こんにちは。ぼっちバイカーです。
先日WEXという初心者向けオフロードレースに出てきましたが、また別の初心者向けエンデューロレースに出場します!
その名は、JEC Lites !
レースは再来週の8/6(日)です!
JEC Litesって何?
「初心者向けの公式オフロードレースといえば?」
と聞かれたらたいていの人が「WEXかJEC Lites」と答えるかもしれません。
WEXはJNCC(Japan National Cross-Country )という日本のクロスカントリーレースの入門者向けのレース。
JEC LitesはJEC(Japan Enduro Championship)という日本のオンタイム制エンデューロレースの入門者向けのレース。
ルールは違いますが、全国で開催されているオフロードレースの初心者向けのレースです。草レースと違って本格的な環境でレースを楽しむことができます。
あとWEXは西日本と東日本で分かれており、一年間にそれぞれ8回くらい開催されてますが、JEX Litesは一年間に2回しかも両方とも関東です。このあたり違いますね。
WEXは2回エントリーしましたがJEC Litesは初めて。ルールが違うのです。
クロスカントリーとオンタイム制EDの違い
クロスカントリーとオンタイム制エンデューロは結構ルールが違います。
クロカンは決まった時間を全員でひたすら走り、一番早いやつを決めるというアメリカンなルール。シンプルですし全員が同じコースを同時にスタートするので迫力があります。
迫力はあるのですが出る方からすると「相手との接触が多く怪我のリスクがある」「相手が邪魔で思い通り走れなかった」等、バイクの運転技術以外にもいろいろ要求されるレースです。
「自分たちのサッカーが出来なかった」
とどこかで聞いたことがありますがそういう事にならず、自分たちのサッカーをすることが出来るレースもあります。それがオンタイム制!
オンタイム制について誤解を恐れずに書くと、
「時間差でみんながスタートしてタイムを計るレース」
です。
もう少し細かく書くと、タイム測定する区間”テスト”とタイム計測不要の移動区間の”リエゾン”があり、テスト+リエゾンを決められた時間内に走る。これで1セット。このセットを何回も繰り返し、テスト区間の合計タイムが速かった人が勝ち!というルール。
時間差で走るのでテスト区間で前の人がスタックしてて走れなかったり、相手の妨害を受けるという事が無い。つまり自分たちのサッカーが出来るわけです。
このルールの面白いのがペナルティがあること。1セットごとにスタートする時間が決まっており、遅くても早くても60秒のペナルティが付きます。なのでどんなに頑張ってテスト区間でライバルより20秒差をつけても、リエゾン区間でスタックして間に合わなかったり、早く到着しすぎてしまうと60秒もプラスされてしまうのです。
レースって熱くて走りに集中しなければいけないのに、このレースではタイムをきにしながらどこか冷静に走ることが求められるルールなのです。
さらに面白いのが、早く到着したらゴールしないでパドックで休憩したりすることができること。レース中に堂々と休憩したりするのもWEXだと信じられないので面白いですね。
なお、Litesではこのルールだとカオスになるとのことで、簡易オンタイム制ということのようです。詳しくは僕もまだわかってないので勉強が必要ですね…。
なおこのオンタイム制はヨーロッパで主流なレース形式。というか”エンデューロ”というジャンル自体がこのオンタイム制エンデューロのことを差すのかなと思いますので、エンデューロやるひとはぜひ一度は出てみてほしいですね。JEC Lites!
オンタイム制についてはウブカタジャパンさんのこの記事がわかりやすかったような…
JECはJNCCと違ってとてもいい印象だった
個人の感想ですが、JNCCのサイトは初心者には見づらくエントリーも一苦労でした。
その点JECは素晴らしい。
JECはイベントごとにブログのページのような1ページにすべての情報を集約してくれているので、
トップページ→JEC Litesリンクをクリック→Litesのイベント一覧から出たいイベントページをクリック→イベント記事へたどり着けます。
またイベント数も多くない為か、トップページの最新更新欄にもJEC Litesのページが有るので1クリックでいけます。
詳しくはわかりませんが初心者でも混乱なく申し込みすることが出来ました。
まぁ、正直に書くとWEXに2回参加したことでJNCCのサイトはもう苦痛なく閲覧、目的のページに行けるようになりましたので今となってはどちらでもいいかなぁという感じです。でも初見では確実にJECの方がいい。
はがきも来るんだぜ?
JNCCなんて「申し込みを受け付けました~ゼッケンは●●です」というメールが1通きて終わりです。
その点JECはちゃんと、ハガキで受け付け通知が送られてきました。
そのハガキはエントリー票も兼ねているので当日持参する必要がありますが、レースに出るならこのくらいしてほしいなって初心者の僕は思ったのでした。
なんていうか、「そうそう!これがほしかった!」という事がJECはすべて出来ているのです。
これが嫌な人もいるのかも知れませんが、僕はこのくらいしっかりしている方がいいなぁと思うのです。
エントリーはCの初心者クラス
エントリーの種類はこんな感じ。
EDR君で出るなら「C-市販車(ビギナー)」ですがEXC君なので「C(ビギナー)」にしました。
なおA,Bクラスはエントリーフィーが1万円。C,女性は8千円なので最初はCでいいんじゃないですかね?
WEXのように走る時間によってコースが違う、ということはないようで、どのクラスも一周約3kmのコース。ただA,Bは6周のところCは5周。WEXでも真ん中以下の僕にはCがよさそうです。
場所は「日野カントリーオフロードランド」
日野と聞いて東京の日野かと期待したのですが、群馬でした。
でもここ、ほとんど埼玉です。
秩父のもうちょっと先で最寄りには上里SAがあります。うちからだと高速道路で1.5時間。下道でも3時間かかりません。
WEXでは高速で5時間かかる長野だったので、このアクセスの良さはGood!
実は知り合いのクローズド系オフローダーの間では去年から何回も「いいぞ」と聞いていた場所。コースも楽しいらしいのですがアクセスもグッドなので今後通いたくなりますね。
EXC君での自走はちょっときついですが知り合いを捕まえてトランポで相乗りしていけばかなりいい感じかと。
なおYoutubeで調べると結構エグイ感じ…これは…
僕は王道のトランポレンタルを往きますね…
今までのWEXでは知り合いと相乗りで現地へ行きましたが今回は予定が合わなかったりで一人。
という事で軽トラのトランポレンタルで逝きます(白目)
まぁトランポを買ったと思えば毎月駐車場代で2万円払う事になるのでそれを考えたら1.4万円なんて安い安い!!安い!!!!
…せめて高速道路は使わないで下道で行こう涙
あと実は一人でバイクをトランポしたことがないので緊張しています。他人任せにしていたツケを払うときが来たようですね。。。
あ、トランポで必要なものはまた別記事で書くつもりです。
前日のエンデューロアカデミーに参加するゾ
「軽トラレンタルでなんで1.4万円もかかるんです?」
って思った方はすごい!この料金は48時間の料金です。
何故かというと、レース前日に行われる「エンデューロアカデミー」も申し込んだから。
大好評のエンデューロアカデミー、モトクロスとエンデューロの両方のライディングに精通するベテランを講師に迎え、中・上級のライダーにはさらなるスキルアップを、ビギナーにはオフロードを安全に速く走るための基本をレクチャーするスクールを開催します。各クラスあわせて 30 名の少数精鋭体制で、1 日たっぷりとスキルアップに汗を流しましょう!
前日に日野カントリーオフロードランドで上記レッスンを受けることが出来るのです。料金は1万円と高いですが、知り合いやブログで調べるとみんな「とても良い」と書かれています。「特に初心者こそ受けることをお勧めする」という言葉が僕の背中を後押ししました。
オフロードバイクってみんな自己流で走っていることが多く、かつバイクに乗りながら出ないと指導してもらう事が難しい。教えてもらう機会は本当に貴重なのですよね。
結構悩みましたがEXC君でちゃんとオフロード走れるようになりたいとも思っているのでいいチャンスだと思い受講してみることにしました。
講 師 鈴木健二(YAMAHA)、渡會修也、野崎史高(YAMAHA)
とのことです。鈴木健二さんは人づてに聞いたことある人だな…確かセローの可能性を引き出してる人。あとはあまり存じ上げないですが調べると皆すごい方ばかり…。
教えてもらった事をどこまでブログに書いていいかはわかりませんがいつも通り怒られたら消す方針で可能な範囲で紹介する予定です!
スケジュールがめっさハードなんですけど…
概要ページを見ていると結構ハード。
朝8時から17時まで…。こんなに走ったら翌日のレースは筋肉痛ですね。。。アミノバイタルやエネルギー補給はしっかりしなきゃ!
でも貧乏性なのでこれだけみっちりやってもらえるスクールはありがたい。元がとれるよう学んでくるぞ~
まとめ
エンデューロ初心者向けのJEC Litesにエントリーしました。
WEXのようなクロスカントリーではなく個別競技のようなオンタイム制エンデューロなのでいろいろ楽しみ。今回は一人でトランポで行くのでその点もドキドキだし、更に前日のエンデューロアカデミーも受講して目指せ圧倒的成長!!
林道ツーリングも行きたいのですが出てみたいイベントもあってなかなか大変ですが楽しく怪我なくやっていきたいですね~
こんな感じ。
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