こんにちは。ぼっちバイカーです。
タイトルの通りGoPro Hero 4 Session を購入して約1TB分ビデオを撮影しました。そしてYouTubeに動画を30本アップロードしたので改めてGoPro Hero 4 Sessionのインプレッションをします。
僕の撮影して編集してアップした動画は以下YouTubeチャンネルをみてください。
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早速インプレッション!!!!!
の前に・・・
GoPro Hero Sessionでは4と5どちらを買うべき?
先にこの質問に回答します。僕は1年前に購入したGoPro Hero Sessionはこれ。
アタッチメント全部入り。もう絶版になっているので値段が高騰していますが僕は2.7万円くらいで買いました。
GoPro Hero4 Session の CHDHS-101-JPというGoPro HERO セッションの初代のアクションカム。そして2017年1月現在ではGoPro Hero 5 Sessionが最新です。
たまに「いまGoPro Hero Session買うなら5じゃなくて4でもいい?」と聞かれるのでお答えします。
絶対に5を買うべき
多少4が安かったとしても是非頑張って5を買った方が絶対に幸せになれます。
なぜかって?
GoPro Hero 5 Sessionは外部マイクが使えるから
4と5の違いとして調べると「手ぶれ補正」「音声コントロール」「4K対応」などが出てくると思いますが、僕が一番良いと思った部分は別のところにあります。それは
「外部マイクを使えるかどうか」
というのも、GoPro Hero 4 Sessionは外部マイクを使うことができません。これはSessionの充電端子が他のGoPro製品と異なっているから。なおオプションパーツが出ていません涙。
しかし5 Sessionでは外部マイクの端子が他のGoProと同じ為、GoOro用の外部マイクアタッチメントを購入することで外部マイクがフツーに使えます。(ただし防水性能は消える)
後で詳しく書きますが、Sessionのデュアルマイクシステムは優秀ですが外付けマイクにはかないません。あとからどうすることもできないのでこの一点だけでも5を買うべきです。もちろん手ぶれ補正があると映像は綺麗になるでしょうし、正直買い換えたいですよ(キレ
外付けマイクのアタッチメント
もちろんお値段は4に比べたら高いです。でも、だったら一ヶ月だけ買うのを我慢してご飯を減らすなどして頑張ってお金を浮かせ、そのお金で5を買った方がいいと声を大にして伝えたいです。
ということで今ならGoPro Hero 5 Sessionを頑張って買おう。
Sessionってどうなの?っという観点で書きます
GoPro Hero 4 Sessionのインプレではありますが、GoPro Hero 5 Sessionの購入を検討している人も参考になると思います。4と5で共通している部分は多いですし、GoProとSessionの違いという観点で書いていきます。
具体的には以下です。(GoPro Hero 4 Sessionと書くのが大変なのでここからはSessionと書きます)
- Sessionはバイクに向いているの?
- Sessionでのおすすめマウント方法
- どういう時にSessionを買ってよかったと思った?
- 通常のGoProとSessionではどちらを買うのが正解?
- またGoProを買うとしたら何を買う?
ではインプレ本編です!(ここまでですでに2000文字)
Sessionはバイクに向いているのか
バイクでSessionを使う場合に向いている部分と向いていない部分があったのでご紹介。
Sessionがバイクに向いている部分
GoProはいわゆるアクションカムなのでスポーツユースをもとに考えられています。「軽くてシンプル」と「映像や音が綺麗」という相反するニーズがあるのでどちらに重きをおくのかは各社それぞれですがGoProは割とオールマイティですのであまり考える必要はありません。PVにもバイク映像が映っているのでバイクのことも考えられているはず。
スポーツの中でもバイクはダントツで移動速度が速く運転中にちょこちょこ調整することが難しい。自分のバイクやヘルメットに合ったマウンター探しから始まり、微妙なカメラアングルを決めたりと実は買ってからも研究が必要なんです。
通常はスマホと連動させてカメラアングルを確認しながら調整したりするのかとおもますが普通のGoProのマウンタって案外調整が大変です。
それに比べてSessionはお手軽に、でもバイクでもしっかり使えます。
具体的には以下二点で楽!
1. アングル調整が楽
Sessionの形を生かしたフレームやバックルは、Sessionの売りの一つ。
「コンパクトフレーム」と「ボールジェイントバックル」がミソで、この二点を調整することで簡単に好きなアングルを作り出すことができます。
コンパクトフレームはカメラのフレームですがネジを緩めればこのように180度ほど角度を調整できます。
普通のGoProでこれをやろうとするとアタッチメントが増えるのでかさばるし振動もひどくなるらしいのでここはSessionが得意な領域と言えます。
例えば海岸線を走っていてふと横(左)の海を撮影したくなった時。Sessionならコンパクトフレームのネジを緩めて90度左に向けてあげれば走りながらでも横を撮影したりすることができます!
さらにボールジョイントバックルがあれば運転中でもカメラの角度を微調整できます。
例えば「もうちょっと下を写したい」と思った時にネジを緩めずにSessionを鷲掴みしてグリッと下に向ければOKなんです。
これらは結構便利で助かってますしアングル調整でSessionは優秀だと感じます。コンパクトな分手軽に扱うことができるのは魅力です。
僕の購入した初期Sessionではコンパクトフレーム・ボールジョイントバックル共に同梱されていましたが、現在のSessionには同梱されていないようです。別売りとはいえSessionを持っているなら絶対使ったほうがいいと思うので持っていない方は是非買って使って欲しいアイテム。
逆にこれ買わないならSessionは使う旨味はだいぶ減ります。
2. デュアルマイクもそれなりに使える
Sessionのマイクはデュアルマイクシステムでマイクが前後にあるのです。普段は前のマイクが使われており風切音を検知するとすかさず後方マイクへ切り替えてくれます。
僕の場合ですが60km/hあたりからビュービュー風切音が入ってきて後方マイクへ切り替わります。そして80-100km/hあたりだと後方マイクでも風切音が入ります。
音についてはマウント位置によって印象や風切音が入るタイミングが変わるので必ずではありませんがご参考まで。
なおデメリットもありますので向いていない理由をお読みください。
3. グローブ越しでも録画ボタンが押しやすい
ボタンが押しやすい。というのは大切です。
なぜならバイクではグローブをしているのでボタンを押した感触が伝わりにくいからです。夏用ならまだしも冬用のグローブでも録画ボタンを押せるかどうかは結構重要なポイント。でもこれを試すことってなかなかできません。
GoPro Hero 5は触った事がないのでコメントは控えますがSonyのアクションカムであるHDR-AS300はボタンが多く、かつ押した時の感覚が悪いと感じました。その点Sessionはボタンが一つなので見なくても押し間違いはないし、グローブ越しでもちゃんとボタンを押す事ができるクリック感があります。
これは個人的な感想なので是非皆さんもお店で試してみてください。Sessionのフツーに押せる感じはバイク運転中はありがたかったりするものです。
Sessionがバイクに向かない部分
Sessionがバイクに向かない部分もあるなと感じました。
1. 斜めを向くと風切音がすごい
「バイクに向いている部分」としてデュアルマイクシステムについて書きました。がこれはあくまでGoProがまっすぐ向いて走っている場合の話。これが進行方向に向かって斜めに向いていると横風を受けて風切音が一気に入ってきます。もうがっつりと・・・
例えばバイクだとコーナーを曲がるときにコーナーの出口に顔を向ける人も多いのではないでしょうか。その場合進行方向に向かって斜めを向くことになるため峠道のコーナーは全て風切音が入ってしまう、ということを意味しています。
僕はオフロードバイクでブロックタイヤなので峠を攻めるような走りは怖くてできません。そのため動画はないのですが、海外のSS乗りがSessionを使って高速コーナーを攻めている動画を見たことがあり、見事にコーナーでは風切音でガガガg−ーと音がなっていました。せっかくの映像も音のせいで台無しだなぁという印象。
参考になるか疑問ですが高速道路を走った時の動画をアップしてみました。
GoPro Hero 4 Session wind noise
風切音が14秒あたりから消えたのは後方マイクに切り替わったためです。また振り返ると横風を受けるので風切音でガガガーとなっているのがわかるかと思います。
なのである程度の速度までは風切り音もないですが細かいことを機にするなら外部マイクを使いましょう。
2. バッテリ交換ができない
バッテリが取り外せないため普通のGoProのようにバッテリ交換できません。
これはSessionを検討する上でよく言われるデメリットのひとつ。僕は32GBのSDカードを使用しており大抵32GB撮り終える前にSessionが先に電池切れになってしまいます。午前中ツーリングで15GBほど撮影すると午後撮影し始めて少しするとバッテリが切れる感じ。
対策として僕がやっていることをご紹介します。
僕はモバイルバッテリーを持ち歩き、お昼ご飯の時にSessionを充電するようにしています。お昼に充電すれば1日普通に使えますし、その時にSDカードも交換しておけばたくさん撮影できます。
バッテリ交換はできないという癖がありますが弱点がわかっているなら運用でカバーすればいいんです。それにSessionは録画しながらでも充電できるのでどうしてもバッテリを切らしたくない人は充電しながら走る、ということも可能です。でもケーブルだらけのSessinを使うくらいなら最初からGoProを買ったほうがいいでしょうね。
なのでよく聞く「サブ的に使うならSessionを使うのはあり」と聞くのはそういうところからだと思います。
Sessionでのお勧めマウント方法は
GoProのヘルメットマウント場所といえばたいてい「メットのてっぺん」「メットの横」「おでこの部分」がよく見られますが、僕は「口元マウント」をお勧めしています。
1:てっぺん 2:横 3:おでこ 4: 口元
バイク本体に取り付けるとどうしても単調でドライブレコーダーみたいになってしまいます。ハンドルを写すことで躍動感が出ますし、カメラ→ハンドル→道の先が一直線上にあるので映像としても見応えがあるアングルとなると、チェストマウントが最強だと思っています。でもチェストマウントはお高い(それにホモって言われる)ので口元、というわけです。メットのてっぺんやおでこマウントだと視界が高すぎてハンドル周りと道の両立が難しい。横マウントだとヘルメットや目・鼻が映り込むリスクがある。という消極的な理由でもあります。
口元マウント
ヘルメットの種類によっては難しいかもしれませんが口元は是非一度検討して欲しいです。
どういう時にSessionを買ってよかったと思った?
Sessionを購入したばかりの時は「カメラ買ったしガシガシ撮影するぞ〜」っという感じですが、数ヶ月すると結構飽きます。なぜかというとめんどくさいから。
撮影するのはいいのですが、そのあとが面倒くさいのですよね。この辺りは好き好きだと思いますが僕は面倒くさいです。
まずPCを引っ張りだしてきて起動し、GoProのSDカードを取り出して動画をインポート。その後動画を全て選択してGoProStudioを起動しつつプロジェクト作成。そこから全動画を見返しつつ動画にしたい映像をピックアップ。編集できる拡張子 .mp4にコンバート(僕の古いMacBookだと結構時間かかる)。ここまででも1-3時間位かかります。さらに動画編集はノッてる時でも2時間、ダメダメだと3-4時間くらいかかります。そこからさらにYouTubeにアップロードしたりします。アップじのコメントやブログへのリンクなどこの辺りも地味に時間がかかるんですよね。
上記作業を2-3回やるとめんどくさくなってくる。こういう人は多いんじゃないかな。
撮影した動画を見返したら楽しいのでしょうが、時間がかかるし僕は1回くらいしか見返したことがありませんね。
なんだっけ?ああ、買ってよかった時のことですよね。
これだけめんどくさいのですが、動画を撮影している時に面白いことが起こったり、ブログ記事に動画を載せることで少しでもツーリングの良さを伝えられるのは本当にいいなぁって思います。
録画したデータを見返すことはほぼないですがYouTubeへアップした動画はチョコチョコ見返したりします。あとは他の人から動画をアップした時に「ありがと〜」って言ってもらえると作ってよかったなぁって思いますね。
あとは動画から静止画も切り出せるので写真を撮らなくても画像として残せるのも安心です。
あとはカメラを回している時に何か事件が起きてくれるとブログのネタにもなるし、ブロガーならいろいろ使えるでしょうね。
これは未だに再生回数がぐるぐる回ってます(荒れてて怖E)
通常のGoProとSessionではどちらを買うのが正解?
この質問、よく受けます。ちょっと日和ってしまいますが、
「何をしたいか、どんなバイクに乗ってるかで選ぼう」
が正解ですね(当たり前)
僕は質問を受けたときに以下のように回答しています。
「長時間撮影したり撮影アングルをがっちり決めてクオリティの高い映像を撮りたいなら普通のGoPro。お手軽にでもそれなりにしっかりバイク動画を撮影したいならSession」
デメリットのパートで書きましたがバッテリ交換ができないため長時間撮影し続けるのが難しいです。充電しながら撮影することも可能ですが使い勝手が売りのSessionなのに売りが一つ消えることになります。
普通のGoProの方がオプション品も多くバッテリ問題もありません。それに撮影モードも豊富だし、GoPro Hero5では防水にも対応されたのでオフロードユースでもケースを買わなくても濡れるシチュエーションでも問題なく使うことができそうです。
でもね?
GoPro 5 Blackじゃお値段も高いし「そんなにたくさん撮影するの?」と聞きたいです。
アクションカム初心者にこそSessionは向いている
僕は1080sで32GBほど撮影していますがちょうど1日のツーリングで美味しいところを含んだ前後15分が5セットほど撮影できます。僕は普段4分くらいの曲に合わせて動画を切り張り編集するので実はもっと見せたいシーンがたくさんあったりします。つまり録画データはもう十分なんです。これが毎回のツーリングで64GBもデータがあるとまず全部チェックするだけでも一苦労ですし動画データの保管も結構厳しいです。
なのでツーリング用途で使うなら32GBが必要十分というのが僕の持論。そして32GB撮影できるだけのバッテリがあれば問題ないのです。(Sessionはちょっと足りないので途中で充電しないと30GBくらいしか撮影できないですが・・・)
シンプルな方がたくさん使う
理想と現実、じゃあないですが動画編集が好きな人以外は「なるべくシンプルで悩まないよう選択肢を絞る」ことがバイクとアクションカムライフをエンジョイできるコツなんじゃないかと思います。4k画質で12時間分の映像データとか絶対編集したくないし多分満足できる動画を作るのには2週間くらい掛かりそう。
ということで「そこそこクオリティだけどお手軽」というのは2台目よりもむしろアクションカム初心者にこそ向いているのです。シンプルで余計な選択肢がないのでやるべきことが決まり、動画の編集やブログの執筆に集中できますし、Session以上にこだわった使い方をしたい時はGoPro Blackシリーズへクラスチェンジする方が幸せだと思います。
Session君は少し頼りないけど身近で使いやすい相棒なんです。
オフロードバイク乗りにはオススメ!
オフロード走行だとスピードはあまり出しません。なので風切り音も心配する必要は無いですし、転んだりした時もSessionの方が軽くて小さいので被害が少ないはずです。
がオンロードバイク、特にリッターバイクの場合には風切り音が入ってしまう機会も多くちょっとテンションが下がってしまうかもしれません。なのでオンロードバイク乗りなら外付けマイクがあった方がいいです。そして外付けマイク使うならSessionである必要がないので素直に普通のGoProをかった方が幸せになります。
またGoProを買うとしたら何を買う?
買い増しということあったら僕はこれが欲しい。
Karma
というのは冗談ですがSessionが壊れたならGoPro Hero 5 Sessionを買いますし、今の知識のまま1年前に戻ったとしてもSessionを買うと思います。
上記で書いた通り、僕にとって動画はバイク生活をエンジョイするための1要素に過ぎません。報道陣でもYouTuberでもないのでクオリティはそこそこでいかに早く動画を作れるかやネタ的に面白い動画をさっと撮影できるかが肝になってきます。そしてSessionは僕のようなバイカーにとっては最適なんです。
が、YouTuberを目指したり動画編集ソフトも用意してがっつり車載動画作るぞ!ということになったらGoPro Hero5 Black Edition買うと思います。
!追記!今なら型落ちしたHERO7 Blackがコスパ高いです。
もちろんKarma(ドローン)も!
僕が安物のアクションカムを選ばなかった理由
番外編ですが、流れついでに。。。
よくあるのが中国製のアクションカム。安いしダメ元で購入された方も結構いるんじゃないかともいます。中には「マウントキットにおまけでカメラ本体が付いている」と割り切っている人もいるくらいです。
もちろん安い方が嬉しいのですが、多分僕は安くて使いづらいものを買ったらここまで動画をアップできなかったと思います。なぜなら、昔から僕はそうだから。
安くて捨ててもいいもので趣味を始めるとたいてい面倒さくてやらなくなるんです。ある程度高いものを買うと「元を取る」じゃないですがガシガシ使う傾向があります。ようはサボり癖があるってこと。なので普通に安くても工夫して使える方は安い中国アクションカムで何の問題もないと思います。実際映像の違いとか僕にはわかりません。
僕が定期的にツーリングから一週間以内には動画を完成させてアップできているのは、元を取るため、という貧乏根性となるべく労力が少ないよう作られているGoProのおかげ。(モトブロガーや車載動画配信者でなく)アクションカムを買ったブロガーの中では割と動画アップもできているしGoProを活用できていると自分では思っています。
いわゆるお手軽編集からがっつり編集するように変わるとSessionだと物足りないなどあるのかもしれませんが少なくとも今の僕には不満は全くないのです。
これからも楽しく動画を撮影・投稿するのにはSession君が活躍してくれるでしょう。
2TBめざしつつ、あくまでバイク生活を充実させるためということを忘れないよう動画撮影を楽しんでいきます。
こんな感じ。
購入を決めた理由や使ったばかりの頃のインプレは以下記事を読んでいただくと良いかも知れません。こっちの方が詳しく細かいインプレが書かれています。