こんにちは。ぼっちバイカーです。
昨日の記事で、僕のKTM 690 ENDURO Rから急に異音がすることに気がついた話を書きました。
エンジンをかけるとカランカランと鳴る。でもこけたりしてないのに。。。
で不安なので速攻レッカーしてもらい、ディーラーさんに見てもらいました。
その日のうちにディーラーからメールが。
原因がわかったので修理したよ、とのこと。早い!
原因は書かれていなかったので受け取りの時に聞くことにしよう!
ということで、、、
ディーラーへEDRくんとリス君をお迎え
月曜日はお店の定休日だった為火曜日の今日、仕事を早めに切り上げてディーラーへ車両のピックアップへ行って来ました!
EDR君、リス君、待ってろよ?
…
お店に入るといつものメカニックさんでなく、店長さんがお出迎えしてくださいました。
「KTM690ccのLC4エンジンは頑丈ですよ!」
これは、僕がまだEDRを買うか迷っていた時に背中を押してくれた店長さんが教えてくれた言葉です。
そしてEDR君との再会を祝いつつ、早速お話スタート。
店長さんの第一声は、
「よく気づきましたね?」
でした。
何が壊れたの?
テンパりつつ話を聞くと、こんな感じ。
僕「け、結局何が悪かったのでしょうか」
デ「クラッチのネジです!」
僕「クラッチですか!」
デ「クラッチのネジが緩んでてガタガタしていたんですよ?。早く気づいて頂けてよかった。確認しましたが傷などはついていませんでした。ご安心ください」
僕「まぁ…エンジン音には常に耳を傾けていますから!(キリッ」
デ「このまま放置していたらひどいことになって最悪エンジンオーバーホールするところでしたよ?本当に気づいてくださってありがとうございました」
僕「…(オーバーホールにならなくってよかった)」
デ「国産車で慣れている方なんかだとエンジン音とか気にしない方も多いし、音も気にせずにそのまま乗って壊れてからクレームされることも最悪ありますしね…」
僕「国産バイクでこんなことまずなさそうですよねw」
デ「ですですw」
僕「でもKTMかっこいいから・・・」
こんな感じ。
原因はクラッチのネジだった!!
ちなみにクラッチの構造をよくわかってないので質問できませんでしたが、ネジがどこに使われているのかを調べてみました。
エンジンパーツリストのクラッチ
ネジっぽいのは・・・
この6本
※1は4本ある
あとこの3本
この9本のネジのどれかですね(適当)
話を聞く時に教えてもらおうと思い、一応腰上のパーツリストは印刷して持って行ったのですが、まさかクラッチ側だとは思わず。。。予習不足でした。
どのネジかなんて口頭じゃわからないですしね。
もしLC4をご自身で整備される方は是非これらのネジの締め付けはチェックですね!
ネジが緩んだそもそもの原因は?
これをわかってないとまた発生可能性があります。
僕「で、ネジが緩んだ原因はなんなのでしょうか」
デ「690ccの単気筒なので振動がすごいということやクラッチは暑くなったり冷えたりするので変化が激しいんです。ただ、一番の原因はもともとのネジロックが甘かったんだと思います」
僕「再発の可能性はありますか?」
デ「いや!強力なネジロックで止めておいたので大丈夫だと思いますよ!」
僕「やったぜ」
ということで協力なネジロックでがっちり留めましょう!690の単気筒の振動はそれは激しいのです。
お金は保証内でした
微妙なラインでのお話は僕は書かないつもりでいましたが、今回は「当たり前ですが保証で対応です」と言っていたけたので100人が同じ不具合でも100人が保証を受けれる内容だと判断して書きます。
「690のLC4エンジンでクラッチの異音がした場合には保証期間内なら無償で対応してくれるはずです!」
KTMオフロードカレンダーゲット!
お話はすぐに終了したのですが、意味深にカウンターに置いてあったKTMカレンダーの山を発見。実はTwitterで話題になっていて、「お店から送ってきた?」とか「お店でもらった?」とかちょくちょく見ていたのですよね。
僕には送られてこなかったし、まだまだKTM愛が足りないのか・・・。と思っていたのでした。
タイミングを見計らって・・・
僕「あ、カレンダーがある!(迫真) いただいても?」
デ「いいですよ?持って行ってください?」
ということで、カレンダーゲット!!
会社に起きたいけど置いたらバイク乗っているのバレるので自重しておこう・・
お家に帰ろう・・・
原因もわかったし、保証対応でしかもカレンダーもいただけてホクホクしながらさよならと挨拶。
エンジンをかけていただくと、前の違い静かに「カカカカカカカカ」という音が!
これこれ!この音です!この音をよく覚えておこう。。。
というのも、一番大きいバックパックに入るのがこのヘルメットだけだったのです・・・。今後はレッカーの時にメットも渡すようにしよう(戒め)
寒い日はフルフェイス最高だな・・・
LC4エンジンは頑丈ですよね?店長さん!
店長さんは忘れているだろうけど、僕は忘れていません。
帰り際にスモールトーク。
僕「大きな故障じゃなくてよかったです!LC4エンジンは頑丈なんですよね!」
デ「690のLC4エンジンはオイル管理とバルブクリアランスなどの定期メンテしておけばまず壊れないのでまだまだ楽しめますよ!」
僕「690はまだまだ楽しめる!」
デ「でもまた何が変化があったらご相談くださいね?」
僕「わかりました?」
うん。その言葉が聞けてすごく安心。これからも面倒はみつつも信頼して付き合っていきたいです。ディーラーもバイクもね!!
聴き比べ選手権
修理作業後の動画を撮影しました。同じ場所で撮影したので比較的環境は同じはず。
あなたは違いがわかるかな?違いがわかる人はKTMに乗る資格が僕から与えられます。
↑ビフォー
↓アフター
KTM 690 ENDURO R エンジンから異音(修理作業後)
KTM(外車)は故障が多い!?
多分今回の一件で、このブログの読者の皆さんやTwitterで僕をフォローしている人は
「やっぱりKTMって壊れるんだなぁ」
「頑丈なLC4エンジンも壊れるんだなぁ」
と思う方でしょう。
まぁ壊れたって言えば壊れてますが、、、
確かに1万キロで自走できない状態(実際にはできるけど音が気になって無理)になるのはインパクトが大きいです。でも、お金も今回はかかってないですし、すぐに治ったのでバイク自体はこれからも楽しめる不具合です。
変な話ですが今回の一件でまたEDR君のことを知ることができましたし、さらに愛着が湧いてしまいましたw
「外車は日本車とは違うところに重きを置いている」とよく聞きます。
日本車はメンテナンスフリーで乗ったりしてもフールセーフが強いのでなんとか動いちゃうし文句がない減点評価。外車は乗り手が気をつかって正しく乗ってあげないといけない手間がかかるけど可愛い加点評価。
今ならこの意味もわかる気がします。
壊れない方がありがたいですが、使い方やバイクのことをちゃんと知ることもバイクライフの一環として楽しめる人なら、KTM(外車)はそんなに怖がらなくてもいいんだよ!って!
(外車で通勤はかなりチャレンジングなので予備のバイクも買おう)
ということで今回の一件で最初は凹んだけど結果的にはいい感じで終わり、EDR君との思い出がまた一つできたのでした。
明日から2月!調子も良くなったところだし、ツーリング待ったなし!(今週末は家族サービスです)
こんな感じ。