよモトクロスもセルの時代へ!
自走エンデューロレースの持ち物
個人的に為になったなぁと思った記事。
これらが全部エンデュリスタンのサイドバッグとドラムバッグに入るんだってよ?
EDR時代に読みたかった記事でしたが、荷物の選定等の基準が書かれてて非常に勉強になった。
4日間も北海道を走り続けるラリーイベントが日本であるんだって
去年以上にラリー系の情報に力を入れられている印象が強いrider。
SSER(Shikoku Super Enduro Rally)というラリーの団体があるようで、そのイベントで4日間もラリーとして北海道を走ることが出来るイベントがあるようです。
林道と舗装路をコマ図を使ってはしる。
北海道は一度は行ってみたい場所。でもルートって結構難しいですよね。北海道ツーリングに行くならこういうイベントに参加したらオフロードもオンロードも最高に楽しめてしかも同じ趣味のバイク仲間が見つかるし、いつか参戦してみたいと思いました。
ラリーなんてビッグオフのすくつ(←なぜか変換できない)だし、GSとかKTMのアドベンチャーがごろごろいるんだろうなって。なんなら690ENDURO Rで参加したら怒られるんじゃないかなって。
・・・結果をみて唖然。
レーサーばっかり…
トップ15位でこれ。エンデューロレーサーばっかりじゃないすか・・・WRもFなのでレーサーだし。ラリー用のマシンと言えばビッグオフのイメージが強いですが日本規模のレースだとビッグオフでなくても勝てるってことなのですね。
・・・トレールどこにもいないんじゃ…と見ていてさらに驚く。
CRF250 RALLYで5位の人ががが!
僕「CRF 250 RALLYはトレールでも重いので本格的なオフロードには向いていません(大嘘)」
CRF250 RALLYって実はめちゃくちゃ早いのかな?これにはびっくりしたなぁ。
KTMの工場のインプレ
日本での「外車」として出てくるのが”Ducati”、”Harley-Davidson”、”BMW”ですね。KTMなんかは「その他外車」にいるのが現状です。
KTMについても伝言ゲームのように「オーストリアのメーカーでオフロードに力を入れていたけど近年はオンロードにも力を入れている」みたいな感じのさらっとした感じでした。
今回の記事はそんなざっくりしたKTMの心臓部である工場見学した話がしっかり書かれてました。
国産メーカーだと工場ネタってよく見ますが海外、とくにKTMの工場って今まで意識したことが無かったのですごく興味深く読みました。少なくても「外車=チェックとかガバガバ」なんていう雰囲気ではないようです。
なんでも、働いている人は朝9:00から午後2時までらしいですよ?
ところで、僕のEXC君のスパークプラグが鬼トルク過ぎて未だ舐めるのが怖くて緩められていないのです。定時退社は結構ですがゴリラがいるね?
EDR君はモンゴル左遷
一時期はメインコンテンツだったEDR君はSSERのイベントにも出れずにモンゴルのレースに出るために輸送されているようでした。見開き1ページ。今後が気になりますね。
2017/08/01追記
モンゴルのイベントもSSERのイベントだったらしい!三上さんから直接指摘を頂いてしまいました。ちなみにモンゴルラリーではなくラリーモンゴリア。日本の団体がモンゴルに行く企画を、しかも毎年建てられていてすごい…
ABIT-TOOLSさんのコラムが良かった
エイビットツールズさんという工具やさんがあります。一度だけお店に入ったことがあるのですがとても気のいい店主さんで、僕と話しが盛り上がってしまいカップめんを食べ損なわせてしまったことがあります。
そんな工具マニアの方がバイク向けの工具話を毎回書いてくださるのです。
良かったのはこの一言
「ホントの整備上級者でトルクレンチを使わない人はいません」
これ!!!
たまに聞くのです。
「え?トルクレンチ買ったの?お金持ちだね笑 オレはトルクレンチ高いから使ってない。手の感覚の方が信用できるしね(爆)」
僕も信じていて、いつか僕も手でトルク管理できるようにがんばるぞい!って思ってました。
コラムでも書かれてましたがもちろん手の感覚がわかってくるとある程度はできるようになるし、感覚を鍛えるのは重要だそう。でも”重要な個所”はちゃんとトルク管理しようよ!って話でした。
重要な個所や買うべきトルクレンチの考え方についてはぜひ雑誌を読んでみてください。
ウブカタジャパンさんの普段心掛けるコツ
文字だけだとわかりにくいかなぁと思いきやすごく勉強になったのが、ウブカタジャパンさん寄稿のコラム。
今回のトピックは「普段練習で意識したほうがいい事」。この内容はどれもとても知りたい内容だったんです。
どうやら「お客さんと走ったりした時によく聞かれる事」だったようで納得。みんな同じような事で悩んでいるですよね。特にスタンディングでコーナーを早く走る方法とか良かった。
文字だけなので運動の指南ってかなり難しいと思ったのですが、コラムというお手軽さからか簡潔にまとまっていてさっと頭に入りました。逆にガルルのような写真どっさりだとわかった気になってても情報量が多すぎて実戦でわすれちゃう。
バイクに乗る時は忙しいのでこのくらい手短で忘れにくいことをモットーに練習した方がいいのかな?なんて思ったりもします。
まるよさんの画像がカワかっこいい!!
Twitterでフォローさせてもらってる、絵を描いていてかつオンロードレースにも出られているまるよさんという方がいます。
おくたまのシャツみたいなものも作っていたりと有名な方です。
絵がかわいくて(女の子)バイクはディティールまでコリコリにこだわられているので面白いなぁって。
僕のEXC君も描いてほしいぜ!
Tシャツを買って応援も出来る!
僕がせめてできることとしてご紹介。
riderの名物コンテンツの一つ「自走でレース開場まで走りレースを感想してまた自走で帰る」はEDRに乗っていた時にえらく感動した覚えがありますが、この取組みに対してスポンサーを募集しているとのことです。
Tシャツや缶バッジ、あとはriderにスポンサーとして宣伝できたりと金額によっていろいろのうです。
Tシャツくらいなら…とも思ったのですがちょっと欲しいものではなかったのと現在EXC君にお金が吸われすぎてお財布の中にはお金が無い…むしろ僕の方こそスポンサーが必要な状況なので申し訳ないですがスポンサーにはなれそうにないです…。
が、もし上記取り組みについて応援できる方がいらっしゃったらぜひという事でせめてもの気持ちで紹介させて頂きます。
・・・僕もデザインをもっと勉強していれば今頃ぼっちバイカーグッズを作ったりして充実した人生を送れたのに…。
まとめ
なんだか雑誌のオイシイトコロをいろいろ書いてしまった気もしますが、今回は僕にとってはすごく読みごたえがあったなぁと思ったので紹介しました。
雑誌ってあまり読まないのですがrider隔月なのでお財布にも優しいですし、ラリーやビッグオフからエンデューロ初心者くらいまでの方には声を大にしてお勧めしたいです!!
今週末はJEC Litesなので今日からレースウィーク!準備をぼちぼち進めていきますよ!
こんな感じ。