250cc以上のバイクを個人売買する時に知っておくべき事をまとめた

こんにちは。ぼっちバイカーです。

以下記事で1年半乗ったKTM 690 ENDURO Rを手放すことを書きました。

KTM 690 ENDURO Rを手放し250EXCを買った話

本当にありがたいことに上記記事を読んで僕のEDR君を迎えてもよい、という方から連絡がありました。なんとたった三日間で6人も。初めてでどうやって進めればいいのか戸惑い紆余曲折ありましたが、最終的には無事次の貰い手の方が決まりました。

この時ばっかりはブログをやっていてよかったと思います。特に、整備記録をつけていたのでどこの馬の骨かもわからないバイクよりは安心して頂けたのかも知れません。

引き渡し日も決まり、バイクの最後の整備をしたり個人売買する際の名義変更手続きについていろいろ調べたんで記事にすることにしました。

・・・写真が無いので見づらくて申し訳ないです。

バイク個人売買で調べると業者のサイトばかり

「バイクの個人売買なんて誰かしらやっているだろうし丁寧にまとめられているだろ。」

そう思っている時期が僕にもありました。。。

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調べて上位に表示されているサイトを見ると前半は必要な手続き等書かれているのですが、妙に小難しい。。。そして「個人売買のトラブルは怖いよ!リスクがあるよ!」という強迫が始まり、「バイクを高く買い取り」「名義変更手続き代行」といった宣伝が始まるのです。

おそらく、個人売買しようとした人に知識をあえて難しい風に書いたうえでリスクを伝え、「だったらバイク業者には売るか」とか「代行業者にまかせよう…」とする罠なんです。

実際どのようなリスクがあるのかを見てみましょう。

個人売買でのリスク

ざっと調べたり思いついたリスクはこんなところ。

  • 個人売買後に新オーナーが名義変更をしてくれない
    当て逃げや駐車禁止等した時に、旧オーナーのところへ連絡が来てしまいます。また税金請求書も旧オーナーのところに来てしまいます。
  • 旧オーナーが名義変更の書類をくれない
    バイクが盗難だったり、ワケアリの場合に書類が無いようです。こわE
  • 個人売買後にバイクが動かなくなったりトラブルになった
    手続き云々だけでなく、トラブルになることがあるようです
  • 相手がバイクの代金を支払ってくれない
    会社の飲み会でもなんでも、僕は前払いがいいと思ってます。後から請求ってしずらいですしね。

大きく分けるとこんな感じです。ここでは名義変更についてフォーカスしていきます。

名義変更には二パターンある!

名義変更をどうするかは、相手が信頼できるかどうかで二つの手が取れるようです。

一般的な名義変更する方法

これがよく言われる名義変更方法。旧オーナーは新オーナーへ書類を渡し、新オーナーはそのご平日に陸運局へ行き変更手続きを行います。新オーナーさんがちゃんと変更してくれることを旧オーナーさんは祈ることしかできません。相手を信頼できますか?

信頼が無い場合には、一緒に陸運局へ行って変更手続きをする。という方法が間違いないです。ただ相手が遠方だったりお互い陸運局へ行く日程を調整するのは結構大変ですね。

相手を信頼できるなら問題ないですが信頼できない場合にはこの方法は結構たいへんですね。

廃車して渡す方法

信頼できない場合にはこちらの方がお勧めです。こちらは旧オーナーが一度廃車手続きをしてから新オーナーへバイクを渡し、新オーナーが廃車されたバイクを再登録するのです。

この場合、旧オーナーも廃車手続きをする必要があるし、新オーナーも再登録にお金や手間がかかるのですが、旧オーナーは安心できます。

相手を信頼して楽な手続きか、信頼しないでメンドクサイ手続きをするか。悩むところですが相手によって選べるのはうれしいです。

で、今回僕は相手を信頼する事にして簡単な通常の変更手続きで進めることにしました。まぁちょっと裏技というかトリックを使ったのですが…。これは後ほど説明します。

250cc以上のバイクを個人売買する時に知っておくべき事

バイクの個人売買でも250cc未満と250cc以上では必要な書類や手続きが異なるようです。

今回、僕のバイクは690ccなので250cc以上の手続きに該当しますので「250cc以上のバイクで車検が残っている場合」を書きます。

新オーナーは近所?遠い?

ナンバーですが同じエリアに住んでいるのであればナンバーをそのまま継承することができるようですが、エリアが変わってしまう場合にはナンバー変更が必須となります。

変更手続きは陸運局という国土交通省が運営する拠点ででき、ここで名義変更もできます。

全国の陸運局の検索はここで出来ます。

自動車:全国運輸支局等のご案内 – 国土交通省

バイクの車検が次の6月までにある?

毎年5月ごろにバイクの税金を払いますよね?もし次回の6月までに車検がある場合、あの税金を払った半券が必要なんです。(軽自動車納税証明書という名前だそうです)

あ、僕は捨てちゃいました…

僕は幸い車検は来年の11月なのでセーフ。もし車検が先に来る場合には半券が必要ですが無くした場合には再発行も出来るようです。

ざっくりとした流れ

手続き上だけのやり取りの流れを書きます。なお今回は「ナンバー変更を伴う名義変更」として書きます。そして次回の6月までに車検が無いパターンです。

1.元オーナーにて書類の準備

バイク本体に加えて以下書類を用意します

  • 車検証
    バイクの車検証です。切れてないかもチェック!ローンで購入していると所有者がショップになっている場合があるようです。みておこうね。
  • 譲渡証明書★
    バイクを旧オーナーから新オーナーへ譲渡する事を証明する書類です。印鑑や住所氏名を書きます。
  • 名義変更の委任状★
    一緒に陸運局へいかない場合にはこの委任状が必要です。
  • 自賠責保険証

★はネットでテンプレートをダウンロード・出力出来ます。それぞれ国土交通省のサイトにてテンプレと記入例があります。

上記書類を用意したうえで、当日バイクと一緒に渡しましょう。バイクにはナンバープレートが付いていますね?変更手続きが必要です。

2.新オーナーにて陸運局へ行く

理由は後で書きますが本来は一緒へ陸運局へ行った方が良いです。が平日しかやっていない為行けない人も多いのではないでしょうか。また新オーナーさんが沖縄だったら沖縄まで行かなければいけません。無理ぃ…

一緒に陸運局へ行けない場合には委任状を書いて新オーナーさん一人で行ってもらうことになります。

公式の説明ページは国土交通省の以下ページです

http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/toroku/trk04.htm

バイク名義変更に必要なアイテムは以下です。

  • 上で受け取った書類(譲渡証明書・委任状・車検証・自賠)
  • 旧ナンバープレート
  • 申請書
    陸運局でもらい記入します。旧オーナーの情報を書きます。印鑑を押すところもがあるので旧オーナーが書いた方がよさそうですが、委任状がある場合には苗字のサインか100円均一のハンコでもよいようですので代理で書いてしまってよいのだと思います。。陸運局に確認してみましょう。
  • 手数料納付書
    手数料を支払うともらえるようです。
  • 軽自動車税申告書
    陸運局でもらい記入します。自動車税の切り替えの書類です。
  • 住民票(三か月以内)
  • 新オーナーの印鑑

3.あとは陸運局へ行ってどうすればいいか聞こう

いくつかその場で書かなければいけない書類がありますが陸運局の方が親切に教えて下さるそうなので聞いてみましょう。書類が全て揃っていれば後はフォーマットへの書き方も含めて教えてくれるようですよ。

相手は信用できる?できない?

個人売買自体の手続きは実はそれほど大変ではないと思います。

一番難しいのが「新オーナーさんを信頼できるか」です。

友人等の場合には気軽に連絡が取れますが、ネットやしらない方へ譲渡した場合には相手がちゃんと名義変更手続きをやってくれたか心配になると思います。

譲渡して一年後、ホモコップから「交通事故で当て逃げしたバイクのナンバーを見て連絡しました~」なんて電話が来たら震えますよね?あと重量税の請求書が送られてくるケースもあるようです。

法的には「譲渡しようが何しようが名義変更されない限り責任は自分につく」らしい。旧オーナーが責任を持って名義変更させるよう動きましょう。

僕は廃車手続きをしなかった

途中で書きましたが、僕は廃車手続きはせずに、相手を信頼して相手に名義変更手続きを実施して頂く方法を選択しました。理由は、今回お譲りする方が大変熱心で少ないやり取りではありましたが信頼できると感じた、という事があります。

とはいえ勿論保険は欲しいです。なので裏技というかちょっとした条件を考えました。

それは、「新オーナーは●万円を旧オーナーへ預け、新オーナの変更手続きが完了したら旧オーナーが●万円を返す」方法。

金額は自賠責保険の変更がされずに僕が支払う事になってもお金で解決できるくらいプラスアルファ。気持ち的には駐車禁止等で請求がきても損しない金額がいいかなと思います。

たぶん誰もが変更手続きをしたくないわけではなく、単にちょっとめんどくさかったり時間が取れなかったからだと思うのです。でも自分のお金は取り返したいのがふつうですよね。という事で相手を信頼していないわけではないですが保険として条件を付けさせて頂いたのでした。

まとめ

色々書いてきましたが、まだ手続きはこれからなのでうまくできるかどうかはわかりません。また何かわかったり気づきがあったら追記したいと思います。

排気量が250cc以上で車検が次の6月までにないのであれば、旧オーナーは新たに二枚の書類を用意して渡してあげればOKです。相手が信頼できなさそうなら廃車手続きをやろう。新オーナーさんは陸運局へ書類を持ってさえいけば後は現地の方に聞けば教えてもらえるようですよ。あとは相手から大目にお金を受け取って変更手続きが完了したら返金する、という方法も場合によっては有効かも知れないよ。っていう話でした。

僕と同じようにバイク買い取りや代行業者の罠サイトで困った人の役に立てたらこれ以上にうれしいことはありません。

こんな感じ。

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