こんにちは。ぼっちバイカーです。
なんか2chまとめみたいなタイトルですが、内容的には全然草がはえないハードなツーリングとなりました。
感想を一枚の画像で表現すると…。
マフラーのカーボンエンドに穴が!!なかなかにハードでしたよ!
ツーリング内容をば
ツイッターで知り合ったセロー225ノリの方(めちゃうま)からツーリングのお誘いが!ちょうど暇してたので参加することに。この方は前回一緒に走っておりかなりアタック系を走られてます。当然今回はアタック系になると分かっていたのですが、最近はフラットばっかりが続いていたのでアタックしてみたい欲求もあり、即参加表明しましたw
同じEDR乗りの嘘八さん(めちゃうま)も軽く誘ったらのってくれたのでこの3人での出撃!
その結果…
ものの5分走った(スタックした)だけで肩が上下するほど息が上がり、両腕は疲労困憊、汗でシャツやウェアーばビッショビショ。。。
フラットダート飽きたとか抜かして本当スミマセンでした。
次のコーナーがフラットダートであってください神様!という祈りも届かずひたすら急坂、岩場、ドロドロ、つづら折れのカーブ。
動画だとわからないかもですが、常に急斜面(のように感じた)で発進しようとするとタイヤ地面を掘ってしまう。かといって一気に発進しようとするとフロントタイヤが浮いて吹っ飛びそうになります(自分がビビって体を引いてしまっていたせい)。
そんな感じで発進→ストール→発進→ストールを繰り返しながら走るもとい登っていきます。
さらにこの日はかなり暑く、水分がどんどん出ていくのがわかります。
でも、数えきれない程失敗したおかげで失敗パターンが見えてきました。
パターン1:不安定で地面の影響を受けてコケル
バイクってある程度速度が出ないとふらつきますよね?あとエンジンが回っている方がジャイロ効果でバイクが立ちます。
でも、速度出そうと思っても岩がごろごろしていたり地面がドロドロでリアがズルズル滑って怖くアクセルが回せない…。
速度が出せない→地面の影響でふらつく→足を出して停車しようと足をつこうとする→体が支えられずコケル
というパターンで何度も転びました。
速度が乗ってくると多少地面が悪くても何とかなるのでその速度域を維持できるようにするとよさそう
パターン2:ストール
たぶん100回くらいストールしました(大げさ)
急坂のせいか、アクセルを普段と同じくらい開けていてもすぐにストールしてしまいます。
でもアクセルを多く開けてみると突然急加速して吹っ飛びそうになったりします。
お二人から何度も指摘頂いたのが「クラッチの使い方」です。
クラッチを微妙につなぎながらエンストしない、けど吹っ飛ばない、微妙なラインを維持するように操作しなければいけないようです。
パターン3:大きな段差
普通の階段2こ分くらいの段差を登らなければいけない場所ではもれなくスタックしてしまいました。
前輪は登るのですが後輪が登りきる前に速度が0になってしまい、その状態からだと後輪は登れず何度も降りて登ってを繰り返したりとお二人に引っ張っていただいて登ったりしました。
これについてもアドバイス頂きました。勢いで登るのが一番EDRにはよさそう。段差に到達するまでに速度があればそんなに難しくなく登れる、とのことでした。
平坦な道からの段差なら簡単ですが、急坂の途中でしかも助走しようにも岩や溝があったり、地面はズルズルで滑るしで加速なんてできる状況でない場合も多く、短い助走で速度を出さなければいけません。
これもアクセルをもっと開けていけばいいと思うのですが、いざこの場に立つとうまくできないのですよね・・・・。
パターン4:足を出してしまう
地面が不安定なのでバイクが転びそうになることが多く、ついとっさに足を出してしまいます。しかし足をステップから離すとステップ荷重が抜けてしまいリアタイヤのトラクションが抜けます。更に足を地面につく為に自然とバイクの速度は落ち、結果ふらついてコケルことになります。
バイクはアクセルを開けると立つ乗り物なので、リアがずるっと言った時にこそアクセルを開けてバイクをリカバリするのが良いのですが、人間って怖い時ってアクセルをつい戻しますよね?
これも恐怖に打ち勝って怖い時ほどアクセルを開ける癖をつけていかないといけません。
その他:体力・筋力・パワー!
「Power is EVERYTHING.」とトップ・ギアのジェレミー氏はおっしゃっておりました。
今回しょっぱなの坂を上りきれずバイクを支えながらうだうだやってしまい、その時点で体力は底を尽き腕や胸の筋肉がギブアップの状態でした。
スタックしたりバイクを起こしたり抑えたり踏ん張ったりしていると体力がみるみる減っていくのです。
体力や筋力が減ってくるととっさのときに頑張れず、集中力も低下し、結果クラッチ操作やブレーキ操作がOnかOffのようにラフになり、微調整ができなくなってきます。
へたくそなのに更に上記のような状態でまともに運転できるはずないですよね?開始30分で僕はふらふらの状態でした。
この状態で感じたのは、ヘルメットが狭くて息苦しいし重くてかぶっていられない。バックパックが重くてしょっていられない。水分をバッグから取り出すのにリュックを下したりしょったりすることが苦痛。胸や肘のプロテクターが重い等でした。
今回はネックブレースは装備していませんでしたがレースでは装着する必要があります。あんな重いものつけていられない、というくらいきついです。
そして徒歩で少し登ったり下りたりするだけで息が上がってしまいます。息するのがつらい、という状態になったのなんてかなり久々でしたね。
これは天気が暑く不快だったことも影響していると思いますが、正直予想以上でした。水分2Lもあっという間に飲み干してしまい、たぶん軽い脱水症状だったのだと思います。
体力や筋力をもっとつけないといけません。POWERRRRR!!!!!
まとめ
上記5つがもう少しうまくできていればもう少しスムーズに進めたと思います。
なんといっても、今回のツーリングでは林道2つだけでギブアップしてしまったのです。しかもこの2つもお二人にかなり助けてもらって、です。
休憩中にKTM 350EXC乗りの方に出会ったのですが、690で来ていることにかなり驚かれていましたね。
でも嘘八さんも同じ690です(本当は650)。しかもタイヤは僕のより坊主の状態でも走れているのです。僕が走れない理由ないのです。
エンデューロレースではこういう場所を走るのだと思いますし、こういう場所をもっと走れるようにならないといけないなぁと課題多きツーリングとなりました。
正直ふらっふらで、帰りはコンビニ休憩をたくさんしながらなんとか帰宅。無意識でシャワーを浴びてそのまま布団に沈みこんだのでした…。
あ、あと、自分の限界を知って断る勇気を持つことも大事ですね。今回嘘八さんがドクターストップをかけてくださいましたがそれが無かったら3本目の林道を走っていたと思いますし…。ありがとうございました!!
あ、あとあと、真夏に走るならコレは必須ですね。ハイドレーション!
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一番不思議なのが、これだけつらい思いをしたのに既にまたアタックしたくなっている自分がいる事。次はもうちょっとうまくできる気がするんだよなぁ。。。
こんな感じ。