こんにちは。ぼっちバイカーです。
タイトルの通り、KTM 690 ENDURO Rの新しいオフロードタイヤを調達しました。
今回は安くてそこそこ本格的なタイヤ、です!
次のタイヤで迷っていた
今まで僕はフロントが”ミシュラン S12 XC”、リアが”IRC TR-011 TOURIST”というブロックタイヤとトライアルタイヤの組み合わせで遊んでいました。いいタイヤ。
そして次のブロックタイヤについて悩んでいました。
というのもIRCツーリストはまだまだ山が残っており使うことができるのですが、グリップ力がありすぎて僕のKTM 690 ENDURO Rだと捲れる危険性も多くタイヤ性能に助けられているだけ、もう少し普通のブロックタイヤで練習というか楽しみたいと思っていたのです。
と言うことでツーリストは一旦お休みして新しいブロックタイヤを気分一新。前後調達することにしたのでした。
その為にまだ山があったブロックタイヤは廃棄しました。
で、次のタイヤの候補を考えました。
デュアルパーパス向けのタイヤは持ちはいいんだろうけどちょっとつまらない。でも本格的なブロックタイヤはお値段高いし自分にはオーバースペックで使いこなせずに終了する可能性が高い。
ということで「エンデューロレースに出れるレベルでかつなるべく安いブロックタイヤ」を探しました。できればなるべくビッグオフのことも考慮してくれて長持ちしてくれるタイヤを・・・
・・・その結果がビーラバーでした。
VeeRubber(ビーラバー)ってなによ?
ビーラバーはタイ王国のVeeRubber社のこと。タイのタイヤってなんぼのもの?

幅広い種類のタイヤを作ってます
Vee Rubber| vehicle tires, motorcycle tires, bicycle tires , truck and biass tires
日本ではあまり見ないメーカーです。少なくとも僕は知りませんでした。
なお、日本だとGoogle検索で一番最初にヒットするのは「木下電機」さん。
ビーラバーのタイヤを輸入・販売されています。
タイの自社農園の良質な天然ゴムを贅沢に使われているそうです。この説明文、なぜかちょっと面白いんですよねw
木下電機さんとの出会い
実は僕は木下電機さんとはお会いしたことがあるんですよね。
それは、この時。
この記事を書いたのは223日前。あれからそんなに経過したのか・・・(驚嘆)
Twitterで募集していた「モタードとかオフ車初心者が集まってモトクロスコースで泥んこ遊びしよう」みたいな企画で、こういうイベントに参加するのは初めてでとても緊張していたのを覚えています。
当日、朝到着すると案の定「みんなトランポでナンバーが付いていないオフロードバイク」を当たり前のように出し始めたことは今でも忘れません。次走できていたのは僕とセローの人(14万キロくらい走ったとか言っている人だった)だけ。しかもセローの人はコース走らないという謎の事態。
朝集合して早々レーサーに混じってビッグオフで参加してしまった僕は早くも後悔の念や居場所の無さを感じ、正直逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。(別にトランポできた方が冷たかったという話ではなく単に萎縮してしまったという話)
そんな中、ビッグオフの自走野郎である僕にもフツーに話しかけてくれるおじさん(失礼?)が木下電機さんでした。
僕にもわかりやすい言葉でタイヤについて教えてくださったり実際にタイヤ交換の方法をみんなに教えてくれたり(飯のタネなのに惜しげもなくコツや便利アイテムを教えてくれた)、モトクロスコースの先導をしてくれたり。おかげで他の皆さんとも共通の話題ができ、1日楽しく過ごすことができたのでした。ビッグオフにも昔乗っていたということでビッグオフの乗り方やオフ車の基礎も教えてくれ、その内容は今でも実践しています。
ちなみに僕のバイクでのお手本も見せてくれた動画がこれ!!
その後も、5時間耐久エンデューロでもタイヤの選定や大人数での参加について色々と相談に乗ってもらったりもしていました。(木下電機さんは5時間耐久エンデューロの主催)
残念ながらこのイベントは大雨による土砂崩れで中止となってしまいましたが・・・。
ということで木下電機さんには本当にいろいろお世話になっていたのですよ!
あれ?何の話だっけ?あぁ、タイヤですタイヤ!
ビーラバーを選んだ5つの理由
選定理由は以下です。
理由1.安い!安い!安い!
オフロードタイヤ、特にブロックタイヤは溝が広いほど磨耗が激しくあっという間になくなります。
いいタイヤは走破性が上がりますが耐久性が劇的に上がることは無いので消耗品。タイヤの違いがわからない僕にとっては安いというのは重要なファクターです。
理由2.本格的なエンデューロタイヤ!
安いタイヤなら他にもありますが、このタイヤはエンデューロ(クロスカントリー?)団体であるJNCC(Japan National Cross-Country)も使用を認めているレースで使えるタイヤです。
レースのレギュレーションの意図には色々ありますが、JNCCではどちらかというと「安全か」「レースで結果を残すポテンシャルがあるか」「初心者ライダーが使っても問題ないか」みたいな基準で決めているとどこかで読んだ事があります。
つまりこのタイヤは最高ではない可能性もありますが、少なくとも「安かろう悪かろうではない」という事です。
理由3.公道走行可能
モトクロスやエンデューロ等のレース用タイヤでよくあるのが「公道走行不可なタイヤ」。
これはブロックの高さやそもそも走行試験をしていないなどあります。が実際には、知り合いでも公道走行不可なタイヤを履いて公道を走って林道遊びしている人も知ってます。ブログやSNSで堂々と「公道走行不可能タイヤを履いてます!」と宣言しない限りはきづかれることはないでしょうし、転倒等も含めて自己責任という事になるのかな。
あ、ブログをやっている僕は「公道走行可能なタイヤを履いています!」と宣言できるタイヤを今回選びました。FIM認証付きで安心。
理由4.ハイパワーなビッグオフ向けのタイヤがある!
普通ブロックタイヤのリアは幅120が主流です。理由は125/250ccオフロードバイクのリアタイヤが大抵このサイズだからです。
でも僕の乗っているKTM 690 ENDURO Rはタイヤ幅140。
多分ビッグオフでリア18インチホイールだと大抵140だと思います。人気のアフリカツインも確か同じ140/80-18だったはず。パワーがある分、幅が広くなるのですね。
上記エントリでお勉強した通りホイールはインチさえ合えばタイヤ幅は関係なく履く事ができます。
という事で本格的なタイヤは大体120なので僕は今まで120のタイヤを無理やり履いていたのです。(140対応のタイヤはデュアルパーパス向けがほとんど)
しかし!ビーラバーのタイヤではビッグオフ用の140があります。名前もVRM-211 B。BはビッグオフのBかな?
僕のバイクは本来140で設計されているので僕のバイクの為のタイヤ、と言っても過言ではありません。
理由5.木下電機さんにはお世話になったから!
色々お世話になってばかりの僕ができることはタイヤを買うことくらい。
たぶん知り合っていなかったらビーラバーを知ることもなかったですしもしどこかで目に触れてもここまで真剣に検討しなかったと思います。ビーラバーについては履いてからのお楽しみですが木下電機さんは(少なくとも僕にとっては)間違いなく素晴らしい方なのでそこが決め手でした。
・・・なんだか崇め祭りすぎて胡散臭くなってきましたがお金とかもらっていないのでステルスでもダイレクトマーケティングでもないのでご安心を。
今回購入したものは?
前置きで3000文字も書いてしまいましたが今回購入したのはVRM-211シリーズです。

VRM-211は生粋のエンデューロタイヤ
谷地からフラットダートまでコントローラブル。
140サイズ 211Bはタイヤ剛性があるのでビッグバイクにもオススメ!
120サイズはセローやSL230で装着出来ます。
公道走行可能 Eマーク付き。
との事です。ワクワク!
トドイタゾー!
届きましたよ~~
僕は過去に1度しかタイヤを購入したことがありませんが、ミシュランのタイヤをウェビックで購入した時はタイヤの中にこんな段ボールのスペーサーはありませんでした。潰れないようにする工夫かな?こういう細かい所は割と気にする方なのでうれしい。
実は、一緒にこれを注文。
同じくお世話になっている石原商店 うなぎ工房さんが開発されたうなぢるです。一本目がそろそろ半分くらいになってきたので念のため注文しておきました。これで安心してバシバシ使えます。
うなぢるとビーラバーのステッカーを頂きました。そろそろ僕のバイクもステッカーチューンするかなぁ。
タイヤ交換スタート!
全行程は書きませんが久々にタイヤ交換手順のを書いてみます。といってもワンポイントのみですが、エッセンスだけでも・・・
細かいところは以下を読んでください。
リアタイヤ交換から!
あ、そうだ(唐突)
今回は140のタイヤという事とツーリスト程空気を抜かない運用してみるつもりなのでビードストッパーを取り付けませんでした。(手抜きじゃないよ?)
そのかわり(?)タイヤ幅140に合わせた新しいヘビーチューブを購入しました。今までのタイヤはタイヤ幅120だったので140のタイヤだとちょっと小さいのです。タイヤ幅に合わせてチューブは買いましょうね!
・・・そしてリアスプロケットを外します
タイヤを外している時にも思っていたのですがちゃんとアクスルシャフトからベアリングまで丁寧にグリスアップされていました。
これはこの前の1年点検でディーラーさんがやってくれたに違いない!こういう見えないところもちゃんとやってくれるのは当たり前なのかもしれませんがうれしいです。
実質ハロウィンナイトツーリングとはてなブロガーツーリングだけしか走っていませんが結構汚れていました

タイヤの進行方向を確認!(過去に2回逆にしてトンデモナイ徒労感に襲われたので気を付けよう)

そして、リムを取り付け。バルブキャップをして外れないようにしてあげます
石鹸水で精神を消耗するよりは専用品を使って安心を買おう!
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こちら側はチューブが噛むことはないはず。チューブがずれないように気を付けながらはめていきましょう。
裏っかえして、タイヤの中にチューブを押し込みます。ここをしっかりやることで不要なチューブ噛みはおこりません。
タイヤレバーを二か所ビードを入れて、その間にビードバディをしこみます
後はリムにビードを丁寧に嵌めていきます。ポイントはレバーを90度くらいまでにする事。間違っても180度ごりっとレバーを下げないように。欲張らずちょっとずつはめていきます。
で、最後までビードをはめ込み、最後にビードバディをポンっと外せば完成!
続いてフロントタイヤ!
EDRのエンジンガードは鳩胸なので、リアスタンドプラスリフトアップスタンドで対応します!
僕「10秒で済むから!!ちょっとまってて」
ところで。スポークタイヤのリムってねじ頭がリムの中にゴツゴツしているんです。で、ねじ頭がチューブとこすれるとパンクするみたいなのです。ということで通常リムバンドというものが巻かれています。
EDR君標準のリアは2000kmくらいでリムバンドがボロボロに割れてしまい、新しい日本製のリムバンドを購入して取り付けたりしていたのでした。
フロントタイヤはまだリムバンドは無事でしたが純正のバンドはかなり固いゴムマットみたいな触感なのに対し、日本のリムバンドはかなりしっとりとしたゴムで弾力があります。
という事でフロントもリムバンドを交換しました。
リムバンドはめちゃめちゃ安いので、タイヤ交換される方はたまにはリムバンドもリフレッシュしてあげてはいかがでしょうか?ガムテープを張るなんて人もいるみたいですね。
この記事を書いてから石原商店 うなぎ工房さんから豆知識を頂きましたのでそのままご紹介!
同じくお買い上げありがとうございました!
あ、小ネタを1つ。
リムバンド、22-21はゴム厚さ1㎜。22-21Aはゴム厚さ1.5㎜
他のインチサイズもAは厚いです— うなぎ工房 石原商店 (@unagikoubou) 2016年12月7日
ビッグオフだったらA付きの方がよかったみたいですね!安いし次回交換しようね。
DUNLOP(ダンロップ) バイク用リムバンド 22-21 バンド幅:22mm ゴム厚:1.0mm リム径:21インチ バルブ穴センター 151499 二輪 オートバイ用
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※サイズはチェックしてね
・・・引き続きタイヤ交換しよう。どこまで行ったっけ?
VRM211Fはタイヤの進行方向が無いのでちょっと焦りつつ、進行方向が無いという事は逆履きができるという事で貧乏バイカーにはうれしい。
ビードを片方いれて、ホイールをひっくりかえし、、、
・・・
僕「EDR君お待たせ!」
EDR君「10秒ってなんだろう(哲学)」
し・そ・う !
整備をしたら試走をするのは当たり前だよなぁ。
という事で給油がてらナイトラン!
ナイトランとはいえ久々のバリ山ブロックタイヤ。白線のちょっとした段差にも影響を受けたり、バイクを傾けるとガクッとなる久々の間隔にドキドキしながら慎重に試走しました。
うん。問題なしかな。
ブロックタイヤに無事交換できた達成感をかみしめつつの帰宅となったのでした。帰宅後に各種ボルトのゆるみが無いかをチェックして終了!
ビーラバーはタイヤ交換が楽だった
ビーラバーのタイヤは交換自体がラクでした。(まだ3種類目のタイヤですが…)
最初触った時はIRCツーリストと違いかなり硬い印象でしたが、タイヤ交換ではこの硬さのおかげで余計な力を使わずにサクッと取り付けることが出来ました。硬すぎてタイヤ交換が大変だったという事もなく逆に柔らかすぎて大変だったという事もなくで楽しくタイヤ交換することができました。
これでダートを走ってみて問題なく、なおかつ耐久性もそこそこあるようならリピートするのもありかなぁと思っています。
木下電機さんのサイトから質問することもできるので「自分のバイクには何がオススメ?」みたいなざっくりとした事でも聞いてみるといいことを教えてくれるかもしれません。
「タイヤにお金かけたくないけど本格的なエンデューロタイヤを履いてみたい」という方はぜひとも一度ビーラバーを調べてみるといいかと思います。
あ、走ったインプレはまたダートを走った後に書きたいと思います。
木下電機さん、これで売り上げが沢山上がったらいつかEDRでレースに出るときに現地でのタイヤ交換をお願いしますね!!(押し売り)
・・・・
早く久しぶりのブロックタイヤでダートを走ってみたくウズウズしています。
こんな感じ!