こんにちは。ぼっちバイカーです。
梅雨は明けたと思ったらなんだか急に寒くなってわけがわからない毎日を過ごしてます。今週で7月も終わりかぁ。。。
ということで、ビッグオフロードバイク(400cc以上のオフロードバイク)ツーリングに行ってきましたよ!です。
以前からブログつながりで知り合いのSatoさんと僕のブログで知り合ったりゅうさんの3人で千葉の房総半島で遊んできましたよ。
SatoさんはBMW F800GS。りゅうさんはBMW G650X Challengeです。
F800GS
G650X Challenge
いわゆる”ビーマー”に負けないようKTM勢として頑張らなきゃ!!(使命感)
共通点
この3人の共通点は幾つかあるのですが、その中で一つ挙げるとしたら以下でしょうか。
ビッグオフロードバイクでオフロードバイクを始めたアホ(褒め言葉)
下は400ccから上はリッター越えまでとビッグオフロードバイクと一口に言っても色々ですが、一般的なビッグオフロードバイクの特徴は以下がある事はこのブログでなんども書いてます。
- 重い
- パワーがあ(りすぎ)る
- 長距離移動や高速が比較的楽
- オンもオフもそこそこいける
- お値段がお高い
ビッグオフロードバイクは重いし転けてバイクが壊れたら修理費もきっとお高い。せっかくのパワーも日本の狭い林道では解放する場所はなかなかない(よう)です。
デメリットばかりですね笑その代わり舗装路とかフラットダートでは楽しく走れます。(これだけ?)
アフリカツインが売れたみたいだし今後ビッグオフロードバイクがまた流行るかも?ホンダ以外のアフリカツイン出ないですかねぇ。
兎に角、ビッグオフロードバイクでオフロードバイクを始めるというのは色々覚悟が必要なのです。
という事でビッグオフロードバイクでオフロードバイクを始めた勢で房総半島を走ってきましたよ!
BMW G650X Challenge?
僕はこのバイクの存在を始めて知りましたが、BMWが作った本格的なエンデューロモデルで位置づけとしては今のEDRとおんなじだと感じました。
デデン
シート高930mm、フロント21,リア18インチホイール、満タン時で車重159kg、そして見た目もEDRに似てますよね。ガソリンもシート下と一緒です。
そしてコレ!!
Air Damping System by Continental
エアサスというサスペンションらしいです。Twitterで聞いたらバスとかトラックに使われているとか。タイヤメーカーがサスペンション作っているっていうのも面白い。
面白いバイクですが1年で生産終了したとか。EDRなんかより断然レア車ですコレ。
房総半島ツーリング!
りゅうさんはオフロード初、という事で千葉の林道をご紹介するというテーマで走りました。といっても企画した僕は千葉は2回しか走ったことが無いのでSatoさんに当日無茶ぶりで全部お任せw
Satoさんは今年行われた千葉県の房総半島で行われたラリーイベント(Door of Adventure)に参加されたとのことでいろいろな林道を知っておりお任せして正解でした。Satoさん、本当にありがとうございました。
初心者向け林道から始まり、ちょっとガレた林道やヌタヌタの林道を走り、途中のちょっとしたヒルクライムスポットで遊んだり、広大なフラットダートをかっ飛ばしたりとかなり充実したツーリングでしたね。
りゅうさんは初オフロードとは思えない感じでフツーに走っておりヒルクライムスポットでも真っ先にチャレンジしたりとこの人絶対うまくなりますね!!ヌタヌタがお好き出そうで^^
一方Satoさんは200kg超えのバイクで大胆なブレーキターン・アクセルターンをガシガシ決め、ヒルクライムではフロントアップを決めていてかっこよかった!果敢にチャレンジして何回か吹っ飛んでこけてましたがこの精神は僕ももっと見習わないと!かなり刺激を受けました。
倒れたGS君を3人で重い思いをしながら引き起こしたらSatoさんが「うわ、軽い!」と感動しているのを見て軽くドン引きしたのはナイショ。いつも一人で引き起こししているとか…。ヒェッ
予定より色々な林道を走れたし、房総半島の土地勘も少しついたかな。
個人的に一番楽しかったのは柚子の木林道(線?)の途中にある遊び場。ひな壇みたいにだんだんになっている坂やその先には丸太があったりとなかなか楽しい場所でした。
僕らが登った下りたりしていたらその場にいた他の方(KLXとCRFかな)の方が「あのくらいパワーがあればグイグイ登れるんだろうけど250にはキビシイな」とお仲間さんと話しているのが耳に入ってしまった。いや、絶対250ccでも行けるでしょ!
ビッグオフロードバイクでイケる所は250ccでも行けるハズですが、登ったりするときはビッグオフロードバイクの方がパワーがあるのでいいかもしれません。
ビックオフ交換ごっこ
道の途中でG650X ChallengeとF800GSを試乗させて頂きました。
G650X Challenge
G650X Challengeは「低速はセローみたい」だと感じました。(本人に伝えたらあまりうれしそうではなかったですが僕からしたらかなり羨ましいことなのですよ)
低速がかなり強くてエンストする気がしません。粘りがあると表現すればいいのですかね?低速でじっくり走ったり急坂をゆっくり上ってもエンストしないし、この感触はちょっとだけ乗せてもらったことがあるセローによく似ていました。
EDRと比べるとかなり乗りやすくダートやアタックツーリング等の難所でも楽しめそうです。スロットルをあまり開けられなかったのですがこの低速の感じのまま上まで回るなら最強だと感じましたね。
エアサスはフワフワ?していて不思議な感触でしたがおしりに優しい印象。
うん、楽しいバイクですよこれ!
F800GS
知り合いも乗っていますが恐れ多くてとても乗ることができなかったのですが、初対面のSatoさんのバイクをしかも林道で乗せてもらっちゃいましたw
これだけシバかれているGSは初めてみましたが、乗ってみるとEDRより乗り心地はバツグン。足つきも乗りやすく何よりメーター周りがかっこいい!
走ってみるとEDRと同じで低速は薄くエンストする感じはそっくりでした。EDRよりクラッチが重く、クラッチ操作しながらアクセルあけながらやっているとすぐに手が疲れて来ます。(EDRはライドバイワイヤだしスリッパークラッチも入っているのでクラッチは軽いというのは知っていましたが改めて体感したよ)
走り始めると重いと感じた車体は軽くなりEDRと同じ操作感。しかも加速感もEDRに負けてなく、安定感はこっちの方が上だと感じました。(これでフラットダートや高速道路は楽だろうな)
かっこいいけど重さとの戦いは必至だし、これでブレーキターンやアクセルターンをマスターする為には筋トレが必要な気がしますね!
色々なバイクに乗ると自分のバイクの特徴もわかるしいい経験させて頂きました!
という事で楽しいビッグオフロードバイクロードツーリングでした。これからも重いバイクでひぃひぃ言いながらダートをかっこよく楽しみましょうね!
タイヤが…
ミシュランさんのAC10。ブロックがそろそろ厳しいですね。2.5分山くらい?(でもこの状態からあんまり減っていない気が…)
乗り手が下手なせいかはたまた鈍感なせいかまだタイヤの限界を感じることはないのですよね。次のタイヤは家にあるのですが新品タイヤをいつオロすかは悩むところ。タイヤおろしてしょっぱなが高速道路+フラットダートツーリングだと美味しいところは一瞬でしょうし…。
最後に
ビッグオフロードバイクって最初に書いた通り重いし中途半端ですが一番の魅力を書き忘れていました。
ビッグオフロードバイクで走れるとかっこいい(もろ主観)
どこでも行けるバイクがほしいならカブとかが燃費・コスト・軽さともに最強です。スタックしたら持ち上げたりできますしね。それはすごいことですが僕はかっこいいとは思えません。
重くて本来そういう場所を走るのに向いていないビッグオフロードバイクで走破することに意味があると思いますし、そういう事が出来るのは間違いなくかっこいいと思うのです。(ちょっと頭おかC)
もちろん重いバイクをひぃひぃ押したりするのはかっこよくないので、かっこよく走れるようになりたい。
僕が乗りこなすのを諦めるのが先かEDRが壊れるのが先かはわかりませんがこれからも重く余っているパワーを少しでも生かせるように練習していきたいですね。
こんな感じ。