このページはKTM 690 ENDURO Rのカスタマイズした内容を随時更新していたページです。
最新更新日時:2017/06/16
このページは今後更新されることはありません。更新は終了しました
KTM 690ENDURO Rのカスタム一覧
KTM 690ENDURO Rのカスタムについて紹介します。
ガード類
690 ENDURO Rには元々ガードが付いていますが以下を追加。
アルミハンドガード
元々樹脂製のハンドガードだったが固い地面にて転んだ際にブレーキレバーが簡単に折れてしまった。これ以上被害を出さないよう樹脂製からアルミハンドルガードに変更した。
アルミガード
折れたレバー(一本6000円)
ラジエータープロテクター
海外の690EDオーナーでよくある故障報告の1つがラジエーター故障。岩など硬い尖ったものにラジエーターがヒットすると即故障するとのこと。
「ラジエーターの修理は費用掛かるのでラジエータガードはしておけ」という記事を見かけた為導入。なおラジエーターは7万円弱。
その後林道で転んだ拍子にラジエータープロテクターに岩がヒット。鉄が曲がってしまうほど衝撃だがラジエーターは無傷で済んだのはプロテクターのおかげ。入れておこう。
多少重くなるが初心者にオススメ。
操作系
ハンドルバー・ブレーキ・クラッチ・等、操作する部分についてのカスタム。
アルミ削りだしの社外品リアブレーキペダル
標準のリアブレーキペダルはアルミですがかなり柔らかくて転ぶとぐにゃっと曲がります。曲がることで衝撃を吸収してくれているようですが曲がる→治す→曲がる・・・と繰り返すうちについに折れてしまいました。その結果今度は固いペダルを装備しました。
アメリカのClean Speed Engineering社の KTM 690 Brake Pedalという商品でアルミ削りだしですのでかなり固くしっかりしています。
吸気/排気系
イマドキのバイクは排ガス規制の関係で多かれ少なかれパワーダウンされており吸排気をカスタムすることで本来のパワーが発揮できる。が、690に関してはすでにパワー十分のためパワー以外のメリット目当てでカスタムを行った。
開放型エアクリーナーボックス
エアクリーナボックスへETCを取り付けるために面積の小さい開放型のエアクリーナーボックス(パワーパーツ)へ変更。
吸気音が派手になり若干燃調が薄くなったように感じたがその後ECUの自己補正機能により気にならなくなった。(体が慣れた?)アクセルを開けるとポコポコと空気を吸う音が顕著になった。
開放型エアクリボックス(通称茶こしクリーナー)
開放型エアクリボックスの隙間を埋める
上記エアクリボックスは成形があまいようで歪んでおりすき間があるとの事。周囲をスポンジで固めることによりすき間を無くすことが出来る。
知り合いからエプトシーラーをもらったがこれが良かった。
スポンジフォームエアフィルター
KTMのパワーパーツにあるスポンジのエアフィルター。オイルは初めから塗布されています。
純正のビスカス式のペーパーフィルターはごみの除去能力は高いがオフロードだとすぐに目が埋まってしまい役不足。早めにスポンジのフィルターに替えましょう。
KTM POWER PARTSKTMパワーパーツ/フォームエアフィルター 690
紙フィルターのまま一年間交換しなかった結果、エアクリボックスには砂が結構入っていたとの事。
REMUSサイレンサー
熱対策と軽量化目的でKTMパワーパーツREMUSステンレスサイレンサーへ変更。
軽量化ならチタンのアクラポビッチに軍配が上がるが、REMUSは排ガス規制(ユーロ4)に対応しているので車検対応で純正サイレンサーより1kg程軽くなる。熱は多少改善されたがまだ熱い。dBキラーを外すとさらに改善しそうだが爆音は好みではないためしばらくは様子見。
KTM/REMUSのレーザー刻印付き
サウンド比較動画
STOCK vs REMUS exhaust KTM 690 ENDURO R(2015)
ガソリンタンク周り
KTM 690 Enduro Rはリアにガソリンタンクがある。これにより良くも悪くもほかのオフ車とは異なる特性がある。
給油口とフューエルキャップ
純正の給油口はすり鉢状になっており、キャップの周りに砂とか泥が付いたままキャップを開けてしまうと泥がタンク内に滑落していく事になります。
それを防ぐために、Rally-Raid Productsにて販売されている給油口とキャップ、そしてDRCのワンウェイバルブ付きユニフローホースへ交換しました。
給油口
キャップとワンウェイバルブ
これでようやく安心して走れます。
ダブルテイクミラー
純正のミラーは視認性が良く振動にも強いがダートで折りたたむことができない為、社外品の折りたたみ可能なミラーに変更。可変ミラーの中でもDouble Take Mirror(ダブルテイクミラー)はRAMマウントのパーツを使っているため工具不要で調整が可能。
Double Take Mirror
海外のアドベンチャー関連のスレッドでは定番中の定番。ただし値段が高い。
安くダブルテイクミラーを作る方法もある。
スプロケット
690 ENDURO Rの二次ギア比は「フロント15T・リア45T」。
オンロードを走る時期は標準のギア比で何も不満はない。ダートメインで走る時は14Tにスイッチし、さらにリアスプロケットも45Tヘ変更した。
フロントスプロケット14T
ダートにおいて低回転域が薄いと感じることが多かった為、ドライブスプロケットを1T下げて加速重視のセッティングを行った。
高速走行では交換前より回転数を上げないといけなくなる為振動が増えるが、ダートや市街地などでの低速域は扱いやすくなった。フロントアップもやりやすく捲れやすい為ちょっと怖い。エンブレが強くなり運転していて疲れるのも14T。
交換前のドライブスプロケット
リアスプロケット50T
フロントを14Tにしてもまだアイドリングでの速度が速かったためリアスプロケットを45Tから50Tヘ変更した。
見た目が何よりかっこいい!!
だいぶ扱いやすくなったのとオレンジアルマイトのスプロケットはかっこいい。が長距離ツーリングではフロントを15T、できれば16Tにした方がよいと思う。
タイヤホイール関連
タイヤ履歴
タイヤ交換履歴と簡単なインプレッション
タイヤ交換手順
走行距離 | タイヤ種類 | 一言インプレ |
---|---|---|
0km | (F)Metzeler sahara enduro 3 (R)Metzeler sahara enduro 3 |
690標準装備のデュアルパーパスタイヤ。オンロード性能はかなり高く舗装路での信頼性は高いがダートではよく滑る。フラットダートであれば問題ないがオンロード寄り |
3200km | (F)MICHELIN S12 XC (R)MICHELIN AC10 |
ダートでは良く進みよく止まりそして滑りにくい。急斜面でもグイグイ登っていくので安心して走れるが、舗装路では強めにブレーキを握るとすぐ滑る。舗装路での急のつく運転はかなり危険。交換直後は舗装路の白線や小さいワダチでも影響を受けるため恐怖しか感じなかった。 |
4600km | (F)Metzeler sahara enduro 3 (R)Metzeler sahara enduro 3 |
オンロード仕様に戻した。タイヤを戻したことで接地感が増えて加速感も増した。 |
6500km | (F)MICHELIN S12 XC (R)MICHELIN AC10 へ戻す |
AC10はタイヤの向きがない為反対向きにしてあげたところ新品のフィーリングが体感できた。AC10は半分ほど減っているがまだまだ使え、最終的には2分山くらいになったがフラットダートやちょっとしたヒルクライムでは問題無し。ただしロードノイズや高速走行ではぶれるため100km/h以上は怖くて出せない |
7600km | (R)IRC TR-011 TOURIST : REAR | デュアルパーパス用・エンデューロ用ときたので次はトライアル用タイヤを選択してみる事に。舗装路走行も考えられたライダーをダメにするタイヤIRCのツーリストを選択。階段2段くらいの岩を乗り越えたり、木の根っこでもグリップする噂通りのタイヤ。空気圧はF1.0,R0.8でダートを走ったがEDRの重みでタイヤがかなり潰れていた模様。ビードストッパー、ハードチューブは必須。ゆっくり走る分にはかなり信頼性が高いと感じたしパワーのあるEDRでも楽しめる。1500km程走ったがまだまだグリップは落ちておらず根っこもグリップしてくれている。燃費は20km/lと下がった印象。 |
9000km | (F)Metzeler sahara enduro 3 (R)Metzeler sahara enduro 3 |
オンロード仕様に戻した |
9300km | (F)VeeRubber VRM211F (R)VeeRubber VRM211B |
前後新しいブロックタイヤに一新。1300km時点でのインプレ |
11200km | (F)BR-99(R)VE-33 | レース用にタイヤを新調。400kmほど走ったVE-33のインプレ |
ビードストッパー
ダートでは空気圧を落として走行するが、チューブタイヤで空気圧を落として走行するとリムとタイヤがズレてチューブが千切れる可能性がある。EDRはよりパワーがある車両なので導入した。ホイールウェイトバランスがおかしくなるということだったが鈍感なせいか気にならなかった。二つ入れるとバランスもとれるとか。
ビードストッパー
ヘビーチューブ
名前の通り重いチューブでパンクしにくくなるらしい。
足回りのウェイトアップを気にしなければ価格は同じくらいなので試してみても良いかもしれない。タイヤ交換の難易度は上がる。
ヘビーチューブ
電装
電装関連のカスタマイズ
リアウィンカー
純正のリアウィンカーは衝撃に弱くすぐに折れてしまった。フェンダーレスへ変更したタイミングでウィンカーも変更した。
ワレンズ
その後、上記ウィンカーのキャップが吹き飛んでしまった為、レンズ交換ではなくウィンカーを貼り付け型のウィンカーへ変更。
貼り付けレンズ
ETC
大型バイクなので高速も絶対乗るだろうと考えて納車時に装備。紆余曲折ありエアクリーナーダクトの上で落ち着いた。
ETCカードの出し入れもここならなんとか…
スマホマウント
ナビや停車時にいちいちスマホを取り出さなくて良いのでRAMマウントを選択。
見た目が好みなのとマウントシステムが優秀。マウンターのゴムが外れてしまう為接着剤などで補強するか予備のゴムを用意しておくと良い。
RAMマウント
USB給電
アクションカム、ビーコム、スマホとイマドキのITガジェットの充電方式はUSBの為導入。スマホの充電切れの心配をしなくて良いと言うだけで心にゆとりが生まれる。スマホが死ぬとソワソワしてしまうゆとり世代の自分には必須アイテム。
シガーソケットより場所も取らない
雑に扱っていたところ上記ポートごと千切れてしまった為、以下商品へ付け替えた。
2ポートあるのでまたちぎってしまっても安心。
でもぶっちゃけ1ポートで足りるかな。
マップ切り替えスイッチ
ECUマップを切り替えるロータリーダイヤルがシート下にあるがその切り替えをハンドル周りで行えるようにしたもの。社外品で”Stock”,”Mild”,”Wild”を切り替えられる。市街地はMildモード、峠やダートはWildとシチュエーションによって切り替える事が出来るようになる。
マップ切り替えスイッチ
ダートではガレ場などゆっくり進むときは”Mild”、ヒルクライムやフラットダートでは”Wild”が楽しく走れると感じた。
その他
プカプカホーン
幼児用ホーンを付けている。完全にネタ。お遊び用。
プカプカホーン
もともとは他の690と差別化するために一時的に付けたホーン。読者の方から面白がられたり怒られたりといわく付きの一品。なおリアルでは誰にも突っ込まれない模様(見て見ぬ振り)。ネタアイテムで飽きたら即捨てるはずが、いろいろあったせいか謎の相棒感が芽生えつつあるのは内緒。
パンプキンハンドガード
ハロウィンなのでハンドガードをパンプキン仕様にしてみた。案外、防風・ブッシュガードとしてもちゃんと役目を果たしてくれ、フツーに使う事ができる。
作り方は以下
メンテナンス履歴
KTM 690 ENDURO Rのメンテナンス履歴を記録していきます
走行距離 | 概要 | 内容 |
---|---|---|
0km | カスタム | 納車時前のカスタム・ETC装備 ・USB電源装備 ・スマホ用RAMマウント装備 |
980km | ディーラー点検 | 一か月点検・エンジンオイル交換(ディーラーオイル) ・リアリフレクター場所変更 ・純正グラブバー取り付け |
1000km | カスタム | ・リアフェンダーをフェンダーレス化 ・ナンバー灯・リアウィンカーを社外品へ交換 |
1100km | カスタム | パワーパーツ4つ取り付け・PP開放型エアフィルターカバー装備 ・ETC位置変更 ・PPラジエーターガード装備 ・PPアルミハンドガード装備 |
2000km | カスタム | ・PPフロントスプロケット(14T)へ変更 |
2300km | カスタム | ・PP REMUSサイレンサー交換 |
2650km | 定期メンテ | ・エンジンオイル交換(MOTREX:CROSS POWER 4T) |
3000km | カスタム | ・プカプカホーン(リス) |
3200km | カスタム | オフロード向けタイヤ装備・フロントタイヤ交換(MICHELIN S12 XC) ・リアタイヤ交換(MICHELIN AC10) ・ビードストッパー装備(DAYTONAリムロック) ・フロントヘビーチューブ化(IRC/HEAVY TUBE 90/90-21M) ・リアヘビーチューブ化(IRC/HEAVY TUBE 120/80-18M) |
3400km | カスタム | ・ミラー交換(Double Take Mirror) ・マップ切り替えスイッチ導入 |
4400km | カスタム | ・ウィンカー交換(貼り付け型) ・リアシートバッグ追加(Enduristan XS 6.5L) |
4600km | カスタム | オンロードツーリング仕様に変更 ・Fスプロケ14T→15Tへ戻す ・フロント・リアタイヤ戻す(Metzeler sahara enduro 3) ・エンジンフラッシング(MOTOREX FORMULA 4T) ・エンジンオイル交換(MOTREX:CROSS POWER 4T) |
6000km | カスタム | ・USB電源変更(DAYTONA USB POWER SUPPLY USB2ポートタイプ) |
6500km | カスタム | オフロード仕様に戻す ・Fスプロケ15T→14Tへ ・フロントタイヤ(MICHELIN S12 XC) ・リアタイヤ交換(MICHELIN AC10) ・ビードストッパー装備(DAYTONAリムロック) ・フロントヘビーチューブ化(IRC/HEAVY TUBE 90/90-21M) ・リアヘビーチューブ化(IRC/HEAVY TUBE 120/80-18M) |
6700km | 定期メンテ | ・エンジンオイル交換(MOTREX:CROSS POWER 4T) |
7000km | カスタム | ガソリンタンク周りのカスタム・給油口(Rally-Raid Products)・フューエルキャップへ交換・ワンウェイバルブ付きユニフローホース(DRC)取り付け |
7600km | カスタム | ・リアタイヤ交換(IRC TR-011 TOURIST : REAR ) ・ハンドルガード交換( Barkbusters STORM Handguard ) |
8100km | 定期メンテカスタム修理 | ・エンジンオイル交換(MOTREX:CROSS POWER 4T) ・クーラントを交換(MOTOREX M3.0) ・リアブレーキペダルをアルミ削りだし社外品に交換(Clean Speed Engineering Brake Pedal)オイルフィルターカバーのボルトのタップだし(M5からM6へ) |
8500km | カスタム修理 | ・スタックベルト装備・ハンドルバーマウント(47mm)への交換 |
9000km | カスタム | オンロードツーリング仕様に変更 ・Fスプロケ14T→15Tへ戻す ・フロント/リアタイヤ戻す(Metzeler sahara enduro 3) |
9300km | ディーラー点検カスタム | 一年点検とカスタム・クラッチOIL交換・FブレーキOIL交換・RブレーキOIL交換・燃料ポンプフィルターキット交換・PPフォームエアフィルターへ交換VeeRubberのブロックタイヤ交換・フロントタイヤ交換(VeeRubber VRM211F(90/90-21) ・リアタイヤ交換(VeeRubber VRM211B(140/80-18)) ・フロント リムバンドをDUNLOPリムバンド 22-21に交換・フロントヘビーチューブ化(IRC/HEAVY TUBE 90/90-21M) ・リアヘビーチューブ化(IRC/HEAVY TUBE 140/80-18M) ・フロントスプロケ14Tへ交換 |
10150km | カスタム | エアーフィルター周りの隙間埋め微カスタム |
11200km | カスタム・整備 | オイル交換ABSキャンセラードングルを取り付けリアスプロケットを45Tから50Tへ変更してチェーンもDIDの520VX2へ交換フロントタイヤ:BR-99,リアタイヤ:VE-33へタイヤ交換とリアをダブルビードストッパー化 |
故障履歴
KTM 690 ENDURO Rの故障履歴です。転倒などでのパーツ破損は故障とはせず直接的でない理由で故障した時のみ書くこととします。
走行距離 | 対応 | 内容 |
---|---|---|
10050km | 保証修理 | クラッチ不具合発生クランクケースからカランカラン・ガチャンガチャンという異音がするようになった。原因はクラッチをとめているボルトの緩み。出荷時の取り付け(ロックタイト)が甘かったのが原因との事。強固なロックタイトをつかったので再発することはないだろうとの事。保証対応で |
10300km | 保証修理 | ラジエーター故障ラジエーターコアからクーラントが漏れ出すようになった。ラジエータープロテクター装備済みで漏れる箇所に目立った傷や曲りが無かった為クレーム処理として対応。 |
最終走行距離
最終走行距離は 12,872km でした。
さよなら。