ビッグオフでハードエンデューロごっこした結果バイクがボロボロになった話

こんにちは。ぼっちバイカーです。

先週末は、以前林道でお会いしたKTM 250 EXC SIXDAYSの方(ネット上の呼び名がないのでバイク名で)と山遊びをしてきました!本当はご一緒されていた350 EXCの方も来れるかもとのことでしたか、整備で不参加に…残念!

250 EXC SIXDAYSの方は昔オフロードバイクをバリバリ走られていたが降りてブランクがあり最近リターンされた方。

アタック多めで楽しみましょう!

というメールの文面を見て震えつつでも楽しみでもあるという複雑な気持ちでした。一緒に走ったことない方との場合はここは仕方ないですね。行ってから後悔しましょ!

そしてツーリング前夜にTwitterで緩募したら釣れたのが 山の主 とも言われる(勝手に呼んでる)山のまたさぶろうさん。セローとWR250Rを乗りこなす上手い方です。午後から参戦することに。

ちなみにアタックの結果EDRのマフラーのカーボンエンドに穴が空いた悪夢のツーリングも彼と一緒の時でしたね。(遠い目)

ビッグオフロードバイクでハードエンデューロな路面に挑戦した結果wwww

今思えばこのおかげでハイドレーション装備したりバックパック軽量化したり乗り方を意識したりするきっかけになった気がします。

まぁ、僕もあの頃から多少は成長してるはずだし?タイヤもツーリストだからイケルイケル?

集合!

集合場所につくとかっこいいEXCの姿が!

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アルジェンティーナだったかな?

行動はキツイので都内からトランポで来られたようです。さすがに都内から2時間かけて飯能に250cc の2stで来る人はいませんよねぇ〜(たいちゃさんいつもお疲れ様)

本日の予定を立てつつバイクトーク!歳もバックグラウンドも全く異なり本来出会うはずのない方と普通に話せるのがバイクのいいところです。同じメーカーなら尚更!!もともとはFREERIDE250Rに乗られてたとか…?

おしゃべりも早々に、またさぶろうさんと合流するお昼までは近くのお山で遊ぶことに。

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やってきたぜ!

案内していただいたのですが、見晴らしのいいウッズに囲まれた道。土も適度にフカフカで気持ちがいい!なんていうか、積もった真っ白でまっさらな雪の上を歩く感じ。

お目当の遊び場所があったようですが最後まで見つけられず色々と探索していました。探索もドキドキで楽しい!

合流!

あっという間に午後になり、またさぶろうさんと合流。お昼を頂きながら作戦会議。

SIXDAYSさんはGPSのデータは大量にあるけど電波と追従が上手くいかず困っているようでした。その点またさぶろうさんはここら辺は知っている。ガイドを依頼する流れになるのは当然の事でした。

またさぶろうさんの「僕の案内でいいのですか?」

という言葉を聞いた時にドキッとした事が印象的でした。気軽に、うん。と言ってはいけないような気が…。

まぁ僕はアタックもツーリストのおかげで行ける気がするし、SIXDAYSさんもアタックしたいと書かれてたしヨユーでしょう汗!

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いくぞ!

午後の部スタート!

その結果・・・・・

・・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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木のトンネル~~(トトロ並)

・・・いきなりこれw

でもね。スピードはついていけないけど、ツーリスト君のおかげでグイグイ進めているのですよ!前回だったらスタックしたり登りきれないところもいけるようになっていて流石ツーリスト!という感じでした。

しかし相変わらずとんでもない場所を知っているまたさぶろうさんはすごいよ。

「先頭の人のルートをトレースすると走りやすいですよ。」

とか言っておいて、あえてハードな道(丸太を超えたり)を走るあたりホスピタリティの固まりです。きっと僕に楽しんでほしくてやってくれてるのですね!!

ヒルクライムの途中に根っこや丸太がある坂でSIXDAYSさんがスタック。

様子がおかしいと思ってみてみたら、なんとギアが入っていてもズルズル落ちていきます。

・・・

そう、リクルス。が入っていたのです。このSIXDAYS!!!

リクルスとは「バイクをカブみたいにすること」です。

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・・・僕はカブやスクーターには乗ったことないのでそれ以上はわかりませんがとにかくクラッチを自動でつないでくれるしエンストしないで走れるすごい装置なのです。実はEDRにも入れることができるとか?10万円くらいだった気がします。レースの人は必須ですね。アフリカツインもオートマみたいに走れると聞くし、同じような装置が入っているのかな?

とにかく!

便利なリクルスですが、こういう坂の途中で止まってしまうとエンブレが効かないのでバイクを坂道でとめておくことができません。メリットばかりでないのですね…。

切り株でリアタイヤを当てて止めつつ、何とか戻ることができました・・・。

SIXDAYSさんは過去の怪我があるようでここまでハードだと厳しい模様。

そこで無理してついてこず自分には無理、と戻る決断をする判断力がすごいと思いました。線引きがちゃんと引けているというか、僕はたぶん無理でもついていってしまい死亡するタイプ…。

ここは引き返してもうちょっとフラットな道を走ることに。。。

フラット林道(大嘘)

フラットダートだぁ、あぁよかった!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・

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自分よく降りれたなぁ…

最初ちょっとフラットでしたがしばらくするとアタック道になった。やっぱりな!

そしてこのアタックの道はSIXDAYSさんには厳しいという事で、悩んだ結果集合場所を決めて僕とまたさぶろうさんは続行し、SIXDAYSさんは下山することに。ごめんなさい!でも目の前の道が気になってこのまま帰ったらきっと悪夢でうなされてしまうのです!

SIXDAYSさんをお見送り後、次のカーブを曲がった瞬間に僕は一緒に下りればよかったと心の底から後悔することに。

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ステップに足が乗らないのですが…

バイクの半分が埋まるくらい深いわだちと階段2段くらいの岩や根っこがちょこちょこあるつづら折れの道がずっと続きます。

うん。ツーリストじゃなければ確実に死んでいましたね。

タイヤのおかげでスピードは遅いものの少しずつクリアしていきます。

ただし、エンストはしょっちゅう。

どうしても走りだしてクラッチを離すとエンスト、でもアクセルを開けるとかなりスピードがでて怖い。そのはざまでの戦いでした。

何よりバランスを崩す要素しかないので走り出すとバイクが急に進んだり傾いたりするのでつい地面に足をついてしまいます。そのせいで体がバイクの後ろに持っていかれてビビってエンストや、持っていかれないように筋力を使うので腕が上がる、等ダメダメ要素でした。今は低速で大きい障害物もツーリストのおかげで登れてますが、ツーリスト以外だとたぶん無理ですね。もっとスピードを出して一気にクリアできるようにならないといけないです。たぶん。

とはいえ、これだけの道をお助け無しでクリアできたのは自信につながりました。ツーリストさえ履いていればトコトコでもいけるぞ!

何とかクリアしてSIXDAYSさんと合流。なんでも今日ご一緒する予定だった350EXCの方が車で来られていたとか。お会いしたかった!

合流後は林道を走ったり、エグイヒルクライムに挑戦したりしました。(写真撮り忘れた)

ヒルクライムは一つ目ののぼりを乗り越えたときにビビってアクセルを緩めてしまい、後はもうスタック・・・

今回は暗くなっていたのでリベンジはせず、次回の楽しみにとっておこうと思ったのでした。一緒に挑戦してくれる人を募集しますぞ!!

事件

冒頭に書いた通り事件がまた起きました。またさぶろうさんと走ると事件が起きるという相関ができてもおかしくないレベル。

ちなみに、前回はマフラーエンドに穴があきました。

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かなしみ…

今回はなんと!!!5つも事件が起きました!!!

1. エンデュリスタン捜索事件

またさぶろうさんと二人でアタック中の出来事。

エンデュリスタンの紐がゆるゆるだったので締めなおしたのですが、締め方を間違えていてそのまま走るとするっと取れてしまう締め方をしていました。その時すでに息も切れており判断力が低下していたのが原因。

締め方を間違えていたことに気づかずにアタック再開。10分ほど走った後にエンデュリスタン君が消えていることに気が付きました。

「どっかで落としたのかな?まぁ角曲がったところに落ちてるやろ」

と楽観的に考え、徒歩で下山してバッグを捜索します。

つづら折れを4回ほど曲がってもまだバッグは見当たらず。。。結果的には8回程曲がったところ(ほぼ紐をしめなおしたスタート地点)に落ちていました。下りるのにも5分ほどかかったよ…。

急坂で足場が悪いワダチは下りるのも大変でしたが登りはさらにきつく、たぶん時間でいうと登りは15分くらいかかったと思います。徒歩で登る方が楽かもなんて考えていましたがトンデモナイ!!バイクでの登山は楽です!!

おかげで体力も水も筋力も限界・・・。僕も登山を趣味にするかな・・・。

バイクでイケる所まで行ってそこからは登山。よさそう!

2. エンデュリスタンのマッドマックス事件

普通の林道で走り始めると後ろのSIXDAYSさんがピーピーとホーンを鳴らしました。

後ろを振り返るとそこには・・・・

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あれ、エンデュリスタン君どこいったん?

エンデュリスタン君が(また)消えてしまいました!

と思ったら、

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エンデュリスタン君「やぁ」

どうやら紐がまた取れてグルンと一周し、タイヤにすりおろされている状態に…。

これマッドマックスでも見た気がする…

摩擦熱や泥でボロボロに・・・

元々穴も開いていてかっこ悪かったので買いなおそうと思っていたのですが、いよいよもうこいつはダメだなぁ。

僕は使い方が雑だったからこんなになってしまったけど防水だしかっこいいしエンデュリスタンいいぞ!

3. さよならマフラーエンド事件

エンデュリスタン君が消えたときにマフラーが目に留まりました。

いやぁ~REMUSのマフラーはいつみてもかっこいいわぁ!

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かっこいいREMUS の”武骨”なマフラー

僕「あれ?^^;」
僕「さっきまで僕は、何か決して忘れてはいけないモノがあった気がしたんだ。」
僕「大事なモノ。 忘れたくないモノ。 忘れちゃダメなモノ。 誰だ、誰だ、誰だ?」

・・・

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REMUSのカーボンエンドがいないよぉぉ

特に激しくコケた覚えがないのですが・・・WHY?

まぁ。国産バイクのマフラーもこういうデザインのマフラーはあるし、しゃあないかぁ(思考停止)

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EDR君「カーボンエンドとか甘えだから」

心なしか排気音がうるさくなった気もするぞ?

4. さよならエンデュリスタン(オーバーキル)

カーボンエンドが消えたのにプラスして、エンデュリスタンがずれてマフラーに接触した結果、こんなことに。

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EDR君「エンデュリスタンも甘えだから」

はい。融けています。

まぁ買いなおそうと思ってたし、多少はね?

5. 急坂での捲れかけ事件

坂道とかでアクセルを急に開けると前輪が浮いてひっくり返ることがありますよね?捲(まく)れるといいます。

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この状態から

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アクセル開けたらなぜかフロントが浮いた!

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さよならなのかな?EDR君。。。

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・・・セーフ!!!

横にまたさぶろうさんがいたから助かりました。助けてくれて本当にありがとう!!

楽しかった?

全部、またさぶろうさんのせいだ(嘘です)

知らない道はドキドキして楽しいですし事件といってもバイク自体は壊れてないし怪我もなく、楽しい山遊びでした!

今回ダメだったところを含めまた次回リベンジしたい!またさぶろうさんのことをひどく書いてますが楽しかったからこそです!いやよいやよもってやつです。

最後に「今日は走り足りなかったですね」とか言ってましたが懲りずにまた遊んでくださいね~。

そしてSIXDAYSさんもアタックは辞退という英断されていましたが、他のダートではめちゃめちゃ早いし流石は長年走られているだけはある、といった感じでした。2stの香り満喫させて頂きました。アタックガシガシではミスマッチになってしまうかもしれませんがそれ以外の未知開拓等で山遊びする時はまた是非とも走りましょうね!!(最後にガス欠でトランポの場所までタクシーを使う羽目になったとか…)

なかなかに楽しめたツーリングでした。

こんな感じ。

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