ラック・フレーム不要のエンデュリスタン ブリザードサイドバッグをオフロードバイクに取り付けた

こんにちは。ぼっちバイカーです。

福島一泊ツーリングを成功させる為に僕のバイクに足りなくて解決しなくてはいけない問題があと1つありました。

そう、積載問題です。

…。

…えぇ、買ってしまったのです!

サイドバッグ買いました!

今週末の福島一泊ツーリングに向けて準備を進めていますが、やはり荷物が多くなるので思い切ってサイドバッグを買ってしまいましたぞ!

買ったのはタイトルの通りEnduristan(エンデュリスタン)さんのアノ商品。

クリーガとは最後まで迷いました…。

BLIZZARD SADDLE BAGS

エンデュリスタンのブリザードサドルバッグです!

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オフロードでの動きをなるべく邪魔しないデザイン

以下記事でたくさん考察して悩んだので詳しくはこちらを。

【オフ車・モタード必見】オフロードバイクの積載について本気で考えてみた

ブリザードサイドバッグのサイズは「S(12L),M(17L),L(24L)」がありましたがサイズが大きくなっても横幅が大きくなるだけなのと、横幅はコンプレッションベルトで多少絞れるという事がわかったので一番大きいLサイズにしました。大は小を兼ねます。

上記記事でほとんど書いてしまっているので事前情報としてはあまりないのですが、やはり拡張した時にエンデュリスタンは一番安いのとデザインがかっこいい、ラックの装備も不要で縫い目のない溶着構造の完全防水防塵というところが決めてでした。お値段は決して安くないですが同等の商品と比べてそれほど高すぎるとは思いません。

あと、690エンデューロRというバイクとエンデュリスタンという名前のバッグ。なんとなく似てるし親近感を覚えた、なんて理由も背中を押すのには十分でした。

現在絶賛足の指骨折の治癒期間ですので激しい林道はすぐに試すことはできませんが、見るからに丈夫でかっこいいので今後オフロードツーリングに行くことになっても活躍してくれるはずです。

という事で長期ツーリングの相棒として使えるかどうかを今回の福島ツーで軽く試してみようと思いますよ!この商品を悩んでるオフローダーの皆さんはぜひ僕のインプレを待ってから購入を検討してみてください!

トドイタゾー!

ジャペックスさんは仕事が早く、注文した翌日には発送してくださいましたよ!

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ドキュメント関連

英語のマニュアルとジャペックスさんが作成した付け方マニュアル。読んでもわかるようでわからない( ̄◇ ̄;)ジャペックスさんのページに詳しい動画があるのでそれを見るのか良いかと思います。

これ

ただこの動画も会議室みたいなところで撮影されており、取り付け動画なのにバイク本体が出てこず、イメージしにくい…。

気が向いたら僕が取り付け動画を撮影してジャペックスさんに買い取ってもらえないか交渉してみるかな←

冗談は置いておいて、バッグ本体はこちら。

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デデドン!

材質はシートバッグであるXS 6.5Lと同じ。ビニールというよりはゴムに近い触感で触ると結構指に抵抗を感じます。

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ツブツブしています

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裏側はこんな感じ

固い発泡スチロールのような触感です。フェンダーとバッグの干渉材的な役割かな?

なおジャペックスさんの注意書きによると、リアフェンダーにホムセンなどで買える透明の保護シートを貼らないとバッグとバイクの間に砂が挟まって傷がつくそうです。これはこのサイドバッグだけでなくシートバッグも同様で、エンデュリスタンのバッグはフェンダーには優しくないようです。

幸い(?)僕のバイクはすでに傷だらけなので問題なしすな。

このバッグは袋状になっており、入口の部分を3回ほど巻き巻きしてパチンと留めます。

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入り口部分

バッグの中は美しいイタリアンレッド。こちらもビニル素材で見るからに防水。見た目が綺麗でテンションが上がりますね。

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入口を巻き巻きしてパチン!!

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この部分をタンデムステップかフレームに括ることになります

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バッグを持ち運ぶ時の為の取っ手

新素材感がありこれはいいものです!

そして念のためこれも購入。

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エンデュリスタン インフェルノ

マフラーにバッグが干渉した場合にはこれをつけます。時間がなかったので今回は念のためということで買ってしまいました。

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こんな感じでつけることになります。

さぁ、準備万端!

バイクへの取り付け

日中でゆっくり試す時間がなかったので早朝に取り付けてみました。

Enduristan: Inferno Heat Shield

エンデュリスタン インフェルノヒートシールド

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文字の部分は切り抜きかと思っていたらただの黒塗り…

マフラーに接触しないようインフェルノというヒートシールドをつけます。ネジで締めるとバンドがきつくなっていきます。

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こんな感じ

暫くはつけっぱなしにする予定ですが、デザイン的に似合わなければ外すかもしれません。

Blizzard Saddle Bags

お待ちかね、Enduristan: Blizzard Saddle Bags(ブリザードサイドバッグ)を取り付けましょう。

このサイドバッグは2.5点留めでバッグを固定します。

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1,2,3

  1. 前。タンデムステップあたり
  2. 後ろ。リアフェンダーにひっかけます
  3. 真ん中。バッグの重みでシートに0.5くらい固定されるはず

重さには限界がありますが、このくらいならヨユーかな。

取り付ける順番としては、

  1. バッグをシート上に乗っけて長さ調整
  2. リアフェンダーにひっかける
  3. タンデムステップにひっかける
  4. それぞれを締めてテンションをかける

って感じでしょうか。

1.バッグをシート上に乗っけて長さ調整

まずはシート上ざっくりの位置にバッグを配置。

バッグを結ぶ二本のベルトの長さを自分のバイクシート幅に調整します。

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ざっくりの位置

初回は時間がかかりますが、二回目以降は微調整だけですので初回の調整は割としっかりやっておいた方がよかったかな?

2.リアフェンダーにひっかける

こんな感じのベルトフックがあるのでリアフェンダーに引っ掛けて前方向に引っ張ることでテンションがかかります。

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フック取り付け前

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フック

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ベルトを締めると前方向へ引っ張られる

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テンションかかってます!

ここではあまり締めずに仮止めくらいにしておきます。最後に調整する余力を残しておきましょう。

なお、リアフェンダーにフックが引っかからない場合はリアフェンダーに穴開けるか、付属のベルトを使ってリアウィンカーなどの突起物に固定する必要があります。

自分のバイクに取り付けられるかが不安な方はぜひ代理店さんへ質問してみると何か情報があるかもしれませんね。

3.タンデムステップにひっかける

このような固定具付きベルトがあります。

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固定具

これにタンデムステップかフレームにベルトを通して、固定!

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これは簡単

僕はタンデムステップの代わりに付属のヒールガード(?)を付けてるのですが、ベルトを通して固定できればどこでもオーケー。ベルトは長いので比較的どこでも取り付けられるかと思います。

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ヒールガード(?)

4.それぞれを締めてテンションをかける

リアフェンダーとタンデムステップのベルトを締めてバッグに対して前後からテンションをかけます。

テンションがかかっているかはベルトを触ったりしてみればわかるかな?

グラグラしなければOKかと。

最初は15分ほどかかりましたが、長さがわかってしまえば二回目以降は5分もあれば取り付けられるかと思います。

この点ではラッキングしているパニアケースやラックを使ったソフトケースは簡単につけ外しができるかと思うので有利ですね。ここは失念していたポイントでした。

という事で・・・

取り付け完了!

取り付けが完了しましたのでみていきましょう。

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デデドン!!

あぁ~かっこいい~(小並感)

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前方から

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側面から

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前方上空から

個人的にかなり好きですこのデザイン!かっこいい!

…実は、とある”かさばるもの”を今回持って行くことにしました。それがサイズが大きくてサイドバッグギリギリアウトでしたが、少し溢れる形で何とか収めることができたのです。”かさばるもの”のせいで左のバッグが上に出っ張ってしまってちょっとカッコ悪い。

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左のバッグが縦長になってしまってる

“かさばるもの”は本来は小さいものが売っているので次は小さいものを買うことにしようと思っています。

“かさばるもの”が何かは福島ツーリングエントリで書く予定ですのでお楽しみに!

そいえば、エンデュリスタンのシートバッグ(XS 6.5L)を前に買っていたのでこれを取り付けてみよう。

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シートバッグ XS 6.5L

詳しくは以下記事で紹介していますが、お安くて高機能でオススメのシートバッグ。

林道用にエンデュリスタンのシートバッグXS ベースパックを購入したので早速装着した

メーカ連携機能

サイドバッグにはサイドバッグ単体では使われない取り付け固定具がついており、ほかのエンデュリスタン製品と連携ができます。今回はこの固定具にシートバッグのベルトを通して固定。

うん、さすが同じメーカー。考えられてます。

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ここにつけてと言わんばかり!

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デデドンドン!

アドベンチャー感が、出てきましたよね?!

旅してますって感じがグッド!

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上から見た感じ

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リスくんから見た感じ

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もっこりの左側バッグ

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XS 6.5はバンジーコードもあって安くてオススメ!

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今日は何処へ出かけようかな!(もちろん会社)

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唐突な夜ver.

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下から見上げるとこんな感じ

ベルトがだらっと垂れていますが長すぎるものはカットして先端をライターで炙れば良いようです。括るゴムも付属されているのでポジションがFIXするまでは注意して括っておく予定です。

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リス先輩もご満悦のご様子

つけてみたインプレ

走行していないので一泊二日の旅が終わってから改めてインプレをしますが、取り付けについてのインプレだけ書いちゃいます。

取り付けについては慣れればそれほど苦ではないですし、一泊二日程度であれば十分こなしてくれるバッグです。何より、オフロードバイクでサイドバッグを専用ラックやフレームを装備しなくても使えるという事はかなり大きなメリットになります。

もちろん大容量の荷物を積むならラックかフレームを導入した方が効率的ですが、そこまでしなくても十分戦える商品かと思います。(なによりラックやフレームはお高い)

リアフックが取り付けられる車種でそこそこの積載したくて、見た目もこだわりたいという方にはお勧めできるかと思います。

強いて改善点を書くなら、シートバッグXSみたいにメッシュポケットやバンジーコードがあったらよかったかな。サイドポケット的なものがあるとちょっとしたものを入れておけて便利なんだけど…。

なお、リアフェンダーやシート上はまだまだ空いているので必要であれば載せることはできそう。キャンプツーリングなんかもできる気がするのでそういった装備も整えて本当の旅を体現してみたいですね!が、予算的に今年は厳しいかなぁ…。

READY TO ADVENTURE!!

かっこいいしかコメントしてなかったですが、とにかく一気に”旅バイク”という雰囲気が醸し出されてきました!!

KTM 690 エンデューロRは旅バイクですのでこういう使い方はむしろ推奨されているものかと思います。(間違ってもオフロードガシガシ走る為だけに作られたバイクではない)

僕のEDR君もようやく旅バイクにクラスチェンジできて嬉しそう。

今までは日帰り舗装路ツーリングや林道ツーリング、ガレガレ林道やアタック林道、そしてモトクロスコース遊びなど色々楽しんできましたか、新たな側面である「旅バイク」としての690EnduroRを楽しんできますよ!!

いつもは重いだのパワーありすぎだの卑下していますが、こう気軽に遊び方をスイッチしてもそつなくこなせる点について本当に優秀なバイクなのですよ!デザイン以外にもこういった点が好きで買ったんだよなぁと購入当初の気持ちを思い出しました。

・・・ということで既に更新頻度でバレバレですが、テンションは福島ツーリングに向けて確実に上がっていっています。

こんな感じです。


装備について以下ページにまとめています

2年以上林道を走ってわかった林道ツーリングで必要な装備はコレだ!

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