こんにちは。ぼっちバイカーです。
ブレーキペダル…
ついに、KTM 690 ENDURO R のブレーキペダル(右足で踏むペダル)が折れました
このEDR君のペダルはアルミ製でぐにゃぐにゃ曲がりやすくて有名です。
当たりどころが悪いとすぐにぐにゃっと曲がってしまうため、都度いい感じに曲げ戻して乗っていました。
この前のアタックツーリングの時にフットペダルの高さの木にペダルが引っかかってそのまま突破したところ、大きくぐにゃっとなってしまいました。
いつも通り曲げ戻したのですが、その翌週にバイクに乗って走っていたら、突然ぽきっと折れてしまいました。。。
アルミって折れる時は一瞬で逝くと聞いてましたが本当にそうでしたわ。
幸い(?)バイスプライヤの貯蔵は十分だったので、バイスを装備させそのままその日はプチアタックしたりして遊んでたのです。
さすがにこのままでは不安なので修理しなきゃいけません。
ブレーキペダルのパーツいくら?
お楽しみのパーツリストを見てパーツ番号を調べ、そのパーツ番号の値段を調べる作業です。
その結果。。。。
ASSYになってる・・・・
細かいパーツではなく「ブレーキペダル」というひとまとまりでの販売となるようです。
ちなみにこのパーツは以下です。
7651305024401 FOOT BRAKE LEVER CPL. 11
このパーツ番号を僕はいつもKTM埼玉さんのWebサイトのショップページで調べています。
今回は・・・
商品価格:10,163円!!!
ぐぬぬ・・
せっかく1万円を払うなら・・・
1万円のペダルが高いのか安いのか妥当なのか不明ですが、社外品とかでグレードアップしたほうがいいのかも?と思いました。
買ってもまた折れちゃうかもしれないしね!
社外品を調べてみた
今回はEDR専用のペダルだけを調べてみました。
調べた限り2つありました。
1. Rally Raid Products
イギリスのラリーレイドプロダクツから出ていました。
Billet Rear Brake Pedal RRP 007
Billet Rear Brake Pedal RRP 007
商品ページ
説明文のがばがば翻訳いきますよ!
Billet Rear Brake Pedal, complete with 2 roller bearings and EXC tip. Much stronger and stylish than standard.
Silver anodised, comes complete with our own stainless steel brake bolt (M10 Left-Hand thread to suit up to 2010 models)
Will suit all KTM 690 Enduro models, even 2011, 2012 ,2013 and 2014 with revised brake pivot bolt, also Husqvarna 701 Enduro/SMC 2016-on
COMES WITH A LIFETIME WARRANTY-IF YOU BREAK IT WE WILL REPLACE IT
ビレットリアブレーキペダルは2つのローラーベアリングと素晴らしいチップ(踏む部分のパーツかな?)で構成されております。純正パーツよりも強くスタイリッシュです。
シルバー加工された専用のステンレススチールブレーキボルトがついてきます。
すべてのKTM 690 Enduroモデル(2011-2014の逆ブレーキピボットねじ|ハスクバーナ701ENDURO/SMC 2016)に対応しています。
もし壊しても交換する保証付き!!
って感じです。
ええやん。
お値段は税込
£144.30
です。プラス送料3000円くらい?
結局1.9万円くらい。。。
純正の2倍いかないくらいですね
取り付けについては文字だけのマニュアルがついています
2. Clean Speed
Clean Speed(クリーンスピード)というアメリカの会社。規模は小さく、職人さんって感じ。
サイトはイケていない
ものとしてはラリーレイドのものと同じです・
http://www.cleanspeedeng.com/?page_id=31#!
商品ページ
翻訳めんどくさい・・・
Brake pedal for the KTM 690e/690r and Husqvarna 701 that replaces the stock unit that is known to bend and break easily. Our pedal is machined from billet aluminum and has a significantly larger cross section. We’ve also replaced the factory pivot bushings with two sealed ball bearings for a smoother action and longer life. All of our products are made with pride in the USA.
純正のペダルは曲がりやすく簡単に壊れます。このクリーンスピードのアルミビレットペダルは断面がすごく広いです。さらにファクトリーのピボッドブッシュ(?)をクリーンスピードの二つのシールボールベアリングによってスムーズな動きを実現し、長い寿命を実現しています。すべての製品は我々がアメリカの職人としてのプライドをもって作っています。
基本的にラリーレイドプロダクツの奴とアピールしている点は同じですね。ただ写真で見る限りはこちらのほうがきれいですね。
690/701 Brake Pedal, 2011-2016
キレイですね
ちなみにペダルの先端も売られてます。
アルマイト加工されていてかっこいい!
アメリカの職人のプライドにかけてとか感情に訴えるの、嫌いじゃないです笑
お値段は
$165
で、送料は30ドル。
トータル1.95万円。ラリーレイドと同じですね。
こちらも取り付けマニュアルが公開されています。
ビレットとは?
ビレットとは日本語では削り出し、の意味です。
いままででアルミ削り出しは宣伝文言でよく見かけますが、意味はよくわかっていませんでした。
調べてみたところ、以下が特徴ですかね?
- 金属の塊を削るのでの強度が出る(型にプレスすると密度にむらができる)
- 金属を削るので熱が出るので施設が大変
- 大量生産には向いていない
- 手間がかかるので手間がかかり価格が上がる
- 密度があるので重い
なお 削り出し”風” のものも多いようです。
それは高いわけだ。
できれば強度なくていいから安いパーツを作って欲しかったなぁ涙
僕の選択は?
純正パーツが無難ですが、僕は後者の Clean Speed社のペダルにしました!
選定理由としては、
- 海外の魑魅魍魎のアドベンチャー乗りがうごめくフォーラムでも評価されていたこと。(とはいえ主流はラリーレイド)
- 見た目がキレイ
- アメリカの職人のプライドが見てみたい
- 住所とかの情報はPayPal経由なので安心
ですかね。両方とも注文して使ってみないと比較できないですのでほぼ直感です。あとはペダルの先(チップ?)が付いていないのでその分本体にコストをかけてくれてる気がするのです。
見せて貰おうか。アメリカ職人のプライドとやらを!
これが言いたかっただけ!
調べると…
ちなみに、調べてると「あえて」ぐにゃっと曲がることで衝撃を吸収している、という設計思想に基づいた作りという可能性もあります。
硬くなることで衝撃をどこで吸収するのか…ちょっと怖いですが、ぐにゃぐにゃ曲がるめんどくささから解放されるといいなぁと思いつつ、海外からの小包を心待ちにしようと思ってます。
実はこの他にもナオサナアカン部分があるのですが、ペダルの件が解決してから考えよう…(>_>)
こんな感じ。
取り付けました!