【これで折れない】オフロードバイクに貼り付け式ウィンカーを取り付けたハナシ

こんにちは。ぼっちバイカーです。

ゴールデンウィークも4日目が終わろうとしていますね。僕は特に旅行には行かず家でゆっくり・バイクでツーリングしたりとしています。

まぁ、家でゆっくりと言いつつバイクメンテしたり、カスタムしていたりもしちゃってるのですが…。

リアウィンカー?

このブログでまだ触れていなかったリア関連ですが、過去にすでにフェンダーレス化しています。フェンダーレスエントリをブログに書くのはいくつかの理由で控えておりました。

という事でフェンダーレスに関しては過去エントリでも触れていなかったのですが、この前提が無いと記事を読んでも混乱すると思われるのでフェンダーレス化にともなう変更点をざっくりと書きます。

フェンダーレス化に伴い、以下のサブハーネスをぶった切ってキボシというオスメスの端子を取り付けていました。

  • ナンバー灯
  • リアウィンカー

理由としては、フェンダーレス化する上で外したいフェンダー部分についている上記パーツを社外品に変更するためですね。KTMのハーネスの端子に対応しているものを見つけられず、キボシにしたという感じ。

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もともとのハーネス

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ダーレス後のハーネス

ご参考までに、僕がつけていたウィンカーはWebikeさんで評価が高いワレンズです。


WEBIKE MODEウェビックモード/ミニウィンカー ワレンズ 2個セット
WEBIKE MODEウェビックモード/ミニウィンカー ワレンズ 2個セット 汎用

レンズが割れにくい素材だったりとオフ車乗りでは定番のようですね。実際、かなり転けてもレンズもステーも割れる事なく機能してくれていました。何より安いのが良いです。このウィンカーはLEDでなくウエッジ球のタイプ。LEDは突然死したら本体交換ですがウエッジ球はバルブさえ交換すれば良いのがいいですね。いつも予備のバルブを持ち歩いています。

しかし・・・。

いつぞやの林道で転けた際に右のリアウィンカーレンズが吹っ飛んでしまったようで、気づいたらバルブ丸出しの状態に・・・。

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Oh…

そのままでも使えているので思考停止して現状維持だったのですが、幾つかの林道ツーに参加したところ「あれ、レンズないよ!?落とした?」と心配してくださる方がいらっしゃったので早めに対処することに。

ウィンカー交換でも良かったのですが、Beta 250 RR のオーナーさんがつけられていた貼り付けタイプのウィンカーがかなり気になり、今回交換する事にしましたよ!

必要な部材紹介

ウィンカー本体

貼り付けられてウエッジ球というのが条件で探したところこれが一番良さそうでした。

デザインは比較的スタイリッシュ。両面テープでバイクに貼り付けるタイプなので横幅もとらず、転けた際にも接触する事が減りそうです。さらにこのウィンカーはウエッジ球のモデルなのでオフロードでも安心です。

僕はかっこつけて黒いスモークのタイプを選んでみました。みずらくなるかな?

基本的なパーツは上記で紹介したウィンカーですが、それ以外にもあった方が良いものは以下です。

電工圧着ペンチ

ただの銅線に対してケーブルをカットしたり皮膜を剥いたりキボシを圧着したりできるすごいやつ。

オレンジだから、と言うのは内緒です。

キボシ

キボシ本体です。オスメスそれぞれの端子とそれぞれにかぶせるビニールのチューブがついています。最初は失敗することも多そうなので僕は徳用のものを買いました。

こんなもんです。部材がそろったら始めましょう!

作業開始

フェンダーレスにした後一度も開けていないリアフェンダーをご開帳でございます。

そのために、まずはサブフレームにマウントしているグラブバーを外します。

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ん、ボルト錆びてる…

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やっぱりグラブバーはない方がいいですナ

そして、この白いリアフェンダーを外すためにネジをどんどん外していきます。

690EDRのダメダメ個性的なところとして、白いリアフェンダーを外すためにはガソリンキャップの蓋とキャップを閉めるベースをネジを3つ外して取り除かなければいけないことがあります。この作業の間はタンク穴がぽっかり空いており、万が一外したネジがだいぶすれば糸辺に冬です。養生テープなどで穴を塞ぐのは必須ですね。後砂が入り込まないよう気をつける必要もあります。このタンク穴、なんですり鉢状になっているんだろう・・・。

ということで慎重にタンクキャップを取り外してリアフェンダーを外しました。その後タンクマウンターと蓋を元に戻しておきます。

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T O R E T A !

めちゃめちゃ汚いですね・・・・。

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上から見ると…。

そしてこの上からの図を見るとわかるのですが、水が溝に溜まっています…。(画像上の方の部分)何気なく洗車した後だったのですが、こんなに水が入り込んでいるなんて…。洗車は見た目が綺麗になって気持ちいけど、やっぱり気を使わないといけない気がすごくしてきました。

ということで水を流しつつ、このナンバーや灯火類がついた樹脂パーツも外します。

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手前側はタイヤの泥がつくから仕方ないね

いろいろ取っ払うと結構すっきりします。

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リア周りがSSみたいです

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レンズが吹き飛んだ戦犯

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ウィンカーのコネクタ(キボシ)を外したサブハーネス

ここで、アレ!?っとなりました。

なぜなら購入したウィンカーのキボシがこうだったからです。

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オスオス!

キボシの端子がサブハーネスはオスメスなのに対して新しいウィンカーはオスオス。

これじゃあノンケとホモの共演になってしまいます。僕は所帯持ちなので、サブハーネス側のオスをメスに去勢します。

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サブハーネスのオスをカット

こんなこともあるだろうと買っておいた電工圧着ペンチの出番です。

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オレンジグッズがまた増えた

必死すぎてキボシを圧着する作業の写真を撮り忘れましたが、結構コツがいりますね。これ。徳用を買っておいて正解です!

サブハーネスのオスをメス化したら、ちゃんと点灯するかやハイフラが起きていないかをチェックします。

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でろーん

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両方…

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…ついた!

問題なく動作することが確認できれば、あとはワイヤリングだけ!かなりシビアですがケーブルが断線したりしないよう気をつけつつ仮で配線をしてみます。なおウィンカーはフェンダーレス化の際に開けた穴を再利用することでドリルなどは不要でした。

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ケーブルを左右に振る

配線が完了したら、貼り付けウィンカーを両面テープを使っての好きな場所にはっつけます。

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ええやん!?

配線をなんとか押し込んで、白いリアフェンダーを戻します。ガソリンタンクに異物が入らないよう注意するのが一番大変!

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完了!

作業は以上です。お疲れさまでした。

 

所感をば

作業自体は付け替えだったのでそれほど苦労しませんでした。ウィンカーもスモークの方が光が目立つのでクリアレンズよりかえって視認性は上がった気がします。何よりリア周りがさらにスッキリしたことが良かった。

690の単気筒特有の振動にどこまで耐える事が出来るのかはこれからも静観していきたいと思います。

こんなかんじ。


KTM 690 ENDURO R のカスタムについては以下ページですべて見れます

【更新終了】KTM 690 ENDURO Rのカスタム・整備情報まとめ

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